海・航空・陸上戦考察スレ 軍事戦略・作戦・戦術 30
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陸上戦闘は如何に戦われるのか? 海戦は? 航空戦は?
史上のあの戦いにおいて、勝利する方策は?
近現代の陸上戦闘・海戦・航空戦について真剣に考察しましょう。
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※軍事戦略(Military Strategy)、戦域(Theater)、作戦(Operation)、戦術(Tactics)、技術(Technical)
について主に扱うスレッドです。
世界観・展望(Vision)、政策(Policy)、国家戦略・大戦略(Grand Strategy)の言及は控えて下さい。
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前スレ
海・航空・陸上戦考察スレ 軍事戦略・作戦・戦術 29
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/army/1521379754/
VIPQ2_EXTDAT: checked:vvvvvv:1000:512:----: EXT was configured 戦術との出逢いって>>19だか>>21の1みたいな図も載ってたような
別の本だったかな
始めてみたときはなんじゃいこれってなったけど 防御要領決定の基礎は、陣地火力と機動打撃のどちらを主体とするかだが、
具体的な要領は状況に適合するように創造する
また、機動防御は、陣地防御との相違と特に着意すべき事項の記述が中心
だから防御に当たっては、陣地防御と機動防御の原則を総合的に適用する
そして機動防御は高度の融通性を持った方式で、特定の形式は存在しない 敵の誘致導入の方法としては、陣地による(力による)強制もあるが、
誘致導入の手段を陣地、役割を侵入量の調整と考えていると本質を見失う
誘致導入には力ではなく餌が必用
侵入量の調整は、隘路や半渡など、地形を利用するものもある
陣地の役割も、広正面への展開強要などがあり、侵入量の調整のみが好機の作為ではない 機動打撃は逆襲に含まれるだろうが正確には、
逆襲は、陣地を回復するための攻撃行動全般≒攻撃(当然火力運用等も含む)
機動打撃は、連携した機動と火力により衝撃力を発揮し敵を撃破するを言う≒攻撃機動
陣地防御でも、逆襲と機動打撃は区別して記述してる
令の機動防御で逆襲という言葉が使われないのは、
敵が侵入した時点で初めから逆襲発動してるようなものだから 山地の防御なんかを考えればいいが、主体と重視は全く異なる言葉で、
阻止火力が主体でも、機動打撃を重視する防御もある
一般に、山地の防御は、阻止火力を主体として陣地と火力を編成するが、
火力戦闘の成果を利用しつつ機動打撃により敵を積極的に撃破する 陸上自衛隊の陣地防御・機動防御の変遷は
※昭和30年代
陣地防御は陣地火力と逆襲とを組み合わせて行われる防御方式。
逆襲の目的は「敵の撃破」または「陣地の奪還」であり、機動防御も存在するが、陣地防御における敵撃破を目的とした主逆襲との差異はほとんど無い。
昭和32年版野外令でも陣地防御の逆襲と機動防御はあいまい。
この時点ですでに米軍のMobileDefenceと自衛隊の機動防御では戦い方が違う。
↓
※昭和43年
昭和43年度の野外令改定で陣地防御・機動防御の差異を示すために完全に分化。
これにともない敵撃破を目的とした逆襲を「機動打撃」に改称。陣地防御における逆襲の目的を陣地の奪回に限定。
↓
※昭和60年
昭和60年の野外令改定で、防御を「陣地火力主体か、または機動打撃主体か」で分ける二元論を止め、陣地防御・機動防御を統合。防御は陣地火力と機動打撃を柔軟に組み合わせて行うもの、とされる。
陣地火力・機動打撃の両原則の確認を容易にする目的で教範には「陣地防御」「機動防御」という両極端な戦い方が記載されるが、あくまで原則確認に用いるためだけのものであり、この方式の防御を行なえと言っているわけではないとのこと。
となっているようです。
平成に入ってからの改定でも昭和60年度に準拠していると思われますが、最新の各教範解説等は一般人の自分では入手ができないため確認が困難です。
諸外国の陣地防御・機動防御に関して確認できるのは以下の通りです。
昭和44年に「西ドイツ・ソ連は防御を陣地防御・機動防御という形式に区分けしておらず、防御は陣地火力と逆襲を組み合わせて行うもの」「米軍の機動防御と自衛隊の機動防御の戦い方が違う」ということが紹介された記事が幹部学校記事に掲載。
また昭和41年の時点でイギリス軍も陣地防御・機動防御という区分けをしていないことが確認されている。
昭和51年に西ドイツ陸軍教範の概要が幹部学校記事に掲載。「防御は陣地火力と機動打撃を組み合わせて行うもので、どちらに比重を置くかをあらかじめ決めておくことはあってはならない」という主旨の記述が西ドイツ教範にある。 米軍のMobileDefenceは
「敵部隊が拘束部隊である我の防御陣地守備隊の正面を攻撃せざるを得ないよう、地形や砲迫火力などで誘致導入し、陣地正面に敵部隊が食いついている間に機動打撃部隊をもって敵の側背に逆襲をくわえ撃退する」
というもので陣前撃破前提の戦術です。
拘束部隊には敵部隊の突破を絶対に阻止しなければならない、という任務が与えられており、これは米軍のMobileDefenceが防御地域縦深内で敵の攻撃を破砕するのではなく、可能な限り防御地域内前方で攻撃を破砕する思想であることを明らかにしています。
この点より、敵に突破を許して縦深に引き込んだ後に敵を撃破し、もって攻撃を破砕しようとする自衛隊の機動防御とはまったく違う戦術であることが分かります。 「敵部隊が拘束部隊である我の防御陣地守備隊の正面を攻撃せざるを得ないよう、地形や砲迫火力などで誘致導入し、陣地正面に敵部隊が食いついている間に機動打撃部隊をもって敵の側背に逆襲をくわえ撃退する」
そういう図示、上であがってた戦術原則の基礎的研究にもあるし、
似たようなもの、陣前を重視するもの、見るが
(この頃は主戦闘地域と言わないが)
主戦闘地域、場合によっては前方地域での敵撃破も可としている
陣地守備隊による阻止、地形や火力等による分離も 突破を許すとか絶対許さないとか、この話、違和感がすごいのだが
敵の混乱と、機動打撃の好機は、主戦闘地域で作為する
主戦闘地域の突破を許せば、かえって戦機の捕捉が困難になる
突破してきた敵を叩くのではなく、正確には、突破中の敵を叩くものだろう
令のような、端的なものしても
突破の成功は、突破口の拡大と目標奪取により、組織的抵抗を破砕するもの
守備隊は、突破口の肩部として、その拡大を阻止する役割がある 昔、FM3-90読んだ限りだから、米軍のMobileDefenceが、
正確にどのようなものかは知らないが、
主戦闘地域において、敵に突破口を形成させ、或いは敵を遅滞・阻止
比較的に流動性を持っている点を除けば、形式に大きな違いはないだろう
主逆襲から機動防御で、或いは米軍の方がどう変わったか
仮にホラや文盲じゃないなら、どうなんだろう? >37
>米軍のMobileDefenceが防御地域縦深内で敵の攻撃を破砕するのではなく、可能な限り防御地域内前方で攻撃を破砕する思想であることを明らかにしています。
米海兵隊の場合は縦深に引き込んでの撃破も含んでる模様
詳しくは下記参照
MCDP1-0_Marine_Corps_Operations
の
MobileDefence 自衛隊の機動防御の狙いは「敵を陣地を攻撃する部隊と突破する部隊とに分離しての各個撃破」です(米軍は分離させず、陣地火力と機動打撃の組合せでまとめて撃破)。
そして「逆襲の好条件」や「機動打撃のための有利な態勢」というのは敵をこの分離状態に持ち込むことを意味しており、
@主戦闘地域(旧例用語:前方防御地域、前方防御区域、前方地域、戦闘陣地など)に配備された陣地を強固に保持
A強固に保持された陣地をもって機動打撃部隊が撃破できるだけの勢力を敵に突破させて、陣地攻撃している部隊から分離して撃破条件を作為
B敵の一部である敵突破部隊を機動打撃部隊が撃破することで各個撃破を行う
という戦い方をすることになります。
ですが機動打撃部隊が撃破するのはあくまで敵の一部のため、それを撃破しただけでは敵の攻撃を破砕できない状況があるというジレンマを抱えた戦術でもあります。
自衛隊の機動防御はこのように機動打撃による陣内撃破を前提にした戦術で、「初学者のための戦術原則の研究 第2シリーズ 機動防御(その1)(その2)」に載っている状況図でもそうです。
この図ではFEBAを構成する第一線陣地であるア山・ウ山陣地の間隙を敵に突破させて、敵が7kmほど防御地域内に侵入したところで敵右翼方向(我から見て左翼)から機動打撃を行っており、陣内撃破を計画していることが分かります。
また「初学者のための戦術原則の研究(1)」でも機動防御は陣内撃滅方式であると明示されています。
なお32年版野外令時代では敵を分離状態に置くために、場合によって陣地防御部隊の一部に遅滞行動をとらせて誘致導入することもありました。
しかし、このような行動を取るとこちらが分離を狙っているという我の意図が相手に気づかれてしまい、防御計画自体が崩壊してしまうという欠点が存在します。
そのため誘致導入による打撃機会の作為は実現不可能として、43年度の野外令改定の際に誘致導入は行わないことになりました。
※初学者のための戦術原則<機動防御>の状況図=理想的な状況とされる第3図や機動打撃計画を表した第7図、第8図
※FEBA=主戦闘地域の前縁、戦闘陣地の前縁、前方戦闘地域の前縁などの略語 これは機動防御に限らず防御全体に言えることですが、地形はその要点を陣地によって抑えることで初めて効果を発揮することができます。
隘路や河川といった敵を分離できそうな地形があったとしても、隘路出口や渡河点を制する要点に陣地を構えて保持していなければ、敵は悠々と通過し、態勢を整えて前進してくることになります。
よってこれら地形の効果を発揮するためには陣地占領を行わなければならず、結局のところ敵の分離・流入量の調整は陣地が行うということになります。
あくまで地形は陣地の戦力を強化する要素であり、それ単体ではあまり意味を持ちません。 防御における柔軟性(融通性)とは、
・予備陣地を占領して新たな翼を形成
・第一線陣地防御部隊への増援
・縦深に用意した予備陣地を占領して縦深の増加
・陣地占領部隊の配置転換
・対ヘリボン戦闘
・陣地の奪還や敵撃破を目的とした逆襲
などといった様々な行動が状況に合わせて行える状態にあることを言います。
これらを実行するためには、
・予想される地域にあらかじめ予備陣地を構築する
・できるだけ大きな予備隊を編成し各種状況に合わせて行動・分割できる状態に置く
・防御陣地を強固に築いて容易に奪取されぬようにして予備隊が行動できる時間を確保する
などの措置が必要です。
しかしかながら自衛隊の機動防御は、上記行動のうち「敵撃破を目的とした逆襲(機動打撃)」のみに最適化した防御編成・計画をとっており、
・陣地防御部隊の勢力が小さいため予備陣地を築くための人的余裕がない
・陣地防御部隊に重きを置いていないため強固な陣地防御戦闘を行うことが困難
・状況に合わせて予備隊の勢力を分割するなどして減じると、突破した敵を撃破できなくなる恐れがあるため、予備隊を機動打撃以外のことに使用することをほぼ禁じられている
といった問題点があり、状況対応能力に欠けています。
そのため機動防御に「融通性がある」というのは誤りで、逆には融通性がほとんどない戦術であると言えます。
事実、機動防御の原則研究記事である『陸戦研究 平成18年6月 師団想定(6)原則図示』でも敵がヘリボンを行ってきた際に対応できず、そのまま幕となっています。 ちょこっと愚痴をば。
戦術原則を整合性もって組み立てるの疲れました……。
陸自の教範は野外令や師団といったものがあるのですが、これらの記述の中には矛盾したものが含まれていたり、表現が理解しずらかったりで、読み解くのが難しいです、。
おまけに各教範同士を付き合わせてみると、内容がちぐはぐだったり、同じ戦術を扱っているはずなのに言っていることがまったく違ったりで、意味が分からなくなることがあります。
教範がこんな感じなので、幹部学校記事・陸戦研究の戦術原則・図上戦術等の戦術記事も書いた人によって教範の解釈が少し異なってくるため、表現が違ったり、用語の解釈が違っていることがあります。
そのためできるだけ多くの戦術原則記事、図上戦術、そして戦術関連論文にあたって、きちんと整合性が取れるように組み立てなければ、防御戦術の要領が何なのか理解することができませんでした。
もし、戦術をこれから調べたいというのであれば、いきなり陸戦学会の参考図書に当たるのはお勧めできません。
上記のように教範自体が分かりにくい、各人ごとで微妙に解釈が異なってくるので、一冊だけだと誤った戦術要領を学んでしまうかもしれません。
ともかくできるだけ多くの戦術関連記事に当たるようにしてください。 そもそも戦術に絶対の正解はない訳でして
じゃあ、数ある戦術書は何か?というと所謂ガイドラインであって
判断に資するものであり、一定の基準を与えてくれますが、
応用はあくまでも自分で行うものなので演錬とか言われる訳であり
かといって応用は基本やガイドラインがなければ、
たんなる行き当たりばったりや属人的な才覚に頼りきることになり…
この議論は以前もやりましたが ちなみに
米海兵隊のTACTICSにはMobileDefenceの項目はありません。
あるのは、Operationの中にあります。
こんなところにも陸軍と海兵隊の違いが出てたりするので
海外に目を向けると、さらに混乱してて面白い事、この上ないのです。
さて、戦後初期の独軍隊指揮では、どうなってるかな?機動防御w 戦後独軍版の軍隊指揮では、海兵隊同様に防御の縦深を利用し、敵を分散し撃破とあります。
特に
連携ある陣地の前部に使用する強力な兵力によって敵の防御地区への浸入をあくまでも阻止しようとする努力などはこれに矛盾する。
敵が防御地区の何処で撃破されるかという事は、敵が此処で撃破されることよりも重要ではない。
とまで書いています。 あえて特徴を言うならば、戦後独軍の場合
敵撃破の決戦地区を防御地区内に設定するようにしており、
そこでの機動打撃を目していた模様
この陣内撃破方針については、ソ連も同様の方向性だったはず。 米軍は守備隊の目的を、
必ずしも戦闘によって敵を撃破するものではないとし、
機動打撃の機会を創出することを主眼としている
守備隊の戦闘力は、機会創出に必用なだけ分配する
守備隊は、敵を侵入させ、機動打撃の対象と他を分離する
機動打撃部隊は、決定的時期と場所に打撃を加える
米軍も「敵を分離しての各固撃破」 従って、米軍の場合、守備隊は一地に固着せず、
撃破に際して、守備隊の戦闘力を重視することもない
だが、機動打撃の機会を創出し、
機動打撃部隊を支援する「陣地火力」の組み合わせは、
日米ともに当然重視する ちなみに、機動打撃部隊は、
状況の急変に対処できるように、必用な地域に予備陣地を準備する
機動打撃部隊以外の任務に使用とは、つまりそういうこと
主戦闘地域を突破される或いはへリボンなど各種の状況に応じるため、
主戦闘地域の後方においても機動打撃を予め準備する 陣地防御は運用の融通性、大きな予備の保持は制限される
なぜならば、「陣地防御部隊に重きをお置いて」「強固な陣地防御を行うこと」が必用だから
機動防御は高い融通性を持つ
その代わり、少ない戦力で強靭な戦闘を行える陣地防御と比較して、
大きな戦力と高い戦術的術策を必用とする 機動防御は前方地域において、
できる限り、我の欲する方向へ敵を誘致導入することに着意する
地形は障害としての価値を大にする
敵を導入し分離するために、堅固な地形を利用する
そもそも地形の利用は、相対戦闘力の増進を図るもので、
「あくまで地形は陣地の戦力を強化する要素」だけではない また、一般に、機動防御の陣地は、
敵を撃破可能なだけ突破させるような、誘致導入したり、
侵入量を調整するような役割を負わない
なぜならば、地形により、
敵の攻撃時期、方向、規模は知れるし、決まってくるもの
たとえ、地形を障害単体として見ても、隘路などの地形は、
敵の交通を制約し、戦闘力を分離されることには変わりがない
拠点の役割は、機動打撃の支とうと、保持による敵の阻止
敵に奪われることにより、機動打撃の不利とならないようにする 1939年のフィランド軍は機動防御と陣地防御を地域によって上手く使い分けた はっきり言って自軍の戦力が不足かつ戦場の空間が不足する場合、機動防御や逆襲に固執する方がアホだ。
敵の戦力の包囲殲滅を狙う場合じゃない、大人しく穴を掘れ。 俺がFTCに参加した時にのこのこ防御陣地から出て行って壊滅した味方の援護に行ったら
途中の道で敵の砲撃で壊滅して残りも壊滅した味方の陣地に到着したらそのまま砲撃され続けて全滅して
敵の歩兵が来た時には2個小隊のうち3人くらいしか生き残って無かったのを思い出した
散漫な機動防御は敵のマトになりに行くようなものだ >57
>敵の戦力の包囲殲滅を狙う場合じゃない
なので最近は包囲殲滅ではなく、分断や各個撃破でもって敵の攻撃意思を破砕するのであって・・・
(攻撃計画を破綻させるともいえる)
>58
>味方の陣地に到着したら
それは、機動防御ではなく、たんなる陣地への増援だったからではないかと
機動防御は、目的こそ防御ですが、行動自体は純然たる敵側背や後方に対する攻撃なのですから。 >60
状況を整理しませんか?
1)最初に防御陣地から出て壊滅した部隊は
→警戒拘束部隊?
→予備隊?
2)その部隊の掩護にいった奇観の隊は
→同部隊内の予備隊?
→直接の上級部隊が違う増援部隊? 奇観じゃなく貴官ね
(PC入れ替えてまだ変換覚えてくれてないのん・・・) >63
了解
ならば一般論で行きましょう。
>はっきり言って自軍の戦力が不足かつ戦場の空間が不足する場合、機動防御や逆襲に固執する方がアホだ。
>敵の戦力の包囲殲滅を狙う場合じゃない、大人しく穴を掘れ。
自軍の戦力の不足具合にもよりますが、その不足する戦力で十分な防御をするには確かに陣地に籠る必要があると思います。
しかし、陣地に籠った場合は範囲や位置がが限定されることになります。
この場合、機動防御や逆襲を放棄した場合、陣地を迂回されれば終わりであり、敵は難なく後方に進出する事になると思うのですが。
いかがか? >>61
沖縄戦の戦史を見れば、陣地から出て攻撃準備中の日本軍部隊が米軍から砲撃されて一戦もなく壊滅した話がいくつあった。
戦線を維持するため、奪い去れた陣地の奪還に小規模の逆襲を出すのは仕方ない、しかしタイミングと位置がばれたらまずい。
そこら辺の攻防は一次大戦と大差ない。
>>64
「戦場の空間」という概念を忘れないで欲しい。
1939年冬のカレリア
1945年夏の沖縄
1951-1953の朝鮮半島
は両軍の戦力に対して戦場の空間が狭いのため、攻撃側にとって迂回の空間はほぼない。
結局、一次大戦のような戦いをするしかない。
仁川上陸作戦のような敵の戦線後方に上陸する選択肢もあるが、リスクが高く、相応な戦力はないと実行できない。 >65
それ機動防御やない、陸自大好き攻勢転移や・・・ もしくは【旧軍用語】で言うところの「攻勢防御」
※攻勢防御は現在においては複数の意味で使われていて、一部では全く逆の意味でつかわれる等、非常にはがゆい >>64
なんで別の人のレスを混ぜて話ししてるの? とにかく機動防御を実行するにそれなりの条件が必要だ。
防御側の戦力が足りずあるいは機動力がすでに封殺されている状態で得策とはいえない。
そもそも時間稼ぎや敵の戦力をけん制することが任務の時に陣地や有利地形に篭るが有利だ。
篭城は有効な伝統戦術の一つだ。 あと敵が自分の陣地を迂回することを防ぐに、篭城の地点をよく選ぶ他に、長射程火力を持つ基地を用意することは有効だ。
飛行場やヘリポートを死守することが現代戦で一番効果的である他に、重要道路を封鎖できる高地にいる火砲陣地も大切だ
これに関してイタリア半島の戦いが参考になるだろう。 例えば最近の平成30年7月豪雨で露呈したことのように、日本の道路事情は案外急所が多く、その急所さえ押さえば大軍の進撃を止める。
モンテ・カッシーノはナポリからローマへの道(現在のE45)を押さえたので激戦地になった。 あと現代戦の特徴のひとつ、都市化と物流の自動車依存によって、交通要点にいる都市の重要性が上がっている。
そのため市街地に篭城する戦術が昔より有効になったと思う。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/07/post-10605.php
市街地が戦場になる......中東で進む「スターリングラード」化 第二次大戦で日本は中華民国に対しては最高ランクの勝利を収めた。中華民国の国家主権は否定されたからだ。
大日本帝国は中華民国に計り知れない甚大な損害を与え、日華平和条約で中華民国を亡命政権に追いやった。
聯合国(アメリカ、ロシア、イギリス、フランス、中華民国)と大日本帝国との戦争は、
最終的に中華民国が国家主権を剥ぎ取られたことになり、聯合国は大日本帝国に勝利出来てない。
違うか? 異論あるなら何なりと! 大日本帝国と中華民国の戦争は最終的に、中華民国の国家主権が完全否定される形で終結した。
日華平和条約を結んだ中華民国はその時点で国家主権無き亡命政権だったからだ。
この点、戦時の一時期は亡命政権でも、終戦時には主権国家となっていた自由フランス政権とも異なる。
対日戦争では聯合国の一員である中華民国が国家主権を失った状態で終戦したのである。
アジアの“歴史の政治”
アジアの状況も、それに劣らず興味深い。そこにも、ニュルンベルク裁判に似た裁判があったが、
欧州のように道義的政治的一義性が獲得されることは、決してなかった。
https://jp.rbth.com/opinion/2015/09/02/394013
連合国vsナチスドイツ+枢軸諸国→ポツダム協定で完全決着
連合国vs大日本帝国→未決(そうでないなら台湾の帰属先は?)
1945年9月2日を『無条件降伏』と呼ぼうが何と呼ぼうが、戦勝国合意が全く形成されなかった。
聯合国が勝利したとのことなら戦後の世界秩序も勝利した聯合国が決めて然るべきであろう。
しかしながら台湾の帰属先は未定のまま、つまり聯合国は国際法上、大日本帝国に勝利していない。 中共はサンフランシスコ講和会議に出席できたかね?
中共は台湾を領有出来たかね?
中共は日本から戦争賠償を得られたのかね?
中共は日本よりも先に国連加盟できたかね?
日本帝国主義に抵抗しこれを打破する戦争で、最も長期間悪戦苦闘をつづけるうちに、中国人民は最大の犠牲をはらい、
また最大の貢献をしてきた。したがって、中国人民と彼等がうちたてた中華人民共和国中央人民政府は、
対日平和条約の問題において最も合法的権利をもつ発言者であり、また参加者である。ところが、
平和条約アメリカ、イギリス草案は、戦争中日本にあった連合国及びその国民の財産と権益の処理に
関する条項で、適用期間を規定して一九四一年十二月七日から一九四五年九月二日までとし、
かつ一九四一年十二月七日以前における中国人民が自力で抗日戦争を行っていた期間を完全に無視しているのである。
中華人民共和国を除外し中国人民を敵視するこういったアメリカ、イギリス両国政府におけるごうまんな
不法措置は、中国人民の決して許さないところであり、断乎反対するところでである。
[文書名] 対日講和問題に関する周恩来中国外相の声明
http://worldjpn.grips.ac.jp/documents/texts/JPUS/19510815.O1J.html
↑
まさに大日本帝国は中華民国を粉砕して国家主権を剥奪し亡命政権にしてから講和したのてある! 『3500万』というのは単に『計り知れない甚大な損害』という意味で使う、これぞ日中戦争の真実!
大日本帝国と中華民国の戦争は、大日本帝国が中華民国のチンピラゴロツキ3500万を斃し、
その国家主権を丸ごと剥奪して亡命政権にした状態で、1952年に日華講和条約を成立させて終結した。
異論があるなら何なりと! バカだつおなんざ存在そのものが百害あって一利すら無しw
まぁだつおはバカで無能だからスレタイが理解出来ないもんなw
馬鹿だからw ちなみにTRADOCのニュースでは、秋に改訂があり
MDBからMDOになるらしいw
https://tradocnews.org/accelerating-multi-domain-operations-evolution-of-an-idea/
MDBはBattle = 会戦 =紛争フェイズのものにすぎず
戦術と作戦の橋渡ししかしていない。
なので戦略とつなげるOperationに進化するのだそうな・・・
ここでも以前書きましたが…
MDBは完全に受動型のドクトリンなので抑止が破綻したときの対応が重点にあります。
しかし相手のハイブリッド戦争(次世代戦争)は先手型、主導型である以上、絶対的に不利であり
下手するとこちらの対応前に相手が政治目的を達してしまう可能性がある以上、MDBじゃダメって
つおっと考えればすぐに判るだろうに・・・
TRADOCではMDBで議論が沸き起こったことをもってMDBの成功と位置づけ、次のMDOにもっていきたいようですが…
迷走はまだ続きそうだなぁ…
(さて、多次元横断防衛構想とかどうするんだろうか?でもこれいつもの装備や編制からの防衛力整備構想にすぎず運用ドクトリンはほぼ無視だから別にかわなないのか?(諦) だれかドイツ軍のArkoについて詳しく解説出来る人いませんか? 支那が第一列島線を形成する島々を占領しようとしているのは、そこを防御ラインとして
東シナ海の西側、中国寄りの大陸棚と琉球諸島の間に横たわる沖縄トラフと呼ばれる長さ約1,000km、幅約200km、最大深度2200mを中国核ミサイル潜水艦の聖域とするためです。
東シナ海の西側、大陸棚は平均200m位の深度しかありません。座礁を防ぐためには進出中は100m位しか潜れませんね(一般的に潜水艦の常用最大深度は400mと言われてます。ソ連のアクラ級の圧壊深度は900m)。
また休養、補給、出撃拠点とすることです。
さらに琉球諸島東側の太平洋に出れば、より深い海がまっていますね(更に被探知性を下げるため第二列島線進出を狙っている)。
そして、支那潜水艦を狩りにくるアメリカ攻撃原潜を、海底に沈めた哨戒網や哨戒機のソノブイで見つけて狩り、また哨戒機、または対潜ヘリを積んだ艦艇を、対空、対艦ミサイルで撃沈、追い払うことです。
http://militarywardiplomacy.blogspot.com/2017/06/blog-post_8.html
これをクリントン、オバマで引き継いで来たわけだが、トランプで劇的に変わった。
以下のペンス副大統領の演説を見ての通り
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/57929
http://militarywardiplomacy.blogspot.com/2016/12/blog-post.html
そして、ロシアにとっても
潜水艦の聖域を持たない支那なんて簡単に戦術核、または戦略核で捻り潰せる
という予定が、沖縄トラフを支那が潜水艦の聖域にしたら、二正面核戦争の脅威が現出。
NATO(核戦力は実質的にはアメリカの物だけど)入れたら三正面核戦争を覚悟せんといかん。
のが、今のロシア。
で、今回ロシア外相が強気に来たわけ。
劣勢だから虚勢をはって脅しに来てる。
しかし、沖縄トラフを支那に取らせたくないから尖閣諸島や瀬取り監視に協力すると言ってきたし、実質西側諸国であるインドに武器支援してきたのも、対支那をかんがえての事。
https://www.mag2.com/p/news/207225 /3
https://article.auone.jp/detail/1/4/8/12_8_r_20190201_1549012932298107 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:7bff9ed63942b4cd01610d20b2c06e65) 図説がほしいところなんだけどなぁ
マケドニアのアレクサンダーがアナトリアの付け根から
イランイラク方面じゃなくてシリアに向かって、
ペルシア艦隊の策源地潰したのは関節アプローチ、
という主旨のことをリデル・ハートさんが言ってたんだけど、
それダレイオスがアレクサンダーの後方まわったら
駄目じゃんって思ってよくわかんなかったんだけど 後方に回る兵站的余裕はない
アレクサンダーの遠征軍より迎え撃つダレイオス軍の方が余裕がないのは不思議だろうが
当時は大軍は物資の海上輸送無しでは短期決戦しか無理 >>86
じゃあなんでダレイオスは兵站確保しなかったの?
元よりシリア方面にも張り付いてないと駄目では? 戦争は子供を大人にしない、死体にする。って言葉があるそうだけど、自分の周りだと
労働は学生を社会人にしない、死体にする。って感じ >90
>労働は学生を社会人にしない、死体にする。って感じ
自分で考える事を捨てた生ける屍 リビングデッド、ゾンビは死体に含まれますか?
(今年の新人は何か月で腐るかな・・・) http://warhistory-quest.blog.jp/19-Apr-13
戦術空域コントロールと作戦空域コントロール
今後の航空優勢の概念は作戦レベルと戦術レベルで別ける必要があるんだって デイヴィッド・スターリング(@SASジープ) 「確かに」
フォン・ローゼン伯(@ビアフラ) 「その通り。敵航空機が発進しない内に叩くのが劣勢側の要諦だ」 ドイツ装甲部隊史―1916‐1945を読んだ人に聞きたいんだけど
これってスモレンスク戦についても書かれている?
41年の >>85
アレクのあれは、間接アプローチというより、必要不可欠の後方の安全確保だろう。
孔明北伐の武都天水郡確保みたいな。
守りの薄い方を突いたという意味では間接アプローチの一種かもしれんが、ペルシャ帝国の態勢崩した訳でないような。
ペルシャ帝国にとって地中海沿岸部が死活的に重要だった訳じゃないだろう。
リデルハートさんは自説に引っ張るきらいがあるような。 >>86
4万くらいならマケドニア軍の後方を突けるが、4万ではマケドニア軍に撃破される。
10万だと兵站が保たない。
5000くらいの軽歩兵や騎兵集団複数送り込んでシリアやアナトリアで兵站線破壊とか…シリアが荒廃しそう。
海上連絡線も遮断しないと… 『桶狭間の奇襲とかタンネンベルクの殲滅戦とかいう
お伽噺で頭が一杯になっていた参謀の作戦計画は、
こっちがナポレオンのような天才的奇襲を仕掛ける間、
敵は何もしないでじっとしているだろう、という
予想のもとに成り立っていた。
こっちがこう出れば、あっちはああ来るかも知れないと
想像することが出来なかったのである。』
(『レイテ戦記』大岡昇平より) 作戦立案時にいちいちリアルタイムの敵軍の行動なんか勘案してたらきりがないわw 敵の可能行動の分析は基本でしょう。
当時も当然やってるはずで、
そこに敗北の理由を求めるのが違うんでは。 敵をいかにハメるかを考える海兵隊のマニューバーウォーフェア >>106
>敵の可能行動の分析は基本でしょう。
>当時も当然やってるはずで
堀栄三の『大本営参謀の情報戦記』によれば戦争後半まであまりやってなかった。
日本陸軍が受け継いたのドイツ軍学はクラウゼヴィッツの「完全な情報を得るのは不可能である」(意訳)という言葉を拡大解釈して、
「情報なしでも臨機応変な作戦を取るべし」に走って、作戦重視情報軽視になった。
本家のドイツ陸軍も情報に関してかなり下手だ。
情報に関して基本的に連合軍側が一枚や二枚上手であった。 >>103
師団の運用
部隊移動、攻撃、防御、後退行動、遅滞行動、部隊後退
についての概念が記載されています。 自分が持ってる「師団」は、1Dと3DがU型、7DがV型、残りがT型って区別してる
情報公開請求を経たもので、一部黒塗りw 同じ軍団の中で予備に下げるなど師団の入れ替えをする事じゃまいか
ひよっとかしたら超越交代の事かも知れんが >>114
軍団じゃなくて方面隊な。
他の師団や旅団などと交代すること。 >>113
超越交代は現時点で敵と接触している師団と交代するために攻撃しつつ交代する。
その場交代は防御している状態の師団と交代すること。 ソ連大嫌いメレンティン&師匠バルク将軍&米第8機械化歩兵師団超&ランド研究所デュプイ&我らがダニガン大先生が楽しくウォーゲームする論文w
https://apps.dtic.mil/dtic/tr/fulltext/u2/a097704.pdf >120
は、1980/5に実施されたらしいので、もしかしたらSPIセントラルフロントシリーズ(1980発売)の最終調整に影響したのかもしれないw) >>120
この書類の表題にもあるように、NATO、とくにアメリカ陸軍のドクトリンは、
メレンティンやバルクの影響を大きく受けて、消耗戦的なアクティブ・ディフェンスから
機動戦的なエアランド・バトルへと変わっていくんだよな
セントラルフロント・シリーズ以前にダニガンがデザインしたゲームも含めて、
当時のゲーム開発は(バクルやメレンティンの影響を受けた)米陸軍とべったりで、
当時の米陸軍の認識の変化がモロに反映されてるんだよね だから、この頃の東西ドイツ正面の近未来戦ゲームを追いかけていくと、
米陸軍の用兵思想の変化を追体験できるw 米陸軍のソ連軍に対する認識の限界を示している、って事では。 >>125
エアランド・バトルを生み出す認識を「夢の世界」とか「制作者の限界そのもの」とか「物を知らない」とか言ってるってことかw
もしそうなら何様って感じだがw >122
フルダ→ネクストウォー→セントラルフロント の流れ最強
(亜流 DG/NATO、GDW/第三次世界大戦、WEG/AIR & ARMOR、OMEGA/AirLandBattle あたりも参考にはなる)
>124
間違ってはいない、正しい
きっと自分が作ったらそうなると、自分を戒めてるんだよ(棒
>120の面々と、Y氏やB氏を比べるのは無茶
そもそも用兵を学んでいない日本のデザイナーでは限界がある。
(用兵を学べる場所自体が無いからなー)
どうやら明治陸軍と明治海軍ードクトリンについて話すようですが・・・
前原氏の「日本陸軍用兵思想史-日本陸軍における「攻防」の理論と教義-」くらいは読み込んでるのかねえ?
他にも偕行記事には明治〜大正において精神主義に関する論文がいくつか掲載されてますが、そのあたりも抑えてあるんでしょうかね? ちなみに、セントラルフロント 旧3部作、新2作揃いました。
一通りプレイした後、現在は旧3部作を新ルールでプレイするという実験中
新ルールだと、なんと4時間くらいで第5軍団シナリオが通してプレイできるぞ!
そして、あの超面倒な消耗システムを使わずとも、同様の展開に・・・
旧消耗システム、あれはあれで敵の疲弊を待って反撃するという、いかにもアクティブディフェンスな感じが出てよかったですが
新ルールはエアランドバトル的な機動戦志向になっております。
なのにゲームの展開はあまり変わらない・・・なぜだwww さて、ここで問題は
ゲームルールが変わったのに結果が変わらない。
ならば、結果を変えるのは何か?
に移っていくわけです。
よくウォーゲーム界では、ルールががが、システムががが、デザイナーの認識で伝々。。。で喧嘩が起きますが
ほんとうは、それ意味あるのか?
実は、それは些末なことで作戦や戦術の分析や理解に影響するほどのものなのか?
もちろん一定の正しい結果が出るシステムが最前提として必要ですが、一定段階に達し、その結果が得られるのであればそれ以上のものは必要なるのか?
という疑問につながっていきます。
なぜ米海兵隊の学校にはウォーゲーム部屋があって、普通に市販のボードウォーゲームがプレイされているのか?
なぜ米海兵隊は教育訓練のTactical Decision Gameは詳細な判定システムなしでも成り立つのか?
このあたりが、OR、図演、白紙戦術の意義や意味合いにも関わってくると思うのです、 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています