>>998 前スレ 続き

>だって君、「普遍的に〜」に多分、国家規模のサイズを求めてそうだけど、

違います。あなたが述べることになった前国家的な自然状態について述べてるのであって、
そのサイズについては、あなた同様に言及していません。
また、繰り返しになりますが、そうした状態に置かれた人間は、人間だとする理由によって、
自由・平等の権利を享受できるものではなく、争いが絶えなかったことは既に述べた通りです。

>群れ概念を内包した生物として扱って何が悪いのさ?

また、ある特定のグループに属する人間だけが権利を享受する在り方というのは、
そもそも、天賦人権説とは異なるものです。あなたはそうした例を引き合いにだしても、
自然状態の中で、天賦人権説のような権利概念が存在したことへの証左にはならなわいけです。

>逆に今みたいに「全部ヒト」が成り立ってこそ、彼らを含めた平等性を人が当然としてると言える。

それは、そのような実定法が、道徳的観点等々から各国で制定されたからです。
道徳的観点には、天賦人権説のような理解も影響したことは当然考えられますが
理解された時点で法であるわけではない。
法とは飽くまでも最低限の道徳と呼ばれることがあるように、道徳=法だとは限らないわけです。