高橋克彦 [転載禁止]©2ch.net
無いみたいなので立てた
浮世絵三部作はやっぱ名作だと思う >>717
最後にカツヒコ邸の庭のストーンサークルも出てきて、「小さなUFOが来てる」とかマジで語っていて、想像以上に面白い番組だったw >>718
>「小さなUFOが来てる」
地元ローカルなら「またうちのセンセが何か言っとるわ」と生暖かい反応だろうが、
BSフジで初めて生カツヒコ先生をみた視聴者は正気を疑っただろうな。
……休み中に『星封陣』でも再読しようかな。 プラズマでも発生しているんじゃないか。
デビュー40周年だから記念の企画を期待していたものの
鬼シリーズの新刊程度しかなさげだな。
写楽殺人事件に40年間の研究でそのままでは通用しなくなった箇所に注釈をつけた
特別版でも作られないかと期待していたのに。 『星封陣』、30年ぶりくらいに再読してるけど、こんな話だったか。
『総門谷』と『竜の柩』をブレンドしたような話だな。
・・・ようやく大湯のストーンサークルが出てきた。 >>721
世の百貫デブ(死語)に、己の脂肪の存在意義を考えさせる良い小説。 やっと録画をしたスタートラインを見た。
金持ちのボンボンの根拠のない自信とめちゃくちゃさが臆面もなく語られていたな。
小説の中に出てくるものより、もっとぶっ飛んでいた。
紙一重の半生だった。 >>723
エッセイとか読んでもほんとに地方都市のボンボンだよなあ。
自覚はないっぽいけど。 世間知らずだったからこそ、『小説現代』だかの編集長に言われた、
「10年書くのをやめなさい」 というセリフを真に受けたともいえる 真偽不明だが、ツイッターで近所の人が
先生の自宅が更地になって売りに出されてるとツイートしてた。
便利な都市部へ引っ越ししたのかな。 現在発売中の歴史人の増刊号(蔦屋重三郎)を読んでいたら
写楽の紹介は6ページあったけど、
現在では斎藤十郎兵衛とする説が有力です完、
みたいな扱いで、正体の話題は3行しかなかった。
出版業界的には完全に下火なんだな。 再来年の大河「べらぼう」、蔦十が主人公らしいけど、写楽も出てくるよね。
どういう扱いになるか楽しみ。 デビュー40周年なのに噴怨鬼の出版ぐらいしかなかったな。 >>733
もう本人が気力がないんじゃないのかなあ。 20年くらい前から講演録みたいな対談集で、
井沢元彦に「もうホトホト小説家に飽きてしまった」とか言ってた記憶w 来年の大河ドラマでまた写楽にも注目が集まるだろうから
写楽殺人事件の当時からどんだけ定説が変わっているかは説明してほしいと思う。
なんだかんだといって
写楽殺人事件で初めて写楽や浮世絵の話題に接して
それがそのまま浮世絵のイメージになっている読者は多いだろうから。 「写楽」の正体が、けっきょく阿波の能役者・斎藤十郎兵衛だと結論づけられて、
怒ってるアマチュア好事家とかいそうだなあ。
「学者はロマンやイマジネーションが足りない」とか何とか。 アマチュアじゃなくても
引っ込みつかなくなった研究者はいるっぽいよ・・・
いままでに別人説を唱えた人たちで
本気の新説だったのか、ネタだったのか、注文仕事だったのか、
実際のところはどうだったのか、いっぺんアンケート取ってみたい。 >>739
シマソウのあれは小説としての面白さはともかく、
浮世絵のことや江戸時代の制度、浮世絵研究の手法については知識が浅くて、
少し詳しい人間が読んだら興ざめしてしまう。 >>740
あれは通説を否定するのに専門家批判始めるのがねえ……
最近だとナチスの騒ぎと同じ匂いがする。
話が逸れるけど「モレリアン・メソッド」で検索をかけると
トップに写楽と北斎と歌麿と豊国を比較した2005年の研究報告が出てきたりする。 そりゃ東洲斎が斎藤重のアナグラムなのはあきらかだし >>741
井沢元彦が『逆説の日本史』シリーズでやり玉に挙げている、
「史料至上主義」の日本史学界の通説とやらが、
前世紀くらいで止まってるみたいなものか。 >>743
井沢元彦もそこら辺で止まっているんだよな 写楽別人説で新説をやるってのに
オランダ人説が昭和60年頃に流行ったネタだと気づいてないのはモグリや。 >>744
連載開始時の90年代くらいですでによく読まれていた、
80年代刊行の一般向け日本史概説書シリーズを参考にしてたのかなあ? >>743
美術研究者の間で能役者説が有力になるのは1980年頃からだし
能役者説の証拠がだいたい出そろうのは1990年代の後半だから
前世紀で学界の通説が止まっているのは確かだといえないこともない。
問題はそれを批判する側の理屈が、
能役者説はおかしいといわれ出した1960年あたりで止まっていることなんだよな……
阿波藩の斎藤十郎兵衛は阿波の十郎兵衛からのこじつけなんだよ!(どやっ
とか、まだ実在が怪しかった戦前からずっと使いまわされているネタだぞ。 「東洲斎」の読みが当時は「とうじゅうさい」で、
「さとうじゅう(斎藤十)」のアナグラム説を読んだのは、
1990年代の明石散人の本なんだけど、これ以前に研究者が指摘してるんだっけ? > 彼らはよく、社会に貢献したいと口にする。
> なんでも社会悪のネトウヨを自殺に追い込むことが、社会に貢献することなんだそうで。
> イジメや嫌がらせで社会に貢献できる教師や警官になるために、あえて帰化したんであって、祖国同胞を裏切ったわけではなく、心は●●人なんだそうだ。
>
> 昔は帰化すると裏切り者と呼ばれたりしたが、祖国に国籍を残したまま帰化する方法が確立された現在では、社会に貢献するためにむしろ帰化することが推奨されている。
> 拳銃所持で前科のある生粋の反日家ですら、今では普通に帰化している。
>
> ●●学会などはネトウヨ認定した日本人を盗撮して、痴漢の写真だと言ってばらまいている。
> それらの写真は、集団ストーカーに使用される。
> 彼らは集団ストーカーを、[地域で子供を守る安心安全パトロール]と称している。 >>748
たぶん、明石散人さんが初めてだと思う。
というか、学界では写楽が「とうじゅうさい」だと確定したの、
国文学者の岩田秀行という方が2013年に発表した論文以降ということになっているから、
市販書で何か書いても、学説を発表したという扱いにはならないみたい。
https://doi.org/10.34542/ukiyoeart.1610
幕府の能役者名簿に斎藤十郎兵衛の名前が出てくるという話題も、
最初に論文をまとめて発表したのが内田千鶴子さんだっただけで
そういう史料が存在すること自体はずっと前から(研究者の間では)知られていたのだとか。
マスコミが採り上げないというだけで。
https://doi.org/10.34542/ukiyoeart.717 シマソウの写楽といえば文庫本が出た後ぐらいに
ネット上で学界批判の評論ぽいやつを公開していた記憶があるんだが、
削除されたのか検索をかけても見つからない。
けっこうアレな内容だったが、雑誌か何かに載ったやつなのだろうか。 カツヒコの写楽殺人事件も
現在の目で見るとけっこう粗があるよ。
でももう40年前の小説だから、
当時の研究水準ではそれで通ったのか、
当時の研究水準でもおかしいけど作中の展開を成立させるためにわざと改変したのか、
判断がつかない。 まあ、カツヒコもアカデミックな修行を経たプロの研究者じゃなく、
独学で知識増やしたんだろうからなあ。
もちろんシマソウとは比較にならないほど浮世絵には詳しいけど。 50年間逃亡を続けた革命戦士が末期がんで自ら名乗り出た事件
(「桐島、偽名やめるってよ」)で、高橋克彦の小説思い出した。
タイムカプセルの中に過去の新聞記事か何か入れておいて、
数十年ぶりに開封するやつ。
浅間山荘事件とかよど号ハイジャックとかあれで知った世代。 あれ面白かったけど、ハンコの人生と犯人の動機がやるせなくて、
読了後にちょっと凹んだ。
初読は大学生の時だけど、アラフィフの今読んだらもっと凹みそう。 いま、漫画・小説原作の映像化の件でいろいろ話題になってるけど、
カツヒコも『炎立つ』で揉めて、天下のNHK大河から途中降板してるんだよな。 『炎立つ』とか『時宗』は
原作というか
実質、ノベライズみたいなものだしな。 どこに書かれたエッセイだったか……
訪問占いだか宗教だかに「あなたの今年の運勢は最悪です」と言われて
(なに言ってんだ、オレ直木賞とったんだぞ? 今年は大河原作 だぞ?)と憤慨したことが書かれていたが
事実後半になってガタ落ちしたのよね…… >>758
『炎立つ』第一部・二部は、脚本家がそれを基に脚本書いたから、
やっぱ「原作」でいいと思うけど、第三部はまあ放映に間に合わなかったし、
中身も別物だし、「原作」でも「ノベライズ」でもないような。 本人は同時期の十三湊(だっけ?)の発掘の成果を小説に盛り込みたくて、
ギリギリまでいろいろ試行錯誤してたとか書いてた記憶があるけど、
まあ、NHKサイドにも言い分あるだろうな。 「炎立つ」で揉めた後、「北条時宗」でまた原作提供したカツヒコもカツヒコだが、
依頼するNHKもNHKだよな。なんかドラマはまったく別物だった記憶があるが。 高橋克彦……義経生存説・北行伝説を盛り込みたかった
NHK…………大河のロケで地元にお世話になってるし、
観光資源である「義経終焉の地」を否定するような展開にはできない
→カツヒコの原稿が遅れたのをいいことに、勝手に第三部の脚本を進める
カツヒコには途中からあえて原稿の催促はせず
……という話を聞いたことがある 今後新刊出そうなのってどのシリーズ?
ドールズは完結したけど。完四郎シリーズってまだ続いてたんだっけ 去年出た弓削是雄シリーズの『噴怨鬼』が、たぶんこの作家最後の一冊に
なるような気がしている これまで雑誌に書いたけど単行本未収録の短編が幾つかありそう。
ていうか、総門谷Rの将門編、メフィスト連載分で単行本一冊分くらいあるんじゃないの この人の短編、一人称「私」がよく登場するけど、
揃いも揃って共感できない自己中心的なキャラ設定なのはなぜなんだろう……