ハードボイルド総合スレ Part3
>>703
「死の跳躍」も読んだ
これと「つながれた山羊」は暴力小説に近いな
探偵がやや暴力的に解決する傾向があること
ベトナム戦争の兵士についてやや肯定的な記述が多いこと
舞台がボストンであること
それでスペンサーと比べられるんだな
全然小説の印象は違うけど
あと暴力と戦争に関する記述で
リベラルな評者に嫌われて評価低かったのかも
概ねリベラルな探偵なんだけどね
自分はハードボイルド探偵ものシリーズではベスト5入るくらい気に入った
あと長編は2作あるから楽しみだ 「死の跳躍」は娼婦のフリーランスの話と
ベトナムの地下壕戦の話が詳しく語られているところも面白かった
キャラ造形やその後のストーリー展開に反映されてるし
>>717
本職は刑事弁護士じゃなくて法律学校の教授
並行して読んでた「犯罪」のフェルディナンド・フォン・シーラッハと混同した
これもハードボイルド小説でいいと思う
面白い >>11
ジョン・カディものは1993年「湖畔の四人」を1996年に出してその後シリーズの翻訳は止まってますね
その後5作あるようですが >>703
短編「ケルズの書」も読んだが面白かった
なぜあまり知られてないのかな
goodreads見るとシリーズはどれも3点台後半で高いのは3.9あるから
アルバート・サムスンと同じくらいの評価
「ジョン・カディ」シリーズは goodreads見ると「ジョン・タナー」シリーズと評価は大差ないけどタナーの方は2002年にシリーズ最後まで翻訳されてんだよね
カディは後4冊残ってる
タナーはやや軽めだから当時人気もあったのかな
タナーも好きだけど 「死を選ぶ権利」「湖畔の四人」も週末に読んだけど面白かった
最初の方は法理がテーマだから嫌な予感がしたけど面白く読めた
湖畔の方はgoodreadsでは一番評価が高かった
自分はそこまででもなかったけど面白かった
しかしこのシリーズは人があっさり死ぬな
あとやっぱりちょっと保守的なんだなこの作者は >>704
もう全然話を覚えてないわ
「少年の荒野」と少し話が似ていることもあって
こっちの方が自然が出てきているところが好きなこともあって印象が強くて
スコット・ウォルドン「北方の大地、逃亡の西」も好きなんだよね
自然がよく出てるんで
探偵小説じゃないけど