北海道新幹線は壮大な税金の無駄遣いだ
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当初、JRの北海道新幹線事業は札幌まで延長される2030年までは、毎年50億円程度の赤字だとされていた、それが昨年度は103億円の赤字で、今年度も102億円の赤字の予定。乗車率は26%で、当初予定されていた20%より高いにも関わらず、だ。
それを述べた上であえて言おう。JRの北海道新幹線の赤字の金額など、大した問題ではないのだ。それはJRは建設費の1割程度しか負担していなくて、その裏には報道されない、はるかに巨額な「赤字」があるからだ。
鉄道は経済合理性がなければ存在意義がない。東京から北海道まで列車で行こうなどというのは、時間と金に余裕のある電車オタクか、何らかの理由で飛行機を利用できない人くらいしかない。
唯一経済合理性があるのは仙台以北の東北と北海道を行き来する用のある人だけど、北海道と東北の人口を合わせても約1450万人で日本の人口の11.4%しかないから、そんな需要は限られている。