>>435
> >>417 国内なら途中で空中給油すればいいんじゃない?

空中給油は気象条件などの関係で必ず使えるとは限らず、我が国の離島防衛における戦闘機の運用の主要な部分で空中給油に頼っているとなれば
敵の立場では「日本が空中給油を行えない天候のときに事を起こせば良い」となるので、国防では、極力、空中給油には頼らないで防衛プランを組み立てることが不可欠
タイフーンなど欧州系の戦闘機が日本には適さない理由も、欧州系のはアメリカ製に比べておしなべて足が短く、国土が長細い日本で運用するには空中給油が前提となるから

> 南鳥島辺りも海底資源を守るためにも少し整備して。

南鳥島の海底資源の実際的な価値(※)はともかく、今のまま放置しておくとチャイナが多数の空母艦隊を持つと南鳥島を強奪されかねないね
あそこをチャイナに強奪されると位置的には尖閣以上に面倒な事態になるから、国防拠点として強化すべきだという意見には賛成だ

※: 4000メートルかそれ以上の深海の海底に濃度の高いレアアース泥が大量にあるという調査結果は正しいが、4000メートルの海底から大量のレアアース泥を採取するには
4000メートル以上という位置エネルギーを与えてやることが不可欠(エネルギー保存の法則)なので、そうやって得られたレアアースを高度4000メートルまでジェット機で運び上げるの以上の
エネルギーが必要だということなので、それを考えるとレアアースの市場価格が例えば1桁以上も高額にならない限りはペイしないので現実的な価値には乏しい
それと、レアアースは実際にはレアでなく世界中に存在する、ただ現在のチャイナほど安くできないから採掘されていないだけ

本当に希少で戦略資源として極めて重要なのはレアメタルと呼ばれる金属元素で、例えばリチウムイオン電池のために消費が急増してきたコバルトはレアメタルの典型的な例だ
レアメタルの多くは(元素によって具体的な場所は違うが)鉱山が地球上で偏った地域に集中しており、多くの場合、アフリカにある
だからチャイナはレアメタル鉱山の採掘権を合法的に奪取するためにアフリカへの「経済援助」を活発に行い、その担保としてレアメタル採掘権(と農地)をどんどん入手している