「持続化給付金」を不正に受け取った疑いで、県警の家宅捜索と任意聴取を受けている那覇市の税理士とその知人の男の2人が、暴力団との関係を示して申請者を脅し、「着手金」と称して現金を要求していたことが関係者への取材で分かった。関係者は、税理士事務所に暴力団関係者が出入りしていたことも証言している。

不正受給に関与した疑いがある男2人は、制度上給付対象にならない事業実績のない個人名義を集め、確定申告書などを偽造して名義人本人に不正受給させた上で、その一部を手数料や着手金名目で徴収していたとみられる。

 関係者によれば、税理士の知人は申請手続きに入る前に着手金と称して申請者に現金を要求。「支払えない」と相談してきた申請者に対しては、特定の暴力団の組織名を示して「(着手金の)請求が暴力団から来る」などと迫ったという。


沖縄タイムスでこのように報じられていながら、税理士会の聞き取りに対し、反社との関係のみならず、虚偽申請、説明会の開催、報酬を得ていたこと等を否定している。