【赤毛のアン】ゴグとマゴグ【パート18】
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
お給金そこそこいい額貰ってると思うな
年とっても亡くなるまでブライス家が面倒見ると思うけど
そして貯金は親戚が残ってるなら親戚に
そうでないならシャーリーにいくと思うけど
嫁入り前の若い小間使いは教育も兼ねてるってことで安いお小遣いしか与えられないだろうけど
スーザンくらいの年だといっぱしの家政婦扱いだから
もしお給金少ないなんてことが村に漏れると医者一家としてのメンツもたたないw
スーザン自体はお金そんなにいらないと思ってるかもしれないけど
家政婦仲間と雑談してお給金の話になったときに
自分はよそよりしっかり貰ってると思えば鼻も高く
ブライス一家への忠誠もますます強くなろうというものだ ウインディウィローズの老婦人達はレベッカデューに十分なお金を残してあげるでしょうね 住み込みで24時間勤務はきついだろうなーと思うけど
あの時代、独身女がよそに働きに行くのも辛そうだし
それなり気の合う優しい雇い主がいたら最高にラッキーかもな 食と住を確保できるしね
結婚してなくて親兄弟頼れない女性なら、仕事としてまったくない選択ではないね 知り合いの家に住み込みの家事手伝いなものなのかな
好きなもの(衣服とか)が自由に購入できる程度のお小遣いみたいなお給料だろか そもそもまだまだ階級社会が尾を引いてる時代だから
中流感覚でそこそこの給金与えられていれば
労働者階級としては余裕の老後送れるっていうのもある
生活に必要な最低ラインが全然違うから ミス・ジョセフィン・バリー、ミス・エイダ、マリラといった家持ち独身女性はともかく
レベッカ・デューやスーザンの老後の人生設計はどうなっていたんだろう
もらったお給金を基に親族の家(スーザンの場合は弟)に寄宿? 子持ちブライス家はきっとシャーリーが面倒見るんだろうけど
スーザンがそれをアテにしてるとはあんまり思いたくない
スーザンもレベッカ・デューも親族がいるならお世話になるか
でなきゃ高齢独身女性同士で一緒に住むのかなって思うけど
長く勤めてるなら貯金と雇い主の好意で小さな家くらい買えるんじゃないかなと思う
そこで下宿人置いたりね 納得しました
家が一生の高額な買い物というのは日本人的発想だったわw
ここでスーザンについての書き込みを読むほど
坊ちゃんの清が思い浮かぶ 夢を壊して悪いんだけど、銀の森のおばちゃん(ジュディ)のように、
死ぬまで現役だと思う。 どれだけ勤めててもただの使用人扱いの家だと死ぬまで現役だろうな
スーザンやレベッカ・デューは雇い主がそれなりに考えてくれるだろうよ いよいよとなったら救貧院とやらに行くのかな
かなり惨めな所なんだろうな スーザンやレベッカはメイドというより家政婦に近いから、
雇い主がまともなら、終身雇用か、老齢で働けなくなったら終身年金を出すので、救貧院行きということはない
むしろ、家政婦が救貧院送りになるような家という噂が立てば有能な人材が来なくなるので、それなりにちゃんと暮らせるような処遇をするよ それを聞いて安心した
あのころの医療では何年も寝たきりというのはレアなケースだろうしね おばちゃんは死ぬまでパットが介護してあげたんだろう スーザン、ジュディはともかく、レベッカ・デューは船長夫人姉妹の親類だから、
先の不安はなかったはず。 器用だったら秋の夜長にキルトやパッチワークして当時のPEIの暮らしをしのぶんだけど生憎不器用で
あの時代に生まれなくて良かった すごーく昔の暮しの手帖のバックナンバーで
パッチワークを「思い出つぎ」的に訳していたのをふと思い出した 昔の訳って、その当時の日本には馴染みがないものを訳すから面白いよね
「ローストチキン」が村岡さん版では「焼き鳥」となっていて、串に刺さった焼鳥しか出てこないし
松本さん版では「照り焼きチキン」となっていて、鶏の丸焼きの筈がクリスマスの鶏足のイメージになる
己の貧困な想像力が悪いは分かっている セーラだったか、パットだったかうろ覚えだけど、「ダイヤモンドダスト」
という言葉がカタカナのまま出てきてて、村岡女史の時代だったら
翻訳に困っただろうなぁと感じたわ。 ナルニアだとターキッシュ・ディライトが日本に馴染みないだろうということで訳がプリンになってて
箱詰めプリンを手づかみでガツガツ食べるエドマンドに子供ながら違和感あったわw
ナルニアはそれ以外の食べ物描写はめちゃくちゃおいしそうだった >>516
私はその違和感が好き
マニアックだけどw
軽焼き饅頭とかうどん(おさるのジョージ)とか バタつきパンって、日本では
どの作品のどの訳者が初出なんだろう 初出は知らないが、デイビーのおやつやローラシリーズのお弁当で見かけて
子供心に???だったが、今にして思えば塩おにぎりみたいな感覚の食べ物なんだろうな 銀の森のパットでおばちゃんの作る「揚げたまご」を食べてみたい。 皆そろそろスレタイを見るんだw
作品を問わないなら食べ物は専用スレがあるよ
児童書に出てくる(゚д゚)ウマーな食べ物 4皿目
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1332213930/l50 >>519
私も。あの味わいがいい。
フードを頭巾と訳してあるのが特に好き。
「フードをかぶったエミリー」より「頭巾をかぶったエミリー」の方が
よりいじらしく愛おしい エミリーの薄荷飴がミントキャンディだと気がついたのは数年後だったわ 子供のころ、薄荷が読めず、「うすに」と読んでいた。 完訳かつアンシリーズ全部訳してる中でこのスレのオススメの訳者は誰ですか?
WOWOWで赤毛のアン放送してるの見てこのスレ初訪問
90年代に村岡花子訳で出版されているモンゴメリー作品は全部読んでた
でもアニメに触発されて改めて読もうとすると複数の翻訳がある
村岡版も娘さんたちの手が入ってるというし迷う >>528
手が入ってない昔の村岡版を読むとか
新刊じゃもう無理か いとこから譲ってもらった新潮文庫の村岡翻訳を初めて読んだ時、
『羊歯』って読めなかったわ
なんだろうってずっと悩んでいたw
昔の新潮文庫って活字も小さいし、1頁にぎっしり文章が詰まっていたっけ
風間完の表紙の時代も懐かしいけれど
私が譲ってもらった文庫はまだ表紙カバーの無い裸本時代
100円50円で売っていた時代のでした
もっと古いのになると★★★って価格表示なのよね ブルーベリーがこけももと訳されてた時代もあったんだぜ たった今「愛情」読んだ娘から「接吻て何?」と聞かれたわ >>532
我が家にある村岡さん版の「こけもものジャム」ってブルーベリージャムだったのか…
今の今まですももの親戚だと思っていたよ マリラのすもものジャム食べたい
デイビーのように指突っ込みはしないけど
昔の海外文学で知った単語って
今言われてるカタカナ語となかなか頭の中で同一化してくれない
黒すぐりがブラックカラント=フランス菓子で知名度高いカシスだとか
こけももは正確にはリンゴンベリーですももはプラム 退屈のあまりレース編みしてた親父にツボる
手ほどきは妻がしたんだろうか 子猫を拾ってきたジェーンが食卓でブルーベリーのパイをこぼして祖母から嫌味を言われるシーン、
村岡訳ではこけもものパイとなってるよ 洗濯機も漂白剤もない当時、刺繍入り白いテーブルクロスに
ブルーベリーを煮たものをこぼされたら私だって(´;ω;`) キスが接吻だった時代、ウインクは目くばせになってたな
プライドも自尊心と訳されてたけど
なじみの薄い概念だからイメージ伝わってこなかったっけ >>544
半世紀前は、カタカナ語は今ほど氾濫していなかったから、自尊心で十分伝わって
いましたよ。ジェーン・オースティンのプライド&プレジュディスが「自負と偏見」でしたし。 エミリーで恋人をスィートハートって言ってなかった?初読の時中1だったから意味がわからなかった
それと「精神的な人」みたいな記述があったと思うんだけど今でもどういう意味かよくわからないw 崇拝者ってのは、ニュアンスとしては
恋人未満のファンクラブみたいなものだろか 自尊心って今でも普通に使うよね
活字中毒者なら普通に 崇拝者て現代の感覚だと取り巻きって感じだろうか
男友達みたいな対等ではないんだよね
付き合う気もないのに侍らせてあれこれやってもらうって
現代感覚だとビッチて感じだけど
当時は崇拝者のひとりやふたりいないと肩身せまかったろうな…
今でよかったわ! 女性の絶対数が少ない当時の大学だから
一人の女性に複数の崇拝者って構図が成立したんだろうが
プリシラやステラにそういったエピソードが無いのが気になる
単にフィリパのキャラに負けて、単なる背景キャラに転落しただけの事を祈る 映画「風と共に去りぬ」の冒頭で、スカーレットが、南部の若い紳士たちに
囲まれてちやほやされている場面で、「崇拝者達」なんだな、と思いました。 淑女に対する擬似騎士ポジションなんだろうな
本邦じゃ紳士が女性に仕えてたのは
平安貴族ぐらいだからピンとこない いわゆる(好意があって)まとわりついてくる奴 だと思う 軽いと言うかボーイフレンド的な場合と、恋人の場合と両方あるね みんなでちやほやすると、女性とキャッキャするのも楽しめるし
あんまり責任持たなくていい感じで楽なんだと思う
いざ結婚となると「どうぞどうぞ」でつるっと逃げたり
もちろん本気で挑んでいるのもいるとは思うけど 自分が持ってる村岡版ではアランゾだなあ
ギルバートだって結婚する前はアンの崇拝者呼ばわりだったし
要するにその女に惚れてる男だよね
惚れてる度が軽いとただの取り巻きだし
真剣だと求婚者になる 当時崇拝者がいない女性もきついけど、あまり積極的でない性格の男性もしんどかったろうな
マシュウくらい振り切れてたらいいけど マシュウってコミュ障ではあるが、ここ一番の口説き文句は最高だったな めちゃくちゃ働いてるし男性とは普通に話せるからコミュ障とは違うのでは マシュウは女性がダメなんでしょ(妹とリンド夫人以外)
でもだからって男性相手だと180度変わってヒャッハーになる訳でもないし
性格そのものがシャイなのでは 氷室冴子さんのエッセイで「いとしのマシュウ」ってのがあって、
自分の父親の親ばかぶりと重ね合わせて語っていた
マシュウって愛すべきお父さんの典型だよね というか恐らく少女からみた理想の父のひとつだと思う
適度に甘やかし、無条件に褒める
「男の子よりお前がいい」とはっきり言う エミリーにPEIには滝が無いみたいなことが書いてあったけど高低差が無い土地って事かな
今頃紅葉が綺麗なのかな >>564
文庫マイ・ディアに収録されてたの読んだ
「そうさな」はほんと名訳だと思う アンシリーズ、作中エピソードや短編って
●中高年の長すぎるロマンス
●離れ離れだった身内の偶然の出会い
●孤独な老人の秘められた過去
読みあさってると人物がごっちゃになることも シャーロットホームズってシャーロックホームズをもじっているのか偶然なのか長年の疑問 芦別の元カナディアンワールドが公園になってそれも老朽化して閉鎖
まだ30年も経っていないはずだが 積雪のすごい地域は傷むのも早いよ
メンテナンス費用がやたらかかる そうなんだ
でも描写を見てる限りPEIも結構な積雪がありそうなのに
グリーンゲイブルズやリンド夫人の家も築何十年みたいだけど
木造の建物の方が長持ちするのかね 島って内陸と比較するとドカ雪ってほどではないんじゃない?
うちの方は3メートルでも普通だけどね >>573
木造家屋はメンテしやすいようにできてるから
ちょっとづつ手を入れて行けば長く保つってのはあると思う
持続的に手入れして保たせるのを見越して作られてると言うか そうですね、こないだ白川郷でも築300年の建物もあったし >>580
新作はないけれど、新訳は出た。
松本侑子訳の「アンの愛情」が去年末に刊行。
まだ手に取ってない。じつは青春も未読なので読み返そうと
している間に年を越しちゃった。 本体そのものよりも訳注、追記の方が面白いイメージ>松本訳
フェミニズム研究しているせいか、
「これによりアンが初潮を迎えた事を暗示している」とか
穿ち過ぎじゃね?な解説が時々あるのが気になる >>581
やっと三冊目か
アンシリーズ全部出るころには死んでるな
私も松本さんも >>584
いやいや、今日書店で松本訳「柳風荘のアン」を平積みで発見!!!
すごいペース。もうこうなったら、ナボコフの奇書「青白い炎」
(難解な詩に本の半分ほどの訳注がついていて、その注がメイン)
のアメリカ人読者のように、二冊買って一冊を真っ二つに割り、
並べて読むようにしなければもどかしくてしょうがないかも? >>585
最新情報ありがとう
重箱の隅つつきみたいだが、タイトルは「柳風荘のアン」なのか
4冊目からはとうとうタイトルを独自路線にしたんだね またまたごめんなさい。
検索したら、「風柳荘のアン」だったわ!!!!
−−−
振り仮名はカタカナで「ウィンディウィローズ」になってた。
パッと見で間違えた。 >>585
追情報ありがとうございます。
「アンの幸福」が「柳風荘のアン」になっただけでも結構びっくりなのに、
柳風荘から風柳荘ですか
ローラシリーズの時も感じたけれど、長く馴染んだタイトルにまで独自色出さんでも…と思ってしまう つか、三冊目まで村岡版のタイトルを踏襲していたのに
いきなり四冊目からってのが訳分からん >>591
そうだよね〜。それに風柳荘(ふうりゅうそう)より柳風荘のほうがしっくりくる。
あえて村岡先生とは違うネーミングにしました感がすごい。 もともと原書がウィンディウィローズだから
幸福の方が実はすごい意訳ではある
でも最初に読んだものだから刷り込みは一生物 だったら、「グリーンゲイブルズのアン」も原タイトルから訳しとけばよかったのに。
第一作で意訳の「赤毛のアン」を使ってましたよね? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています