井戸兵庫県知事 171229
決起大会で注目されたのは関西広域連合長の井戸敏三兵庫県知事のあいさつだった。
「大阪までのルートが決まり、敦賀以西は新たなステージに入った。われわれの情熱を見ていただきたい。北陸と連携を図りながら強力に取り組みを推進したい」と強調、早期に建設財源を確保するよう政府・与党に訴えた。
 一方、財源の一部の地方負担について井戸連合長は「開業効果は関西全体に及ぶ。これを前提にした公正な負担のあり方を検討する」と述べ、建設費の地元負担を関西全体で調整する姿勢を示した。
現行では建設距離に応じて沿線自治体が費用の一部を担っており、敦賀以西では京都府が最も負担する計算になる。
京都府は「受益に応じた地元負担を」と表明しているだけに、負担割合の調整役として関西広域連合の役割は大きいといえる。
http://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/277096