【金字塔】横溝正史 第伍章
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
>>643
なんの作品?
ちな代表作数冊しか読んでないクソ雑魚ナメクジだから教えてくれ >>640
偏見ではなくて、ホモ=異常者というのは当時の共通認識でしょ
でないと「異常性や怪奇な印象を与える道具」として使えない 男「こ、こいつ・・処女じゃない!うがあああああああ汚らわしい女め!!!!」バッサリ←はぁ? >>653
本陣は作中の人物がそんなことで殺したのかみたいなことを言っているから
もともと異常な動機という設定で書かれているんだよ >>650
「生ける死仮面という短編です。
角川文庫『首』という短編集に収録されています。
短編ながら猟奇趣味溢れた良作です >>655
声優の彼氏発覚で発狂するちゃねらーには納得の動機なんだろうな でも、戦前ならありうる話のような気もするなぁ。
まあ、さすがに殺しはせんだろうけど、すぐに離縁して実家に帰って
もらうとかはあったんじゃないか?
あの犯人は偏執狂的な潔癖症で、なおかつ世間体を非常に気にし
嘲笑されるであろう自分の近未来に堪えきれずに殺しちゃったけど。 >>658
うん。だから作中の人物も「それなら殺さなくても離縁すればよかったじゃないか」
といってるわけだしね 「彼氏ですか?全然もてないんですよ。ファンの皆さんが恋人です」
「嘘つけwww」「そんな奴が芸能人になんかなるわけないだろ!!!」とか
ファン自身も普段から言ってるのに、実際に恋愛発覚。
それで興味をなくすならともかく、ネットでアンチ活動。
むしろ現代に置き換えると、十分成り立つ話だと思います。 乱歩は本陣の動機にケチつけてたけど、乱歩のほうは「殺人マニア」「退屈だから殺した」「御先祖様の恨み」みたいのばっかりでよく他人のことが言えるもんだとおもう 横溝の作品って推理モノ嫌いなオレでもハマれるのかな?スティーヴン・キングとかのホラーが好きで、横溝もホラーだったら読みたいんだけど。 >>662
犯人が怪談や伝説を利用して人を殺す程度でホラーではないな
あえて選ぶなら推理要素はあまりなくて、昔の落ち武者殺しや32人殺しが印象的な
傑作スリラーの八つ墓村がおすすめかな
ちなみに、1977年版の映画八つ墓村は完全にホラー 短編・掌編だけど
「舌」「かひやぐら物語」は目を通してみてもいいかも >>643,650,656
こちらは 『幽霊座』 に収録されている 「鴉」 という作品の話をしているのかと思った
うーん、正史はふたなりやはにわりといった半陰陽を題材にいくつも作品を書いているから
いくつかの作品の記憶がごっちゃになっているw >>662
横溝正史の作品は、戦前のものは戦後の本格推理とは異なり幻想風味のサスペンスものが多い
ことによると、『真珠郎』、『仮面劇場』 などの作品は楽しめるかも知れない
あと、国産ミステリーの最高傑作とされる 『獄門島』 は、物語の雰囲気や殺人方法も奇怪なので、
推理ものということにはあまりこだわらず楽しむことができると思う 自分の場合、映像作品が先にあって読みだしたんだが、
物語自身は血の因習話が多くて、ミステリというより、ロス・マクドナルドっぽい?なんて思った。
昔の角川文庫の表紙はホント怖かったです!!!!子供は泣くって 生頼範義の描いた少年版江戸川乱歩選集の表紙も怖かった
でも、子供の頃この本がきっかけで乱歩ファンになったんだよなぁ....
少年版江戸川乱歩選集
https://pbs.twimg.com/media/CSVP8QhUcAABl5x.jpg 少年向けだけど「怪獣男爵」は怖かったな(子供のころ読んだきりだから過大評価してるかも)
乱歩の二十面相ものと違って人がバンバン殺されてもいた >>666
確か「蝶々」も「鴉」と同じように「女性として不能」
だったが、単に妊娠できないだけなのかそれとも
半陰陽なのか、どうなんだろう? >>661
戦後乱歩は作品書けなくなったでしょう。少年ものとか短編ちょいしか。
だから嫉妬があったんだと思うよ。
あのエッセイ読んだら正論も多いけどそれ以上にムキになってるって印象が否めない。 乱歩と横溝は仲良しだったはず。雑誌社で乱歩担当とかやってたような >>674
そういう幼稚な感情しか読み取れないのは、単にお前が幼稚だからだよ
二人はライバルであり同時に盟友でもあったんだから
お互い嫉妬とかそんな単純な感情で割り切れる間柄じゃないだろ
その複雑な関係を第三者が勝手に矮小化すべきじゃない >>675
知ってる。そもそも乱歩がこれ書いたとき横溝に「今度こういうもの書くのだがいいか」って
送ってるんだもん。
>>676
>単にお前が幼稚だからだよ
そうかもしれない。
でもあなたもいきなり人を「おまえ」呼ばわりとか相当幼稚かつムキになってる印象だがw 5ちゃんでは反論するときにおまえ呼びするのはむしろ普通 乱歩は「刺青殺人事件」みたいなのを書きたかったんだけど、書けなかった。
原稿を見て「何で俺にこのアイデアをくれなかった」と嘆いたくらいだ。
確かに、乱歩的な怪しさのあるテーマだけど、人のアイデアを俺にくれ、ってのは
ちょっと違うだろうw 仲良しだから嫉妬などないと考えるほうが短絡的だと思うがな
乱歩と正史は戦前と戦後に仲違いしている時期もある まぁ、嫉妬心はライバル意識とも言い換えることができるからな >>673
蝶々を少し読み直してみたけど、そのあたりの細かいことはぼかしてあるため
肉体的になにがどう不能なのかは、どうもハッキリしないところがある
石女(うまずめ)というような、単純な話ではなさそうなことは確かなんだけど... >>682
たしかに両方ブ男だが、髪は正史が圧倒的だな
Kindleで乱歩の選集読んだが、他人の書いた乱歩に関するエッセイも載ってたが
「乱歩くんはあのように髪が薄いが」とかハゲいじりがやたら多いw ・盗癖のある女
・どこまでも無邪気で急に美人に見えてくる女
・心臓が弱いのに男の前では依怙地になる女
・目から鼻へぬける女
お前らどのタイプが好み? 目から鼻へ抜けるという表現は八つ墓村で初めて知った 映画化していない作品で金田一耕助シリーズの最高傑作ってなんだろう? 「白と黒」ってドラマ化もなしか?
もったいないなぁ、代表的な長編の中に入れてもいいのに。 白と黒は古い因習にとらわれた村でも
旧家のお屋敷でもなく、普通の団地が
舞台なので映像化したときに金田一耕助が
浮いてしまうからじゃなかろうか でも、映像は残されていない幻の作品
1962年の作品だから多分スーツ姿の金田一耕助 白と黒は中学のときに読んだけど、どんぐりの歌しか覚えていないなあ 長編限定ならドラマにはなってるけど順当に「迷路荘の惨劇」
登場人物のキャラが立ってて読後感がスッキリしてるのも推しポイント 読み応えがあるという点では仮面舞踏会が1番ではないだろうか? 白と黒はサンドイッチが食いたくなる
手毬唄はいなり寿司が食いたくなる 「仮面舞踏会」は長すぎて飽きちゃったな、途中で面倒くさくなっちゃって
真ん中へんはすっ飛ばして結末を読んだ唯一の推理小説だ ^^;
「病院坂」や「悪霊島」もそうだが、晩年作は冗長過ぎる感じがするかも。 横溝正史の作品が冗長になったのは 『白と黒』 からなんだよね
その2年前の作品 『スペードの女王』 などは、話が簡潔に纏まり読みやすい 小説でも漫画でも作者が歳をとると
たいてい話が長くなる >>701
「仮面〜」は長さは気にならなかったけど、『ああ、クリスティーのあの作品辺りから戴いたな』
って読めちゃってから萎えた感じだった。 「悪魔の寵児」
本格推理AVという新ジャンルでどこかのメーカーから出してくんねーかな 当たればシリーズかもあるぞ >>707
創作できる頭は羨ましいけど、こういう批評家タイプの頭はいらない俺でした 蝶々は映画化もドラマ化もされているからなあ
(原作の痕跡がないのは言わないとしてw)
好きな作品で映像化されていないのは
「びっくり箱」「探偵小説」あたりかな?
「烏」も「人面瘡」もドラマ化はされていたよね? >>711
普通に面白いもなにも、真珠郎は普通に横溝正史の代表作だろ?
なぜ面白いのに評価されていないみたいなニュアンスなの? それもこれも、金田一シリーズだけ残し、由利先生シリーズをすべて
紙の文庫から外してしまった角川が悪い
とにかく「真珠郎」と「蝶々殺人事件」の2作は、横溝正史の代表作と
して、絶版にしたらダメだよね 自分は未見だけど「鴉」「湖泥」「車井戸」「首」「死仮面」等も
ドラマ化してるんだね、2時間ドラマだから大幅にストーリが違って
そうだけど(笑) >>715
それもこれも、由利先生シリーズの作品にまで金田一を登場させ、すべて
金田一の手柄というふうにしてしまったTV局が悪い シリーズ2の金田一化、何故蝶々ではなく仮面劇場だったんだろう 由利先生シリーズって、一度も映像化されてないんだっけ? どうせなら「仮面劇場」なんて面白くも何とも無いのじゃなく
「蝶々殺人事件」の方をやって欲しかった・・・ 当時の制作サイドが「仮面劇場」より「蝶々殺人事件」の方を『視聴者にとって“面白くも何とも無い”』と判断したんでしょう。 >>724
おや、今年復刊したんだ...
でも、アマゾンにはその復刊した本が入っていないし、一時的な復刊として
増刷されずに終わりそうな予感...
「蝶々殺人事件」の場合、横溝作品に金田一じゃない石坂浩二を主演させた
ため、逆に、視聴者の混乱と反発を招いたことが不人気の原因では?
いま由利先生をやるとしたら、銀髪にした及川光博さんあたりが似合いそう >>724
今、\734(税込)なんだね。
税率上がれば\748(税込)か。
時代を感じて遠い目になったよ…。 せっかく死者の供養のために「三つ首塔」を建てたのに
そこの住職がダメすぎて
あれでは供養にならないだろう。 >>725
hontoと丸善、ジュンク堂限定復刊だよ >>725
蝶々は俳優以前に脚本が全く別物と化している
観ればファンから不人気だった理由は分かる 蝶々は、2人めの殺人のトリックがどうかと思う、初見時から
あれには納得できないw あれに納得できないなら本陣のトリックなんかどうするんだ 本陣のトリックは文章だと分かりにくい
アニメ化してくれ 既にあるドラマと映画見てもまだ分からなかったら、もう人として詰んでいる 本陣は別に細かい仕掛けはわからなくても
あれを使ってあれすることさえ理解できれば充分だろ 本陣はあれをあれで結んであれで巻き取るところまで分かれば十分 あの人が前にアレしてアレだったということさえ理解できれば充分 ピタゴラスイッチは、「本陣」にインスパイアされて出来たんだと思うねw つべに、本陣のトリックを実際にやってみた動画あったな 別冊宝島「日本一のマンガを探せ!」には
JETによる漫画版がわかりやすいと評されてた 昔、タミヤから出てた「日本の民家」っていうプラモを改造して「本陣」の
ジオラマを作ってみようかと思ったが、途中で面倒臭くなって止めたw 【悲報】加藤シゲアキが金田一耕助に挑戦!ドラマ版15代目“襲名”、『犬神家の一族』イヴに名推理の贈り物 「本陣」は最初の方で金田一が機械的トリックを否定する発言をするので、
機械的トリックと見せかけて実は違うというドンデン返しを最後まで期待して
がっかりした記憶がある(小説自体は面白かったのだが) 事件の当事者たちのキャスティングしっかりさせりゃ、
金田一はジャニーズでもいいんだよ
ゴールデンに華が欲しいだろうし
稲メンバーは止めちゃったしな いやだから、金田一役はジャニーズ事務所専売みたいになるのがイヤ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています