ハードボイルド総合スレ Part3
暇つぶしで行った古本市でミッキー・スピレイン
「おれはやくざだ!」「やくざの帰還」入手。
スピレインといえばマイク・ハマー」か
「タイガーマン」しか知らなかったので今から
楽しみ。 今はスピレインは通俗ハードボイルドとしての低評価だけど、村上春樹とか
は捨てられない本としてスピレインを上げているし、なんにせよ面白さは群
を抜いているのは確かだ。再評価される可能性は低いが。 ハードボイルドかノワールの文脈になると思うんですが、
シェイマス・スミスみたいに完全犯罪を目論む主人公の小説でオススメってありますか?
「ポップ1280」よりも計画性の高いやつがいいですね。
古典から新刊まで翻訳物中心で教えていただけると助かります。 >>663
比較的最近(といっても5年前だけど)
プロの強盗が希少金属の奪取に挑む
「ダウンサイド強奪作戦」とか
古い作品なら犯罪プランナー率いる元軍人ら
4人のエキスパートがプルトニウム強奪に
挑む「悪魔の分け前」はおススメ。 >>645はそこまでマニアックなセレクトと思えない
知名度より内容重視ではある >>650
自分はこの巻みたいな構成なら全巻買ったかも
どうせ一般受けしない個人巻だったし >>663
>>613はその傾向強い
裏切りありのチームものだから不確定要素はあるが マル鷹、映画を見たきりで読んでないよな
いささか記憶に自身がないんだが、こーてくるか 力□□夕✒ @AnywhereZero_kt
創元推理文庫の日本ハードボイルド全集の最終巻7の傑作集には、原 尞さんの短編は入らなかったか。
…と思ってたら、他にも入らないんだ…って作家が何人かいるな。
むしろ、稲見一良が入っているのが珍しいのかな?🤔
日下三蔵 @sanzokusaka
今回の全集は基本的に1980年以前の作品を対象にしているので、大沢在昌さん以降にデビューした作家は入っていません。
稲見さんは本格的デビューの遥か以前、1968年にミステリの新人賞を受賞しているため、例外的に対象となりました。
力□□夕✒ @AnywhereZero_kt
日下さん自らのご反応、ありがとうございます!
なるほど、顔ぶれからすれば確かに…稲見一良と片岡義男という名前に(個人的にも)古さを覚えないところに引っ張られてしまったようです。
またこの機会なので述べますと、小鷹信光「春は殺人者」はかなり胸熱ですね。 大沢以降は除外ってことは当然「風間一輝」や
「東直巳」も入らないんだな・・
まあ仕方ないか。 高城高って面白いですか?
Kindleの試し読みしたけどどの作もほんの数ページで試し読み終わってしまってどんな作家かわからなかったんですが >>673
全集の2巻しか読んだことがないにわかの意見で申し訳ないが、高城高は初期のハードボイルドの精神を大事にしてる作家だと思う。
ストーリーに派手さはないけどとにかく硬派な文体が魅力。ヘミングウェイから多大な影響を受けてるようで、まさに文体としてのハードボイルドって感じ。
俺は正直、ハードボイルドっていうのは突き詰めれば文体でしかないって意見には否定的だったんだが、高城高読んでからは一理あるのかもしれないと考えるようになった。
ミステリ小説としても結構楽しめると思うが、ハードボイルドにアクションをもとめてる人には合わないかも。
人によっては退屈に感じるかもしれないけど、心理描写を削った乾いた文体から感じられる情緒や哀愁がこの作家の特徴かな。
試し読みで文章が気に入ったなら買っていいと思う。 >>674
ハードボイルドと対極の文体を持つ作家と言われたのがトールマン・カポーティ。
ハードボイルドの乾いた文体に対して、カポーティのそれは濡れた文体と言われた。 テリー・ホワイト、他も新装版が出るかと思ったが真夜中の相棒だけだったなぁ。 シミタツが19年ぶりに現代小説書いたらしいな
うれしすぎてアマゾンでポチってしまった 非情のライセンスは生島治郎の兇悪シリーズが原作だっけ
会田刑事を天知茂が演じてたね 中田博久や堀田眞三もハードボイルドヒーローが似合う役者だと思うが、役に恵まれなかったなぁ。 >>58
これ結局作って日本でも6月に公開されたな
もう公開されてないから配信待ちだな 短編集シスターズ・イン・クライムに収録の
ジュリー・スミス「ばかな男」は
「長いお別れ」のレノックスの設定を
そのままゲイリー・ワイルダーという男に当て嵌めた短編だな
話もよく似ている
ジュリー・スミスはフィリップ・マーロウの事件簿にも短編書いてるな
タイトルがRed rockだからRed windの変奏なのかな >>685
もう死んでるのに手紙来たり
明らかなパスティーシュだな ハヤカワ・ミステリアスプレス文庫のヒラーマンを3冊入手。
祟りも再販してくれんかのう。 あぶない刑事が映画で帰ってくるが、あの漢字二文字熟語サブタイから
競馬シリーズに興味を持った読者もいるだろう(あるいはその逆) > チャンドラー『プレイバック』市川亮平 訳 小鳥遊書房
> 四六判
> ISBNコード 9784867800379
2024/03/中旬
お話としてはな...
『かわいい女』が先かと
あの名文句がどうなるかは興味あるけど > チャンドラー『プレイバック』市川亮平 訳 小鳥遊書房
> 四六判
> ISBNコード 9784867800379
2024/03/中旬
お話としてはな...
『かわいい女』が先かと
あの名文句がどうなるかは興味あるけど 連休前に『プレイバック』
創元推理文庫からも田口さんの訳で出るな 「黒い瞳のブロンド」読了。蛇足の極み。
二次小説或いはドイル亡き後未だに出続けてるホームズの紛い物と思えばあんなもんか。 ボルチモアで船が橋の橋脚に衝突して全長2.5kmの橋が落ちたな
この事件を題材にテス・モナハンシリーズ@メリーランド州ボルチモアが復活しないかな
女性探偵ハードボイルドでは一番好きなんだが クライブ・オーウェンがサム・スペードのその後をやったドラマ見たけど
「ハードボイルドだど」が足りなかったな… 「いままでに書かれた最高の犯罪小説の一つ」
レイモンド・チャンドラーが激賞した、
ノワール小説の古典的名作が、ついにそのヴェールを脱ぐ!
夜の人々 (新潮文庫 2024/3/28
エドワード・アンダースン (著), 矢口 誠 (翻訳
強盗未遂で殺人を犯してしまい14歳で終身刑となった青年ボウイは、囚人仲間Tダブ、チカモウとともにアルカトナ刑務所を脱獄する。チカモウの従兄ディーのもとへと向かいながらも、
さっそく銀行強盗を計画し、3人組はさらに犯罪を重ねていく。 まるたかも読み終えた
ダシハメの他のも読みたいが品切れ中多いんな >>690
これ翻訳良かったよ
それからこの人の解説はまたしても凄く面白い>>577
時代背景を調査して読み込んで翻訳してることが分かる
こんなことは翻訳専業じゃないから出来る
この人はチャンドラーの小説は
ミスもあるけど伏線はちゃんと張ってあるし
小説内でくどくど解説はしてないけど
ちゃんと回収もしていると考えているようだ
例を上げて説明してくれてる
大槻ケンヂは「プレイバック」の筋も理解出来ないな ロスマクの「別れの顔」初めて読んだ
以下プチネタバレ
面白かったけど人間関係パズル小説で疲れるな
警部以外全員関係者ではなあ ジョン・カディシリーズ初めて読んだ
「ニュースが死んだ日」
面白かった
俺はこういう真面目な探偵が好き 「象牙色の嘲笑」読んだ
ロスマクは本当にによく書けてると思うけれど
やっぱり好みじゃなかった
これ読んで何故かはっきりしたけど
ロスマクは好きになれる登場人物が殆どいない
性格も行動も言葉も
アメリカの犯罪の現実はそうなのかもしれないけど
殺されるキャラの軽い扱いも好きではない
これはロスマクの体験からくる悲観のようなものかもしれないけれど >>703
知らなかった。読んでみるよ。
情報ありがとう。 >>703
「つながれた山羊」も読んだが面白かった
ジョン・カディのシリーズは半分しか翻訳されてないんだな
著者ジュレマイヤ・ヒーリーのwikipediaもフランス語版しかない
p.157の「抜かれた銃倉は空だ」は
「銃倉を抜くと空だ」の間違いかな? >>703
これ原題は”Yesterday’s news"
過去の人、古い人って意味があって
依頼人が新聞記者であることとも掛けてる
こういうのは翻訳するのが難しいね
ネタバレになってもいけないし
自分なら「昔のニュース」ってタイトルにしたと思う
2作しか読んでないけど
タイトル着けるのが上手いと思う >>703
「別れの瞳」も面白かった
こんなんで大丈夫なんかとも思うけど プレイバ半分まで読み進めた
登場人物少ないなかでセッケスした美人秘書が気になる人物