クトゥルフ/クトゥルー/Cthulhu-61ガーの復活
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クトゥルフ/クトゥルー/Cthulhu神話について語るスレです。
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前スレ
クトゥルフ/クトゥルー/Cthulhu-ル60=シャイコース
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/sf/1512076050/ 映画はまだないんじゃ?役者が大統領で説明できるか
アジアに対する記述はあったか覚えてないな、歴史と文学に触れる機会があれば差別はなさそう え、でもアーカムには映画館がいくつかあるよね?
家庭で映画が手軽に見られる、ってのは驚かれそう。 >>852
ラブクラフトは1937年没だから、晩年はハリウッド黄金期の初めの頃と重なるよ フロム・ビヨンドとかゾンバイオ見せて泣いていただこう でも、ダゴンを見てまんざらでもない顔してたりしてw >>854
そかそか勘違いしてたわ
ここのとこ生前評価なかった作家を読む機会が重なってて、御大もそうだけど教えてあげたいなと、日本で全集が出て現代でも通用してて、世界中にファンがいることに驚くだろうね 御大はロバート・デニーロとマーティン・スコセッシとご対面して欲しい 御大が時代、時空を超えて偉人、有名人と邂逅する伝奇小説が捗るな テレビ番組で「本日はゲストとして現代風の恐怖小説の基礎を築いた
ラヴクラフト氏をお招きしました」とか紹介されて、
スタジオにはインタヴュアー席の隣に脳缶が置いてあるわけか。 ラヴクラフトは国籍よりも純血を重んじてたから今の情勢教えたら発狂しそう ラブクラフト役は嶋田久作かな。佐野史郎がししゃりでそうだけど。 >>861
文通仲間の一人だったロバート=E=ハワードと会って欲しい ブロックだと、なんかラテン語の本を持って行きそうだしな。 ラヴクラフトサークルって何人ぐらいいたんだっけ?
ダーレス、スミス、ブロック、マッケンみたいな有名どころしか知らないなそういや >>872
ハワードが死んだ後に御大は病死したんだっけ? ハワードは確か母親が亡くなったショックの自殺だったかな? >>876
洞窟に探検に行って未帰還じゃなかったっけ えぇ…ビアスってそんな最期だったのか。恥ずかしながら初めて知った
悪魔の辞典の人だよな 実際は「メキシコ(内戦真っ最中)に行ってみる」という連絡を最後に消息を絶ったらしく >>878-880
一説ではレストラン「スピローズ」で食事しているのを目撃されたのが最後とも言われているし、
また一説では時間の渦に巻き込まれて超空間の漂流者になったとも言われている。 >>875
ハワードが自殺した数日後に病死だった筈 >>878
ビアスはアドルフ・ダンツィガー・デ・カストロ(イタリア系アメリカ人で百歳位まで生きた、元歯科医師の小説家、詐欺師、山師、ラヴクラフティアン)と共作したが、カストロと喧嘩別れしてる。
ビアスはカルコサ神話の創設者だが、それをラヴクラフトがパクってハスターを自分のものにした。
カストロは嘘まみれのビアスの伝記を書いた後、3作品をラヴクラフトに添削してもらったが報酬を支払わずクビになった。
カストロは前科持ちの金に汚い詐欺師的人物だった。 ハスターのクトゥルフ神話入りってビアズ→チェンバース→ラヴクラフトじゃない?
そもそもラヴクラフトの作品でハスターが明確に言及されたことってないはずだが >>884
あるよ。
バカダーレスが勘違いだらけでマーク・スコラーと合作したことで有名な『目羅睺聖魔洞』、実はラヴクラフトによる添削が施されていて、ラヴクラフトの案でハスターが採用されている。
それゆえ、ラヴクラフトは目羅睺聖魔洞を大絶賛している。 あーなるほどね、添削パターンか
半分くらいゴーストライターで食ってたからな御大 >>882
数日後ではないな
ハワードが死んだのは1936年6月11日で
ラヴクラフトはその翌年の3月まで生きていたから >>885
ラヴクラフトの案でハスターが採用されたなんて証拠はないぞ
ヒポカンパス・プレスから刊行されたラヴクラフト・ダーレス往復書簡集を見てみる
1931年8月26付のダーレス宛書館でラヴクラフトは"The Lair of the Star-Spawn"という
題名を考えてやり
文法的な細かい間違い(inconsiderableとすべきところがinconsiderateになっているなど)を指摘している
なおダーレスはこの指摘に従って原稿を修正した模様
だが、それだけだ
ラヴクラフトはハスターの話は全然していないし
1931年8月31日付のダーレスの返信でも言及はない
ハスターの名前が出てくるのはダーレスの独断によるものだと考えるべきだろう >>889
ダーレスの業績については賛否あるからね
ここ最近のレスを振り替えると、あなたの様な純粋なクラフトファンの書き込みは少ないのではないかと思う
それと古典怪奇ファンもね
どんな入門にしろ源流まで行き着いてくれればと思うけどWiki流し読みの様なレスが多いのは残念だ しかしダーレスなんであんなにハスター気に入ったのかしら >>891
でもダーレスの作品でハスターがメインを張ったのって「ハスターの帰還」だけじゃね?
ロイガー&ツァール「潜伏するもの」「サンドウィン館の怪」
イタカ「風に乗りて歩むもの」「戸口の彼方に」「イタカ」
ヨグ=ソトース「丘の夜鷹」『暗黒の儀式』
この辺に比べて出番が多いという印象はないんだが >>893
自前の神ばかりで、遠慮する必要がないからやろね
なお、ほかの作家が創造した神様でもあまり遠慮していない模様 >>889
ラヴクラフトはビアスのカルコサ神話やチェンバースの黄シリーズを読んでいて、ダーレスがラヴクラフトにハスターについて打診してるけど。。
目羅目候(らごうは誤り、らご)星魔洞は添削というより、ラヴクラフトのアドバイスが入ってる。
その形跡も発見されている。
邦訳されてる書簡だけで判断するな。
ラゴラゴラゴラゴラゴラゴラゴラゴラゴラゴラゴ…
荻野真『孔雀王』 >>895
> 邦訳されてる書簡だけで判断するな。
どの未訳資料のどの辺に、ラヴクラフトの案でハスターが採用されたことを示す
「その形跡」があるのでしょうか。
後学のためにも、ぜひともご教授ください。 >>895
いや、未訳の書簡まで含めて確認しても証拠が見当たらないという話をしてるんだが……
俺が参考にしたラヴクラフト・ダーレス往復書簡集には邦訳なんてないぞ
ちなみに版元は前述したようにヒポカンパス・プレス。ペーパーバックの上下分冊で定価60ドル
俺が持っているのはハードカバー版なので値段がもうちょっと高かった記憶がある
https://www.hippocampuspress.com/h.p-lovecraft/collected-letters/essential-solitude-the-letters-of-h.-p.-lovecraft-and-august-derleth HPL作品原書で買おうと思うんだけど注釈とか楽しみたいならペンギンブックス版がいいのかな
文だけならネットで無料で読めるのは知ってるけど >>844
御大は第三次世界大戦が開戦する事も嫌うんじゃないかな 御大は何よりも移民を嫌いそうだな
レッドフックが混血の嫌悪感から書いたのはあまりにも有名だし >>898
ペンギンブックス版のラヴクラフト作品集は1冊だけ買ったことがある
おっしゃるとおり、うざいくらい丁寧な注釈を楽しめる本
テキストの正確さでも評価が高いらしいが、正直そっちはよくわからん
とにかく注釈たっぷりだとお得感あるよね(貧乏性の感想) >>901
ヨシ先生の丁寧な注釈たっぷりとかめちゃくちゃ楽しめそうだな
ペンギンブックス版を買うわ、ありがとう >>900
晩年のラヴクラフトと親しく交際していたケネス・スターリングは
"Caverns Measureless To Man"と題する回想記で次のように述べている
「当時プロヴィデンスの人口の20%近くをイタリア系が占めていたはずだが、
イタリア系の住民についてラヴクラフトが少しでも差別的な
発言をしたという記憶は私には一切ない。ラヴクラフトほど平等主義で、
人種的・宗教的属性を気にしない人は他にいないのではないかと思うほどだ」
「レッドフックの恐怖」を書いた頃のラヴクラフトは慣れないニューヨークの暮らしで
精神がすさんでいたが、プロヴィデンスに帰ってからは落ち着きを取り戻し、
人格的に円熟していったということじゃないかと思うね 白人ならHPL御代もいいんでしょ。
有色人種との混血を御代は嫌がっていたの。
それは当時の白人にとっては常識だったけど。 あの当時で白人至上主義的な考えじゃないだけでレアじゃない?
ただし黒人は除くって前置きありきだけど、あらゆる人種は皆素晴らしいものだから純血を維持するべきだ、みたいなこと言ってたでしょ確か 純潔を維持せんがために冒涜的な家族サービスにいそしむのだ
クトゥルフの落とし子「ぱぱおひげいやぁ」 >>906
ラヴクラフトが人種的偏見を完全に捨て去ることはなかっただろうけど
それでも晩年はかなり抑制していたようだね
スターリングが知人から受け取った手紙に黒人へのヘイトスピーチがあり
その手紙をラヴクラフトに見せたら「若さゆえの過ちですね」といわれた
――という話も"Caverns Measureless to Man"に出てくるんだけど
人種主義に関するジェイムズ・F・モートンとの論争でボコボコにされた
自分自身の若い頃をラヴクラフトは思い出していたのかもね C・A・スミスはどうだったんだろう?
作品には、別に化け物がロマンス相手でもいいじゃん、っていうのがあるけど ロバート=E=ハワードはどうだったんだろう?リベラルだったらしいが そういえばスミス作品読んでて人種がどうとかあんまり感じたことない気がする
舞台が砂漠の国とか南洋の島とかだったりするのが多いせいか >>909
チャールズ・R・ソーンダーズが1970年代に幻想文学と人種主義の問題を論じている
本人のサイトで全文が公開されていて、これがなかなか興味深い
http://reindeermotel.com/CHARLES/charles_blog42_dieblackdog.html
黒人であるソーンダーズはラヴクラフト・スミス・ハワードの3人を比較し
ラヴクラフトを単純素朴な差別主義者、ハワードを複雑な人物、
そしてスミスをもっともリベラルだとしている
ただ、これは俺の個人的な感想なんだが
スミスが平等なのは進歩主義や博愛精神よりも
透徹したニヒリズムが理由ではないかという気がする
すべてに等しく価値がないのであれば、白人だけを特別視するのは
欺瞞であり甘えだという美意識の表れであるように感じられるんだよね
そうだとしたらアンブローズ・ビアスの孫弟子にふさわしい態度だと思う
(スミスの師匠はジョージ・スターリングで、スターリングの師匠がビアス) >>910
ラヴクラフト・ハワード往復書簡集を読み返してみた
二人は第二次エチオピア戦争のことで長々と議論している
ラヴクラフト「イタリアの統治によってエチオピアの旧弊が廃され生活水準が向上するなら良いことでは?」
ハワード「だからって戦争するんですか。無辜の民を殺していいはずがないでしょう」
大体こんな感じ
先進的な白人がアフリカを善導するという考えにハワードは反発しており
なるほどリベラルといわれるわけだと思った
そんなハワードも日系移民のことは強く嫌ってたんだよね…… スミスは土星の扉て異世界の人間に似た生き物のメスがいるから我慢すれば性的に困ることはなかった、というような一文があるから区別というより>>917の通りどうでも良かったんだと感じる。
1900年代は世界的に黄禍論が広まってたから日本人含むアジア系に対する危機感や嫌悪感は当時のアメリカ人なら多少はあって当然だと思う。
アメリカ文学は人種差別、アカ狩り、ベトナム戦争など当時の文化や時代背景を知らないと理解できないものが多い >>910
ハワードにマーベル映画を見せたらどう反応するんだろう >>916
ポップコーンバスケット片手にお楽しみになるのではw? ケネス・グラントに詳しい人とかいる?
アレイスターとクトゥルフ作品を関連づけようとした魔術師
気になるんだけどどこから調べればいいのかすら皆目見当がつかない >>918
ケネス・グラントの伝記が読みたいってこと? それはちょっと俺の手に負えないが
グラントとクトゥルー神話の関わりについて知りたいのであれば
ダニエル・ハームズのThe Necronomicon Filesなんかどうかな
ネクロノミコン全般について論じた本なんだが、グラント関連の話題も豊富
巻末の索引によればグラントへの言及が20回ある ガンジーですら人種差別主義者だったからね
人種についての価値観は現代とは根本的に異なってる 仏陀だって女性は穢れた汚らしい生物だから男化させて成仏しろと言ってる説もあるくらいだからな いや、あれはなんだ!
そんなはずがない!
わたしが、偉大なるダゴンの子らの眷族だったなんて信じはしない!
だが、懐かしいあの感じは…
いあ!いあ!いあ!ハスター!
クトゥルフフタグン!
準備が整い次第今すぐにでも、わたしは博之を引き連れて、永遠の幸福と満足感に包まれた偉大なる母ハイドラの座す国へと帰るつもりだ。 >>923
そこでハスターが出てくるのは不自然では? >>922
ロバート=E=ハワードがフリッツ・ライバーの小説を読んだらどんな感想を言うんだろう特にファファード&グレイマウザーというファンタジー小説 >>925
たぶん普通に褒めたんじゃないかな
ダーレスの作品も褒めてるくらいだし つまりラヴクラフトの友達なら誰でも褒めたんじゃないかと思ったんだが
ハワードに褒めてもらえなかったやつが一人いた
http://users.rcn.com/shogan/howard/letters/rehlet9.htm
ハワードがウィアードテイルズの1936年5月号を読んだときの感想
「ダーレス君の"Lesandro's Familiar"は良かったですけど
ほかの小説は取り柄がありませんでしたね」
その号にはロバート・ブロックの「無貌の神」も載ったんだが
そうか取り柄がないか…… >>928
お互い様ではあるんだよね
なおThe Lost Blochという作品集の第2巻に収録されているインタビューで
ブロックはコナンdisの件を「あれはプロデビューする前のことで若気の至りだった」と言い訳している ちなみにラヴクラフトもウィアードテイルズの1935年9月号を
「スミスの『ヴルトゥーム』以外は読む価値なし」と斬って捨ててるんだけど
この号には「星から訪れたもの」が収録されてるんだよね
読む価値がないのかよ!
この発言の出典は1935年10月6日付のダーレス宛書簡なんだけど
アーカムハウスのラヴクラフト書簡集には収録されていない
ブロックが知って傷つかないようにダーレスが配慮したのかねえ >>925
ハワードの身長は180cmでライバーの身長は190cmぐらいなんだよな クトゥルフ作家天下一武道会ひらいたらハワードが余裕で優勝しそう >>932
しかしハワード本人にいわせると最強はヘンリー・S・ホワイトヘッドらしい
大の男が数人がかりで押さなければ動かない家具をホワイトヘッドは片手で
持ち上げることができたとか、プレイングカードの束を指でちぎったとか、
花山薫みたいな逸話をハワードは1933年3月6日付のラヴクラフト宛書簡で紹介している
まあホワイトヘッドがクトゥルー神話作家であるかは微妙なところか
彼の小説で神話作品に該当するのって「挫傷」くらい? レイピアを使うライバーは剣を使うハワードに勝てそうだな ロバート・バーロウは射撃の名手だとラヴクラフトが褒めている
またダーレスやライバーはフェンシングを能くしたという
意外と戦闘能力が高そうなラヴクラフト・サークル 青心社の暗黒神話体系 クトゥルーシリーズってなんで<10>と<12>だけ絶版状態なんですか? ドナルド・ワンドレイは二次大戦中は上級曹長としてパットン将軍麾下の第3軍にいたという
ラムレイも実戦経験こそないものの政情不安定な地域で勤務してたから鍛えられていそう
もっとも西ベルリンでは暇すぎて小説を書きアーカムハウスに送りつけたりしていたわけだが 宇宙からの色の映画化がまた決まって、これで5回目
すごい人気作 >>941
身長差とフェシングで戦う分ライバーの圧勝だと思う >>945
ライバーの身長は190cmを超えてるけど体重は70kgなかったそうだから
肉弾戦になると不利じゃないかと思う ちなみにラヴクラフト&バーロウの「新世紀前夜の決戦」はロバート・E・ハワードと
バーナード・オースティン・ドワイヤーがボクシングで対決するという掌編だが
この話を読んだハワードの感想は
「ドワイヤーのほうが遙かに立派な体格をしているので実際に戦えば僕が不利です
僕は身長は6フィートに少し足りず体重は210ポンドに過ぎませんが
ドワイヤーはずっと大きいのです」
なお6フィート210ポンドは180センチ95キログラムに相当する
ドワイヤーという人のことは俺もほとんど知らないんだが
宇宙的感覚を理解する数少ない一人であるとラヴクラフトから評価されているね ラヴクラフトの愉快な仲間たちと身長・体重が一致する著名人を探してみたことがあるんだが
ダーレス=三沢光晴
スミス=天本英世
となった ダーレス意外と強そう。もっとこう、お腹たるんできてるイメージだった。 レス数が950を超えています。1000を超えると書き込みができなくなります。