彼女たちの多くはずっと専業主婦で、離婚や死別で一人暮らしになり、わずかな年金しか受給できないものの、資格も就業経験もないのでいまさら働いても満足な収入は得られない。そんな彼女たちにできる唯一のことは、男に尽くして養ってもらうことなのだという。

高齢者の婚活市場が残酷なのは、裕福な男性に対して女性の数が圧倒的に多いことだ。当然、ほとんどの女性は満足なパートナーを見つけられないまま老いていく。そうなると、乏しい年金以外に資産も仕事もなく、生活の糧をもたない彼女たちは生活保護で生きていくほかなくなる。こうして日本社会の底辺に吹きだまっていく姿を目の当たりにして、その男性は「難民」と評したのだ。

ソースhttps://www.news-postseven.com/archives/20181115_794497.html?DETAIL