アシモフ、クラーク、ハインライン SF御三家 Part9
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アイザック・アシモフ、アーサー・C・クラーク、ロバート・A・ハインラインについて語りましょう。
ハインラインのスレPart5に、クラークとアシモフを同居させSF御三家のスレに拡大しました。
前スレ ハインライン、クラーク、アシモフ SF御三家 Part8
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/sf/1587366948/
前前スレ ハインライン、クラーク、アシモフ SF御三家 Part7
http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/sf/1558926841/
前前前スレ ハインライン、クラーク、アシモフ SF御三家 Part6
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/sf/1529964823/ その後のSFの方向を決定づけたという点ではギブスンかな クラークの最高作は『楽園の泉』
異論はあっても良いよ
でも初期作より後期作の方が断然良いと思う >>7
わかる、俺も遥かなる地球の歌とかめっちゃ好き いや遥かなる地球の歌は初期作のリメイクだから微妙に違うか・・・ >>7
あれはよかったなあ、古代インドの叙事詩のような話がまたよい
それとラーマかなあ、圧倒的な存在を前にしてとぼけたユーモアも散りばめられて ラーマ内部で捕獲したロボット生命体?を解剖していた女医?が
体組織にメスを入れたとたん感電して「レディらしからぬ叫び声が響いた」みたいなシーン
好きだったな 御三家(元祖):ハインライン、クラーク、アシモフ
御三家(本家):ブラッドベリ、バラード、ディック
御三家(最新):イーガン、プリースト、チャン
真ん中は英国作家で占めるのがコツ 語呂を考えてスレタイの名前の順番をこっそり変えてみたけど
ここまで文句がでなくて良かった ホントだ、全然気が付かなかった、自分節穴アイだなw
口ずさむと確かにリズム良い ベア、ブリン、ベンフォードを新御三家と言ってた時期もありました >>16
その人も好きですが、現役で組みたかったので・・・
ミエヴィルの兄貴にするべきだったかとは思った >>14
日本なら、小松左京、筒井康隆、あと誰か。 ではスレに沿った話をしようか
この中ではクラークが一番残ると思う 生化学者としての発想とか名言もいっぱいあるアシモフダヨ。
チオチモリンとかネ。 アシモフはこの先ロボット実業化が進めばそっちで三原則は参照されてくだろうけど
小説は意外とつまんないからなー
小説としての面白さではハインラインのほうが上だと思う
が、ハインラインの小説を支えてきた「アメリカ的なるもの」が揺らいでるのが昨今
それら諸準備もあるし、文学的にもクラークが最も普遍性が高い、というのが俺の見立てである 古代ギリシャのパラドクスが現代でも議論されているヨウニ
アシモフが得意とする思考実験ってのはドンナ時代でも普遍性がアルモノヨ。
そしてクラークのセンチメンタリズムよりも、
ハイラインのイデオロギーの方がマダ時代を超える可能性あるとオモウ。 アシモフの面白さは小説より科学エッセイの方だからな
自分はハインラインよりクラークのほうが「SFを読んでやったぜ」感があって好き SFと推理小説を中心に学校の図書館で本を借りてた頃に出会った「鋼鉄都市」
SF成分とミステリ要素が融合してなんて素敵な小説なんだと感動したのがアシモフとの出会いでした なるほどー俺はミステリ嫌いだからなー
謎解いてる暇が有ったらストーリー進めろよと 鋼鉄はアレもうちょっとで主人公の社会的立場が終わるところだったよな
女は頭と心が弱くカルトにすぐ騙されるクズなのに何の罰もなく終わってガッカリ イライジャと免疫のないスペーサーがSEXするのは感染のリスクあるんじゃね?
とは思った。 俺も初めて読んだアシモフは鋼鉄都市だったなあ
ジュブナイル版だけど 銀河帝国の興亡
高校の夏休みに甲子園地方大会の応援に行った帰りに寄った本屋で買った ついでに初ハインライン→やはりジュブナイル版の都市宇宙船のやつ
児童版はノーカンなら夏への扉かな
クラーク先生は・・・・・・何だっけ?w アシモフは夜来たる、クラークは白鹿亭奇譚とどっちもおとんの本棚からだったな
ハインラインは乱読期に読み始めたのでわからん…… >>35,36は「はだかの太陽」とごっちゃになってないか? マニア受けならクラーク、
ぬるいSF読者にも受けるのがアシモフ、
ってとこじゃないかな
ハインライン? よくわからん
「夏への扉」は名作だと思うけど >>41
35の方は合ってるな、頭の軽い奥さんのことだろう まあ俺は実はこの3人がド直球にキタ世代でもないんだよな
>>14の図(ってこれも実は俺が戯れ事で書いたんだけど)でいえば、2行目(本家)カテゴリーの
人たちのほうが近い、時代じゃなく世界観的・心情的な意味で。
ブラッドベリをベスターとかレムに代えたらもっと近くなる >>44
御三家が直球世代って60~70歳だろう
さすがにこの板でも少数かと 高齢化してる板ではあるけど普通にメイン層は50代くらいまでと信じたいw
自分は親が直撃、というかSFマガジンを創刊号から買ってた世代だった
創刊号からの揃いはは祖母に廃棄されたらしくむちゃくちゃ惜しい…… 5ちゃんの平均が50代だと思う
ここは更に高めでおそらく60前後がメイン いや誤解を招くような書き方だった俺も悪いが、現実の世代年代じゃなくて
出会った時の共感度みたいな感じですよ
ハインラインやクラークのような「未来社会への確信」みたいなのは俺にはなかったから
むしろディックやベスターやリドリースコットのようなディストピア気分のほうが基調の世代
でもある時代から以降はみんなそうじゃないかなあ ハインラインの明日をこえて(Sixth Column)が出るけど、今読んで面白いだろうか。
まあ晩年の作品よりはましかもしれんが。 >>50
早川創元は多分全部購入した者としては期待しないで予約します情報有難う >>51
あれも良かった
潜水艦乗りが時々息継ぎで浮上したくなるところとか >>45
俺は今63才だけど御三家直球世代ってわけじゃない
中学生のころは「ソラリスの陽のもとで」とか「地球の長い午後」なんかを夢中で読んでた
「地球幼年期の終わり」も読んだけど面白くなかった、というかよく理解できなかった
直球世代というと、やはり伊藤典夫(ただいま80才)か、それより上の世代じゃないかな? >>54
俺は58だけど中学生の時はレンズマンにどハマりしてたから
時代じゃないかもね >>54
一瞬、自分の書き込みじゃないかと戸惑うほど自分の読書体験と重なっている。
レムやオールディスに圧倒されたのもそうだけど、中学時代クラークの幼年期の終りを読んで挫折したのも似ている。
クラークは社会人になり再読し幼年期の面白さを知り、電子書籍を利用するようになってから「都市と星」や「宇宙のランデヴー」を読みファンになったという感じ。 >>48
高度経済成長がらバブルを10代で過ごしてきた世代で
明るい未来を信じてきた、あるいはSFにはそういうものを期待しがち
なんだけど、そうか、若い世代にはディストピアの方がグッとくるのか。
「1984」「華氏451度」「虐殺器官」とかがこの世代には嵌まりそう。 それは現実が既にSF的だからだろう
別の言い方をすれば、思考実験が十分でない新技術が実用され過ぎている ゆうきまさみパトレイバーの宇宙レイバーの回で
昔は明るい科学の未来ダッタヨネって話に気づかされた世代 俺の思うに、昔の作家はかなり娯楽性を入れていたのだが
最近選ばれる作家って、何か作品に愛情が欠落してるような
機能不全家族で愛情をかけられずに育ったような、他者への共感能力に欠ける作家って多いと思う
この間自殺したSF作家とか 趣味は人間観察……
ヤッタ!(・ω・)カックイイ!! ディストピアというのはホラー的な娯楽として読むものではないのです
古典的ディストピアというのは、人類が繰り返してきたドツボへの転落のメカニズムが描かれている
それが故に、1984や華氏451度を読む人は「これは現在起きてることだ!」と感じるわけです
どのようにそれを止めるのか、そこから抜け出すのか、陥らないようにするのか、を思考実験するための
場を提供してくれるのがディストピア小説、悲劇作品でしょう、本当の
そこでの思考実験は現実認識能力を上げてくれるのです
これ以上はスレチな天下が云々という感情的になりやすい話題に絡むのでやめますが
現実の文化の成熟が追いつかないくらい新しい技術が入り込んできてしまい過ぎていますから
本能的にディストピア小説から学び取ろうとする人も増えるのでしょう
もしかすると、文明というのはこんな風にして消滅するのかもしれませんね >>63
その読み方だけが正しいような言説はどうかと
そもそも小説は娯楽作品だし
映画でも未来世紀ブラジルみたいなのも有るしね
小説は大説じゃあ無いんだ 例えば月面着陸探査だが(延期になったね)
半世紀前なら「これで人類の生存圏が広がる!科学技術は常に進歩するんだ!」って当時の人たちは信仰を持てたと想像する
高度成長期以降の俺には「資源のムダ」「宇宙船一発打ち上げるカネとエネルギーがあったらアフリカの貧困国に井戸の一つも掘ってやれや」「月の環境をヒトが踏み荒らすんだろ」「仮にSFが描いてきたように月世界開拓が成ったとしても地球社会の格差がそのまま持ち込まれるだけ」としか思えない けれど、それだけなら何故今ディストピアなのかということがわかりません
だから娯楽(だけで)読むものではない、と言い切った方が話がわかりやすいでしょう? >>65
そのかわり、ネット空間とデバイスの開発が異常に進んでしまった >>65
科学技術の発展と宇宙開発しか人類に生き残る道は無いよ
地球は危険すぎる
恐竜の二の舞はごめんだ
地球温暖化にせよ宇宙規模の科学技術で解決するしか無いよ
自然に帰れとかバカバカしい
もう後戻りは出来ないんだ >>68
あと遺伝子操作も急激に進んでいる。
iPS細胞など半世紀前にSFで読んだらご都合主義のアイデアだとバカにしたと思う。
ゲノム編集などは、いよいよデザイナーチャイルドの門が開かれた感じ。
我々が人間の姿を保っているのは、あと何世紀くらい先までだろうか?
>>69
太陽系の中では地球が断トツに安全だったから今我々が存在している。
大きな衛星が地球の周りを回っているおかげで地軸が安定し地球の気候も安定しているわけだし、月面のクレーターを見ても地球へ落下したかもしれない隕石を月がを防いでくれていることがわかる。 今人類が繁栄してるのは恐竜が滅んだからだよ
全く安全じゃ無いね
【NASA】宇宙船を小惑星にぶつけて軌道をずらす地球防衛技術の実験をいよいよ実施 [すらいむ★]
https://egg.5ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1661346619/ 2001年にはスターチャイルドが誕生するはずだったのに スターチャイルドレーベルは1981年に誕生し2016年に消滅した。 気になったニュース
小笠原海溝の深海9801メートルに潜って日本人記録更新
まあ、それはいいんだけどそこにナマコが生息してたってのにびっくり
深海9801メートルってことは981気圧でしょ?
外殻を硬い甲羅で覆われて耐圧性能に優れた生物がいるなら分かるけど
ナマコなんてフニャフニャな生体が生きてけるもんなの?
そんなところにいる生物はきっと生存競争に敗れて
下へ下へと潜って環境に適応した心優しき生物だろうから
彼らに幸あれ 半透明だしナマコの心霊動画カモシレヌ。
オワカリイタダケタダロウカ あれ、アルテミス計画の方を取り上げた方が良かったか?
御三家スレは深海の不思議には厳しいのか? 普通にニュース見て不思議って思ってここでなら共感してもらえるかと
思ったんだけどどうも外したみたい。忘れて。 たとえばクラークの深海生物が出てくる短編とからめて話を広げたりするのならまだしも、
作家・作品のスレで単にニュースを紹介してもなあ。 ちょっと補足させてもらうと米原万里のエッセイでロシアの
極寒の地域に住む民族の昔話に温かい地方の動物が出てきて
争いを避けて北へ北へと移動してきた民族だって書かれてたのを
思い出して深海に住む生き物も高圧低温の環境に追いやられたのは
そんな感じなのかなと思ったんですが、語れば語るだけ馬鹿が
バレそうなんでこのくらいでやめときますね。 ニュースだったらロボット三原則がらみでこれでは
パナソニックが「AI倫理原則」策定。家電やB2Bで適切なAIを
https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1435331.html
世界初のロボット運用規定 日本国の憲法、法律を尊守するはナインダ……
零号原則(・ω・)アルデコレ! >>71
そうだね、コンピュータ上で遺伝子編集してそれをタンパク質に出来る
しかし、遺伝子を一つ変えた時にそれが安全かどうかすら今のところわかってない 技術と、それによってもたらされる欲望が、成熟した冷静な思考の醸成を待たずに運用されている傾向が強い
文明が終わる時というのはこんな感じなのかもしれないよ スバシコイはずのネコチャンがアホみたいに道路に飛び出すのは
自動車がキケンという本能が根付くよりも人間文明の進化が速すぎるカララシイネ。 >>88
蒸気機関の時代から技術が倫理を待っていたことなんか無いよ
それでも19世紀から比べると底辺でも平均寿命は倍ぐらいに伸びている
スマホも皆持っているし
ガンの10年生存率も飛躍的に上がってる
科学技術は100年スパンで見れば
確実に最大多数の最大幸福に寄与している
なんでペシミスティックになるのか判らない
地球温暖化? じゃあこれで解決しよう
太陽光を宇宙空間でカットして地球温暖化を食い止める「スペースバブル」プロジェクトとは? [夜のけいちゃん★]
https://egg.5ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1660730186/ >>90
> 蒸気機関の時代から技術が倫理を待っていたことなんか無いよ
それは言い過ぎでしょ
極論、だったらなぜ核戦争にならない?って話になるし データだとか遺伝子だとかは日常見えないところにある
我々は普段ネットの無料サービス的なものを結構使ってる
それらを運営する金はどこから出てくる?
結局は、我々は知らないうちに金を支払わされてる、価格に上乗せされている
これが最も単純な部分だね >>91
核爆弾は使用済みだ
全面核戦争にならないのは儲からないから
ただそれだけ んなことないよ、とっととロシアに核弾頭ぶち込んで東欧も西側と価値観共有させれば
長期的には西側にとっては大きな利益になる 少なくとも、ウクライナ支援をやってる人たちの論理からしたらそうなる
しかし、ロシアが打ち返してくることを想定したら打てない 倫理があった試しがないなんていうならSFなんてジャンルは無用の長物てことになるし、
とっととクローン人間作りまくって、臓器移植用に殺したり、奴隷にしたり、売春専用動物として扱ったり
それが当たり前になってるわな これがかなり恣意的な言いがかりに近い意見なのは認める
(1日経ったが、当方>65。ただしサブサハラーアフリカは救われるべきだ)
が、今はそういう時代じゃない?バチガルピとか読むとそう思う
やっぱり、SFといえども時代の枠組みと無縁には生きられない
この御三家の作品はあの第二次大戦からの復興と高度成長期の時代だから生まれたと思う ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています