ハードボイルド総合スレ Part3
原ォ氏の逝去は大変に残念ですね。
5月4日夜、福岡県内の病院で死去したとのこと。享年76。
合掌 >>557
マーク・トウェインはトムやハックより『王子と乞食』の方が面白かった。 >>550
そこだよなぁ。いささか長いお別れは腹一杯だ。
寧ろ大いなる眠りが、てんでなってない村上訳しかないのを何とかして欲しいんだが。 クリスティも翻訳権所有をうたっているわりに他社からしょっちゅうでてる
どれだけの根拠があるんだろう >>561
創元推理文庫から出ているクリスティ作品は、下記(旧)著作権法 第7条第一項(A)に該当。
第2項(B)の例としてはコナン・ドイル『シャーロック・ホームズの事件簿』死後50年+戦時加算で消滅なので、権利持ってなかった東京創元社から出たのは1991年。
ベルヌ条約 10年留保
1970年以前にベルヌ条約加盟国で発行された著作物がその後10年間日本語による翻訳出版がなされていない場合、それ以降は翻訳出版は自由
※アメリカは1970年時点ではベルヌ条約には加盟してなかったが、サンフランシスコ平和条約締結時に特例として、アメリカの著作物にも翻訳権10年留保が適用されることになった。
旧) 著作権法
第七条 〔保護期間−翻訳権〕
著作権者原著作物発行のときより十年内に其の翻訳物を発行せさるときは其の翻訳権は消滅す A
前項の期間内に著作権者其の保護を受けんとする国語の翻訳物を発行したるときは其の国語の翻訳権は消滅せず B
現) 著作権法
附則
(施行期日)
第一条 この法律は、昭和四十六年一月一日から施行する。
(翻訳権の存続期間についての経過措置)
第八条 この法律の施行前に発行された著作物については、旧法第七条及び第九条の規定は、なおその効力を有する。 米国で1939年刊『大いなる眠り』は10年+3794日+6ヶ月が期限で、1951年8月「別冊宝石13号」が初訳だから翻訳権は消滅しない。
連合国及び連合国民の著作権の特例に関する法律
(翻訳権の存続期間に関する特例)
第五条 著作物を日本語に翻訳する権利について、著作権法附則第八条の規定によりなお効力を有することとされる旧著作権法第七条第一項(翻訳権)に規定する期間につき前条第一項又は第二項の規定を適用する場合には、それぞれ更に六箇月を加算するものとする。 原りょう亡くなったのショックすぎる。
新作出るまであと10年でも20年でも待つつもりだったのに 原りょうは1作目が傑作すぎて2作目以降は面白くなかったな 『長いお別れ』レイモンド・チャンドラー 読了
ページ数が長く途中でダレるところもあったが、その苦労に報いられるラストだった
衝撃的な結末とかではなく、しみじみと名作だったな…と後で浸れる作品だったなぁ マッギヴァーンの「緊急深夜版」6回目読了
やっぱこれだわ! いいなぁ、マッギヴァーンは手に入らないから読む機会がない。 マッギヴァーンは「ジャグラー」読んで即お気に入りになったんで古本屋で
チョコチョコ集めたがやっぱり手に入らないヤツが少なくないな。 唯一読んだのが、『殺人のためのバッジ』メチャクチャ面白い。 >>543
狐につままれたような気分だ
昔の人はこういう時にこう言ったんだろうな
地図とかイラストはまあ面白いけど いつぞやの作家が選ぶ創元推理文庫フェアで逢坂剛が選んだ「最悪の時」は面白かった。ムショ帰りの主人公のヘタレぶりがいいw。 私は、ベイカー街のオフィスで、タバコを吸いながら、電話を待っていた。午後四時半。電話は鳴らなかった。私は、机の上に積まれた未払いの請求書を見て、ため息をついた。私は、貧乏な私立探偵だ。
ドアがノックされた。
私は、声をかけた。「どうぞ」
ドアが開いた。入ってきたのは、背の高い金髪の女だった。女は白いコートに赤いスカーフを巻いていた。女は美しかった。女は私の机に近づいてきた。
「あなたがフィリップ・マーロウさんですか?」
女は、甘い声で聞いた。
「そうです」私は、答えた。
「私はヘレン・ハーパーと言います」
女は、名刺を差し出した。
「どうぞおかけください」私は、椅子を指さした。
「ありがとうございます」女は、椅子に座った。
「どういうご用件でしょうか?」私は、聞いた。
「あなたに調査を依頼したいのです」女は、言った。
「調査というと?」
「あなたに死んだ夫のことを調べてほしいのです」
「死んだ夫?」
「そうです。ジョン・ハーパーという人です」
「彼は何者だったんですか?」
「彼は有名な作家でした」
「作家?」
「そうです。あなたも知ってるでしょう。『暗黒街の王』や『狂気の罠』や『死神の微笑』などのベストセラー小説を書いていました」
「ああ、そのジョン・ハーパーか」
「彼が死んだというニュースを聞きましたよ。自動車事故でしたね」
「そうです。それが三週間前のことです」
「それで?」
「それで……彼が死んだ後に不審なことが起こり始めました」
「不審なこと?」
「彼から電話がかかってきます」
女は、言った。 「電話?」私は、言った。
「そうです。彼の声で電話がかかってきます」女は、言った。
「それってどういうことですか?」
「わかりません。でも本当に彼の声なんです。私は間違えるはずがありません」
「それは、何回も続くんですか?」
「そうです。毎日です。夜中にもかかってきます」
「その電話に出ると、相手は何て言うんですか?」
「何も言われません。ただ呼吸の音だけが聞こえます」
「それって冗談じゃないんですか?」
「冗談じゃありません。私は怖くてたまりません。誰かが私を脅しているのだと思います」
「誰が?」
「わかりません。でも彼に何か関係がある人だと思います」
「彼に何か関係がある人?」
「そうです。彼の仕事仲間や友人や敵や、あるいは愛人や…」
「愛人?」
「そうです。彼には愛人がいました。私は知っていました」
女は、言った。 >>542
ソフトカバーでした
結構良かったです
有名な文を既存の訳とは違えて訳してるところで今一歩なところはあったし、若いの、おじさんって呼びかけはどうかと思ったけど >>542
あとがきが凄く短いんだけど凄く面白かった
そのうちの一つを紹介
訳者はシルビアは銃では撃たれてないという説だった
ポッターがシルビアの銃が使われたと言ってるのは
警察内部の情報に拠るものだと思ったから事実と受け取ってた
けどレノックスの作った筋書きを受け入れただけかもしれない
そう考えたら訳者の言ってる事も筋は通る
それに銃にまつわる色々な疑問も解ける
モーゼルなのかワルサーなのかなど
結局どちらの銃も使われず
シルビアが普段持っていたのはワルサーPPKで
レノックスがメキシコに持って行ったのはモーゼル
使ってないんだから銃は何でもいい
アイリーンが糾弾の場の最後に
マーロウを「その場に居たかのようね」と冷笑したのは
銃で撃たれてないことを知ってるからという解釈
面白い >>577
田口さんはチャンドラーは昔から銃には詳しくないと言われてたからと前置きした上でワルサーに統一したと後書きに書いてる
こっちの方が妥当かな
けど市川説も悪くないね 大槻ケンヂがラジオで「長いお別れ」は何度読んでも理解できないと言っていた そうなんだ。ヴォリュームあるけど単純な話なんだけどな
俺の読み方が間違ってるのかな? 映画『探偵マーロウ』予告 2023年6月16日(金)公開
https://www.youtube.com/watch?v=HD8JV4ECCMM
舞台は1939年、ロサンゼルス。私立探偵フィリップ・マーロウのもとに現れたのは、見るからに裕福そうなブロンドの美女。
「突然姿を消したかつての愛人を探してほしい」 ――依頼を引き受けたマーロウだったが、捜査を進めるにつれ映画産業が急成長する“ハリウッドの闇”に飲み込まれ・・・
原作はブッカー賞受賞作家ジョン・バンヴィルが、ミステリ小説を手がける際の“ベンジャミン・ブラック”名義で著した
「黒い瞳のブロンド」(小鷹信光 訳/早川書房刊)。村上春樹の新訳が話題を呼んだチャンドラーの傑作「ロング・グッドバイ」の続編として本家の公認を受けている ニーソンはすごく好きな俳優だけど、マーロウはどうかなあ
マーロウってつまりはおしゃべりな優男でしょ
ニーソンのイメージってその逆だと思うが 予告見ると設定より全般的に高齢に感じる
それからマーロウは優男ではない >>580
> 大槻ケンヂがラジオで「長いお別れ」は何度読んでも理解できないと言っていた
なんとなく分からぬでもない
ストーリー、プロットきっちり構成された普通の小説に対して、
主人公が行動することで現れてきた事実を積み重ねることで、全体を見せていく手法は
慣れてないと雲をつかむように感じるのだろう ちなみに大槻ケンヂは映画「チャイナタウン」も理解できず
ハードボイルド全体が理解できないのかもしれないとも言ってたよ レノックスの無実を証明したが
友人としては三行半を突き付ける話なんだけど
マーロウが最初からそれを意図してたかどうか分からない
レノックスが偽装自殺せずあのまま行方不明になり
アイリーンもリンダもメンディもマーロウに近づかなければ
そのまま終わったんではないか
だから要がないまま進む話になってる それからレノックスに親しみを感じる読者が多いようだ
村上春樹もそうみたいだし
けどそれは誤読というもので
マーロウがレノックスを許すことはない
完全な拒絶と言ってもいい
その辺も分かりにくく感じるんじゃないか
映画版はその辺スッキリしてる
さすがリイ・ブラケット >>577
ウェイドも小型のワルサーを持っていたことになってるけど
スペンサーにオールズが確認してる
これをアイリーンが使った事になる
何丁ワルサーPPKがあるんだ >>576
どこで売ってます?手に取ってから買いたいのでネットはなしで。 >>594
都内の大きいところでも売ってなかったから通販のみじゃないかな
最初の10ベージくらいなら出版社にpdfがある https://www.tkns-shobou.co.jp/company.html
>書店の皆さまへ
>
全国どの書店にもご注文を頂ければ取次経由でお届け致します。
>
> ◎新刊について
> ご注文を頂戴していない書店さまには取次を通した委託=自動配本はいたしません(委託販売可)ので、ぜひとも、ご注文をお願い致します。なお、返品可です。
>
>読者の皆さまへ
>
>一冊からお気軽にご注文ください。
>送料は一律無料です。
>ただし、お振込手数料はご負担願います。 >>587
オレも良さがわからない。原因は自分の想像力の欠如だということは認めるよ。オレには
ミッキー・スピレインのような分かり過ぎるくらい分かりやすい小説の方があってる。 俺もハードボイルドの入口はスピレーンだったけど
ロスマクに辿り着いた瞬間にこれしかない!と思ったね ロス・マクドナルド、kindleに1冊
ミッキー・スピレーン、kindleに0冊
日本では人気無いんだなあ >>589
チャイナタウンには何故か90年代にニコルソン自身が監督した続編があるよな
当時あまり期待しないで観に行ってそこそこ良かった記憶が…
ストーリーとか今や全然思い出せないんだけどね あー、ニコルソンがやっちまった奴か。
あれがヒットしてれば全三部作になったそうたが。見たかったなあ。 チャイナタウンか
ホリス殺しの犯人捜しが本筋だけど、すぐにホリスが死体で発見されるわけではない
だから、初めて観たときは、最初に出てくる女依頼人の正体と行方を追うのが本筋だと勘違いしてしまい、
前半はあまり楽しめなかった >>588
チャイナタウンもチャンドラーみたいに話が複雑って言われてたよね
脚本家がオリジナル書く前にチャンドラーを全部読み直したとか
NHKの浅野がやったロング・グッドバイみたいに
話を単純にしないと苦手な人はいるんだろうね ハヤカワ文庫のチャンドラー短編集4冊とも勢いで買ったけどこれおもしろい?
長編の元になった物が多いと聴いたけど長編読んでいたら読む必要ない? チャンドラーは一般教養
読む読まないを人に聞かないと決められないって
小学生なの? チャンドラーは、いわゆる娯楽小説の範疇には入らないから、面白さを求めてもだめ。 むかし先輩にロス・トーマスを勧められたがさっぱり面白くなく、
「エンタメじゃない」って言ったら、先輩に「ガキの読む娯楽小説なんかと一緒にするな」と怒られたことを思い出した。
ロス・トーマス、おっさんになった今なら面白く読めるのだろうか。 さすがにロス・トーマスもチャンドラーも娯楽小説だよ
アイドルオタクが自分の好きなアイドルを「ただのアイドルではない」というのに似た気持ち悪さがある S・J・ローザンのリディア・チン&ビル・スミスシリーズってハードボイルドとしてデキはどうなの?気になっているんだけど >>611
俺はスパイ小説は駄目だからロス・トーマスも駄目だ >>612
娯楽小説だからって格が下ってわけでもないのに。まあ、純文学では未だに自分達が格上だと思ってる人もいるだろうし、昔志賀直哉だか川端康成だかが直木賞作家に「君は直木賞なんだからね」と言ったそうだけど。 >>615
芥川賞の作家がおもしろいかは当たり外れある
直木賞とる作家はたいてい面白い 川端は、大衆文学はこうでなくてはならない(つまり型があるという事だろう)ものだが、純文学はどうあってもいい
というような事は言ったらしいけど >>613
話がかっちりとして面白いよ
多分大槻ケンヂも話が理解できて満足できると思う
正格推理小説的な辻褄合わせが終盤多いから
ハードボイルド感はやや失速する傾向があるかな
例えば「南の子どもたち」は老人ホーム直後に
かなり面白そうになったけど
そっちには行かずに丸く収まる方に徐々にトーンを下げた >>621
確かにチンの巻よりもシャープかもね
それほど読んでるわけじゃないのだけれど チャンドラーは誰が誰を殺したかはっきりしないのが多いでしょ
だからモヤモヤする人がいるんじゃない?
以下ネタバレ
最近かわいい女を再読したけど
妹が元ヤクザを殺した殺人以外はどうにでも取れる気がする
兄 スペイン女か医者
管理人 兄か売人か兄の部屋に居たヤクザ
兄の部屋に居たヤクザ 兄か元ヤクザの手下か女優
まあはっきりさせる必要はないんだけど
他にも、スペイン女がどうしてマーロウを
既に死んでる元ヤクザのところに行かせたか?
(生きてるうちはマーロウを消すつもりだったはず)
女優がわざわざ写真を自ら取りに行く理由も分からん 個人的にはかわいい女が一番分かりづらいかなぁ。次が高い窓。 上で話題になっていたロス・トーマス、
死後30年近く経って、未訳の『愚者の街』が翻訳されたのか。
しかも新潮文庫から。全く新潮のイメージはないが、読んでみようかな。
しかしなんで今頃? ドナルド・E・ウェストレイク(別名義含む)も。
昨年69年の「ギャンブラーが多すぎる」が翻訳されたけど、
ドートマンダーや悪党パーカー、その他もまだまだたくさんあるはず。 新潮文庫は埋もれた名作を翻訳するシリーズ始めたからな
ロス・トーマスもウェストレイクもその一環
ポール・オースターの「スクイズ・プレー」も出ているし アメリカの息子も出したしミステリオンリーではなさそう トニー・ピラーマンの「祟り」。新訳しなくていいから出してほしい。ずっと絶版だし、もう角川の権利切れたでしょ。 チャンドラー×北欧ミステリーってちょっと気になるな
デンマークに死す(仮)
アムリヤ・マラディ
美しい女は、決まって災いを連れてくる――チャンドラー×北欧ミステリー。
"Buzzfeedが選ぶ2023年の最も期待すべき作品"
噂の探偵小説が登場! 機体トラブルで宇宙船が酸素不足に陥り、残り7分しかなく・・・
何度おしえてもハードボイルドをハードボーイと言ってくる、ちょいウザイけど
憎めない可愛い妻と子ども達が待つ地球へ・・・必死に戻ろうと様子を描いています。
白黒映画を思わせるような決してイイとは言えない音質ですが
想像してみてください。 //youtu.be/oWs3yvVADVg
イヤフォンなど使うと、緊迫感と迫力が伝わりやすいと思います。 日本ハードボイルド全集は持ち歩くのが面倒なので全巻完結後でいいから電子書籍もリリースしてくれよ ハドボ全集7巻のラインナップって出てないよね?
入るとしたら志水辰夫、高城高、稲見一良あたりかな 東京創元社のHPによると
1.発売日は8月から9月中旬に変更
2.内容はアンソロジー
だって 日本ハードボイルド全集の収録作家は本の雑誌に載ってる広告によれば
稲見一良、片岡義男、小泉喜美子、小鷹信光他だって
ちなみに解説は北上、日下、杉江の3人とも書いてるって >>643
言葉足らずだった
日本ハードボイルド全集の「7巻」の収録作家ね すでに確定している収録作家・作品をここで公開いたしますので、新たな発売日まで楽しみにしていただけますとさいわいです。
『日本ハードボイルド全集7 傑作集』収録作品(収録順)
大坪砂男「私刑(リンチ)」
山下諭一「おれだけのサヨナラ」
多岐川恭「あたりや」
石原慎太郎「待伏せ」
稲見一良「凍土のなかから」
三好 徹「天使の罠」
藤原審爾「新宿その血の渇き」
三浦 浩「アイシス讃歌」*書籍初収録
高城 高「骨の聖母」*書籍初収録
笹沢左保「無縁仏に明日をみた」
小泉喜美子「暗いクラブで逢おう」
阿佐田哲也「東一局五十二本場」
半村 良「裏口の客」
片岡義男「時には星の下で眠る」
谷 恒生「彼岸花狩り」
小鷹信光「春は殺人者」*書籍初収録
*
日下三蔵「日本ハードボイルド史〔黎明期〕」
北上次郎「日本ハードボイルド史〔成長期〕」
杉江松恋「日本ハードボイルド史〔発展期〕」 >>645
ありがとう、結構情報出てたんだね。
最近ハードボイルド小説にハマって、知識が乏しい身としては馴染みのない名前が多いんで楽しみだ。 日本的心情ではハードボイルドってどうしても浪花節的というか、
「鬼を演じて心で泣いてる」とか「弱きを助け強きを挫く」とか「見かけはタフだが情に脆い」とか
そういうのが好まれるのかなぁって
敵は情け容赦なく破滅させ、
女など抱き捨て上等で裏切られる前に裏切れる
男の友情など要らん、この世で信ずるはただおのれの腕のみ!
みたいなのこそ真のハードボイルドだと思うんだが。敢えて言ってみた >>645
随分マイナーというか通好みの人選だな
ほとんどが絶版作家じゃないか >>648
現行で買える作品入っててもしたかがないだろが・・・ >>649
むしろだから出す価値も買う価値もあると思う。 スティーヴ・キャヴァナーのエディ・フリンものってハードボイルド寄りだよね。
ゴールドダガーのThe Liar訳されないからkindleで読んだけどめっちゃおもろかったわ
シリーズ2作目が未訳だからこのまんま訳されない可能性もあるな
レイ・セレスティンのSunset Swingもだいぶ先だろうからこっちも原書で読むしかないか 神保町行ってハードボイルド系絶版文庫本を大量購入してきた。行くたびに
本屋が減っているので、ひょっとしたら今が最後のチャンスかもしれない。 ハードボイルドって絶版になってる作品多い気がする。というよりも新しい作品が少ないのか。
今、ハードボイルドをメインに書いてるのって大沢在昌くらいなのかな。 おっぱいロケットなんて描く奴だが?
横山秀夫を妨害した北方謙三や日大隠蔽ブス林真理子は横山秀夫の足元にも及ばない ディヴィッド・アンソニーの「真夜中の女」(角川文庫)を30年ぶり位か、古本屋の棚で見つけて購入。
前に持ってたのは、今はなき写真週刊誌フォーカスの表紙画描いてた三尾公三さんのカバーだったが、今回は石川俊さんのカバーで初版だった。
きっかけは、同じ角川でトニー・ケンリック訳してた上田公子さんの翻訳だったから、そこそこ読みやすいだろうと思って
その少し前に買った新潮文庫の「血の収穫」は判りにくくて、なかなか先に読み進めなかった。
同文庫の同じ訳者の「スタイルズ荘の怪事件」は<
新潮文庫としては珍しく別訳者で新訳が出てたので、私だけではなかったのだろう
他には同じ角川書店で、小鷹信光さんの翻訳で出ていた「ミッドナイト・ゲーム」くらいしか知らない。
早くに亡くなったらしいが
もう完全に忘れられた作家なのかな