ソビエトのヤーク戦闘機やラグ戦闘機に使われたフランス系のイスパノ・スイザ水冷V12は正立Vのため
エンジンマウントが鋼管パイプフレームで、下から6本ボルト支える方式となっていた

イスパノはWW1から歴史ある高性能エンジンだから当時はこれが主流
ロールスロイスも大差ない鋼管パイプのエンジン架、空冷エンジンは鋼管溶接の円型エンジン架

ダイムラーベンツはここがあたらしく、上からボルトを止める方式で、野外でも工場設備なしで
かんたんに短時間でエンジンおろしできる仕組み

イスパノ式だとそうはいかなかった。当時の戦時中のソビエトも、野外の大草原、雪の中で
ヤク戦闘機のエンジンを降ろさず必死になって、整備兵が虫のように機首に取り付いてる写真が見られる