>>244の続き

敵との距離は千ヤード(914メートル)以上であった。
ある巡洋艦は、わが潜水艦の直上を通過し、
瞬く間に本艦は、その艦尾に接触するところだった。

また一戦艦は、わが左舷艦首方向にあったが、
その戦艦は、右舷の全舷側砲火をもって、
本官の潜望鏡を狙って射撃してきた。

”潜水艦発見”の信号は掲げられてあって、
探照灯は潜望鏡の方向に向けられていた」
                        (第三巻)p253