>>927
反論は、具体的に指摘してくれないとね。
PKOでの自衛隊のROEの事情が、下記に紹介されてるけども。

http://kenpou-jieitai.jp/symposium_20160422.html
お見せしたいのが、現代のPKOにおけるROE(交戦規定)です。これは、コンゴのミッションのROEです。
基本的にコンゴのROEも、今、自衛隊が送られている南スーダンのROEも同じものと考えて下さい。
現在のPKOのROEは──これは標準、スタンダードROEです。攻撃部隊であろうが、自衛隊のような施設部隊であろうが、共通です──、僕がいた頃と比べると、非常に先鋭化しています。

(ROEの内容、省略)

国連を受け入れてくれている主権国に対して、その国の軍を殺しても良いと書いてあるわけです。
本当のROEは見せてはいけないんですが、このようになっているわけです。これが現代PKOです。

自衛隊には交戦権がありませんから、PKO統合司令部から見たら、はっきり言って使えません。
軍事組織として使えないのです。歴代のPKOに派遣された自衛隊は、それぞれのミッションの
標準ROEに対して何が出来るか出来ないか──ほとんど出来ないことばかりですが──、
いわゆる業務計画書として1枚の紙を出すわけです。でも、実質、軍事組織として使えないわけです。
しかし、PKO司令部は自衛隊を“使い”ます。わざわざ先進国、それも国連最大の拠出国の一つである
日本から来てくれているわけですから。でも、軍事的にクリティカルな仕事は自衛隊には絶対に割り当てられません。

メディアの人は「自衛隊が参加するのはPKFではなくてPKOだ」とよく言いますが、これは嘘です。
自衛隊は国連PKOの多国籍軍、PKFと“一体化”します。東京に指揮権があるというのは嘘です。