Q. 6.梅酒(果実酒)を早く作る方法ってないの?
Α 6.穴開け法、冷凍法、レンジ過熱法、専用機械法などがあります。
     出来上がりの目安は順に、2ヶ月、1ヶ月、1週間、1日です。
     それぞれ詳細は、専用機械法は「季々彩酒」で検索、
     その他の方法は>>1にリンクのある果実酒講座の第四章を読んでください。

Q. 7.買って来た南高梅が全然良い匂いがしなくて、ほぼ無臭なんだけどこれって変?
     あと、梅酒って良い匂いのする青梅で漬けた方がいいの?
Α 7.青梅は熟したり、酒に漬けられることにより、青梅の青酸毒の成分である
     アミグダリンが分解され、ベンズアルデヒドという果物の果肉の香り成分に変化します。
     梅の実の、桃に似た甘い良い香りの正体もこれです。
     香りが少ない青梅は、アミグダリンがまだベンズアルデヒドに
     変化していないだけなので、まったく心配いりません。
     逆に香りの少ない青梅で浸けた方が、出来上がりの梅酒自体の香りが
     爽やかになるという意見もあります。
     ちなみにアミグダリンは青梅の他に、桃、杏、ビワ、アーモンドなどの
     バラ科サクラ属植物の未熟果実の種子に多く含まれています。

Q. 8.漬け込んだ果物の浮いた部分が黒くなっちゃった!これってもうダメ?
Α 8.浮いた部分がカビたり腐ったりしていなければ問題ありません。
     果物の浮きを防ぎたい場合は丸めたラップで落し蓋をしておくという手もあります。

Q. 9.漬けた果物ってそのままでいいの?
Α 9.基本的に身が柔らか目の果物はある程度の期間を経たら取り出した方が良いです。
     梅に関しては「漬け込みっぱなしでOK」、「1年ぐらいで取り出す」など、
     諸説ありますのでお好きにどうぞ。