ハードボイルド総合スレ Part3
>>122
大いなる眠りは最後まで読めば話は簡潔だと思う
最初の依頼通り全てカーメンの不始末を巡る話で
読んでる途中は迷走してるように思えるけど最後まで読めば決着が付く さらば〜は大体こんな筋だろうと予想がついたが、
大いなる〜は全く分からなかったわ マーロウものに出てくる父親って出来の悪い娘に対して異常に薄情だよな。
死んでも全然悲しまないwチャンドラー自身、子どもがいなかったからだろうな。 一度手放してた「血と暴力の国」また買おうと思ったら中古の値段が高騰していて諦めようと思ったけど立ち寄ったブックオフで600円くらいで買えた ロング・グッドバイやっと読み終わった。
この汚れた世界で俺一人だけがピュアな魂で孤独に戦っている、
という中二病感あふれる作品だった。
村上春樹の解説がわけわかめ。「純粋仮説の受け皿」て何? まあチャンドラーってそうよ。汚れた世界の汚れた人間たちと渡り合うタフな探偵話を読みたかったらハメットやロス・マクがいいよ
チャンドラーが人気があるのはまさにその中二っぷりが理由なのだろうけど ロング・グッドバイで3人の医者に会いに行く話で2人はストーリーに全然関係ないだろwと思ってたら村上春樹がその無駄話こそがチャンドラーの味だと解説しててなるほどと納得したw >>134
最初の医者のところで急に戦いが始まるところとか、唐突だがチャンドラーの味だよね >>134
あれは無駄話ではないな
実際医者の所で小説家を見つけるのだから >>131
真ん中2行で言ってること
そういう探偵はありえないけど書いてみたらどうなるかって事
それは村上のアホの解釈に過ぎず
チャンドラーは大真面目で書いていて文学実験のつもりはないが 本屋行った。ロスマクほとんど売ってなくてびびった。
ハメット ドライ過ぎ、冷酷過ぎ。
チャンドラー ロマンチスト過ぎw
ロスマク アーチャーはしごくまともだけど登場人物は気違いばっかりw 本屋によってはロスマクは
マイクル・Z・リューインのアルバート・サムスンものより少ないことさえある リューインも減ったなあ。A型くらいでしょ。
ライアルも多分深夜だけだし。プロンジーニなんか全滅だし。 10年ほど前までは書店にズラリとならんでいたロバート・B・パーカーも、
最近では「初秋」以外置いていない店が多い。 いまロスマクは動く標的、象牙色とさむけだけかな
自分が読み始めた25年ほど前は書店に創元もあったし早川もポケミス、文庫がある程度並んでた
運命や地中の男、別れの顔とかも。ないものは古本屋で全部集めた
復刊フェアをやってくれないかねえ 昔創元でやったけどあれは良かったなあ。おかげでクルンバーの謎が読めた。 子供の頃から「月刊Gun」やら「ワイルド7」読んでたので、
銃好きからの導入でハードボイルドの入口は大藪春彦からというのは
きっかけが幼い俺。角川映画の「蘇る金狼」とか。 「さよなら、愛しい女」読了。
・マーロウ、神のような推理力だな。まあ作者の分身だから。
・人種差別は犯罪です。
・仕事中に酒飲むな。 続き
JIMBEAMを飲みながら読んだけどスコッチだったか、
しくじったwww おかしなことが続くなら当分こいつも追加しとくぞ
F(@No_001_Bxtxh)https://i.imgur.com/0Ol4htq.png >>144
銃は好きだしワイルド7も後追いで読んで好きだったけど、大藪は受け付けなかった。メカニックに淫しすぎてて。 最近(つってももう邦訳出て一年になるのか)のハードボイルドの収穫は
「ローンガール・ハードボイルド」
そのものズバリの恐れを知らぬ邦題、ラノベテイストのイラスト表紙に騙されてはいけない
久しぶりに読みごたえがあった >>150
スペルが違うんだよね
フィリピン語らしいで 「なんて名前?」
「マーロウ」
「eがつくの、つかないの?」
「つかないよ(MALOU)」
「そう…(無関心)」 最近楽しく読んでいるのはロバート・クレイスくらいだなぁ
手放しに褒めているわけではなく、全ての要素が60〜70点だなぁ…と思いながら読んでいるけど 本格好きにも好きになれそうなハードボイルドの探偵はいますか?
よろしければ教えてください。 >>154
ぱっと思いついたのはマイクル・Z・リューインのアルバート・サムスン、ジョナサン・ラティマーのビル・クレイン
探偵の造形がどうこうというより、どちらもハードボイルドでありつつ謎解き部分も手を抜いていないという作風なので
リューインは「消えた女」、ラティマーは「処刑6日前」かなぁ
どちらも絶版という情けなさ >>154
ネロ・ウルフが本格とハードボイルドのミックスと言われてる
サクシャノレックス・スタウトがシャーロキアン ハヤカワも創元も、最近は何か出版されるタイトルが多様性に欠けるというか、らしさに欠けるというか。 SFであれミステリであれ、90%はクズなんだから新刊ってそんなもんだよ
ただリューインしかり埋もれるべきでない作家が埋もれていたり、大家や大御所の作品の未訳が大量に残っていたりする現状は頂けないけど… 『血の収穫』ダシール・ハメットを読んだ
ダシール・ハメット作品は始めてたが色々面食らってしまったな
普通の長編だと思ってたら連作短編集に近い構成だし
簡単に次々と人が死んでいくし探偵も悪を駆逐するためとはいえ普通に犯罪行為するしで
ハードボイルドの始祖によるハードボイルドの凄まじさを味わったよ… >>160
元が雑誌連載だから。
連作短編に近いというのはそれ 赤い収穫はおもしろいよな。時々読み返すけど怒濤の展開で一気読みしてしまう 「影なき男」まで読むと打って変わって都会小説的でびっくりする
映画化もされているが、いかにもな夫婦漫才が楽しい >>154ですが、返信ありがとうございます!
ハードボイルドな世界も好きですが、やっぱ本格的なトリックも
楽しみたい私にとって僥倖です。さっそく読んでみます。 >>162
元になった短編の保安官やつも好き
けどハメットの短編集って手に入れづらいよね
新訳出さないのかね >>160
ハメットのいた探偵社は後のFBIみたいな所で
国家犯罪も請け負っていた
ピンカートン探偵社
オハイオ州では非合法となり活動できないのに活動してた 赤い収穫はさ、ハメット御大は雑誌連載時、その回その回クライマックスが来るように
書いてたと思うんだ。だから長編としてまとめる時にその矛盾にハメットは気づいたと思う
長編は短編の集合体じゃないという事に
これが段々洗練されてきて、マルタの鷹になるとびっくりするわ
連載の切れ目が全然見えないじゃんって。あれ、どこで区切ってたのかね >>108
チャンドラーは批評家の挙げる20世紀英語小説ベスト100にもしばしば選ばれてる
大いなる眠りか長いお別れ >>156
ネロ・ウルフもペリー・メイスンも昔はハードボイルド小説って言われてたんだよね
今読むと本格としか思えないけど
昔は探偵役が態度でかいアメリカものはハードボイルドに分類されたんだろうな 俺もネロ・ウルフものがハードボイルドに分類されるってイメージは全くなかったな
助手のアーチーには面影があるけれど あれは電書がないのがてんでダメだね
ほとんど紙で単行本持ってるんだから電子にならないと買わないよ >>168
当時の文芸評論家だかが、読者が推してきたミステリを片端からこき下ろす中、チャンドラーだけは認める発言したんだけっけ? 文遊社という出版社からジム・トンプソンがたくさん出されてるんだね。ずっと以前に買った内なる殺人者やサヴェッジナイトはもう出てないのかな 昔読んだ小説で、恋人だか奥さんだかが輪姦されるビデオ見せられるみたいな話を読んだんだけど
分かる人います?
頭をスパナかなんかでコツコツ叩かれて正気を失っちゃってたみたいな内容だったと思うですが。 勝目梓の「鬼畜の宴」でした。自殺した彼女の輪姦ビデオを見せられるシーンでした。
"直子は男たちの間で、サンドイッチにされていた。"
勝目梓で陵辱物でおすすめあれば教えて下さい。
個人的には
横綱 鬼畜の宴、引き裂かれた夏
大関 炸裂、鬼畜
ハードボイルド物の官能小説にはない独特の描写がいいですね。
西村寿行は堕ちすぎかな。
どこかのスレでみた鬼女伝説殺人事件とか気になるけど生田直親はあまり電子書籍かされてないんですね。。。。 日本人女性が外国男を殺すや倒す描写があるハードボイルド小説しっていますか? レオ・マレがKindle化されてたんで読みかけてるがおもしろいな
フランスのハードボイルド作家だと思ってたが、経歴を読むとアンドレ・ブルトンの一味だったらしい >>185
なんの事?と思ったらガチだった
R.I.P. スペンサーシリーズいい加減Kindle化してくれ〜 今期ドラマの婚活探偵ってもろハードボイルド意識してるな
煙草燻らせて夜でもサングラスして仕事終わりはバーでウィスキー 見ようと思って見れてないが、向井理がいい味出してるなw ハードボイルドに決めてはいるが案外コミカルなんだよな >>190
すげえダサいハードボイルドイメージだな >>194
うん、気取ってるけど中身はダサい
面白系だし 戯画化に失敗して痛々しいだけ
古畑任三郎とかテレビのドラマはどうしようもない 西村賢太による追悼文より抜粋
『太陽の季節』や『完全な遊戯』、『亀裂』、『行為と死』 或ある いは『化石の森』等の代表的作品は 云い うに及ばず、氏はミステリ系統にも出色の傑作が多かった。
殊に『汚れた夜』は氏が二十八歳のときに発表した長 篇へん だが、麻薬に政治の腐敗を絡めたストーリーの展開はやや通俗的ながらも、乾いたスピーディーな文体によって他に類のない上質なハードボイルド作に仕上がっている。この時代――一九六〇年代にはいかにも頭と小手先で書いただけの“ 物真似ものまね ハードボイルド小説”が横行したが、氏のそれは大藪春彦同様に決してその種のまがい物ではない、いわゆる“身体性”を伴った 真物ほんもの だとの印象があった。 即すなわ ち、自分にとっての信用できる作家であったわけである。戯曲『狼生きろ豚は死ね』でもその観を強くした。
1 もう随分経つが中田耕治さんが亡くなった南無
人気作の翻訳が多かったから改訳されたものが多いね
それから田口俊樹さんの?翻訳エッセイ本面白かった
チャンドラー「待っている」のstoppedの翻訳と
アルととトニーの実の兄弟説は納得してないけど 田口俊樹さんまたレナード訳してくれないかな
この人が10人いれば翻訳が出ない作家も出るんだがなぁ すごい大雑把な質問だけど、ハードボイルド小説を読み始めるうえで、必読の一冊てある?
ハードボイルド小説に興味あって、数冊読んで、更に興味が出たんだよ
教えて下さい >>201
ハメット、チャンドラー、ロス・マクドナルド >>201
藤沢周平「消えた女〜彫師伊之助捕物覚え」「漆黒の闇」「ささやく川」も。 >>202 >>203
ありがとうございます!
早速、読んでみます リューインの「A型の女」他も粒ぞろいだが絶版だなあ。 チャンドラーは清水・村上両翻訳が溢れてるけどロスマクはなかなか見かけないねえ
ロスマクはロスマクで面白いのに ロスマクは絶版でも高値取引だから再販される可能性あるよね
電子化もされ始めてるし 女の子にパンティを履かせている私など想像できないからだ ハヤカワの翻訳権独占じゃなかったんだ
ttp://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488131074 >>211
まじで?
村上春樹の翻訳が悪いからこれは楽しみ え、田口俊樹が新訳出すの。びっくり。これから創元が早川が出してた分も新訳を出していくのかな ただ今さら新訳出たからって買う人は少なそうだけどなぁ ハメット、チャンドラーなどほぼ100年前の作家が中心で回ってるスレっておかしくないか。 チャンドラーなんかよりロスマクの新訳出して欲しかった 田口俊樹訳は興味深いな
マーロウも「なんとね」と言うようになるか なんだかんだ御三家を超える作家はいないでしょう。古典になる作家はすごいよ ハードボイルド緒作品のうち一番売れるのが長いお別れだろうな。というよりそれ以外の作品は知られてないのでは
マルタの鷹や赤い収穫などはいま読まれているのだろうか