ミリタリーレシプロエンジン 十六基目 [無断転載禁止]©2ch.net
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軍用レシプロエンジンを語るスレッドです。
ミリタリーレシプロエンジン 十五基目
http://peace.2ch.net/test/read.cgi/army/1412598103/ >>785
ライトやP&Wと比較してアリソンはGM出資の小さな会社だったから
平時は設計開発リソースが不足して高性能過給機の自社開発ができなかった
んじゃなかったけ? 技術者の数が少なかったのに加えて、当時はターボの方が優位性があるとみなされていた。B-17で実用化され、P-38には排気タービン付きのアリソンV-1710。
また、マーリンがあるからV12に二段二速過給器を組み合わせるのは当然のように見えるが、単発機の機首に収めるのは大変なこと。それを実現したスタンリー・フーカーが素晴らしかった。 そもそもアリソン社はレーシングカーエンジンの会社でな
V-1710は29年に開発されたもので、陸軍のハイパーエンジンとリンクはしてるけど本命じゃなかったりの
なんていうか、30年頃にぽっと出てきちゃった謎のエンジンなんだよなw
チーフエンジニアはインディアナポリス・スピードウェイでレーシングカーチームやってた人で
大馬力高性能エンジンを作りたいから軍に持ちかけたぐらいのノリなんですわ。 >>803
自動車用レーシングエンジンと航空用エンジンって、レシプロエンジンの中でも「大馬力が欲しい」以外は
設計思想が対極にありそうなのに、よく一線級のものを作れたな…… アリソン社創業者のジェームズ・アリソンって実業家は
インディアナポリス・スピードウェイの創設者で、オーバルでぶっとばすインディ500の創設者なのな
ttps://www.sportscardigest.com/history-of-the-indianapolis-500-part-2/
彼がサーキットを手放すぐらいまでの時代は
V16で4WDでスーパーチャージャーとかのチキチキマシン猛レース時代だったので、まあ飛行機に近いのかも フォードは航空機用のV12エンジンを開発するも、これは採用されなかった。しかし、これを元に戦車用のV8エンジンを開発した。60度バンクでDOHC4バルブだった。
クライスラーは倒立V16エンジンを開発したが、試作機に使われるにとどまった。戦車用としては直6エンジンを5基束ねた30気筒エンジンを開発して、これは採用された。V16エンジンの方はSOHC2バルブで、戦後のヘミの開発に繋がった。 WWTの頃はリバティエンジン作っていて、その後船舶エンジンやX-4520とか作ってるのな リバティエンジンを空冷化したV-1410とかリバティから出来たallisonV-1650ってのもあるのよ
Vee's For Vivtory読めば詳しくわかるけどね >>785
水冷だからパワーアップしても熱処理が楽 リバティは戦後もいろいろな戦車に積まれてる
クリスティに積んでたから
BT系にも多数積まれている
WW1だけで1万機位は積まれてるはず
WW1の時に既に400馬力だしてて生産性もいい >>797
吸気と排気弁を押すロッカーアームの両方をカム山が押してるんでしょ ZC707の系譜の2サイクルディーゼルはもう終焉したのでしょうか? 90式戦車で終了じゃね?
そもそも2スト高速ディーゼルという物自体が時代の徒花だし 気筒サイドに吸排気穴を開けた2サイクルディーゼルはバルブを省略できて工数や部品を減らせる意義はあったのだろうけど
燃焼効率が悪い。排気バルブを付けたユニフロー2サイクルなら良さげだが
熱負荷を考えると4サイクルの方が良いのかのお?
2サイクルは4サイクルの半分のフリクションで同じ馬力が出るのは有利そうだが 2ストは高速化すると吸排気効率が強烈に悪化するんや
膨張力を十分に残してる排ガスを素早く排出するのが苦手
だからユニフロー舶用だって低速大型機関なんよ
遅くすればじっくり吸排気出来るし熱負荷も緩和するので高効率が生きる
小型高出力を求める戦車や魚雷艇だと4ストで過給出来るようになると2ストに拘る方が損になったのが今なんだな 2回に1回2ストになる、
3ストエンジンにすればいいとこ取り! 2ストは石原さんという方がいて
日本では公道を走れなくしたのです 戦車のエンジンも今後何か目新しい技術が投入されることはないだろうな。次はハイブリッド化か。 ロシアのアルマータ戦車のエンジンはX型12気筒だそうな 10式は可変バルタイ入ってんでしょ
低回転トルクはかなりあがってんよ ハ50あたりで複列星型22気筒と大馬力の星型エンジンの上限が見えていたわけだが
複列星型26気筒も見て見たかったな
R-4360あたりの7発4列の28気筒はすごい設計だと思うけど、結局は冷却空気を吸い込まないと
いけないんだか気筒数に応じて前方開口面積が必要だ。大馬力星型空冷発動機の
の拡大を目指す場合、複列26気筒の方がうまくいきそうだとは思う(日本の技術レベルということで) ハ40の発動機取扱説明書の復刻版はまだですか?(´・ω・`) ttp://www.williammaloney.com/Aviation/BerlinAirliftHistoricalFoundation/BoeingC97Stratofreighter/images/04PrattWhitneyR4360Radial.jpg
ちゃんとダクトとして働く開口部にして、バッフルで適切に仕切れば、このように28気筒でも見た目普通で間に合うのであるよ owners workshop manualとかKindleにしないかな?マーリンエンジンプレ値ついてる 空冷星形発動機はロマン溢れる航空エンジンなんだけど
もう水平対向4気筒かターボプロップぐらいしか量産プロペラ機で
拝めないんだろうなぁ
アンリミテッドクラスのレシプロ競技機は別だろうけど 中島の誉が燃料噴射になって気化器が空気弁装置122型になったけどこいつはどんなものなんだろう?
フロートレスの噴射気化器みたいなことが書いてあるが気化器から燃料系統がなくなったような構造でいいんだろうか
R3350なんかはキャブレターからマスターコントロールに代わっているし >>832
BOSCHの燃焼噴射装置をライセンス無視でかってに作ったのはカワサキ? >>837
実在しない機体なんですか、失礼しました ラジエターとかオイルクーラーって冷却液やオイルを現状より速く流したら冷却能力は良くなるの? 冷えるより速くながしたらダメでしょ。通過する大気の状態のが重要かと。高密度で冷たい空気がいいね。 >>842
速度^2乗で抵抗が増すし、接触時間が短いと交換する熱量も少なくなるから
開口断面積を増やすか冷却空気がラジエータ流路と接触する長さを増やさないといけないから
結局、抵抗が大きくなる
拡散冷却器の通路のミソは、乱流境界層を含まない整流を吸気したら
なだらかに流路断面積を拡大して減速させ大開口面積のラジエーターに低速の
冷却空気を流して、摩擦抵抗を抑えて、流路出口に向かって
なだらかに流路を狭めて加速して、外気との速度差を少なくするのがキモ
P-51方式ですね 車種・車メーカー板に思い付きで「冷却水にリンスの潤滑成分を混ぜればいい」って言ってた人が居たが
それで良くなりゃエンジニアの誰しもがやってる筈が採用されていないレベルの思い付きなんでしょ?
大してコストかからず冷却効率も下がらず消泡性も有る素材なんて、まず無いんだろうなぁ
低質シリコンは長期放置で塊が出来てしまいそうだし >>845
イルカやサメのように外皮に微細な縞々があって
船体や機体なら外板に微細加工を施して境界層で整流化するとか
ナノテクやらエッチング加工でいけそうだけど、効果はあるのかな?
昨今の電子デバイスの進歩でフィルム型液晶基盤を応用して境界層内の
微小な渦や流れの淀みを水晶発振器を二次元に配列して、
画素ごとのセンサーネットワークで圧変化に応答して
自動的に気流を制御して摩擦抵抗や微細渦抵抗をキャンセルするような技術も出て来そうだけどね。 >>842
水や油は速く流すとポンプの関係で泡が出ちゃうんですわな 微細な機能でどうとかは、冷媒も空気もキレイなもんじゃないからという問題があってだなw
そして一番問題になるのはポンプ(一種のインペラ)が作るキャビテーションなのよね
加速させる都合上圧力減少で気泡が生じてしまうわけで
これを何とか出来るなら何処の自動車会社でも買ってくれると思う 無故障、駆動力必要なしの冷却方法として
ヒートパイプはあるけど熱量移動の速度は大きくないしなぁ >>842
そもそも冷却能力が不足していますかどうかから考えないとな
ゼロ戦21型でもエンジンが冷えすぎ無いようにカウリングにフラップついてたし
>>845
別に冷却能力が不足して困って無いので採用されないのではと
車だとチューニングしたらラジエーター大型に交換するとかあるが。 カウルフラップは流量不足にならないように付いたんじゃないの
冷えすぎるのが心配なだけならI-16みたいなシャッターでいいし ゼロ戦のオーバークールは割と有名だろ
急降下がダメなのはオーバークールなのもある プロペラ機は降下加速時にエンジン回転数を抑えきるためにプロペラがブレーキとして働いちゃうのだ
もっとピッチ制限が弱ければブレーキングの度合いは減るんだけどね 止めたらエンジンパワーでの加速できないし
零戦とかはフルフェザーも出来ないんや 零戦は栄が焼きつき起こす傾向があったからAMCが付いた話は見た
オーバークールで急降下が苦手なんて話は見た事無いけど
当時の航空エンジンは飛行中に止めると再始動できるか怪しかったから
故障か火災でも起きないと止めたりできない罠 零戦の急降下制限は機体構造によるものだよね?
今までそれ以外の話は読んだことないんだが 英米の多発機はフェザリング可能
単発機はエンジンが停止したら終了なのでフェザリングの意味が無い p-47サンダーボルトの胴体内に配置されたインテーク、ターボチャージャー、インタークーラーの解説
https://m.youtube.com/watch?v=IwqTN5fhMR8
同じダブルワスプ使ってるコルセアと比べても凄く太いイメージあるよね 急降下制限はあくまで制限
揚力高い機体は頭浮いちゃうし、軽くて空気抵抗悪ければ加速もつかない
ゼロ戦の爆戦実験とかほんと酷い >>861
爆戦が急降下で機首上げが抑えられなくなるのは
爆装による高荷重で水平飛行に必要なアップトリムの量が大きくなるせいだよ
単に零戦が高揚力なせいで急降下し難いなら爆弾分重いんだから
爆戦の方が逆に急降下し易くならないと辻褄が合わない >>862
実験見て見ろ
模擬弾の重さは1kgしかない
ほとんど負荷無し状態での実験 ttp://www.wwiiaircraftperformance.org/sl-wade.html
ttp://www.wwiiaircraftperformance.org/wade-accel.jpg
ttp://www.wwiiaircraftperformance.org/wade-dive.jpg
通常の加速だとスピットファイアやドイツ戦闘機が優れており
P-47がドベ、ブービーがテンペスト、それよりマシがミーティアぐらい
これが降下加速だとミーティア最強で、次がテンペスト、そしてP-47
他戦闘機がドベ集団だけどP-51だけそこそこ速い
つまりは空力、プロペラ、翼面荷重、そしてバランス、全てが大事ってことである >>863
過荷重でないと実験する意味が無いから模擬弾が軽いなら燃料かバラストで重量増やしてるでしょ >>857
AMCつけて馬力が1150馬力に上がったからパワーアップの為に付いたんじゃ
当初の設計よりもパワー上げると当然発熱量も増えるからね カウルフラップは十二試艦戦の時から付いてるしAMCは12型の時に付いたからまだパワーアップ前
それまではACが付いててAMCが付いた後も残されてベテランの燃費向上テクで使われた >>865
爆戦の経緯を知らなさすぎる
ソース読まないで適当な事書くなよ 降下時に浮き上がりが抑えきれない現象が起きたのは艦爆パイロットが行った爆撃訓練での話
ダイブブレーキを使って巡航より遅い速度で急降下爆撃してるパイロットが零戦を操縦したので
速度超過により浮き上がりが抑えきれなくなった それって結局トリムの使い方なんじゃないのかね
零戦は空中分解するような速度で急降下できるんだから模擬爆弾吊るしただけで
浮き上がりが抑えられないなんて他に説明のしようが無い また飛行機が飛ぶ理屈も知らん素人が適当な事言ってるのか
ピッチコントロールが出来なくなるのはトリムが不適切
浮き上がりが起きるのは揚力過大で別の話w 頭が浮き上がるという表現だからピッチコントロールの問題だと思うが まあ素人は飛行機のトリムがどれだけ重要か知らないからな
テストや訓練でトリムバランスを実際と同じにしないとかあり得ん
桜花の実験でも砂や水バラストを使って滑空テストしたのは有名 疾風ですら、頭上がってだめなのに
もっと条件がひどいゼロ戦じゃそりゃダメだろ 隼や三式戦はそんな話は見ないから巡航時のトリムの問題でしょ 紫電改が素で急降下できなくて背面降下した話があるからなぁ・・・ 飛行機のトリムタブの仕組みを知ってたら簡単に分かる話なんだけどねぇ 隼もダイブで逃げれる話は多い
連合軍側パイロットはゼロと同じ戦術で対処 欧米機は撃たれると黒煙吹いて急降下するから撃墜と勘違いしてた話はあるなw >>860
自己レスだが、ヘルキャットとサンダーボルトは同じダブルワスプにもかかわらず、コルセアより胴体が太く見えるのはエンジンカウルの下にターボ用インテークがあるからだった F8Fではオイルクーラーや中間冷却器の空気取り入れ口を
翼根の前方に開口して胴体断面積を減らしていたんだから
F6Fでもそうやればスマートだったろうね。
でもそうするとF4Uみたいに必要な燃料が積めないためにコックピット位置の変更が
必要なのかも
日本の場合は高馬力化の代償で潤滑油冷却の能力増大がのため安易に
胴体から突出する潤滑油冷却器を拡大してしまったために
馬力増大による速度上昇が思うようにいかなかったということだろうか 動力性能重視の航空戦闘機用エンジンであっても吸排気分岐集合よりも振動低減の方が重要だったのか
マスターコンロッド気筒に対して対向列組(例えば単列あたり3気筒とすれば一列目が△なら二列目は▽)が主流だったけど
今の技術で重列星型エンジンを作るならネイピアみたく直列組(例えば単列あたり3気筒とすれば一列目が△なら二列目も△)にした方が
慣性吸排気効率が確保できるよね。まぁ星型エンジンを作る会社なんてもう無いと思うけど。
そういえば単列あたり奇数気筒が良い4st星型と違って2st星型は偶数気筒が良いみたいだけど
どんな吸排気条件になるだろう? 空冷エンジンは油冷だと言われるくらいオイル冷却器が重要なんだから
どこの国もエンジンなりの代物が付いてる
冷却不足だと混合気を濃くしないといけないから余計な燃料要るし 潤滑油がちんちんになるのはノッキングが原因の一つだから、混合気を濃くするけど
ノッキングしちゃう以上、潤滑油冷却能力がどんだけあっても混合気濃度は下げられないんだぞ いや単にオイルクーラーが能力不足だと筒温が上がり気味になるからあまりリーンにできない
巡航で燃料食う事になる いい加減に設計した冷却フィンが付いたエンジンをオイルで冷やそうとしても無理。 >>889
航研機で実験してるんだけど、リーンにすると潤滑油温度は下がるんだ
全体的に熱が低下するのでエンジン全体も冷めるの
だから放熱量が足りないってなるのはノッキングのせいなんやで >>891
実験機だと特殊なんじゃないのかな?
フライトマニュアルにはリーンにすると油温が上がってくるので温度の上昇が止まるまで
リッチにしてくださいとなってるよ >>892
だからそれは因果が逆なの
リーンにしてノックして過熱するから油温も上がるんだ
ノックセンサーとか無い時代は油温や筒温等でノッキング状況を推察して濃度調整をしてたんであって
オイルクーラーの性能の問題じゃないの。問題はノッキングなんだよ またリーン基地外の人か
相変わらず出鱈目吹きまくってるな
ノッキングの事もオイルの事も間違いだらけ過ぎる 混合気が薄くなると冷却効果が落ちて加熱するのは常識だろ
誉が混合気の不均等で筒温上昇が起きた話知らんとかエンジンスレに何で居るんだ 誉は単に時代遅れの空冷フィン製造法をしていて
冷却能力が単に低いだけ だからさ、その混合気が薄いと何で過熱するのかという仕組みの問題なの
ノッキングしない限り燃焼ガス温度はリーンのほうが低い(比熱からして当然だ)んだ
リーンだからノッキング抑制できなくて、ノッキングするか過熱なんだよ
この因果を理解しないままリーンだのリッチだのいい出しても意味がないんだぞ >>895
そんな常識はないと東大航空研究所が示してるので、文句あるなら東大に言ってくれ 空冷でたかだかオイル冷却しただけで
何とかなる訳ねーだろ
たいした熱制御できないから
市場から空冷なんてものは消えた
それだけ オイル冷却が重要なのはこういう理屈らしい
https://www.engineoilya.com/new/engine/kuurei.html
ちなみに現役のレシプロ航空エンジンは意外に空冷が多い
混合比は薄いほど燃焼温度は下がるんだけど実は航空エンジンだと
理想の混合比には程遠い濃い混合気を吸ってるんで過剰の燃料の
気化熱でエンジンが冷やされてる
長距離試験機だと頑張って薄い混合比にしてたから普通の機体と
違う結果だったみたい レス数が900を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。