ディクスン・カー(カーター・ディクスン)Part20 [無断転載禁止]©2ch.net
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「かくして殺人へ」前半がラブコメすぎるけど平気かな。
「連続殺人事件」みたいに過剰すぎるといやだな 「かくして殺人へ」読了した。
うーん、ちょっとかばいきれない作品だ。
ラブコメも最後までつづいて邪魔なだけだし、
毒殺のトリックもなんだそれというレベル。
犯人の隠し方も、アンフェアに近い。
唯一、当時の映画スタジオの雰囲気がわかるだけ。
これは、大駄作ではないだろうか。 カーの「大駄作」の称号には、もっと相応しい候補作がありそう。
『かくして殺人へ』は・・・まあ、凡作かな。
でも、嫌いじゃないw
俺はカーのラブコメに抵抗ないから。
あと、動機の着想は、純粋に面白いと思う。
クリスティ・ファンの感想を聞いてみたい作だね。 すまん、うっかりアゲてしまった。
次から気をつける。 >>6
なるほど。ラブコメ部分はクリスティファンには聞いてみたいな。
あっちは重いんだよね。能天気ラブコメのほうが、まだいいかな。 >>8クリスティも割とピンからキリだよ
ラブストーリーに関しては軽いものもあれば重たいものまでかなり落差がある >>9
悲劇に終わる作品が多くない?その点カーは、ほぼ一作品をのぞいては
ハッピーエンドでシャンシャンのようなきがする 10のいう「ほぼ一作品」は、ディクスン名義のアレのことかな?
自身の作風を逆手にとった意外性、だよね。
横溝正史でいえば、それまでの通俗ものの定石をそらした『悪魔の寵児』みたいな。
って、たとえが悪すぎるかw >>11
多分あってる。「悪魔の寵児」はよんだことないので、
わかんないけど。(笑)
カー作品にでてくるヒロインって、ほんとワンパターンなんだけど
ちょっと結末ふくめて違ってたね。(歴史ものふくめて)
まぁ、カーは女性を描くのは得意ではなかったんでしょう。 >>10悲劇かハッピーエンドか、どちらが多いかといったらクリスティでもハッピーエンドの作品の方が多いと思うよ
統計をとったわけじゃないから正確な事は言えないが
カーの例外って(メール欄)かな? >>13
あたっている。ちなみに一番感情移入できないヒロインは、
「ニューゲートの花嫁」で決定。 (´・ω・`)女性社員のヌードをホームページに掲載しているリコー関連会社が
鳥取にあるがな
https://goo.gl/TZmw4r
https://goo.gl/2qFLLb
https://goo.gl/TwMOnG
わしはリコーの弱みを握っとるからこんなものばらまけるがなw
リコーは慰謝料7兆5千億円出せ! ゴルァ
https://goo.gl/PqzAGQ
10年以上前からこんな偽ホームページをばらまいとるがな >>15
ああ、やっぱりアレだったか。
『ニューゲイトの花嫁』のキャロライン・ロスはまあ、嫌われても仕方ないか。
打算的なイヤな女が、読み進めていくうちに――
という、キャラクターの変化、成長をうまく描ければ良かったんだけどね。
あ、でも、作品自体は好きだよw
“カー・ワールドの女たち”だと、異色の存在感があるイヴ・ニール(『皇帝のかぎ煙草入れ』)が忘れがたい。 >>15正解だったか
あの作品は色んな意味で面白かったな カーは「恋愛とトリック」を融合できた作品なんか別に書くつもりは
なかったんだろうな。
ただ。「皇帝の」はいわれてみると微妙に融合しているかも >>15
本名で書いたHWWとかBSも例外の中に入るんじゃないか? >>21良くも悪くもカーっぽさが薄い作品だからその気持ちは少し理解できる 「皇帝のかぎたばこ入れ」は、カーの主流ではないけど
すきだな。手品師カーが、装飾をすてて、トリックをつきつめていくと、
ここまでシンプルになるという、極北の作品だとおもう。
いままでは、胴体切断の奇術だったけど、テープルマジックで勝負した。 『皇帝のかぎ煙草入れ』は、初読時(カーに関心を持ち出した中学時代)は、あまり印象に残らなかった。
地味だし、例のトリックもいろいろ類例はあるし、乱歩が大騒ぎするほどのものとは思えなかった。
評価が変わったのは、大学時代に読み返していたとき。
真相を承知しているだけに――
キャラ設定や小道具の使いかた、途中の叙述の運びに凝らされた、作者のテクニックの凄さをまざまざと思い知らされ・・・
我、誤てり、となった。
再読することで、むしろ評価が上がるタイプの作品ではないかな。 嗅ぎ煙草がイマイチ関心出来なかったのは犯人に計画性が感じられないこと。
考え抜いた計画というわけでもないし、女主人公が勝手に勘違いして墓穴掘ってるような印象。
ネタとしてはせいぜい中編向きでひたすら長く感じた。
あれに感心するのは余程の玄人読者で初心者にはオススメできないな。 色々な意見がでるもんだね。
俺は「クリスティーも脱帽」というコピーにやられて読んだクチ。 「完全なアリバイが欲しかっただけなのに、密室殺人になっちゃったぜ」
「こっそり忍び寄っただけなのに何だよ鉤のついたボールって!」
「完全殺人を開始したらいつの間にか自分が殺されてました」
計画通りに運ばないのがカーの世界 >>29
計画性がないのと計画どおりに運ばないこととは別物だってことをまず理解しよう それはそのとおりだけど「地上最大のゲーム」会場では
計画通りに運ばないのが基本だから計画性は無用の長物
逆に「あのやけどの跡に必殺の一発を」とか「パパが
抜け穴を作ってくれたんだ」とか「この紐を首に巻き
付けてくれたまえ」とかが通用する世界の計画性とはなにか 「皇帝」のイブと「ニューゲート」のキャロライン、性格は真反対だけど
好きになれないヒロインの双璧だ。 歴史ものでも「ビロードの悪魔」のヒロインは、けなげだった
記憶が 皇帝のかぎ煙草入れ・テニスコートの殺人・帽子収集狂事件と読んだけど
クリスティーに比べて硬派と言うか文章が硬くて読みにくいわ
謎解きも犯人の動機や心情とかの描写が少なくアッサリし過ぎて消化不良の感がある >>34
なんか微妙な3作から入りましたね
クリスティからの転向なら「囁く影」あたりから読むのが無難かと
カーは作品の出来不出来が極端なので3作程度では評価は無理でしょう
ただし、心理描写や合理性などは期待できません。 皇帝や帽子蒐集狂はかつてはカーの二大代表作と言われて角川や新潮文庫などにも収録されてたくらいだから、この二作だけ読んでカーを投げた人も多い気がする テニスコートの殺人――という表記を見ると・・・
34は、創元推理文庫の新訳版で、カーを読んでくれているのではないかな。
それでもし、訳文が読みにくいというのであれば、残念ながらカーの文章が合わないのだと思う。
こればっかりは、好みだからね。
ただ、文章の好き嫌いをねじ伏せるぐらいの、カー・パワー全開の作を薦めて反応をみたい気はする。
創元の新訳のラインナップのなかだと、『曲がった蝶番』はどうか。
アッサリし過ぎて――という読後感にはならないと思う (^_^;) >>34
貴婦人として死すとかユダの窓とかビロードの悪魔とかはいかがか?
割とドラマチックな展開で読みやすいし面白いけど。
でも心理描写なんかはどうしても女流作家には敵わないね。
むしろその辺がアッサリしてるのがカーの良さかと。 カーマニアの奴は兎角、微妙な作品を推す傾向にあるからな
ストレートに面白いのは、ユダ
カーらしい面白さは、蝶番
地雷になりそうなのは「三つの棺」 カー初心者にお勧めしたいのは「白い僧院の殺人」かな
オカルト色が薄いけどそれなりにカーらしさを出しつつ
オーソドックスなミステリーになっていて取っつき易い作品だ >>40
『白い僧院の殺人」いいよね。初めてよんだとき、
あまりのシンプルなトリック(思い込みにつけこむ)に感動した。
「皇帝の嗅ぎたばこ入れ」に通じる作品なのかな。 『白い僧院の殺人』、早く新訳を出せばいいのにと思う。
いろいろ営業的な事情もあるんだろうけど・・・
『黒死荘の殺人』のあと、本当は『白い僧院』『赤後家』と、系統的に出し続けて欲しかった。
カラー三部作だしね(嘘)。 「赤後家の殺人」は途中、4/5までは、大傑作なんだよね。
カーらしいといえばカーらしいけど。。 「赤後家の殺人」は真相にサプライズ要素が弱いんだよな
密室トリックだけしか印象に残って無い
黒死荘と白い僧院は密室トリック以外にもサプライズがあって充実感があった がんばって集めて残りは毒のたわむれとエレヴェーター殺人事件だけなんだけど、どちらもあま
り評判は良くないんだけど読む価値はありますか? 集めたうちの何冊くらい読んだの?
40冊以下なら後に回せばいい。
50冊以上なら免疫だか覚悟だか諦念だかができてるはず。 『毒のたわむれ』は・・・
バンコラン・シリーズ外伝として、もし創元推理文庫で新訳が出たらどうぞ、という感じかな。
探偵役のパトリック・ロシターのキャラは、結構、面白かった。
『エレヴェーター殺人事件』、書いたのはカーだろうけど、全体にジョン・ロードっぽい。
探偵側のディスカッションとか、技術的なトリックとか。
ロード・ファンなら期待を裏切られないw
ただどちらも、カー晩年の衰えの目立つ幾つかの作にくらべたら、はるかに抵抗なく読めるはず。 いろいろとレスありがとう
30年近く前にクリスティーで推理小説にはまりクイーンの悲劇シリーズも読みましたがカー作品は未読でした
最寄の図書館に新訳版の曲がった蝶番と三つの棺があるので読むことにします
テニスコートの殺人も新訳版で読んでんですが創元文庫は字が小さくて疲れるんですよね...
併せて早川の新訳オリエント急行の殺人(既読)と角川のフランス白粉の秘密(未読)を読むと字が大きくて読みやすい!
白い僧院も図書館で見つけたんですがページを開いて字の小ささにびっくりです
昔はあんな小さな字を寝る前に蛍光灯で読んでたんだから目が悪くなるのも納得だし今だと読み気にならないんですよねぇ 1ページに小さな字が一杯つまった本が好きな人間としては、1ページの字数が少ない本
ばかり増える残念な時代になってしまった。
下はふだん愛用しているリーダーズ英和辞典と各文庫の比較。
リーダーズ英和の文字は、縦横文庫の半分ほど、面積では1/4程度の大きさですね。
上が早川のクリスティー文庫 (39字×16行)、下が古い創元文庫 (43字×19行)。
http://umetake.d.dooo.jp/kindle/photos/005.png
http://umetake.d.dooo.jp/kindle/photos/006.png
両文庫の文字サイズの差は0.5mm程度で、目の負担になるというほど違いは見られない。
古い文庫の小さい字が読みにくいという人は、実際はギッシリと字の詰まったレイアウトが
嫌いだということで、むしろ好みの問題の方が大きいのではないかと自分は見ている。
もちろん、私は創元文庫の1ページの文字数が多い本が好きで、クリスティー文庫みたく
1ページの文字数を減らした本は、児童書を読まされているようで好きになれない。
いちおう、そういう意見もあるということで発言しておきます。 「シャーロックホームズの功績」も隠れた佳作。
いい短編そろってる。 『シャーロック・ホームズの功績』を読むと、プロとアマの差がよく分かる。
カーのタッチした前半6作と、アドリアンひとりが頑張った後半6作は、やはり別物。
「デプトフォードの恐怖の事件」あたりは、アマチュアのベタな二次創作としては出色だけど・・・
パスティーシュとしてのあがりの良さでは、「色の浅黒い男爵の事件」なんかのプロの業に及ばない。
まあ、カーの演出力、サービス精神がそもそも別格ではあるんだけどね。
「蝋人形賭博師の事件」(集中のお気に入り)とか読むと、ホント、それを実感する。 >>53
「蝋人形賭博師」は抜群におもしろかった。
パスティーシュとしてだけではなく、普通に短編ミステリーとして
カーの五本指に推したい。 そうだね、カー短編のベスト3だときついけど・・・
ベスト5ならアリだと思う、「蝋人形賭博師の事件」。
ところで、海外のマニアのネット投票 Fair-Play Detective Fiction 101 の結果が、20日に発表された。
500近い投票数の結果――
上位12作にカーが3作ランクイン。
選ばれたのは、「三つの棺」「緑のカプセルの謎」「皇帝のかぎ煙草入れ」だった。
「かぎ煙草入れ」が、アチラでも高評価で嬉しいな。
悲報:企画の主催者 JJ 氏、「かぎ煙草入れ」未読だった。 その3作は正統派の選ばれ方だ。妙に捻ってなくていい。
最大公約数みたいなものかな。
カーほどMy Bestがわかれる作家はいないだろうから。 「蝋人形賭博師」は、蝋人形が夜中カードゲームをしているという
発端の奇想がすばらしい。こういうある意味無茶苦茶な設定は、
クイーンやクリスティではできないとおもう。 三つの棺もだけど
そういう講義もの好きだ
毒のたわむれは緑カプのプロトタイプて感じかな みんな知ってるだろうけど・・・念のため。
藤原編集室の企画で、和爾桃子訳『絞首台の謎』(創元推理文庫)が進行中。
年内には、出るんじゃないか。 >>64
そうだった。しかし、勇気ある選択だ。
腰砕けの解決の最たる作品だから。。 クイーンやクリスティに比較して、新訳が進むね。
俺らみたいな固い購買層がどれだけいるんだろ。 創元推理文庫から「三つの棺」「火刑法廷」の新訳出ないかなあ >>66
俺はむしろ、「俺らみたいな固い購買層」とは別な・・・
若い世代の、新規のカー・ファンを創元の新訳が掴んでくれたのが、大きいと思ってる。
某投稿サイトでは、『髑髏城【新訳版】』に47件の感想・レビューがついていて、驚いた。
過去スレで、バンコラン・シリーズ(と時代もの)の新訳に期待をかけた者として、嬉しい。 >>67
まあ無理だろうけど・・・気持ちはわかる。
『火刑法廷』と『三つの棺』の新訳は、いろいろ残念だったから。
実力のある翻訳者であっても、向き不向きはあるよね。
怪奇小説と探偵小説の素養が無い人に、あの2作を割り当てた編集部が悪い。 今までコアなファンだけだったから、その分伸びしろがあるんだ。
新しい購読者層に是非期待したいし、レビューもてみたい。 新訳のあとがきを読んでクイーンを読みなおした
若島正の「そして誰もいなくなった」の旧訳の欠点の指摘を知って
原書も含め読み直してみたり。そういう需要もあるかと
装丁も魅力のひとつと考えている自分にとっては、
ミステリにかぎらず、新装、新訳版はガッカリすることも多いのだけれど そういえば、文庫旧訳の装丁のカーの写真は、怖い写真だった。
何故かカバーの色が、創元もハヤカワも緑なのが不思議だけど、
いまや。緑色以外は考えられない。 『死者はよみがえる』読了
とにかく犯人の意外性が凄い作品だった
ただその意外性を成立させるためのトリックがアンフェアギリギリすぎる
1度ぐらいならまあ許せるかなと思っていたけど作中で2度もアンフェアな事やっちゃ駄目でしょ
いくら伏線張ってるといってもね…
そういうアンフェアなとこも含め色んな意味で面白くてカーらしい作品だと思った 田舎屋敷にホテルのボーイが現れて人を殺すというアイデアは
面白いんだけどねえ
種明かしされるとしらける 江戸川乱歩や横溝正史は『死者はよみがえる』を高く評価したらしいが
昔の人はちょっとぐらいのアンフェアなんて気にしなかったんだろうかと思ってしまう >>76
留置場のトリックがね。。
カーの密室派としての熱意はわかるけど。
あと、最初に読んだとき冒頭の食い逃げのエピソードは、
絶対伏線だとおもってたんだけど、なんにも関係なかったのは
驚いた。 >>77これは何かあるぞ、伏線に違いないと思ったものが全然そんな事ないのが多かったなw
『死者はよみがえる』は行き当たりばったり感が強い なるほどね。いきあたりばったりミステリーか。
カーのある種のミステリーにとってピッタリのフレーズだね 4つの凶器を新訳で読みたい村崎は駄目だ機械翻訳を読むような辛さ 何十年かぶりに「アラビアンナイトの殺人」を再読。第一部の「奇商クラブ」風のファンタジーは
前より楽しく読めた。第二部も快調。イリングワース博士の冒険はもちろん、後半の尋問も
悪くない。第三部はまあこんなもんだろう。問題はフェル博士の解決が蛇足以外の何物でも
ないことと、「気づかないほど愚かではないはず」とか「屋上屋を架すような工作はおかしい。
何かある」とか「お前が言うな」の一言がふさわしい部分が多いこと。創元版に図面が
ないことは別に問題ない。この時期のカーは愛読者には熟読させるだけの筆力がある。
図面が不可欠なのは「三つの棺」と「夜歩く」の二つぐらい、「死時計」はほとんど忘れたから
判断できない >>81
「アラビアンナイトの殺人」、今は評価が暴落しているし、あのボリュームで
再読に耐えうるかというと躊躇してしまう。。
この作品で一番腑に落ちた、論評は某有名作家の
【表と裏のそれぞれの観点から証言すると、と全く様相が変わるけど、
合わせてみると、なにも不思議はないでしょう。泡坂妻夫の「湖底のまつり」の原型」】
だった。 絞首台の謎が10月29日発売に決定したみたい
癖のある作品だが、どんな訳にし上がってるか楽しみだね。 「絞首台の謎」は車のトリックがな…
それ以外は面白かったが 『絞首台の謎』は、大昔に一度、読んだきりだったけど・・・
新訳の出版は、怠惰な自分の、再読のモチベーションを上げてくれる。
『アラビアンナイトの殺人』や『死者はよみがえる』もお願いできないものか。
まあ、創元推理文庫のカーなら、先にもっと復刊すべきタイトルはありましょうが(笑) 「絞首台の謎」は食い足りない作品ということで評価が確立
してるからな。
新訳は寿ぎたいが、ハードルは下げておいたほうがよい。だろう。
初めて読む人はこのスレではすくないだろうから、
確かに旧訳を再読して、準備運動しておくのも手だな。 そういえば創元の爬虫類館はずっと大警部のままで主任警部とかに変えなかったのかな 「絞首台の謎」GET!楽しみ。
平台につんでありました。 「絞首台の謎」読み終えた。例の自動車のトリックは、ある人物が
登場した段階で一発でわかる苦笑ものだったが、
あとは、おもしろかったなぁ。
あの時代のロンドンの魔界のような雰囲気がよくでていたし、
意外といえば意外な犯人(自動車トリックは覚えていたが、犯人は覚えていなかった)
これぞ悪魔的なバンコランともいえるラスト。
思わぬ収穫だった。これも新訳の力か。 犯人の隠し方なんかまんまブラウン神父シリーズを意識してるなあと、のちにバンコランの短編シリーズ読んで思ったもんだ。 死体の隠し方でもチェスタトンが人間衣紋掛けなら、カーは人間椅子w
どんだけ好きなんですかあなた。 正直、ここまで絞首台の謎の印象がかわるとは思わなかった。
ちょっと?の新訳もあったけど、本作は「蝋人形館」にせまる、
新訳効果だと思う。Must Buyじゃなかろうか >>10(メール欄)も近いかな
>>45
赤後家は謎の状況がチグハグで
なにに驚けばいいのかわからなかったな
黒死荘と白い僧院は謎がシンプルだったから
トリックやサプライズが生きたと思う
絞首台は途中だけど
旧訳と比べると硬さや回りくどさが
なくなっててよい 三つの棺以外でお勧めは?あとユダはインチキという意見が少なくないですが、真相はどうなのですか? >>98
回答感謝、創元と早川の訳とでは、どちらが無難ですか? >>99創元版しか読んでないから比較はできないが
ハヤカワ版は入手が難しそうだから創元版で良いんじゃないかな?
創元の訳は2012年のを読んだが特に問題は無かったと思う ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています