>>333-334
偕成社のホームズ全集は児童書とは言えしっかりした完訳で、大人が読んでも問題ないよ。
当然コカイン静注もタバコ吸いまくりもノーカット(その点は青い鳥文庫でも同様だけど)。
ただ、短編集が分冊で集めると結構値が張るのと、折角の原著の挿絵が黒く潰れ気味なのが残念。
個人的には光文社の新訳文庫が手軽+読みやすくて一番気に入ってる。
「絹の家」は、ドイルなら絶対書かない筋の事件内容で論外だったよ。
何でこれがドイル財団公式認定なんだよって感じで、再読しようと言う気が全く起きない。
ホームズ探偵譚って、基本的には健全で明朗なヒーロー物だと認識してるからね。