短編推理 あなたは解けるか? Part5
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前スレ: 短編推理 あなたは解けるか? Part4
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/mystery/1513163047/
『出題者の方へのお願い』
・トリップ推奨 (なりすましや、不要な混乱を避けることが出来ます)
・トリップに解答のキーワードを入れてトリップ当ての出題形式にすることもよいでしょう。
・瞬殺防止策として回答解禁時間を設定することも推奨されます。
・とても不愉快な感想がつくことがあります。そういうときは聞き流すようにしてください。
『解答者の方へのお願い』
・出題者は素人です。完璧な問題を期待しないようにしましょう。
・出題に瑕疵がある場合でもクレームはほどほどにして、次回作に期待しましょう。
・回答に自信がある場合は、他の回答者にも考える時間を与えて下さい。
・マナーを大切に。問題が解けて嬉しい気持ちはわかりますが出題直後の瞬殺はやめましょう。トリップ当てでのネタばらしもやめましょう。 >>850
えーとね
FIRE!(発射しろ)だとそのまま撃たれて終わりでしょ?
笑い話ならそれでいいけど火属性魔女っ子が前者と同じパターンで助かろうとするならこれじゃ駄目だと思ったわけ
アメリカ大統領のトランプが昔出てたTV番組でサバイバーとマネーの虎を合わせたようなのがあって
詳細は省くが駄目な奴を脱落させる時のトランプの決め台詞が
「You're Fired! = 君はクビだ!」だったのね
ファイアに絡めつつ助かろうと思ったらこれしかないと思ったのよ >>851
バックトゥザフューチャー2で腰抜け呼ばわりされて切れて事故ったマーティのファックスから出てきた紙に書いてあったな まあ、ファイヤー言ったらブリザドで凍りついた兵士が解凍されてズドンって感じか 【告知】大阪で1番恥さらしな男!!これまで誰一人として語れなかった覚醒剤中毒者の泥沼の世界!!そして警察官、刑務官、裁判官のええ加減さを真実のみを赤裸々に語り最低中の最低の究極のゴキブリ男が恥を承知の上で書いた渾身の力作!!
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>まあ、ファイヤー言ったらブリザドで凍りついた兵士が解凍されてズドンって感じか
兵士はそれぞれ別でしょ
同じ兵士なら最初の落雷で死んでる 問題 「ある物」とは一体何でしょうか?
とある山小屋で、死後1日が経過した大学生の首吊り死体が発見された。
発見したのは雨宿りをしようと中に入った登山客だった。
一見自殺にしか見えない状況だったが、彼の通報により駆け付けた警察官が「ある物」が現場に無い事に気付き、すぐさま殺人事件であると断定した。
犯人は即日逮捕された。
大学の映画サークル仲間であった。
事件に関する情報
・山小屋は公共施設であり、鍵が掛けられないので24時間立ち入りは自由である
・登山道は車の通行は出来ない
・床からは被害者を含め、不特定多数の足跡が検出された
・ドアノブには被害者を含め、不特定多数の指紋が付着していた
・被害者の靴裏には登山道の土が満遍なく付着していた
・首吊りに使用した踏み台には被害者の足跡が付着し、壁際に蹴り飛ばされ横倒しになっていた
・司法解剖の結果、死因は首吊りによる窒息死で、被害者の体内から薬物類は検出されなかった
・着衣に乱れはなく、上着から被害者の唾液と血液、股間からズボンの裾にかけて及び足元の床から被害者の尿が検出された
・被害者の爪から本人の皮膚が検出され、首に出血を伴う引っ掻き傷が発見された
・遺体が発見される直前に、激しいにわか雨が降り、登山道の足跡は発見者と現場に駆け付けた警察関係者のもの以外、全て消えてしまっていた
・窓際に手書きの遺書と黒のボールペンが置いてあり、ボールペンから被害者の指紋が検出された
・犯人は単独犯であり、共犯はいない
・遺体の発見者は被害者および犯人とは面識は無く、事件とは無関係である
・犯人は犯行時は手袋を付けていなかったが、踏み台やロープからは被害者の指紋しか検出されなかった
・ロープおよび踏み台は被害者本人が用意し、現場への持ち込みからセッティングまでを自身で行った
・犯人は犯行後、現場から撮影機材以外何も持ち去らずに逃走し、再び現場に戻る事もしていない
・犯人と被害者は、自作サスペンス映画の首吊りシーンを撮影するために現場を訪れていた
・犯人は瞬間移動や催眠術等の超能力は一切使えない
・現場検証の時点では、警察はアリバイや指紋、動機等犯人や被害者に関する情報は一切持ち合わせていなかった >>856
ボールペンが遺書の近くにおいてあったので、
小屋の中で遺書を書いた可能性が高い。
だから、遺書を書くための台になる机かなと思ったけど、
踏み台を使えばいいので除外
まあ踏み台の上で書くのは、かなり不自然だけどね
次に考えたのは杖
被害者の靴底には登山道の土が万遍なくついてたそうなので、
地面はかなり柔らかそうである
その上を転ばずに歩くのに必要なのは杖
>>857
はじめに縦読みしたw ソロ登山と二人登山の装備の差を考えればいいんだろう
下山分の食料と水とかじゃないの どの程度山の中にあるのか
ピッケルやアイゼンがないと登れない場所にあるのに持ち合わせてないとか、いろいろ考えられる 遺書の裏にボールペンの筆圧で出来るはずの凸が無かった 納得できる解答が出てくるのか不安になる問題だねこれ 今読んだら他の人と被り気味なので第二案
遺体に日焼け跡が無かった 「ある物」が無かった、なので答は「物体」になるのでは? まさか、アレかな。以下想像。
「死後1日が経過してる」
「はい」
「つまり、死んだのは昨日の夜だ」
「それがなにか?」
「夜、遺書を書いてロープを用意する。
……暗いと難しいよな」
「あ、そういえば、ここに明かりがないですね……」 死亡時刻も発見時刻も書いてないからそれはないと思うぞ まあ、そうですよね。描写を省いた箇所から
想像していったら、いくらでも答えを出せちゃいますしね。 お疲れ様です>>856の出題者です。
すみませんが、1つ訂正箇所がありました。
事件の情報の一番最後の項目の最初です。
誤 現場検証の時点では
正 現場検証前の時点では
以上の通り、訂正させて下さい。
要するに、現場に駆け付けた警察関係者の中に被害者および犯人と予め旧知の仲だった者はいなかったという事です。
現場検証をすれば、当然被害者に関する情報は集まりますので、それをして一切情報を得られないとなると、警察ディスりになりかねませんので訂正させて下さい。
失礼しました。 >>856
結構何でもありになってしまうけど
この手のやつは意外なものがっていうのが面白いよね
リュックかな 遭難者用に山小屋に備蓄されていた食料品が無くなっていた
(もし被害者が食べたなら、尿だけではなく糞も垂れ流されていたはず) >>858―862
出題者です。
事件の情報にもある通り、犯人は撮影機材以外は現場から持ち去ってはいないので不正解です。
861につきましては、遺書は現場で書かれたものですので不正解です。 >>864
出題者です。
865さんの仰る通りです。 >>866
出題者ですが867さんの仰る通り不正解です。
仮に夜間でもスマホのライト機能を使えば結構明るいですよ。 >>870―871
出題者です。
犯人は自分のリュックに撮影機材のみを収納して現場から持ち去っていて、被害者のリュックについては現場に残置されておりますので、不正解です。
また、同じ理由で食料品を胃袋に詰めて持ち去ったというのも不正解です。 ノートやレポート用紙かな
ボールペンがあるならその場で書いたわけだけど
一枚だけ紙をもって行くのは変だし
遺書のつもりなら山登り前に書いていそうだし 遺書がボールペンで書かれていなかった。
鉛筆かシャープペンか万年筆で書かれていた。 >>876
出題者です。
撮影機材以外は持ち去っていないので不正解です。 >>856
>・窓際に手書きの遺書と黒のボールペンが置いてあり、ボールペンから被害者の指紋が検出された
遺書の方に被害者の指紋がなかった 883のトリップをググったら「これかな?」って物にあたったけど、それはどうだろう。
ロープの先を輪っかにして投げて、輪っかの反対側を輪っかに通せばいいし。
指紋は論外だね。 あらら、せっかくトリップにしたのに。
アマチュア作品なんだから、「完璧な正解」を求めても仕方ないと思うんですよ。
僕の解答はこれ
===============
駆けつけた警察官はすぐさま、現場の不可解な点に気づいた。
「この男性は、天井の梁にどうやってロープを結びつけたのだろう?」
自殺に使った踏み台では、山小屋の梁まで届かない。
ここに「脚立」でもあれば別だが、そんなものは山小屋の何処にもない。
となれば、ここに脚立を持ち込み、そして持ち去った人物がいるはずだ。
そこから、死亡当日に撮影用の脚立を持ち歩いていた映画サークルの仲間に辿り着くのに時間はかからなかった。
===============
もちろんこれが正解だと、いろいろ疑問が湧きますよ。
ご指摘のロープの結び方もそうですし(結び方は作中で示されていない)、
状況的に「自殺幇助」の線もあるわけで、なぜ「すぐさま殺人事件であると断定」できたのか謎です。
ただ、そこまで考えて作られた作品か分からないので、まあこれくらいが作者の想定した「正解」なのかな、と。 作者によると、犯人は撮影機材以外持ち去っていないそうだから、
当然脚立も持ち去っていない。
だから初めから現場になかったもので
それがないと不自然な自殺になるものが答えじゃないかな。 だからむしろ修正前の882のほうが良かったんじゃない? 地図!
登山は険しいところは地図ないと入ったら死ぬ
地図がないといけない山小屋だった >>888
僕の基本的な考え方は、>>886さん同様に「それがないと不自然な自殺になるものが答え」です。
>>882は「脚立」と書くつもりが、うっかり「三脚」と書いてしまったものですが
三脚は自殺の演出に関係ないと思うので、答えとは考えません。
なんにせよ、正解は作者が決めることですから、他人の回答の判定は作者さんに任せようじゃありませんか。
せっかく他に影響を与えないように回答を伏せたのに、わざわざググってトリップを覗き見して論評する意味がわかりません。 一人で山小屋まで来て首を吊ったとしたなら、
現場に入山許可証が無い、この人が持ってないのはおかしいということかなあ。 >>881
出題者です。
遺書に関して876さんも仰ってましたので補足説明いたします。
遺書は被害者がボールペンと合わせて現場に持ち込んだ未使用の大学ノートの1ページ目に書いてあったという設定でお願いします。
当然、被害者の指紋付きです。
よろしくお願いします。 出題者です。
三脚は犯人が持ち去った撮影機材に含まれます。
脚立、地図は撮影機材には含まれませんので、もし仮に使用したとしてもそれは現場に「残置」となります。
入山許可証についても今回は考慮の必要はありません。 無駄な設定が多くて問題がシンプルじゃない
後付の設定が無いと問題として成立しない
悪問の見本のような推移を辿ってるなあ
良問は簡潔でスパッと切れ味があって答えを聞けばなるほどそうかと誰もが納得行くものだがはたして 出題者です。
ロープの結び方については「ハングズマンノット」でも「もやい結び」でも何でも構いません。
重要なのは「被害者自身」が結んだという事実です。
また、踏み台の高さによっては天井にロープを結べないのではないかという疑問ですが、彼らは予めネットなり下見をするなりして場所を選定し、それに合わせた準備をしておりますので、そのようなミスはありません。 >>897
出題者です。
はい、皆様の推理力の高さにただただ圧倒されるばかりです。
私に出来る事は、そんな皆様から提示された可能性を1つ1つ心を込めて潰しつつ、私の想定した正解に導いていく事だけです。
よろしければ、もうしばらくお付き合い下さいませ。 脚立っていいアイデアだと思ったけどなあ
違うのか
あと出題者さんはいい対応していると思いますよ
出題の箇条書きもむやみにスレを長くしない良策だと思う >出題の箇条書きもむやみにスレを長くしない良策だと思う
確かに。 >>900
出題者です。
刃物も撮影機材以外なので違います。 >>901―902
出題者です。
ありがとうございます。
でも、こんなに回答者側に有利になるように縛りを増やしてもなかなかカバーしきれませんね。 「出題者が意図する解答」へ至る必然性が無さ過ぎるからではないかな
山田くんが死にました。なぜでしょう?
これじゃ誰も分からない
もしかしたらアイデアは素晴らしいのかも知れない
しかし設問が漠然とし過ぎていてだれもそこに至れないし正解を言われてもはあそうですかとしか言えない
多分これが正解なんだろうなあというのは幾つか思い浮かぶけど
これは良問とは言えないよ >>905
まあまあ。
君は批判ばかりしているけど、そんなのは解答が出てからでいいじゃん
例えば、俺は脚立が解答だったら納得するよ。良問とも思う。
脚立以上の解答があるのかは知らん。 「犯人は撮影機材以外持ち去っていない」っていう条件も漠然としてるんだよ
もともとの犯人の持ち物だったら必ずしも「持ち去る」とは表現しないだろうし、厳格に解釈して文字通り撮影機材以外の一切の持ち物を所持せずに帰ったんだとしたら無理がありすぎるし >>901
これはすごく共感する
読んでてわりと苦痛な中途半端な創作物よりは箇条書きに徹している方が、読者に配慮してるんだなと感じる とはいえ山小屋はいつでも立ち入り自由って事くらいしか分からないのに実は脚立が無いと天井に手が届かないだとか備蓄用の食料とか
犯行時刻も不明なのに明かりや日焼け跡が正解だったらフェアじゃないと思いますよ 身分証とか?
本気で自殺するならもってるはずだけど映画撮影では不要なものが答えかな 分かった
死臭が無かった
つまり遺体はコロナ感染者キラリ >>908
そうそう
この前久しぶりに覗いてみて長文をいっぱい見掛けておっ、問題たくさんで盛り上がってんなと思って読んだらただの同じ人の言い訳コレクションだったw 撮影機材って、映画の撮影に必要なものということだよね。
まさか、メイク用の道具とかなのかなあ。 >>917
そうか、被害者は女性と言う事か。
でも、メイク用の道具なかの何がないのかとくていしづらいのでは? 撮影のために特殊メイクしたけどそれやるためのポーチがなかったでどう >>920
そう、「鏡」です。
部屋に鏡が無いのに遺体に特殊メイクが施されていたら、本人以外の誰かがそれを施した可能性がある。
ただそれだと、鏡云々以前に、「特殊メイクして自殺?」って時点で事件性が露見してしまうから、話が不自然になる。
それにスマホは鏡代わりになるので、それを使えば自分でメイクは可能。
だから、特殊メイク(又は化粧)の線で「鏡」って正解は無いと踏みました。
あと、この推理を難しくしてるのは「すぐさま殺人事件であると断定」という箇所。
撮影中の事故(保護責任者遺棄罪)や自殺幇助の線は無く、殺人事件と断定だから、余程の何かが無いとね。 >>856 解答編 1/3
「私はそれをとても美しいと思ってしまったんです。」
取調室のベテラン刑事と片隅で記録係をしていた彼の若手の部下。
そこに対峙する犯人である撮影係の大学生は俯きながらも不気味に微笑みを浮かべ、自らの「許されざる悪戯」の一部始終を告白した。
「サークル活動の一環とはいえ、私は真剣に素晴らしい作品を録りたい。
そのためにはリアリズムを追究するべきだという強い信念を常に抱いていました。勿論彼には何の恨みもありません。
本当に申し訳ない事をしてしまったと後悔しています。」
しかし、言葉とは裏腹に彼の頬が紅潮していくのを、古株刑事は見逃さなかった。
「彼も快く賛同したんです。
自分からノリノリで首を括ったんですよ。
本当にほんの5、6秒で踏み台を戻すつもりだったんです。ですが……」
刹那、両目が爛々と邪悪に輝きだした。
「カメラを止められ無かったんです。
ギチギチと首に食い込むロープ、段々と赤から紫色に変色していく表情。
身体中から体液が迸り、地獄の底から轟くような至高のうめき声。
その後に漂う魂の朽ち果てる香り。五感で感じた人間のリアルなラストシーン。
あれはきっと、初恋に近い感覚でした。
昔テレビで見た金田一耕助に出てきたまるで歴史的名画を彷彿とさせる美女の死体を見た時のような。
そう、あれはきっと、恋をしていたんです。
その心奥に秘めた劣情を、彼が呼び覚ましてしまったんです。
私は彼が命果てた後もしばらく、カメラを止められなかったのです。
ただただ見とれていたんです。
だって、だって、市川崑、いや横溝正史でさえきっと経験していない事を私は、私は……アハハハハハハッ」
彼は狂ったように笑い出した。しかし、ピタッとそれを止めると、彼は眼前で一切表情を崩さない刑事に尋ねた。
「でも、どうして自殺じゃなくて、殺されたって分かったんですか。
彼は何から何まで全て自分でやったんですよ。
私は撮影機材以外一切何も持ち出さなかったし、手書きの遺書だって置いておいたのに……。」
「それだよ、遺書だよ。
あそこに無かったのはその遺書なんだよ。」
刑事は静かに語った。
彼は一瞬、刑事が狂ってしまったのかと思った。 >>856 解答編 2/3
「手書きの遺書なら確かにあった。
だがそれは、被害者の『直筆』の遺書では無かった。
あれは君の落書きだ。
俺は筆跡鑑定士ではないが、被害者のリュックの中にあった彼の私物に書かれていた名前の筆跡と見比べたら一目瞭然だ。
君は相当あせっていたと見えるな。」
刑事は彼の瞳を直視しながら言い放った。
「どんなに楽しい宴にも必ず終わりが来るんですね。
自分が取り返しの付かない事をしてしまった事に気付いたんです。
しかし、手袋を持ち合わせていなかった私は、たまたま彼がリュックから出していたボールペンと大学ノートを使って、遺書を捏造しました。手をシャツの袖の中にすぼめて、指紋を付けないように。
刑事さんの仰る通り、彼のリュックの中身を漁って筆跡を真似たかったのですが、万が一私の指紋が付いたら水の泡だと思い、早々に遺書を書き上げて、撮影機材だけを自分のリュックに入れて逃げ出したのです。
何とも間抜けな結末となりました。これではただのB級コメディーだ。ハハッ、ハハハッ」
「ドンッ」
刑事は怒りに震えた拳を振り上げ机に叩き付けた。
「人は誰も自分を演じ生きている。
お前はただ単にアドリブが度を過ぎたんだ。」
「はい……申し訳ありませんでした。」
彼は一礼すると、扉を開けて入室した引率係の警官に連れられ部屋を出ていった。
刑事はふうっとため息を吐くと、記録の手を止めた後輩に話し掛けた。
「残念だが、あれは死体愛好という一種のフェティシズムだ。
フェティシズムは不治の病、闇に魅入られたのさ。
きっともう元の生活には戻れないのだろうな。」
「私には理解出来ない世界ですね。」
「ところで君は何故警官に?」
「ただの好奇心ですよ。」
「好奇心?」
「はい、大学で犯罪心理学を専攻しまして、実際に法を犯した人間に直に触れてみたいと思いまして……。」 >>856 解答編 3/3
「変わった奴だ。まあ良い。あまり闇に深入りしないようにな、取り込まれるぞ。」
「了解です。では口述記録を捜査本部に提出に行きますので、お先に失礼します。」
「おう、ご苦労様。」
彼は先輩に敬礼し、部屋を後にした。
「はあ、上下関係は疲れるわ。」
彼は右手にノート、左手をズボンのポケットに突っ込みながら淡々と歩を進めた。
ポケットの中の指先にソリッドな感触。
それはボンクラな同僚達の目からくすねて来た悪夢の狂宴を閉じ込めた記憶媒体。
闇……病み……ヤミ……闇病みヤミ闇……
闇……病み……ヤミ……闇病みヤミ闇……
廻る廻る廻る闇に病む狂い此岸もまた闇
闇は…………伝染する………………… 終 自殺に見せかけた現場、さてここに無いものとは?
正解『本物の遺書』。
あー、うん。なんというか。 一応僕は納得してますよ。
もともとアマチュア作品の場合は、作者や登場人物が「常識外」である可能性も踏まえて推理しないと駄目ですからね。
特に彼の作品は大体こんなレベルですから(冗長なストーリー偏重でミステリーとしては甘い)、
僕の推理した「脚立」が正解と言われた方が、逆に驚きます。
いつからそんな合理的な良問をつくれるように?とね。
一応突っ込んでおくと
・警察はリュック(筆跡)を調べずとも、遺体に「吉川線」を認めた段階で他殺と判断出来たはずでは?
・警察はなぜその場で、彼の私物に書かれていた名前の方を「彼の筆跡(真筆)」と判断したのか?
・警察はなぜ偽造遺書だけで、殺人と断定したのか?
・筆跡を気にした犯人は、なぜ被害者のスマホに遺書を残そうとは思わなかったのか?
・袖で手(指紋)を隠して遺書を書いた犯人は、なぜ同様に袖で手を隠してリュックを漁らなかったのか?
・そもそも、なぜ犯人はリュックをひっくり返さなかったのか?(中身を取り出すのに中に手を入れて漁る必要はない)
──などなど、色々と首を傾げることばかりですが、
別に今回は本格推理なんて大風呂敷は広げてないんですから、登場人物関係者全員がヘボだったってことで、まあ良いじゃないですか。
僕としては「脚立」という、それなりの良回答に辿り着けたましたので、結構楽しめましたよ。 雑談スレに質問があったので、>>925のトリップは「#鍵」です。
鍵が掛けられない、誰でも24時間立ち入り自由の場所ですと、
天井にロープを掛けたりしている最中に誰かが入ってくる可能性がありますよね。
実際発見者は難なく山小屋に入ってきましたし。
ですので、事前に棒や重量物などで扉に鍵を掛けるのが、自殺者の心理だと思うのです。
しかし、山小屋にそのような「鍵」は施されておらず、そこから警察は事件性を疑ったという解答案です。
もちろんこれで殺人と断定するのは無理がありますが、
一応「現場に何かが無い事に気付いた、それは何か?」というお題には適っているので、まあ有りかなと思いました。
少なくとも出題者の解答編よりは。
遺書は自殺現場に必ずあるとは限らないので、警察が遺書から事件性を疑ったなら、その理由は「偽物の遺書が有ること」である筈です。
なのに「本物の遺書が無いこと」を正解にしているのは、ちょっとおかしいですね。 え、撮影のために山小屋行ったんだったら遺書なんて書かないんじゃないの??
ごめん、これだけじゃ何を持ち去ったのか分からん 出題者です。
反響の大きさに頭の下がる思いです。
そこで、3点言わせて下さい。
1 「手書き」→「直筆」ではないという言葉のトリックを使用し、しっかりとその表現を問題文中に含ませて、回答者にフェアな戦いを挑みたかった事。
2 1の要件を満たすために、計画的ではなく衝動的な殺人という結末にしたかった事。
3 ふと我に返り、殺人を犯した事に愕然とし、心理的余裕を失った不完全な人間の行動を的確に描写するために、あえて「お間抜け」な偽装工作をさせた事。
皆さんの言い分はよく分かります。
しかし、この犯人に完璧を求めたら、計画性がより色濃くなっていき、問題の主旨がボヤけてしまうのかなと私は思いました。
どうでしたか?犯人の行き当たりばったり感が上手く描けたかなと思います。
問題に完璧を求めたい気持ちは大変良く分かります。
私もひとたび、挑戦者側に回ればそういう気になる事もあります。
しかし、全てを完璧にしたらそれはもはや「完全犯罪」です。
犯人の心理的、空間的、時間的な余裕の無さから生まれ出づる不完全な綻びを許容する事で初めて推理クイズは成立すると思うのです(ですよね?)。
さて、のっけから「遺書」という文字レスを見付け、瞬殺も覚悟していましたが、最後まで皆様を騙し抜く事ができ、私としては大変満足しております。
また気が向いたら出題いたします。
お身体には十分留意されて、またの機会を適当に笑お待ちいただければと思います。
ありがとうございましたm(_ _)m 散々悩ませといて解かせる気ないから荒れる
ないならさっさと答えだしなよ
解かせる気あるなら小出しでヒントだせ >人の行き当たりばったり感が上手く描けたかなと思います。
出題の行き当たりばったり感はあったと思うけど >>936
ご苦労様でした。
僕も「マヌケな登場人物(例外的人間)」を認めない風潮は間違っていると思うので、概ね賛同ですね。
出題にリュックの記載が無いと言う人もいますが、そんなのは想像で補完できる筈です。
基本、ここの解答者は作者に甘えすぎです。
ただ、「無いもの」を訊いていながら、その答えが「無くてもおかしくないもの(遺書)」というのは頂けませんね。
上にも書きましたが、この場合の正解は「本物(直筆)の遺書がないから」ではなく「偽物の遺書があるから」となるはずです。
通報を受けて山小屋に駆け付けた警察官がリュックの内容物の署名まで検視するというのも疑問で、
正解は「初動の警官が一目見ただけで『無い』と確認できるような物」の範囲に納めるべきでした。
ただ、「マヌケな登場人物」と同様に、「マヌケな出題者」もまた存在を織り込み済みなので、その調子でこれからも頑張ってください。 >>940
あぼーんする前に言っとくけど遠回しに人を馬鹿にするのやめない?
あんたのレスみてると白けるんだよ >>938
それでしたら是非質問していただきたかったです。
聞かれたら誠実にお応えするのが私のスタンスですので。
聞かれなかったので、スルーしました。
私はあなたの家族友人知人ではございません。 >>939
お上手ですね。
心の座布団を1枚どうぞ。 >>940
これからもそのモンスタークレームで、頑張って他の出題者をどうぞロックアウトして下さい。
あなたは名実ともにこのスレの「新型コロナ」に認定です。 >>942
>聞かれなかったので、スルーしました。
さすがにそれは可哀想だよ。
あくま君は「身分証とか? >>912」「ポーチがなかったでどう >>922」って訊いてたのに。 >>941
同感です。
私にもそのやり方を教えて下さいますか? 適当に作った問題なので瞬殺されても良いです
ジェームスは町に来たサーカスを見に行った。曲芸・手品・動物、何を取っても天下一品。
「こんな凄いサーカスが大スターにならないなんておかしい」
そう思ったジェームスは早速テレビ局に電話した。
「そこがどこか教えてくれないか?」
数分後にやって来た車がサーカスの団長を連れていった。そのまま団長は帰ってこなかった。 >>945
警告を無視し、再三に渡る出題者への人格攻撃
スレの過疎化を招き、停滞へと追い込んだ罪
あぼーん レス数が950を超えています。1000を超えると書き込みができなくなります。