阪急電鉄は、神戸高速線ができたころなら、山陽電鉄本線の明石まで、特急を乗り入れさせたいってのが、結構あったみたいだねえ。
国鉄がJRになって、阪神大震災があって、JR神戸線のほうが圧倒的に強くなってしまったけど、阪神電鉄とグループが統合されたことは、大きな転機だったんじゃないかなあ。
特急が6両編成の阪神電車と山陽電車は、相互直通運転を強化したけど、阪急電車は山陽電車との関係も薄れて、線路がつながっているメリットを、活かせてなかった。

国土交通省や神戸市が、三宮の街づくりを考えるとき、まず阪神電鉄が、近鉄との相互直通運転にあわせて、大改造することを決めてる。
阪急電鉄も西神・山手線も、阪神大震災で傷んだ設備を、なんとかするって話が出てきて、そこで阪急電鉄が、むかし自分たちが蹴った話を思い出した、ってところ。
国や自治体から補助が3分の2も出て、グループですみ分けられるし、JR神戸線からの転移も結構みこめて、もうすっごく、この話にこだわってるよ。
2004年に、神戸市がひっくり返しても、喰らいついてる。