地下鉄事業は東西線の建設がバブル期と重なった影響で、かって一日当たり数千万円の赤字を出していた。
2009年に自治体財政健全化法に基づく「経営健全化団体」の指定を受け、17年度に脱却したばかり。
門川氏は黒字化の功績を強調するが、借金にあたる企業債の残高は3600億円超。
全国一厳しい経営状況には変わりない。
 大型公共事業は目白押しだが、市債(借金)は2兆円を超えており、財政再建は待ったなしの課題だ。

              京都新聞2020年2月4日  1面