>>967
> 直径が小さいのに推力が高いなら流速は速くなるんじゃ

そう、君が正しい
エンジンの推力の次元は kg・m・s^-2 なので順番を少し変えると (kg/s)・(m/s)
つまり流率(単位時間当たりの排気ガスの質量)と(排気ガスの)速度の積ということになる

で、単位時間当たりの排気ガスの質量は単位時間当たりの吸入空気量に比例する
(だって吸入した空気に入っている酸素で燃やせる量以上の燃料は燃やせない)
単位時間当たりの吸入空気量は例えば機体が静止している状態で比較すればエンジンの入り口の面積に比例せざるを得ないので
口径が小さいと吸入空気量率も小さくなる

ということは口径の大きなエンジンと同じ推力を出すには排気ガスの速度を上げるしかない