シャーロック・ホームズ【18】人の兵士 [無断転載禁止]©2ch.net
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どこの世界にも嫌味を言いたがる古株気取りはいるから
気にせずともよろしいのでは >>341
子供がその歳では完全に理解するのは難しい
一般向きの本や映画を「ここがいいんだ!」みたいに
大人に向かって語ったりするのは微笑ましいけど
素人が科学者に向かってうろ覚えで
相対性理論について語るのはイタイよな
>>342
それは余計なお世話ってヤツじゃないか?
スレなんて進むも過疎るも流れに任せて放っとけばいい
無価値な書き込みで進めたって意味がないし
自分でどうにかしようなんてのは思い上がりでしかない 刷り込みで阿部知二訳が最高だと思い込んでいたが
創元の旧版買い直してあらためて読んでみると、やはり古い箇所あるね。
日本語としてのこなれかたは未だに一級品だけど、
なんというか固有名とか、事件名とかね。 古臭いけど典雅な新潮の延原謙訳と違い、
ハヤカワの大久保康雄訳は味も何もなくて
古くて読みにくいだけだから葬り去ってもいい気が。
まぁ今となっては日暮雅通訳の光文社と、
深町真理子訳の創元があれば十分事足りるけど。 記憶に残ってるシーンが、どの話だったか思い出せないんだ
似たようなパターンで何度かあったと思うんだけど、
2人で事件を調査し始める
↓
いくつか手がかりを得る
↓
ホームズだけ核心に迫る
↓
ホ「ワトスン、今はこれ以上できることはないから夜まで○○の演奏でも聴きに行こうよ」
こんな流れの後で、ワトスンの語りというか一人称の文章で、
「私がいつもホームズに関して驚かされるのが、この切り替えの早さだ」
というような文脈で、この後にどんな大きな仕事が待ち構えていようと、スイッチのオンオフを瞬時に切り替えられるホームズの神経に感心している〜
みたいな事を言うシーンがあったと思うんだけど、何の話だったのか思い出せない・・・
記憶と近いのは赤毛連盟で、夜まで待つ間にサラサーテのヴァイオリンを聴きに行くシーンがある(新潮文庫 冒険のP.73)
お分かりになる方、よろしくお願いします
ちなみに自分が読んだのは全て新潮の延原訳です >>349
全話読み返せばいいだけの話
「人に頼るな自分に頼れ」って言うだろ >>349
おそらくブルースパーティントン設計書ではないかと思う >>351
あーこれだこれだ!ありがとう
挨拶の168ページだ
音楽鑑賞じゃなくて論文執筆だったか!
しかしよく覚えてるなぁw
>>350
すまん、そんな言葉は初耳だ
逆に使えるものはなんでも使えの精神で質問させてもらったわ
けど、唇のねじれた男だったか?いや違う・・・四つの署名も動き出すのは夜だったな。これも違う。じゃあまだらの紐か?
って自分でも読み返して探してたとこだったよw
いずれにせよありがとう、おかげで解決したわ >>352
テメェには「自助努力」って言葉をくれてやる >>351
あんた凄えよ。
おれも、そういえばそんなエピソードたくさんあったなぁ、くらいのことしか分かんない。 最近気づいたんだが金田一少年の魔神遺跡って隠居絵具師の翻案だったのか
ストーリーじゃなくてトリックが一部流用されてるってだけなんだけど
ついでにいうと悲恋湖は恐怖の谷、獄門塾は技師の親指が元ネタだな >>357
金田一の方がより手が込んでるけど基本的なアイデアは同じでしょ 金縁の鼻眼鏡の疑問点、問題点
・本来ならあるはずの警察に通報しに行った召し使いの足跡がないのは何故?
・書斎が無人になるのは昼以降と聞いていたのに午前中に忍び込む意味がわからない
・結局草の上に付いてた足跡は誰のだったの?
他気になる点がいくつもあるが
見取り図の書斎から2階へ続く階段が省略されてるのも不親切極まりないと思った モリアーティって犯罪王とか言われてる割りに戦術がシンプルに殴りかかるだけとか
肉体派にも程があるw ホームズだって名探偵とか言われてるわりに肉弾戦でしかモリアーティに対処できなかったではないか ロナルド・ハワードがホームズを演じたTVシリーズは
マリオン・クロフォード演ずる好漢ワトソンが
パンチ一発で犯人をノシてしまうシーンが度々あって楽しい
彼にかかればモリアーティなんて福助野郎は一撃だな 元々ホームズを死なせる為だけに即席ででっち上げた手抜きキャラ故に底が浅いのは否めないね
人気は高いけど
むしろミルヴァートンの方がホームズの好敵手たり得るポテンシャルを感じる 教授「相討ちだったのにホームズだけ生き返るなんてズルいわ」 不思議なもので、映画やTVで観るのと小説とでは
浮かぶ風景が全然違うね
小説だと、所在地がロンドンとわかっていても
何か、人通りの少ない物静かな佇まいの事務所に
依頼者がひっそりと訪れる、そんなイメージになってしまう >>365
それは貴方の主観というか個人的な思い込みでしょ。
ホームズ達が下宿の二階の窓から通りを見下ろして
通行人に関してあれこれ言い合う場面が度々出てくるから、
普通に人通りがあるものと個人的には認識してるよ。
ひと気がなければ、馬車もそう簡単に拾えないだろうしね。 >>366
まあ、その通りなんだが
子供の頃、最初に読んだときに植えついた印象が抜けないものでね
ずっと文通していた相手と初めて会ったとき
想像していた人と随分感じが違ってた、みたいな感じかな
他のアクション小説などでは、映画でもそんなに違いを感じることはあまりないな 1800年代って自分たちが想像しているよりは近代的だったのかもしれない
緋色の研究だったか忘れたが、この19世紀に地動説を知らない人間がいるなんてとかワトソンが驚いていたように >>367
だからその単なる個人的な思い込みに過ぎない印象を
さも一般的な意見であるかのように述べるのは止めとけって事では >>368
1800年代って、ただでさえ100年の幅がある上に
後期産業革命を含んでるからな
ざっくりと「1800年代」という1つの時代として捉えるのが無理だ
ホームズたちが生きた19世紀後半は「想像より近代」なんじゃなく
もう歴然と近代だよ
自分たちが、じゃなくあなたが大昔を強くイメージしすぎてるね 19世紀後半は確かに大昔なんだけどロンドンやパリみたいなヨーロッパの都市は昔の建物が結構残っているから当時の情景を思い浮かべやすい
>>367はロンドンを歩いてみるといい
色々面白い発見があると思う ナチュラルにレイシストな点以外はモラル的にも現代と大して変わらん…気がする 「青い紅玉」で
ポケットにスポーツ新聞をしのばせて、賭博好きを装う場面
当時スポーツ新聞が発行されていたのを見ても
少なくとも英国の都市部では、近代化はもう成熟していただろう >>372
レイシストという点では有色人種を人間扱いせず
平気で殺す某怪盗紳士の方がはるかにドイヒー >>374
1800年代の癖に今の東京よりよっぽど洗練されてるとかw
>>375
ホームズもアンダマン島の原住民を射殺してるけどな >>376
正当防衛だしワトソンとどっちの弾が当たったのか分からんし
まぁどっちにせよあの二人なら互いの命を守る為であれば
攻撃してくる相手を撃つ事くらい一切躊躇わんわな >>377
服装以外は現代ですとか言われても通用しそう 六つのナポレオンより
「敏捷そうな、まゆのこい、さるのような感じの抜け目なさそうな男で、ことに顔の下半分が狒々の口もとのように、妙に前へとびだしていた。」
「乱れた髪のかげから私たちをじろじろにらみまわしていたが、一度私の手がどうかしたはずみにそばへいったら、まるで飢えた狼のようにがぶりとかみつこうとした。」
イタリア人すらこの扱いw 多くのシャーロッキアンにとって
ルブランの描くショルメスは、論外なのだろうか
読み返してみると、そうでもない気がしてきた
状況の設定が、いささかフランス側に手前味噌なところがあるだけで
ショルメスの描写自体は、まずまず的確で、アンフェアでもない 版権取り損ねたから途中でパロディキャラに変更されたんだっけ? 頭文字のSとHを入れ替えて
仏語読みのヘルロック・ショルメス >>378
ワトソンは正義感と相棒愛が強いし、激戦地で死線を越えてきた
軍医上りで修羅場くぐりの猛者だからね。
それにしても正典中でもワトソンは撃たれて負傷してるけど、
ホームズは殴られた事はあっても銃創は負ってない?んだよね。 首絞められたホームズが「人殺しぃぃ」には笑った
何の事件かは忘れたが >>386
ライゲートの大地主かな
ホームズがそんなこと言うと思わなかったから初めて読んだ時は( ゚д゚)ってなったわw あれは何か演じてるんだろうなと思って読み進めたらそうでなくてびっくり 得意のバリツ(笑)とやらでフルボッコにすればよかったのに
相手の戦闘力が高すぎたのか モリアーティ秘録、各編ともホームズのパロディになってて面白いとは思うが
悪文すぎて読みづらいのなんの
原文もこんなんなのだろうか
悪党のモラン大佐が書いてるから美文になりようがない、と言われればそうなんだけど そんな脳内設定を読み手に強いるとは
ドイヒーなのは原文なのか翻訳なのか 悪党といってもヒャッハー系の悪党じゃないだろ
ホームズ以外誰もモリアーティ一味を疑わなかったんだから
社会的にはまともな人間のはず いやヒャッハー系だろ
頭上から岩を投下して攻撃とかドンキーコングかよ モラン大佐は、「寡黙で執念深い殺人者」ってイメージ
原作を確認しないで想像すると
ちなみにモリアーティ秘録では、良識なんかもちろんないけど、無差別なサイコパスとかじゃなくて、
酒とかタバコとか女とか、一般的な快楽も大好きだけど、より危険な犯罪行為そのものにスリルを感じる
アウトローな感じに描かれてる でも動機がショボすぎたよね
賭博でのいかさまがバレそうになったから殺害てw >>395
それは一味が追いつめられてからの話だからね
>>397
それも親分を失って自暴自棄になってたと予想される 図書館で50年代に出た訳本読んだけど、「〜してくだせぇ」とか日本の時代劇みたいな訳し方に違和感感じた
新しく出版されたのはそういう言い回しとかは無くなっているのかな? >>399
それがそのキャラクターを表現するために相応しいというか
必要な言い回しであるなら、最近の翻訳でも別におかしくはないでしょ。
そう言えば自分が読んだ延原訳の新潮文庫では
ホームズが「あらぁな」(≒あるのさ)と言ってた記憶がある。 洋画の吹替えなんかでも地方出身丸出しのメイドに東北弁しゃべらせるとか
ある種の役割語みたいなのが訳者の世代や訳された時代を反映するんだろう
もう今になると老人の語尾に「〜じゃ」がついても違和感あるみたいだし 初期の翻訳者同士で、言葉遣いの訳し方については
どうもひとつの風潮が出来上がった気がするね
のちの世代の訳者も、それを部分的に引き継いでいる
ただ役割語の表現方法があまりにも画一的(疑似東北弁とか)なので
ようやく近年になって、その不自然さに目を向け始めたんだろう >>403
最強だとは思うけど
翻訳も、人によって好みがあるからなあ
昔の延原訳って古風だったから
平成になって文を多少変えられて、読みやすくはなった 延原訳で入ったけど今は日暮か深町だな
読みやすさと雰囲気のバランスがいい 雰囲気重視…延原訳
読みやすさ重視…日暮
ってとこか 原文で読めば分かるけど、ドイルの文体には別に古雅な雰囲気とかないからなぁ。
19世紀末大英帝国の雰囲気は作中の舞台や登場する小道具とかで十分伝わってくるから、
古臭い訳文は回りくどかったり堅苦しかったりで読み辛いデメリットの方が大きい気がする。
勿論何を以て良しとするかは個人の自由だけどね。 シャーロック・ホームズの「あのスケ」とはいつもあいつ≠セ。あいつのことはそれ以外の呼びかたはしない。
ヤツの目から見たあいつは、どんなマブいスケでもコテンパンにしちまうくらいの女だ。
でも、ホームズがアイリーン・アドラーに惚れてるってわけじゃねぇ。
こんな訳だってありえたわけだな 当時のロンドンはみんな道端で脱糞してたんだよな
いまのサンフランシスコみたいに >>409
ブラックピーターの犯人(延原訳)の口調がそんな感じで笑える >>408
自分も古風な雰囲気を期待して原文で読んだら
現代と変わらない普通の文体でガッカリしたわ
もう雰囲気は脳内補完するから日本語訳は日暮雅通でいい 昨日、アニメの名探偵コナンで「これはホームズ物の白銀号事件に似てる」という
セリフがあった。コナンの脚本家は高齢化してるらしいから延原訳なんだろうな。 >>414
英語は日本語に比べ経年により変化が緩やからしいからな >>409
モリアーティ秘録では、モラン大佐がアイリーンのことを、まさにそんな感じで書いてたな
「あのアバズレ」呼ばわりで「ホームズ」の部分がモリアーティ教授に入れ替わってるけど 初登場時のホームズが妙に気さくで面食らった記憶
やはりまだキャラが確立しきれてない気がする
死体を叩いてまわるという設定もほぼなかったことにされてるし 初期のホームズって結構だらしないところあったよな
そのせいかBBCのシャーロックがソファーでだらーんとしてても
あまり違和感なかった サザエさんの前身が登場する長谷川町子の漫画でも、子供たちがヒロポンを
飲んではしゃぐシーンが出てきたりする (当時ヒロポンはまだ合法だった)
https://blogs.yahoo.co.jp/ikazuthimaru/71307687.html 這う男のオチやばすぎるな
もうミステリーとかそういう次元の話じゃない >>422
ミステリというよりオカルトだよな
お薬関係といえば某氏の事件スレでホームズの名がでまくりだったな
あの時代は違法じゃなかったとはいえ… >>422-423
ドイルはSFも書いてた人だから…
>>424
正典全話どころかパスティーシュまで読みまくりよ
てか今どき「ヤシ」はないんじゃないの? >>424
全部読んではいるが
順番と読んだ時期は、超バラバラ
言われないと思い出せない作品も多い
>>425
パスティーシュは多すぎて
どれだけ読めば読破したことになるのか、よくわからんわ パスティーシュはどんどん増えて行ってるんだから読破=完全制覇なんて端から無理だろ ニセホームズスレに出てくる小説の中には
パスティーシュに入れて良いのか悩むようなのもあるからなあ つい先日全話読破した俺が通りますよ
ちなみに最後に読んだのは悪名高い(?)『事件簿』だった
微妙な前評判の割には普通に楽しめたけど
さりげなくホームズが電話使ってたりするのが新鮮だた >>422
>>423
前にも書いたことあるけどあの教授とその研究にはモデルがあるのよ
だから「這う男」は怪奇譚に見せかけた糾弾と見るべき
ttps://www.mnc.toho-u.ac.jp/v-lab/aging/column/20160714.html 目的が糾弾ならなおのこと
実際に起きてもいない変な副作用をでっちあげるのはオカルトじゃね >>422-
科学の発展の可能性の予想外れ、とも考えたけど。
帽子が大きいから頭がいい、みたいな。
「獅子のたてがみ」は「アンバランス」に収録したほうがよくね?(その国にそういう番組があったら) サセックスの吸血鬼、出来いい割にあんまり話題にならんね。
謎解きで拍子抜けするパターンも多い中、珍しく全ての面で統合性がとれてるし、もっと評価されてもいいと思うんだが。 >>433
ライオンのたてがみは賛否両論ありそうだけど、自分は好きだよ。
ただそこは素直にクラゲと言っとけよといつも突っ込みたくはなるw 「サセックスの吸血鬼」は出来はいいと思うが
犯人の正体もだけど赤ん坊が被害者ってのがちょっとね…
黄色い顔みたいに拍子抜けしつつもいい終わり方とも違うから ドイルによるホームズ外伝(?)があって
以前、本屋で「新潮社でない出版社から出てるな」ってみた覚えがあるんだけど
最近売ってないのは品切れ扱いになっちゃったのかな?
検索してみつけた創元社から出てる(出てた?)ドイル傑作集(1)であってたのかな 題材が題材なだけにトンデモな方向に行ってもおかしくなかったけど、その辺りは作者もちゃんと理解していたということだね
晩年はオカルトにこだわってたというし公私混同?してたらヤバかったかもな >>437
ワトソンの推理法修行のことならそれに入ってるはず
今で言うスピンオフの走りでもある
ところで延原訳の新潮社版も出てたと思うんだが記憶違いか? ttp://www.hayakawa-online.co.jp/shopdetail/000000014174/shurui_71_HMM/page1/order/
ミステリマガジン2019年5月号
刊行日: 2019/03/25
特集 シャーロック・ホームズ・アカデミー そりゃ研究にかこつけたただのパスティーシュ特集では パスティーシュってもシャーロック・ホームズの功績だけは認めてもいい
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