防衛省が金を出すと言っても大学は協力しないとか言うし、協力したら裏切り者とか言う。

最近国として大学が防衛産業の研究をしても良いと言うお達しをしても大きくは変わっていない。

何年か前DARPA主催の災害救助ロボットのコンテストDRCに東大の研究室の連中が参加したいと言っても許可しなかった。
仕方なく研究者二人が飛び出してベンチャー SCHAFTを立ち上げて資金を募ったが日本の投資家は殆ど金を出してくれなかった。
DRC予選でダントツ1位で通過すると早速Googleからお声がかかり即買収された。 この時、ボストンダイナミクスも参加してた、そして一緒にGoogleが買い取った。

その後, Googleは軍事産業には加担しないと言う方針のもと、決勝戦にはSCHAFTを参加させなかった。

折角世界に日本のロボット技術をアピールできるチャンスだったのに誰も参加しないことに不満の声が高まり、この時政府が大学が軍事産業の研究をするのは禁止していないと言う声明をして、東大を始め最新のロボットが4体決勝戦に参加することになった。
しかしなんの準備もしてなく準備期間も1年以下だったので、結果は惨憺たるものだった。
全く日本の恥さらし。 出ない方が良かった。

そして時は巡り、今年そのSCHAFTとボストンダイナミクスをソフトバンクがGoogleから買収した。

しかしロボットは金がかかりなかなか利益を出すことは難しい。 だからGoogleも手放した。
さて日本はどうするのか? 防衛省はどうするのか?