あなたの妄想のお手伝いします
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現実にはとてもできないことでも、妄想の世界（パラレルワールド）では
ほとんどのことが可能になります。
もし、あなたが今のままではなにか足りない気持ち（不全感）をつねに抱
えているのだとしたら、それは自分自身を充足する方法が現実だけに囚わ
れてしまっている証拠なのです。
閉鎖された意識はあなた自身を損ないます。
ここは、ディズニーランドのような子供の夢を叶える所ではありませんが
（あなたの）成熟した大人の妄想の世界を経験できる場所です。
さあ、生きているあなた自身を解放してあげてください。
現実の牢獄に幽閉されている自分自身を・・・・・。
あなたの妄想の世界を、ここに書き込んでください。 >>1
【妄想の流儀】
妄想の世界で起きたことは現実の世界に関わらせてはいけません。
これはパラレルワールドで自己を解放する際に守らねばならない
基本的意識のありかたです。
パラレルワールドでの「倫理観」と呼んでもいいでしょう。
なので、妄想の世界で感情が高ぶり、現実の世界でお互いを確か
め合おうとすることは御法度なのです。
妄想の世界（パラレルワールド）で起きたことはパラレルワール
ドの範疇で解決、処理すべし。これに反した行動を取る者は、す
べて最終的に現実の世界に引き戻され二度とその世界に戻れなく
なります。 >>2
特定の感覚器官のはたらきを意図的に削除することによってパラレルワールド
が現前します。このことをごく簡単に理解するためには、外科手術の前に行う
麻酔を考えてみればいいでしょう。
麻酔では、意図的に感覚器官のはたらきを停止させ、パラレルワールド(無痛世界)
をつくりだします。
なぜそんなことをするのかと言えば、取りも直さず自身の患部を治療するため
であり、同時に施術者が治療を行いやすくするためです。
しかし、身体的な患部だけを治療するためであれば、そのパラレルワールド（無痛
世界）が適していますが、「妄想世界」でしか治療できない症状が人間には存在
しているのです。その症状とは、すべての人間が誰しも持っている「ある意識」が
（抑圧され）悲鳴を上げている状態を指します。
その「ある意識」とは、すなわち、性への渇望・・・のことです。 >>3
ところで、この「ある意識」＝性への渇望は、人間が自分の身体の一部を壊死
させることを怖れるほどに大切な何かなのでしょうか？
多くの者（特にストイックな精神に支配された人間存在）ほど、この意識の
はたらきを軽視し時には忌避する傾向があります。
フロイトの精神分析によって検証された事実によれば、そのことは、人間の
精神活動に歪みと障害をもたらし、けして幸福な人生を結果するとは言えない
ことが知られているようです。
つまり端的に言えば、「ある意識」＝性への渇望を自己の内面に抑圧し「壊死」
させようとする試みは、人間が本来希求する幸福感の持続とは矛盾している
ということになってしまうのです。 >>4
パラレルワールド（妄想世界）は、そうした幸福追求を可能とする意識のはたら
きを抑圧（正常でない負荷）から解放し、本来の健康な意識状態に復活させるた
めの手段です。
ただし、その手法は「無痛世界」のような全感覚の遮断までを必要とするもので
はありません。
ある一定の感覚を部分的に削除することによって、その効果は十分に得られるでし
ょう。
なお、このパラレルワールド（妄想世界）は、「無痛世界」よりも「現実世界」に
近いので重要な注意点が一つあります。それが、>>2で掲げたとおりのことなのです。 >>5
抽象的な説明だけでは理解し難いかもしれません。
では、ここから具体的な臨床例を紹介してみることにしましょう。
これは筆者が、このパラレルワールド（妄想世界）を医学的な「無痛世界」に似た
ものとして（ある意識を渇望している）対象者へ使用してみた記念すべき第一例で
あります。
その女性の名は、haru（仮名）と言います。
ＳＮＳを通じて知り合うこととなった彼女は、初見から異常な様子でした。明らか
に心に何らかの闇を抱えていることは明白だったのです。
彼女は、いつもあるテーマについて語りたがったのです。たとえば「死」について
とか。 >>6
haruの「死」に対する認識は、かなり特殊なものでした。それは、一見、高僧が悟り
の境地で体得する思念に似ていましたが、実は、それとはまったく違う何かでした。
端的に言えば、彼女は「死」を渇望していたのです・・・・。
人間がなぜ、このような精神状態に陥るのか？彼女の生い立ち、人生経験、今置かれ
ている立場等を総合的に捉え考えてみる必要を感じました。
彼女は、こう言います。「自分が生きていることにはたいした意味がないのだ」と。
そして、こうも言います。「死を経験してみたい」と・・・。
彼女の「生への諦め」は、いったいどこから来るのか？彼女の身なりや容姿を観察す
ることで直観できるところがありました。 >>7
＊＊＊haruの場合＊＊＊
ノートパソコンのカメラの前に立っている地味なグレーのスーツに身を固めた彼女の
姿は、お世辞にも私の美意識を掻き立てるものではありませんでした。
かといって、失望を感じたというわけでもなかったのは、私自身の中にある美意識と
は別の価値観に共鳴する何かを彼女に感じたからなのかもしれません。
身長は１５８ｃｍ。肉付きの良い身体をしているのが、ピッタリとした衣服の上から
十分に想像できました。グラマーですが、太っているわけではありません。
ミドルショートのワンレンの黒髪は、よく似合っています。
私が彼女に惹かれたのは、ＳＮＳでの書き込みもさることながら、その声でした。
知性に満ちた、まるで天国から聞こえてくる聖母の声・・・・。同時に、ある懐かし
さをもった、やすらぎを感じさせる音声だったのです。 >>8
ｈaruの正面からの顔が、こちらのＰＣのモニターに映し出されました。
こちらの様子は見ることができないようになっています。
私は、最初に彼女の年齢を聞いておかなかったことを、このとき後悔しました。
そこに映し出された顔は、７０代以上の女性のようにしか見えなかったからです。
といっても、顔全体に深い皺が刻まれているとかいうわけではなかったのですが。
その何とも形容し難い迫力が、相当な加齢を想像せずにはおれなかったのでしょう。
こんな力のある確信に満ちた表情は、少なくとも５０代以前の女性には出せないもの
です。
彼女は、いったい何歳（いくつ）なんだ・・・・と、苦い気持ちを抑えながら、私は
その画面に向き合っていました。 >>11
ｈaruは、カトリック系の厳格なお嬢様学校を出て、すぐに結婚し１０代で子供をもう
けたということでした。
長女はもう大学生という話なので、（彼女の）だいたいの年齢はそれで察しがつきます。
厳しい道徳律のもとで教育された女性にありがちなことですが、彼女は夫以外の男性を
知らないということでした。
彼女が身に着けている「厳めしい雰囲気」は、おそらくそこに由来するものなのでしょ
う。
この人を、「妄想世界」のパラレルワールドに連れていくことは可能なのだろうか？
と、その自信に満ちた風貌をモニターの中に見ながら私は。その時点では懐疑的になら
ざるを得ませんでした。 >>12
ですが、次の瞬間、その疑念は一瞬で晴れることとなったのです。
haru は、何の躊躇いもなく、自らの衣服を脱ぎはじめました。
白いキャミソールを肩から外して床に落としたその全裸の上半身を見た時、私の心配と
不安は、歓喜と確信に変わることになったのです。
そのメリハリのあるグラマーな肉体は、ギリシヤ彫刻の女神像を思わせました。
到底７０代の身体どころではありません。３０代か・・・４０代前半の成熟した、しか
も、とびきり美しい輝ける身体がそこにあったのです。
私は、彼女と少しばかり携帯で話し、その結果、彼女が私の実験にふさわいしい人材で
あることを確認できました。
彼女は、私に裸体を見せたことを特に気に咎めるふうでもなく受け容れていたのです。 >>13
【妄想実験】
さて、これから、haruを被験者とする私のメソッドが、いかに処方され当人に適用さ
れたのかを詳細に報告することにします。
結論から申し上げれば、この実験は最後の瞬間まで成功していましたが、ある予想だ
にしない出来事によって残念な結果に終わることとなりました。
その結果が、次の実験で生かされることとなったのは言うまでもありません。
まず、はじめにharuに処方されたのは、「全身麻酔」の限定バージョンのような仕掛け
でした。
全身の感覚を外部から全面的に遮断する外科手術の「全身麻酔」を応用したものとして
パラレルワールド（妄想世界）構築のため独自に開発されたものです。
それは、五感のすべてを、被験者の精神的負荷がかかる対象（性的対象）についてのみ
遮断するという方法です。 >>14
〔妄想世界：レベル１〕
被験者であるharuの五感は、幼少期に植え付けられた厳格な道徳律によって抵抗を感
じてしまう「性的対象」についてのみ、いわば麻酔がかかったような状態になります。
つまり五感は、その他の外部に対しては正常に機能しているのですが、ただ「性的対象」
についてのみ五感を経ずに脳神経へ直接（妄想として）入力されるということなのです。
その手段として用いられたのが、クリエイティブ・メソッド（創作手法）でした。
これは、被験者に創作的な国語力が一定以上ないと処方できないのですが、彼女の場合
それは十分過ぎるほどでした。
彼女は、「性的対象」への感覚が一切排除された文章によって、それで脳内に構築される
妄想世界の中で『オーガズム』に達することができたのです。
それによって、彼女の脳内に頑固にこびりついていたキリスト教的道徳律が、少しずつ
融解していくこととなりました。 >>15
ＰＣの向こうに居るharuは、特定の「言葉」に敏感に反応しました。
〝パン・パン・パン〟という性行為を妄想させる撥音や、〝唇を奪い舌を差し入れる〟
〝柔らかい乳房をもみしだく〟〝ペニスにむしゃぶりつく〟という言葉だけでイク
ことができるようでした。
彼女を画面で見たときの「ＰＴＡ会長のような厳格な顔立ち」からは想像も出来ない
ぐらいの乱れっぷりに、私は、この段階ですでに実験の成功を確信していました。
彼女の脳内では、すでにキリスト教連合は白旗を上げ、一人の女性としての幸福な
意識が歓喜の叫びをあげていたのでした。
妄想世界のレベル１は、これで完了です。
次は、レベル２。（性的対象に対して）削除されている感覚を一つだけ加える作業を行
います。
まず加えたのは「聴覚」でした。 >>16
〔妄想世界：レベル２〕
ここで、なぜ妄想のレベルを上げる必要があるのかを説明しておかねばならないでしょう。
先に総論の中で述べたように「妄想世界」と「現実世界」は相互にリンクすべきではない
のでした。なぜかと言えば、パラレルワールドに適合している人間存在が、そのままの条
件をもったままリアルワールドへ移行することは、リアルワールドの強大な磁場に呑み込
まれ破滅することを意味しているからです。
「リアルワールドの強大な磁場」とは、いったい何でしょう？
それは、この論述がすべて終わる頃に明らかになると思います。
話を戻すと、妄想のレベルを上げる必要性は、「妄想世界」と「現実世界」の甘美で破滅的なリンクの「安全装置としての意識」を訓練するためなのです。
訓練していない「妄想世界」の意識は、簡単に「現実世界」へ引き寄せられ致命的な失敗を
する可能性が高いからです。 >>17
レベル1において、脳内の意識に「性的対象」についての容認をもたらすことに成功した
後、妄想世界での意識を訓練し鍛えるために（つまり不用意に現実世界にアクセスしない
より強靭な意識をもたせるために）haruの「聴覚」を解放しました。
このことは、「妄想世界」を「現実世界」に近付けることにしかならず一見矛盾した
処方のように思えるのですが、けしてそうではありません。
脳内意識の中で抑圧され否定されてきた「性への渇望」を、現実から最も遠いところ
で復活させたところで、その意識自体が脆弱であれば、簡単に二つの世界はリンクし
てしまうからです。
意識の強度を引き上げるためには、レベル１～レベル５までの修練を必要とします。
そうすることで、その意識はふたつの世界の違いや相容れない部分、メリットやデメリ
ット等に気付くことになるでしょう。
予想通り、彼女はレベル2の段階で、前段階を凌ぐ幸福と歓喜に震える経験をするこ
とになりました・・・。 >>18
haruは、高校を中退していたことがわかりました。１０代で、銀座のホステスをしてい
たことも告白してくれました。そして、彼女の夫は、超有名私大の卒業生であることも
・・・・。
十分な想像力がはたらく意識下において、自分自身と正反対の生きざまをしてきた者を
配偶者に選ぶということは矛盾しているように思えてなりません。
彼女の場合、青少年期の想像力の欠如が、ただ自己のプライドを守るためだけに現実の
世界に敗北し続けてきたのではないかと直観しました。
おそらく彼女は、現実世界と自己自身を幸福に結び付けることができなかった。しかし
今まさに、パラレルワールドに足を踏み入れたことで、それを獲得できる可能性が拓け
てきたわけです。
彼女が、その生きている現実世界に否定的意味しか見いだせなくとも、今はたとえそう
だとしても、もう現実世界を乗り越える意識力（想像力）を得たも同然なのですから。
このことで彼女が現実世界のすべてを一旦捨てたとしても、それは彼女にとって終わり
ではなく、はじまりを意味することになるでしょう。 >>19
聴覚を解放されたharuの歓喜と興奮の声が、携帯のスピーカーを通じて流れて
きました。知性に満ちた、まるで天国から聞こえてくる聖母の声は、欲情に乱れ
卑猥な喘ぎ声に変わっていました。
その変化の大きさに、私は驚き、ある期待感をもった胸騒ぎを感じ続けていまし
た。彼女は、すすり泣いてさえいました・・・・。
それが性的興奮の極致で生じる女性特有の反応であることは承知していました。
それは、彼女を支配していた厳格な道徳律が敗北ゆえに流す涙というより、解放
された彼女自身の本来性が、あらたな地平に向き合い流す感動の涙なのでしょう。
その勝利が現実世界の彼女にもたらされるとき、そこに何が起きるのかは、まだ
お互いが予想だにしなかったのですが・・・・。 >>20
ｈaruは、スピーカーから流れる私の声に敏感に反応していました。
性的な言葉を彼女の脳内に聴覚を通して送り込むだけで、それまでとは比較にな
らないほどの反応を（彼女から）引き出すことに成功しました。
この段階で、彼女は私に写メを送ってきました。
私自身は、まだ最初に見たインパクトのある容貌が記憶に残っていたこともあり
それは期待していなかったのですが、一応、確認することにしました。
奇跡のような数枚の写真でした・・・・。
一枚は、カメラで顔を隠しながら撮影されたもの。
一枚は、バスルームのようなところで撮影された全裸の全身像。
一枚は、ギリシア彫刻かと見紛うばかりの全裸の上半身を至近距離から見上げたもの。
特に、２枚目の写真の、（バスルームの水蒸気のせいでか）紗がかかったようになった
彼女の容貌の美しさに目を見張りました。
かつて見た、厳めしい鉄の女のような雰囲気はもはやなく、そこにあるのはニンフ
（ギリシア神話に登場する女神）のようにエロティックな美貌をもった成熟した女性
の姿でした。 >>22
ｈaruは、私とのやりとりを楽しむときには、出張の多い夫の留守の時か、自分自身
も仕事を装い安ホテルの部屋をとったりしていたようです。
二人の娘とは同居していないようでした。その理由はあえて聞きませんでしたが、経
済的な問題など、だいたいの察しはつきました・・・・。
ちなみに、私はこのパラレルワールドの構築＝「妄想世界」の実験を不倫や浮気のよ
うな現実的行為とはそもそも認識していなかったこともあり、彼女ほど厳重なセキュ
リティのもとにこのことを遂行しているわけではありませんでした。
それはは私自身の油断であったと思っています。
しかし、そのことが破滅的な事態を招くことがなかったのは不幸中の幸いでした。
今でもそうですが、この作業は自分自身の天職のように考えているので、そのことを
理解できない者とパートナーでいることは、そもそも不可能なのだという確信は変わ
っていません。
それについて妻が納得してくれたのかどうかは定かではありませんが・・・・・。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
