南雲忠一中将を再評価するスレ(不) [無断転載禁止]©2ch.net
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南雲長官はもっと評価されるべき(33代目)
前スレ
[32代]南雲忠一中将を再評価するスレ(介)
http://echo.2ch.net/test/read.cgi/army/1495631782/
(>>29〜MainBody考察の章、>>619〜 機動部隊進撃航路考察の章)
過去スレとテンプレはまとめwikiを参照されたし
admiralnagumo@ウィキ
http://www10.atwiki.jp/admiralnagumo
戦史検証が中心になるので、雑談は支隊スレへどうぞ
【飛越し着艦】本日の南雲部隊司令部 1AF【離着艦】
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/army/1384660511/ >>687の続き
以上のとおり、フレッチャー提督の決断(行動)は
「敵情(日本空母の動静)の入手経過」
に基づいていることが分かります。
逆に言えば、公算が高いと判断できる
「日本空母の全貌」
に関する敵情を入手した場合は、
早期にVS-5ショート隊を攻撃に投入したと思われます。
全力攻撃を行ったTF16の両空母第一次攻撃隊のF4Fが10機であったのに対して、
ヨークタウン(第一次)攻撃隊のF4Fは6機と半分程度です。
おそらくフレッチャー提督は“第二次攻撃隊”として
「F4F 4〜6機、VS-5(10〜19機)」
の編成発進を考慮していたのではないかと考えます。 >>658
アメリカが日本軍の戦隊編成について研究してる前提なら
傾向として支部隊以外は偶数で来ると読むと思う
日本軍がレキシントンヨークタウンの2隻を葬って
米空母を残り2〜3隻と分析したなら、それを上回る4隻を投入すると推測できるわけで
自軍と同じように応急修理で6隻に揃えてくるほどの切迫性は日本側にはないのだし
だからといって単位戦隊をばらしての5隻が投入されるという予測もないだろうということになる
逆にいうと、日本軍は4隻来攻という確実性の高い戦況分析があったから
勝算があるとみて、危篤のヨークタウンをムリに引っ張り出してきた
ということも考えられると思う
逆にあまりにも戦力差があったとしたら
米軍は「行かない」という選択をして、決戦を先延べしたんじゃないかしら >>689
日本軍のミッド攻略がすべての空母を投入した場合、
暗号解読をしたアメリカ軍は勝算がないと決戦を回避する可能性はあるの? >>689
その日本軍の戦隊編成について研究とやらは
第〇〇戦隊 ××欠
というのはありえない、という前提なんだな >>630 まったく。そんなことが予め分かっていたら、
指揮官は不要で、AIにでもやらせときゃ良いでしょう。
>>631- おおっと、本職も見逃していましたね。
>>索敵重視のアホ南雲
あれ?、もうゴールしていいのかな・・・ >>670 ん? これはどういう意味かな。
>フレッチャーは警戒を受け持っているのだから
確かに、米空母は日施哨戒を交互に分担しますが、
VSとは、そういう意味ではないですよ→>>676 >>680 そりゃ、当たり前ですがな。
>フレッチャー様は即時に行動を開始しています
敵が見つかったんだから、”準備”を始めるのは当然でしょうw
TF16が攻撃隊発艦を始めたのが0406時
ヨークタウンが攻撃隊発艦を始めたのが0545時、
1時間半も間が空いているのは何故か、とお尋ねしているのです。
貴官の主張によると、
フレッチャーさまは「5隻目の空母に備えてた」そうですが、
この時点で、5隻目は発見されていないのに、
発進させちゃって良いのでしょうか。 >>681- つまらんなぁ
>>643の発言をするくらいだから、論戦を楽しみにしていたのに、
もう戦意喪失ですか。
結果がすべてならば、
「南雲忠一は、最も多くの連合国軍艦艇を沈めた名将」
で、完結ですな。
めでたしめでたし >>684 そうだったのか!
いやー、>>643で聞いてから、本職も名無しで参戦したいと
思ってさがしてみたのですが、どこですかね?
>>685 むむむ・・・相変わらず先読みが鋭いですな。
今後の本編は、だいたいそんな感じです。
>>593-594で、ショート隊の発進につて触れましたが、
「フレッチャーが発進を命じたのは何時か?」
が要点になると考えています。 >>669の続き
そして、これらB−17を率いるスウイニー隊長は、
敵情について、以下のように報告しています。
0900時(日本時間0600時)
V92 reports attack completed, one carrier damaged.
「攻撃終了、敵空母1隻に損傷を与えた」
V92とは、B−17隊の呼出符号です。 >>697の続き
日本側の報告によれば、B−17の空襲を受けたのは、
0520頃ですから、爆弾投下を終え、島へ帰投途上に
打電したものと思われます。
損傷を与えたということは、敵空母に爆弾が命中した
ことを意味します。
(至近弾でも損傷を受けますが・・・)
これだけでは、損傷の程度は分かりませんが、
少なくtも、アディ機の「敵空母2隻発見」を
補完する内容であることは確かです。 >>698の続き
実際は、日本空母4隻に命中弾は無かった。
一節によると、飛龍が水柱に囲まれ、
周囲の乗員からは「飛龍がやらえrた!」
と心配したそうですが、
その後、無傷で姿を現して安心した
という挿話が伝わっているほどなので、
上空から観察した場合、
命中と判断しても仕方がなかったかもしれません。 ALにいく部隊も含めて一本化されてたら諦めると思う
その場合は、機動部隊6〜7隻という数字があがってしまうから
搭載機試算で日本軍が100機上回ることになるから
搭載機がどれだけあるかまではアメリカ側も把握できてないから >>690
>>691
全空母出動と、支部隊一本化の障壁は大きいので
日本側は史実のとおりというのが投入空母の最上の選択となり
>>700
のようなことは仮想戦記にもなり得ないと思うけど
アメリカ側が基地空を中心とした嫌がらせと
有り余る水上艦で防御にでることを期待したいという気持ちもあるのよ >>700-701 軍令部を納得させられるかは疑問ですが、
興味のある仮想戦記ではありますね。 >>699の続き
ただし、このB−17隊による”戦果報告”は
ミッドウェー海戦後に、波紋を呼ぶことになります。
『モリソン戦史』の注釈(第三巻p367)によると、
6月12日付のニューヨーク・タイムス紙では、
「陸上飛行士、ミッドウェー島沖で二個艦隊を撃破す」
と題した社説を掲げ、陸軍航空隊の”大戦果”を報じた。 >>703の続き
陸軍機パイロットの話として、
「日本航空母艦3隻、巡洋艦1隻、戦艦1隻、駆逐艦1隻、
大型輸送船1隻に命中弾を与えた」
また、ヘール陸軍少将の談話として、
本海戦の勝利が、主に”B−17爆撃機によって”
獲られたものであることを強調し、
実際にB−17隊を率いた、スウイニー中佐は
「私は、艦船に対する高高度爆撃の有効性には、
”いっぱい食わされた”くらいである」
とまで語っています。 >>704の続き
これらの報道の影響は、意外と深刻で、
”現在でも”米国内では、
「ミッドウェー勝利は、陸軍機によるもの」
と思っている人が少なくない、とか。
日本側の「運命の五分間」と同じく、
一度浸透した定説をくつがえすのは、
容易では無いようですね。 >>626 遅くなりましたが、調査結果です。
>近藤攻略部隊本体の「瑞鳳」が。
公刊戦史の
「付図第四ミッドウェー部隊の戦場離脱と引き揚げ行動図」
には、TF16と、攻略部隊本隊の航跡図が記されています。
TF16は、6日0130時〜8日1200時まで
攻略部隊は、6日0300時〜11日1200時まで
(いずれも日本時間) [ミッドウェー海戦航跡図](日付/時刻)日本時間
▲日本攻略部隊、△米空母部隊(TF16)
▼丙━━━━━←▲乙(6/18)
↓(7/09) ┗━┓ │
┃ ┗━┓甲(6/00) ▽A(6/01)
┃ ┗▲← ↓
┃ ┌┘
┃ ┌─←△C(6/17) ┌┘
┃ ┌─┘ └──┐ ┌┘
▼丁(7/16) ┌─┘ └─←▽B(6/08)
↓ △D(7/16)
└→
<日本> <米国>
甲(北緯31度東経180度) A(北緯31度西経176度)
乙(北緯34度東経176度) B(北緯29度西経178度)
丙(北緯34度東経170度) C(北緯31度東経180度)
丁(北緯31度東経170度) D(北緯30度東経175度) >>707の続き
スプルーアンス麾下の米二空母は、
6月5日海戦当日の夜は、日本海軍との夜戦を避けるために北上、
夜明けとともに、西進を開始します。
6日黎明時(A)の時点で、日本攻略部隊は甲の位置、
おおむね真西に250浬程度。 >>708の続き
この後、日米双方とも西に航行するので、相対距離は変わらず、
米空母Cの時点で、日本攻略部隊は丙
西北西方向に600浬まで開いてしまいます。
その後、日本攻略部隊は南下し、
米空母部隊は西進を続けるので、距離が縮まり、
Dの時点で、日本攻略部隊は丁
ほぼ真西に300浬くらい。 >709の続き
以降、重巡三隈を沈めた米空母部隊は、ハワイに、向けて
東進するので、これ以上接近することはなかった。
もっとも近い距離で250浬なので、攻撃隊を出すのは
少し厳しいですが、索敵機が”5隻目の空母”を捕捉することは
十分に予想されますね。 >>709訂正
>米空母Cの時点で、日本攻略部隊は丙
→米空母Cの時点で、日本攻略部隊は乙
>西北西方向に600浬まで開いてしまいます。
→北西方向に300浬まで開いてしまいます。 >>706-711
なるほど、6月6日以降の近藤攻略部隊本体(瑞鳳)とTF16の彼我の距離は、
最接近時で6日黎明時の約250浬ですか。
この距離だと彼我の索敵機が互いに発見する可能性はありますね。
(仮にミッドウェー基地からPBYが、6月4日までと同様の大規模索敵を行っていれば、
瑞鳳のみならず「第六の空母」鳳翔(山本主力部隊主体)も発見できたかも?) >>712の続き
250浬は空母間での通常攻撃は厳しそうな距離ですね。
ところで当時日本側は、
瑞鳳のみならず全水偵爆装での航空全力攻撃を企図し断念していますが、
川崎のぼる氏の瑞鳳搭乗員への取材では「体当り」が示唆されたとのことです。
(これだと遠距離攻撃可能(片道)ですが)
これを読んだ時は「本当かな?」と思いましたが、
前日夕刻の最新敵情が「敵健在空母5隻」であることことから、
“非常手段”を考えてもおかしくないかも? >>712 そうですね。
地図を見ると分かりますが、スプルーアンスは島の西方
かなりのところまで進出しています。
主力部隊もミッドウェー島から400浬附近まで接近しているので、
十分に可能性はありますね。
>「第六の空母」鳳翔も発見できたかも?
>>713 もう少し誘因して、友軍基地航空圏内に
引き込めれば・・・ さて>>626はもともと、
米海軍の情勢判断である「第五の空母」の適否を検討したものではなく、
「6月5日の“三空母大火災”後においても、日本側に勝機はあるか?」
を検討したものです。
つまり、
「5日午後の遅い時間帯ならば、瑞鳳航空隊の戦闘参加の可能性はあるのか?」
と。 瑞鳳の搭載機は何を何機積んでたのだろう?
鳳翔は複葉の九六艦攻だったけど。 >>705の続き
面白くないのは海軍側で、
真実は、「日本空母4隻を沈めたのは米空母機」なのに、
真珠湾に帰投してみると、とんでもない話になっていた。
戦後の繁華街では、しばしば陸海軍パイロットの間で
乱闘騒ぎが起きていたようです。 >>715の続き
具体的には、
・米空母は3隻と二式艦偵から報告を受けた時
・兵力不足により飛龍第三次攻撃隊の早期発進を断念した時
このタイミングであれば
南雲長官あるいは阿部、山口司令官から山本GFと近藤2Fに対して
「我、残存航空兵力少なし。
瑞鳳航空隊全力を速やかに飛龍に収容し、
事後は飛龍から全力作戦するを可と認む。
是非考慮されたし。」
と意見具申できる余地があるのではないかと。
(上記はあくまで当時の日本側が知り得た敵情から作戦案を考えたものです。
仮に実現したとしても、史実の四空母全滅に瑞鳳航空隊が加わるだけの可能性が高いとも考えます。) >>717の続き
その要因のひとつとして考えられるのは、
陸軍のパイロットたちが先にハワイに帰ったことで、
撤退する日本軍を追撃した空母部隊とは違い、
海戦の翌日には、早くも真珠湾に”凱旋”している。 >>719の続き
同じく『モリソン戦史』によると、
「ミッドウェー島に帰還したB−26型爆撃機2機のうち
1機は、翌日真珠湾に飛び得るように修理された。
真珠湾でのこの操縦士の物語は、これを話すことによって
何も損をしなかった。
これに基づいて、陸軍航空部隊の一大佐は、日本の
航空部隊を雷撃した誇大な放送をした」 (第三巻)p244 >>720の続き
本当の”主役”である米空母が、真珠湾に帰投したのは
それから約一週間ごでしたから、彼らが港に降り立った頃には
ハワイ全土は、陸軍航空隊を讃える声であふれかえっていた
というわけです。
そりゃあ、喧嘩にもなりますよねぇ >>718の続き
ちなみに
『日本空母戦史』木俣滋郎
によりますと
P304
「〜六月五日、日本空母が大打撃を受けた時、
瑞鳳は第一機動部隊の西南西百六十カイリにあった。
だから飛行機を飛ばせば、飛龍の頭上を短時間でも援護できるほどの距離だった。
〜この時、瑞鳳はミッドウェー島の三百カイリにあったから、
B17やカタリーナ飛行艇の爆撃を受ける心配もあった。〜」
以上、引用終り
各距離は、5日夕刻以降の夜戦検討時のものの可能性もありますが、参考まで。 何だ?五虎将の一角ともあろう方が珍しく全然噛み合ってないぞ?
>>718は当時の組織編成上無理だし、ゲーム脳的火葬疝気過ぎる。また瑞鳳の搭載機では戦力にならんでしょ。
史実ではMOでの祥鳳の機動部隊編入案ですら却下されたのに。まだ第二機動部隊の方が…。第三艦隊建制後とか空地分離後とかならまだしも。
一体どうした?!またなりすまし? >>723
>何だ?五虎将の一角ともあろう方が
そう!私には五虎将とか四天王などと言う位階は恐れ多いので是非剥奪を!!
(スレ主のノリとネーミングセンスぇ…)
それはさておき>>715のような状況で、仮に私が意見を求められたら
やはり>>718のような案を述べます。
現状の“私個人”には、それ以上の案が思いつきませんので。
>仮に実現したとしても、史実の四空母全滅に瑞鳳航空隊が加わるだけの可能性が高いとも考えます。)
とあるとおり、成算の見込みは低いと判断しますが、
「非常時には、非常の方策・手段を用いる羽目に追い込まれる」
とも考えます。
現に6月6日以降の戦闘ではGF及び2Fで
・主力部隊も含めたミッドウェー島艦砲射撃によるMI作戦強行
・瑞鳳及び水偵全力による米空母攻撃
が真剣に考慮されましたから。
ここで“デスペレート”に陥らないのもまた、指揮艦の意思と責任かと思います。 >>723
> >>718は当時の組織編成上無理だし、ゲーム脳的火葬疝気過ぎる。
実は「前例相当」が無いわけではなかったりします。
>史実ではMOでの祥鳳の機動部隊編入案ですら却下されたのに。
祥鳳に関しては上記の作戦方針決定後にも続きがあり、
MO作戦各部隊がトラックを出撃し洋上進撃中の5月2日、及び翌3日の二度に渡り、
後藤MO攻略部隊主隊指揮官より井上南洋部隊指揮官及び高木MO機動部隊指揮官等に対して
「船団護衛の万全を期するため、五航戦の戦闘機三機を搭乗員とも祥鳳に移載したい」
と重ねて意見具申しています。
背景として、5月2日に祥鳳の登載零戦9機中の1機が海没喪失したことがあります。
井上長官はこの意見具申を却下しましたが、
5月3日、4F参謀長よりMO機動部隊へ
「特令によりポートモレスビー敵基地攻撃を令せらるる内意につき、予め計画し置かれたい」
と通知しています。
以上『戦史叢書 南東方面海軍作戦<1>』P229を参照 >>715- さて、当時の攻略部隊の航空兵力は、
「瑞鳳」艦戦12+艦攻12(24機)
「千歳」三座水偵7+二座水偵16(23機)
「神川丸」三座水偵4+二座水偵8(12機)
各重巡・軽巡の搭載水偵(26機) 公刊戦史p173 >>726の続き
そして、6月5日2100時に近藤長官は、
翌朝の作戦要領を下令。
東方を索敵し、敵残存空母を発見せば、
瑞鳳艦攻全力(12)+零戦6機、
九五水偵(10)
を以って、攻撃することになっていた。 >>727の続き
結局はMI作戦そのものが中止され、
実行には移されなかった。
また、6月5日1600時(日没前後)の対勢として、
攻略部隊の北東160浬に第一機動部隊、
その東方130浬に米空母部隊
となっている。(公刊戦史p446) >>728の続き
出せない距離では無いと思いますが、
出さなかったのは収容が夜間になるからでしょう。
そもそも、発艦時点で日没後ですから、
珊瑚海で実施した薄暮攻撃よりも条件は厳しくなります。
当時の瑞鳳搭乗員の伎倆は、いかほどか・・・? >>724 むむむ、五虎将はお気に召さぬか・・・
(ちなみに元ネタは三国志) では、
南雲スレ特戦隊(決めポーズが・・・)
南雲スレせーらーむーん(コスプレは自重・・・)
南雲スレ南斗五車星(南つながり・・・)
なぐもん! で、軽音楽部でも始めるかな >>721の続き
もうひとつ、大きく影響しているのは、
海軍には”箝口令”が敷かれており、
「これ(陸軍の主張する誇大戦果)に対して、
ニミッツ海軍大将は、いかなる反駁をもすることに
許可を与えなかった」 (『モリソン戦史』p368)
これは、暗号解読情報の漏洩を恐れてのことでしょう。 >>731の続き
日本空母の来襲に対して、島の陸上航空兵力が
反撃するのは当然と言えますが、
米空母が3隻も集結していたとなると、
やや不自然な感は否めません。 >>732の続き
末端のパイロットや水兵たちにとって、
戦略的重要性などに、興味は無いから、
「”日本空母が○○に現れることが分かっている”、
と上官が言ってたんだ」
と、得意気に話す者も出てくるでしょう。 >>733の続き
暗号解読において、何より重要なのは、
「暗号解読に成功していることを敵に知られない」です。
後の海軍甲事件(山本長官機撃墜)でも、
P−38は、翌日も同じ空域を飛行して、
「偶然による幸運」を装い、
英国はコベントリー市に対する独空軍の空襲を
察知しながら、市民には知らせなかった。 >>724
作戦失敗を戦術レベルで挽回するのは無理なので、自分だったら三空母炎上時点で飛龍も含めて即時退避させたい所ですが、ゲームではないので現場レベルでは当然史実のように推移するでしょうね。
実際には防空戦闘中の零戦回収や炎上空母の乗組員・搭乗員の回収等事後処理に時間を要するでしょうが。
小林隊・友永隊の全滅と引き換えのヨークタウン撃破は割に合うものだったのか。 現場では避退指示は無理だから、こういう時こそ上が責任を持って退却させなければいけない。敵にそれ以上戦果を挙げさせない事も大事なので。
史実でもGF長官が指示を発したが、ちょっと遅かったかな…
まあ負けて帰還した戦力を、その後ろくに活用出来ない組織や国体もアレなのだが。 >>734
>暗号解読において、何より重要なのは、
>「暗号解読に成功していることを敵に知られない」です。
これは暗号解読に限らず「広義の情報戦」全てに言えることですね。
「“情報源”の秘匿」は基本ですから。
例えば、警察等の取締機関が「何らかの情報」に基づいて犯罪を摘発した場合でも、
報道発表等では
「発見端緒は、定型のパトロール中に不審事案を発見したため」
という感じで“偶然”を装います。 >>734
>後の海軍甲事件(山本長官機撃墜)でも、
>P−38は、翌日も同じ空域を飛行して、
>「偶然による幸運」を装い、
この時は日本海軍上層部も暗号解読等の情報漏洩を強く疑い、偽電作戦を実施。
甲事件と同じ通信系統、暗号を用いて「南東方面艦隊司令長官の視察」を通信。
しかし、連合国側の反応無し。
以上の事が『戦史叢書 大本営海軍部・聨合艦隊<4>』の甲事件の項に記載されています。 防空戦闘中、友永隊の収容後、一旦引くのは無理だったんだろうなー…。 >>735-735 軍組織から言えば、上級司令部から作戦中止命令が
出ない限り、独断での撤退は軍法会議ものですな。
>>737 なるほど。
アサ○新聞がよく使う手ですよねぇ>“情報源”の秘匿
捏造があばかれて、取材の根拠を明らかにせよと
迫っても、シラをきるわけです。 >>738 ありがとうございます。
そんなことやってたのか。>「南東方面艦隊司令長官の視察」
柳の下になんとやら、ですな。
>>739 それはありえないですね。
敵空母を発見しながら、反転などしたら、
二度と機動部隊の指揮は執れないでしょう。 >>734の続き
B−17からの報告(>>697)が、
フレッチャー少将の手元に届いたかは分かりませんが、
仮に受信したとしても、
アディ機の報告を補足する意味合いを
出ないでしょう。 >>742の続き
もともと陸軍機の洋上偵察は
あまりあてにならないですからねぇ
ただし、このスウイニー隊は、
一度、西方の日本軍輸送船団攻撃に向かう途中に
変針北上して、南雲機動部隊を攻撃したので、
その航法能力は、素晴らしいものがあります。 >>743の続き
大型機なので、専門の航法担当も居るし、
当たり前と言えば、当たり前なのですが・・・
後のマクラスキー隊以上の大迂回をしながら、
ピタリと会敵してみせたのですから。
艦種識別や戦果報告はおいといて、
敵艦位を打電してくれれば、
米空母攻撃隊の迷子も、少しは減らせたかもしれません。 あれ 友永隊収容後兵装転換完了までいったん西進して距離をとるって長官が以前いってなかったっけ >>745 そのとおりですが、あの「西進案」は
あくまで仮想戦記として出したもので、
本気でそうすべきだった、とは思ってませんよ。 >>744の続き
先に、ミッドウェー基地航空隊は、B−17を除いて壊滅した(>>611)
と書きましたが、”全滅”したわけではありません。
一部の機体が、死地より生還を果たしている。 >>747の続き
0915時(日本時間0615時)
Crews of 1 B-26 and 1 TBF with damaged landing gears
ordered to ball out.
(They came in and landed anyhow)
ランディング・ギア(脚)を損傷したB−26とTBFの
各1機の乗員に対し、ベイルアウト(脱出)が命じられた。
最終的には、なんとか着陸に成功した。 >>748の続き
B−26もTBFも、基地航空隊の第一波として、
南雲機動部隊を攻撃したが、
B−26は4機中2機が、
TBFは6機中1機が、帰投を果たした。 >>749の続き
TBFのアーネスト少尉の機体には、74の破孔が見つかり、
B−26のうち1機のミューリ中尉機は、数百発の銃弾を浴びて、
まさに満身創痍での帰還でした。
彼らは、最も新しい戦場の目撃者ですから、
日本空母部隊に関する重要な情報をもたらしてくれるはず >>750の続き
ミッドウェー基地航空隊の戦時日誌によると、
http://www.pby.com/ArchiveDatabase/RG313583397.001-013.061.php?Page=030
0930時(日本時間0630時)
1 B-26 reports “Results unknown.
Heavy AA fire encountered.
Dropped torpede at carrier.” >>751の続き
B−26搭乗員の証言によると、
「戦果不明、激しい対空砲火に遭遇した。
敵空母に対し、魚雷を発射した」
AAとは軍事用語で、Anti aircraft gunの略語
実際にB−26の4機のうち、
魚雷投下前に1機が撃墜され、
1機は魚雷投下に成功したものの、赤城の飛行甲板直上を
通過したところで力尽き、海上に墜落している。 >>752の続き
特に雷撃隊は、敵艦の対空砲火にさらされう時間が長いので、
被害は深刻になります。
また、TBFの方は、
0940 (日本時間0640時)に
TBF survivor reports run on enemy carrier.
Result not observd.
「TBFの生存者の報告によると、敵空母に攻撃を敢行、
戦果は確認できなかった」 >>753の続き
こちらも6機のうち、3記が魚雷投下前に、2期が投下後に撃墜され、
残りの1機も損傷がひどく、奇跡的に生還できたと言われるくらい
散々な初陣でした。 当たらなかったとはいえ敵空母に魚雷を落とすことはできてるのか。
ちょっと間違ったら魚雷命中で戦闘不能もありえるんだよな。 >>755 そうですね。
伎倆は拙いが、勇敢であったことは、日米双方が認めるところ。
>>756 水平爆撃なんて当たるもんじゃない、なんてな >>754の続き
結局のところ、日本空母部隊の艦位や編制、そして
攻撃によって敵に与えた損害は、「詳細不明」で、
フレッチャー少将を満足させるものではなかった。
どのみち、すでにホーネットやエンタープライズ隊の
雷撃機が会敵するころなので、やや手遅れ。 >>758の続き
>>538-539のとおり、
攻撃隊の機体が、索敵も兼務するというのは、
かなり難易度の高い任務になります。
特に、本海戦における基地航空隊は、
典型的な兵力分散・逐次投入・各個撃破
悪い見本として教科書に載せるべき類のものだったので、 >>759の続き
各機は防戦で手いっぱい、
とても敵艦隊の全貌を把握する余裕はなかったでしょう。
フレッチャー少将としては、手持ちの空母航空隊に
期待するしかなさそうです。 瑞鶴母艦はともかく直衛の岩本小隊だけでもいればな
珊瑚海のように
「雷撃隊だけがくるわけはない きっと艦爆隊もくるぞ 上空警戒!」となったかもしれないのにな >>761 少しでも早く回避運動を初めていれば、あるいは・・・ >>760の続き
余談になりますが、マリアナ沖海戦では、
こんなことがありました。
一日目の6月19日、小澤艦隊は自らの索敵機により、
三群(七イ、三リ、十五リ)の米空母を発見し、
それぞれに攻撃隊を送り出した。
実際は七イのみが正確で、他は誤報。
米空母部隊は一群だった。 >>763の続き
ところが、その誤りについて気付かせるきっかけとなる
重要な索敵情報がもたらされていた。
グアム島の陸偵が、「敵空母は三群集結している」と打電。
すなわち、三リと十五リは誤り。
事実、三リと十五リに向かった攻撃隊は
敵を発見していない。 >>764の続き
にもかかわらず、これだけの証拠が揃いながら、
小澤長官は、「敵空母は三群に分散している」
との情勢判断を改めなかった。
その理由について、公刊戦史は >>765の続き
「基地航空部隊からの敵三群集結の報告は取り上げなかった。
これは基地航空部隊に対する信頼が少なかったからである。
長官も基地航空部隊の索敵には不満であった。
また一度敵を発見したものは、次の索敵で発見しなくても、
考えを改め得ない。
機動部隊司令部としては、実在していたものと思っていた」
(『戦史叢書(12)マリアナ沖海戦』) >>766の続き
先に、暗号情報と索敵情報なら、後者を選ぶと書きましたが、
同じ索敵情報なら、基地航空隊より空母航空隊の情報を
重視するということです。
ただし、これは日本海軍だけかもしれませんし、
もしかしたら小澤司令部だけの話かも >>767の続き
フレッチャー少将がどう考えていたかは、
興味がありますが、それはさておき、
続いては空母攻撃隊の「敵情報告」を
みていきます。 >>761
艦隊の隊列からはぐれた飛龍を助けに行ったせいで戦闘機がすぐに戻って迎撃態勢をとれなかったから
戦闘機の隊長が気づいても手遅れじゃないか・・・
隊列を離れた山口と南雲が心を鬼にして飛龍を切り捨てなかったのが悪い。 >>767
暗号情報よりも生の索敵情報を優先するのは当然だけど
基地機の情報より空母機の情報を優先するのは自らの指揮下にあるからなの?
基地航空隊の司令官だったら部下の報告より空母機の報告を優先するとは思えないし。 >>769
ヨークタウン雷撃隊が飛龍を攻撃してこれを零戦が迎撃。
ヨーク戦闘隊は空戦では勝ったが雷撃隊の援護どころでなく壊滅。
飛龍は回避のため他空母から離れたんだよな。 >>757
>水平爆撃なんて当たるもんじゃない、なんてな
つプリンスオブウエールズとレパルス >>772
あれが戦史上、無誘導水平爆撃による、作戦行動中の主力艦に対する唯一の命中例になるのかな。
美幌空の96式陸攻隊
白井中隊→レパルス
武田中隊→POW >>769 優秀な電探と、機上無線が欲しい・・・
>>770 そういうことかと。
>自らの指揮下にあるから
空母機だから索敵の誤報が少ない、というわけでもないし。
>>771 サッチ・ウィ〜〜〜〜〜ブ!
>>772-773 さすがは、我が陸攻隊の練度!
相手が空母だって余裕だぜぃ つニューギニア沖海戦
>>768の続き
彼らのドタバタ劇場については、
「米空母攻撃隊の章」(和)スレ>>410〜
でくわしく確認したので、
ここでは、各攻撃隊がもたらした「敵情報告」について
見ていきます。 >>775の続き
そして一番槍は、やはりこの人、
ホーネット雷撃隊長ジョン・ウオルドロン少佐。
「9時25分(日本時間0625時)、彼は水平線上に
二筋の煙が立ち昇っているのを視認した。
しかし、これらの雷撃隊が、目指す敵艦隊に
到達するには、未だ8浬(15キロ)も飛行せねば
ならなかった」 (『モリソン戦史』第三巻)p268 >>776の続き
よく知られる通り、TBDデバステーターは
全機撃墜され、ゲイ少尉ただ一人が生き残った。
このような状況においては、とても敵情報告どころ
ではなく、そもそも雷撃機は低空で敵艦隊に接近するので、
その全貌を把握することは難しい。 >>777の続き
引用文中にも、>二筋の煙が立ち昇っている
とあるように、ウオルドロン隊長自身も、空母を認めたのは
せいぜい2隻といったところではないかと。
たとえ隊長が生還したと仮定しても、
フレッチャー少将にとって有用な敵情は
報告できなかったかもしれません。 >>773
恐らくね。ようするに当たる位置で投弾したかどうかだから、あたらないとは言えないし、
空母にとっては危険極まりないわけで。 >>779
逆三角形の形で編隊を組み指揮官機が投弾したのを見て列機が投弾
するので海面に達するする時は爆弾が目標を中心に包み込むように
三角形の形に着弾する。
そういう感じで命中を期待すると豊田穣氏の著書にありました。 明日は・・・もう今日だ!
嬢と同伴のためお休みです。
なんでも、お店の周年記念で出勤しないとペナルティが
あるとかで、呼び出されました。
少し気になるところではありますが・・・
次回は金曜日にノシ >>779-780 たしか、きれいな三角形の弾着が
写真に残っていますね。 >>778の続き
旧式の雷撃機を駆って、戦闘機の護衛も無く、
敵空母へ突撃する困難さは、同情を禁じ得ませんが、
それと比較すると、弁護のしようが無いのが
ホーネットの艦爆隊と戦闘機隊。 >>783の続き
彼らは”あさっての方向”に飛んで行き、
当然ながら日本艦隊を発見することはできず、
燃料不足に陥った一部の機体は、母艦に戻ることを諦め、
ミッドウェー島に向かったものの、燃料切れで不時着。
戦闘機隊の全機と、艦爆隊の数機を失った。
もちろん、敵空母に関する情報は何ひとつ得られなかった。 >>784の続き
珊瑚海に始まり、この後も続く、
「米空母攻撃隊の迷子劇場」ですね。
まともな洋上航法もできないなんて、
「お前ら、なんで空母搭乗員になれたんだよ」
てなもんですが、
もし彼らもウオルドロン隊と同じく、会敵に成功していれば、
飛龍を攻撃できたかもしれず、その結果、
オークタウンは沈まずに済んだでしょう。 >>785の続き
ミッドウェーでは、マクラスキー隊の奇襲成功ばかりが
注目されて、話題にも出てきませんが、
こんな綱渡りの、お粗末な攻撃で、
「日本空母攻撃隊が母艦に戻ったタイミングを狙って
攻撃隊を出した」
なんて、笑わせんなよw >>786
プププ、まーだこんなこと言っているw
で、結局殲滅させられたのはアホ南雲のほうなんですがw ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています