そして2018年「いすみ鉄道長期収支計画」が鳥塚氏退任の要因に。
●2013年度から4期連続赤字
●鉄道業。普通旅客収入は2013年度から鈍化
●旅行業。レストラン列車のコストと料金がアンバランス
●売店業。売上減。固定費増。2期連続赤字
●補助金の削減。2017年度2億2100万円→2018年度1億3700万円

いすみ鉄道活性化委員会の2018年「いすみ鉄道長期収支計画」。その趣旨としては「鳥塚路線の中止」ですね。
●付帯事業収入2017年度7600万円 →2019年度900万円
●付帯事業費用2017年度7700万円 →2019年度400万円
※2019年度から旅行業と売店業は外部委託

いすみ鉄道の鳥塚路線の今後。
●不採算と名指しされたキハ28「レストラン列車」 ※今年7月に2019年3月分の募集をした後、音沙汰なし。
●売店(大多喜駅、国吉駅)は2019年1月31日閉店と12/27に発表
 古竹新社長は「お金のかからないアイデアを訴えていきたい」と発言。仕切り直しは必至なんでしょうね

鳥塚氏のムーミン・菜の花路線が功を奏して、2010年、いすみ鉄道の新車導入決定。ここらまでは流れは良かった。
ただ、「7年間で鉄道事業収益が3割減」って通学生の減少を加味しても落ち込みすぎ。
鳥塚氏のアピールポイントだった付帯事業が振るわなかったのも禍した。彼も居場所をなくしたのかな