プロから得たフィードバックを堅実に新機種に落とし込み、機材とメーカーに対する信頼性を高めていくというのは、ソニーが映像機器分野で当たり前にやってきた事。
ソニーはプロサポートを法人向けにも拡げて来たことからも分かるように、確実にプロ市場にくい込んでいる。
開発担当が現場に赴き、プロの要求を吸い上げ、実際に新製品やファームアップで形にする。
アマチュアが喜ぶ派手なスペックアップより、プロが納得する仕事道具としての完成度を高める事にフォーカスする。
こういうことを繰り返していると、メーカーとプロとのリレーションシップはどんどん高まっていくから、"聖域"を脅かされるキヤノニコにとっては一番嫌なところを付かれてる。
もはやカメラ業界はミラーレス化待ったなしの状況で、プロ市場もその例にもれない。
ミラーレスで先手を打ってプロ機を出し、プロの評価と支持を高めていけば、プロ市場の勢力図を塗り替える事が出来る。
ソニーはよく分かってるよ。