五式戦闘機ファンクラブ【キ100】拾型
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運命のいたずらで帝国陸軍単座戦闘機の最後を飾り、パイロット達の士気を大いに高めたキ100 五式戦闘機について語りましょう
五式戦に絡めてならキ61 三式戦闘機「飛燕」の話題もOKです
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前スレ
五式戦闘機ファンクラブ【キ100】九型
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/army/1487832131/l50
関連スレ
一式戦闘機隼を語りまくるスレ
http://echo.2ch.net/test/read.cgi/army/1464185246/
【傑作機か】四式戦闘機疾風Part21【欠陥機か】
http://echo.2ch.net/test/read.cgi/army/1458991474/
【ガ島】零戦は無敵じゃない60型【航空戦】
http://echo.2ch.net/test/read.cgi/army/1469849985/ >>653
それは何処の本が出展なのかい?
因みに俺の手元の「21世紀の零戦」には真逆の事が書いてあるよ
52型 61-120号機を飛ばしたケビン・エルドリッジ氏は、「300ノット以下ならあらゆる速度域で補助翼・昇降舵・方向舵とも軽い操作でリニアな反応を示し」とかなり好意的な評価だが
再生22型を飛ばしたスティーブ・ハーバー氏は「零戦が軽快なのは、せいぜい200ノットまでで、250ノットを超えると操縦桿の操作には両腕が必要になり、300ノットではまるでセメントの様に操縦桿が重くなる」としているが?
お互い同じ本だったら笑うしかないが? ソースはWACの第二次大戦傑作機シリーズなんだが見直したら証言してるのが二一型だったorz
参考にならないんでこっちも撤回しておく
他のビデオで復元機のパイロットの証言をチェックしたら二二型でも200ktを超えると米軍機にはない
操縦桿が重くなる現象が起きるというのは確かにあった
だがパイロットの話だと操縦桿が重くなると言うだけで動かなくなるとか舵が効かなくなるとは言ってない
むしろ低速での軽快さを強調しててバランスタブによるデメリットを全く感じてないようだが 復元22型ってロシアンゼロだろ
里帰りプロジェクトが挫折して売り払うらしいな
今は修理でアラスカにあるらしい これさあ、二重人格が一人でやってるの?
バカが自演してるの?
面白いつもりなの? キ61&キ100の横転性能はどうなんだろう?
補助翼を金属にしたりはしなくてよかったのかな >>658
ここの過去ログだかにFM-2との比較があったよ >658
ttp://www.wwiiaircraftperformance.org/japan/Tony-I.pdf
低速でのロールはFM-2やF6F-5と同等、
高速でのロールはFM-2には若干、F6F-5には大きく劣り、
F4U-1Dに対しては低速でも高速でも敵わないとのこと(意訳) 1973年版の「世界の傑作機 五式戦闘機」を入手。
貴重な、第五戦隊長馬場保英氏の感想が載っている。
離陸時の出足は良好で、滑走距離500m弱で「ファッ」と離陸。
「ちょっと操縦桿を押さえ気味にしても登る登る。
飛行場の突端上空では何と80mくらいの高度になり、
今までの飛行機では考えられないような上昇力だ。」
この後、3分ほどで高度3000mに達したそうです。
ここで最高速度を試すと、速度計の針がぐんぐん回り、すぐに500k/mまで到達。
急上昇と急降下も容易。急旋回を繰り返して、
「これが本当の戦闘機だと叫びたくなるような操縦性能に、心から安心した。」
と絶賛しつつも、低速時の急旋回はキリモミに入りやすい事を指摘しています。
89年版でこの記事が無くなってしまったのは勿体ないです。 1973年版の「世界の傑作機 五式戦闘機」を入手。
貴重な、第五戦隊長馬場保英氏の感想が載っている。
離陸時の出足は良好で、滑走距離500m弱で「ファッ」と離陸。
「ちょっと操縦桿を押さえ気味にしても登る登る。
飛行場の突端上空では何と80mくらいの高度になり、
今までの飛行機では考えられないような上昇力だ。」
この後、3分ほどで高度3000mに達したそうです。
ここで最高速度を試すと、速度計の針がぐんぐん回り、すぐに500k/mまで到達。
急上昇と急降下も容易。急旋回を繰り返して、
「これが本当の戦闘機だと叫びたくなるような操縦性能に、心から安心した。」
と絶賛しつつも、低速時の急旋回はキリモミに入りやすい事を指摘しています。
89年版でこの記事が無くなってしまったのは勿体ないです。 「これが本当の戦闘機だと叫びたくなるような操縦性能に、心から安心した。」
頼もしく思った
ではなく、
安心した
ってコメントがめっさリアルやなぁ・・・・
三式四式とホント恐怖体験積み重なってたんやね 飛行第59戦隊、飛行第244戦隊、明野教導師団と全て好意的な評価ばかりだからなぁ五式戦は
至極、無難な戦闘機という事だろう 244戦隊(小林戦隊長)
「コルセアの性能は大して良好ならず。
キ100を以てすれば、低空にありても絶対不敗、高位の場合には、絶対的に必勝なり。」
飛行第59戦隊
「P-51となら対等、F6Fなら問題無し、F4Uならカモ」
この時期だとコルセア相手に生きて帰ってくるだけでも一苦労だというのに 旋回が得意なら横転性能が悪くても
スプリットSで追い詰めたり逃げたりしなければならない頻度が低いだろうから
戦えたのだろう
P-51のパイロットはFw190に背後を取られたら急旋回で逃げるよう教育されていたらしいが
日本機のパイロットにとってはそのような戦い方が当たり前だったのだろう 檜少佐(義足のエース)も稀代の名機とまで褒めちぎっていたからなぁ
カタログスペック上は平凡、むしろ中の下もいいところだが操縦感覚は特筆すべきものがあったんだろう 敵戦闘機を振り切って護衛対象をやっつける段になると
高高度では速度を稼ぎやすい分重くても速さを活用できる敵機たとえば
敵の制空隊に対しては苦しかったろうと思う
護衛付きの四発爆撃機については
目標の手前の前進基地で護衛の増槽を落とさせてやりたいが
日本本土の場合、本州を横断せずマリアナ諸島から太平洋側を爆撃されると
縦深を確保し難く、そういう戦法が難しい やっぱりビルマ(特にインパール作戦)やフィリピン、欲を言えばニューギニアで
主力を担えるタイミングで現れてればな >>669
>>664によると低速旋回では錐揉みに陥り易いともあるけどね
むしろここで驚かれていた様に加速や上昇の良さ、急降下のし易さなど飛行性能の良さを認められている感じだな
ただ理想を言うなら本来馬力のある四式戦が完調状態であればこんな話にはならなかったとは思う 二式戦とも異なる四式戦の操縦特性に見合った訓練体制が取れなかった陸軍が
悪いんだろうね
二式戦のときにもそれまでの軽戦しか知らない熟練搭乗員がこんな危険なものは
若手には乗せられないと四苦八苦していたけど、むしろ軽戦を知らない若手搭乗員
の方がとっつきが良かったという話もあるし
こういうところは徹底的に機種転換訓練を施す米国には勝てない部分だろうね 誰の事を言っているか想像はつくが、梼原とかの書き方を見るに上昇性能の高さや旋回によるエネルギーロスの少なさなど飛行性能が高く評価されていた様に受け取れるが
実際四式戦は五式戦の登場する1945年には580km/h程度にまで落ち込んだ場合もあるからな
一般的に戦闘機において重視されるのは操縦性などの感覚的な話もあるがまず第一に飛行性能だという事を忘れてはならない 実際四式戦が本来の性能を発揮できていればよほど下手な飛び方をしない限り五式戦闘機に頭を抑えられる事はまずなかった筈だ
となると、その性能自体が低下していたと考えるべき
操縦性も大事だが上昇性能などの飛行性能をひっくり返すほどのものとは思えないし、ヨーイドンで上昇始めて上を取るのは上昇性能が高い機体だし、ダッシュ比べして先に出るのは加速が良い機体だ
四式戦の高速性能を無理解な陸軍パイロットが活かせなかったというのではなく、伝えられ方を見るに、悪いのは陸軍ではなく中島ではないかと思う
もちろん無理な急増産、熟練工の徴用(中川の右腕だった部下、そして中川自身が軍に取られた話は有名)などそういった方面で陸軍も悪い
だがパイロットに依るものではないというのが、伝えられる情報を見た俺の意見 零戦が九六戦に旋回戦に巻き込まれて負けるか?
九六戦が複葉機に旋回戦で遅れを取ったか?
答えはノーだ。着実に高速戦闘化していく中で世代間の性能ギャップはどう足掻いても埋められない
あらゆる戦闘で従来の低速機に対して優位に立ったのは新世代型の高速戦闘用のマシンだった
この延長線上が、旧来機に対するベアキャット、シーフューリーとかだし
そしてそいつらに対するジェット戦闘機など
この1945年では五式戦も四式戦も従来機の域を出なかったのだろう
目を見張るほどの飛躍が無いのだから、何かしらに不都合がある方が遅れをとってもおかしくはない >>676
ここは陸軍機のスレだから、一式,九七式,九五式あたりを引き合いに出して欲しいものだ。 いや登場時九七戦の格闘性能で右に出るものはいなかったとまでされていたのは知られた話だし、複葉機などとは語るまでも無いだろ
キ43試作機の経緯は少々複雑
もともと九七戦は高速な為、キ43試作機の方は速力はさほど向上していないしせいぜい25km/hでしかない。上昇力も要求を下回っていた、世代間の飛躍と言うからには50-80km/h程度は向上していないと到底呼べない
キ43試作機は速力では半世代も飛躍せず、更に木製固定ピッチ二翅で、馬力だけ大きくなった旧来機(栄に87オクタン入れたら吸気圧をそこまで上げないだろうからその馬力さえ怪しい)
真に世代間の性能ギャップを生じさせる様な飛躍した高速戦闘用の機体ならまずそんな話は出ない
ベアキャットやシーフューリーはかなりの翼面荷重だがそこに文句をつけて複葉機の方がいいなどやつはいない様に 四式戦でも、二式戦乗りには完全上位機種として喜ばれてなかったっけ
状態が良かったのかもしれんが
一式戦の生き残りのベテランは五式戦
他は四式戦がいいんじゃないだろうか >>678
そりゃアンタ、自分の意見を正当化するために無茶苦茶いってるだけにしか見えんが。
’複葉機などとは語るまでも無い’のは九六艦戦だって同じだし、一式戦の採用にあたっても
飛行実験部の研究結果から垂直方向の格闘戦に持ち込むことで九七戦あたりは
圧倒できるという見解も出てる。いろんな意味で一式戦は零戦に比べりゃ駄目々々だったとは
思うが、九七戦よりはかなり進化してたと思うぞ。
最後の行なんて正気を疑うぐらいのひどさ。昼前から飲んでんのか? >>680
どう正気を疑うんだ?
複葉機と九六戦、九六戦と零戦の関係を見ればわかる事だし、複葉機と九七戦も同じだろ
しかも全く経緯を分かってない様だが、一式戦闘機が垂直方向の格闘戦で圧勝したのはプロペラは可変ピッチになりおそらくオクタン価も91/92になり、地味なところだが垂直尾翼の形状も変わっていたりと色々と改良が加えられていたのもあるからだ
九七式戦より進化しているのは疑うところではないよ?
俺はむしろ君が一時期のキ43試作機が九七戦に遅れを取ると烙印を押された件を引き合いに出させるために陸軍機にしろと言ってきたと判断したからそう答えたまでて、従来の低速機より飛躍した高速機の方が有利なのは何ら揺らがないと思ってるよ
勿論一式戦と九七戦も同様
そして最後の行が理解できないのも間抜けだな
複葉機、F4F、etc…など大馬力高速化の流れを受けてどんどん進化していき、ベアキャットやシーフューリーなどに辿り着いているんだからそういった関係性の延長線上にあるのは明白だろ >>681
俺は>>677で零戦、九六艦戦の代わりに一式戦、九七戦でいいだろうって言ってんだよ。
それは零戦vs九六艦戦vs複葉戦と一式戦vs九七戦vs複葉戦の比較には大差ないってことだよ。
アンタのレスのどこがそれに対する反証になってんだ? 結局、一式戦が九七戦より優位、という立場なら俺と同じだよ
九五戦<九七戦<一式戦
同様に 九五艦戦<九六艦戦<零戦
と翼面荷重は上がっても、格闘戦を重んじた日本陸海軍航空隊はどんどん新型機を導入していったし、飛躍した高速戦闘に追従出来ない機は用済みとされてきた、決して新型機を差し置いて低速で小さく回れるだけの旧式機の方を強力などしてこなかった
という事だ
この様にレシプロ機も進化し続けていき、果てにはアメリカやイギリスでベアキャットやシーフューリーの様な機体も生まれたし、その機体の飛行性能に文句を言うパイロットなど殆ど居なかった
むしろ複葉機から九七戦への進化、九七戦から一式戦への変化を受け入れてきたパイロットになぜ一式戦から四式戦への変化が不満だったか考えてみろ、というのが俺の込めたメッセージだ >>682
なんだよ、俺はてっきり
「お前の言っている事が正しいなら陸軍では当初キ43は大ブーイングだったじゃねえか!陸軍機で言ってみろよ!」みたいなアンチコメかと思ったよ。なんで噛み合わないかこれで分かったな いや…
雷電/4式は零戦/1式に、零戦/1式は96式に、96式/97式は95式に、水平面でのドッグファイトでは勝てないだろ
いくらか旋回性能が落ちるのは見なかった事にしてやろう、スピードを活かして総合力で勝っていこう、というのがこの時代の流れ
対Gスーツなんて持ってなかったんだからベアキャットみたいにコーナー速度で圧倒できるから旋回でも一撃離脱でも勝つる!みたいな事になるわけないじゃん
1式が2年も採用遅れたのも4式に不満を垂れていたのも、陸軍が水平の旋回性能への拘りが強過ぎてスピードを見失ったから
5式はウケが良かっただろうな、それは否定しない 零戦が登場した時はI-16には文句なしで有利だったがI-15の小回りに追従できなくて
上昇力を利用した吊り上げ戦法を使った
彼我の有利不利を理解して対応する戦法で戦うだけの話だろ
遥かに高馬力な米軍機でも零戦に対してタブーな機動があったわけなんだからな 。。。バカな明野と陸軍が水平面の格闘戦にこだわりすぎー、って伝説、まだ生き残ってんのね・・・ 旋回は簡単な機動なので
訓練時間が不足しがちな軍ならそっちの方がいいよね
飛行時間100時間で投入されるなら
Me109Gより五式戦の方がずっと損失が少なくて済んだのではないか
とドイツ空軍(ナチス)の滅亡を調べて思う 単純な機動ってだけじゃなくて戦闘機の視界の狭さと視認性の低さが重要なんだよ
奇襲に失敗して機動戦になると一瞬目を離しただけで見失ったり別の機を誤認する
当然僚機を見失わないように付いて行くように教えられるがそれすら不慣れなパイロットには
難しい事なんだよ
だから慣れてないパイロットほど目の前に現れた敵機を闇雲に追い掛け回す傾向になるだけ 73年版「世界の傑作機 五式戦闘機」興味深い記事 続き
所属戦隊不明のパイロット 大石義則氏の感想。
宮崎県の新田原飛行場で、五式戦に機種改変の為のテスト飛行。
「一気に高度5000mまで上昇、本機の無限?の性能に堪能していた。
うわさにはすばらしい上昇性能があると聞いていたが、
予想以上のものであった。今までの一式戦闘機『隼』とはまるっきり
上昇能力も違うし、機体も重々しく、全く重戦の感があり、
一人天下を取ったような心地で、快適な飛行を続けていた。」
まるで二式戦に乗ったかの様な感想が印象的です。 五式戦への高評価は、そのまま三式戦が『機体のわりにアンダーパワーだったこと』の証明になってるんだよな・・・。
まあ仕方ないか。 73年版「世界の傑作機 五式戦闘機」興味深い記事 続き
この後、五式戦大石機は、海軍航空隊の赤江飛行場から黒煙が立ち上るのを発見。
高度を500mまで下げて、炎上する一式陸攻などの様子を観察していたが、
地上に気を取られているうちに、いつの間にか12機のF6Fに上空から包囲されてしまう。
まず、前側方から4機が向かってきたところを急旋回で回避すると、
攻撃を中止して海の方へ機首を向けていった。
次に、前上方から2機が向かってきたので、急上昇し対進すると、
この2機も攻撃を中止して海の方へ飛び去った。
更に、高度180mで、後側方から4機の集中射撃を受け、左翼の燃料タンクに被弾。
穴からガソリンが流れ出て、残量が少しずつ減っていくが、最後まで発火なし。
この後、(また別の?)4機から3度攻撃を受けたが、「予期した戦術が図に当たり」
(巧みな機動で?)敵編隊を分散させることに成功。
「第二分隊の僚機」を一気に追い詰め、75〜80mの距離で射撃、
エンジン左側から黒煙を吐き急降下していくのを見届け、(地上部隊が撃墜を確認)
他の機の射撃をすべらせて回避し「超低空反転」して離脱成功。 >692
三式戦がDB605相当のエンジンを積めていればその高評価は三式戦のものになってただろうに、という話。
五式戦のほうが軽いが、三式戦の胴体の細さはやはり高速性発揮には向いていただろうし。 73年版「世界の傑作機 五式戦闘機」興味深い記事 続き
大石氏は、五式戦の急上昇や急旋回でF6F編隊が攻撃を断念したのを、
優れた上昇力と旋回性能に敵が驚き、出鼻を挫かれたからに違いない、
と理由づけています。この空戦は、敵があまり積極的ではない、
燃焼タンクに被弾しても火災を免れた、等の幸運が重なっただけなのでは?
という見方も出来ますが、譲原秀見少佐の「五式戦の思い出」の
「低位戦でも4式戦に有効な攻撃を掛けさせず、すぐに反撃に移れた。」
のコメントに重なるところがあり、本当にF6F編隊が戸惑った可能性も否定できません。
また、冒頭の上昇性能の印象や、別ページにある1000m刻みの速度/上昇力の数値が
高度3100mと6100mあたりでピークを示しているのを見ると、一般に広まっている性能値は
金星54型相当の、ハ112Uの公称出力から約15%低い出力によるものと思われます。 >>694
どうかな、確かに試験では急降下時の突っ込みの良さは三式戦二型が四式や五式を圧倒していた様だけど、五式は鼻が短く軽くなった事で回頭性が上がったとも言われているし、こういうのは操縦桿を引いた時の操縦応答性に関わる
例えば即座の急上昇とかでは重い機が上昇に移るまで時間がかかるそうだし
五式の評価とは違うベクトルのものになり、同等の機体は二つとして生まれなかったと思うよ >696
>五式は鼻が短く軽くなった事で回頭性が上がったとも言われているし
その点と軽量化はやっぱり効いてるんだろうな。三式戦2型と一長一短ぐらいか。 四式から五式のりついで・・・なんて人間が何人いたのかと
三式、へたすっと二式複からの乗り換えだったり エンジンが同じだからって百式司偵から乗り換えたパイロットも居た・・・
水メタ噴射がブースト圧で自動作動するんで扱いに注意が必要だったそうで 実際は五式より四式や一式の方こそ襲撃機戦隊からの転換事例も多そうだが
五式は配備戦隊が生まれながらの戦闘機戦隊ばかり
もちろん高評価というのはいくらか三式戦が酷過ぎたというのもあるとは思うけど 昭和20年なんて水メタ付きエンジンは
誉は動けば御の字、火星金星は飛ぶけど昔ほど出力が出ない
そういう時期の登場だから
たとえば昭和19年のハ112-Uの取り扱いに慣熟して不良品も少ない時期に
現れてたら三式戦U型の計画性能(640km/h以上)から20〜30km/h低い程度まではいけたかも
逆に1300馬力でも史実のカタログスペックはいけたと >>701
世傑の体験談に五式戦のエンジン扱いの体験が書かれてるけど癖は変わらずあるけど
馬力が出なくなってるなんて書いてないな >>702
三菱の試験だと新司偵の速度は(仕上げの低下とかもあるけど)1割近く低下してる
そのうち何割かは発動機出力ではないかと >>703
終戦近くに新司偵III型で満州からの飛行で平均速度記録塗り替えたエピソードと矛盾する話だな んまぁー、なんというか、零戦や隼とかの、「エンジンと機体のベストマッチ感」がちょうど良いい感じがする、あとギリギリ五式も
ある一線を超えてしまうと、補強して重くなって対策として翼面積拡大、それでもまた重くなって翼面荷重増大、そのせいで高い着陸速度と質量で脚が折れる→脚の補強また重くなる…
みたいに、あちこち泥沼的に重量増えていってはでかくなり馬力に対する性能の伸びが悪くなってるような。
大馬力重量機が難しいと言われる所以だと思う >>704
W型の北京→福生の記録の話?
季節風の影響あるでしょあれは
それに三菱の水メタ付きエンジンの場合、問題があったのは水噴射使用時だけの話であり
誉と違い最初から最後まで巡航の際は基本的に問題がなかったわけでね 五式戦は元の機体よりむしろ軽くなってるから
エンジン強化してるのに通常それに伴って起こる問題があまりない
プロペラ小さいのは惜しいけど、fw190みたいに太くしたりしているのだろうか
艦上機だと脚がやたらと頑丈だから、ある意味発展性は残されてる
陸上機は良くも悪くも最初からギリギリの性能を狙うから >>705
栄と金星は重量そんなに変わらないんだよな
R-1830や単列9気筒だけどR-1820もみんな600~700kgくらいで収まってる
この重量に対して1500馬力ってバランス的には良さそう
径も1000馬力時代と変わらないし 結局金星が大戦期のベスト戦闘機エンジンだったのに陸軍も海軍も見向きもしなかったのは皮肉だな 三菱は火星エンジンを持っていて
双発爆撃機を主力とみなした陸海軍はそっちに集中させたかったのかも
しかし歴史は皮肉なもので
両軍共に日本の国力では単発戦闘爆撃機が正解と悟り
そしてキ119に搭載されたのは火星の発展型という
日本とかドイツとか国力がない国ほど
半端な防御力とエンジン2つ、操縦員2名と贅沢な機体を愛してしばしば稼働率で負けた
対照的にソ連は単発機の割合を高めて戦争に勝った
アメリカは頑丈な四発の爆撃機を押したてて勝ってるけどそれは誰にも真似できなかった
日本はソ連式にすべきで、そのように舵を切り始めたけど
陸軍の場合本来それは昭和18年ではなく
ノモンハン事件の頃であるべきだった >>710
日本では航続距離の違いが大きいだろ
大陸も太平洋も広大だ
ソ連の空軍は地上軍直協のドクトリンが強いんだろう、だからバッタ機でも問題なかった
実際日本陸軍も航続距離が要らなかった九七式戦闘機の頃の軽爆撃機は単発だった 四式から五式の乗り換えは聞いたことないけど、二式複から五式はあったような
三式を挟んでかも
そもそも、二式複が襲撃機隊に配備されるようになったのはあとのことで、最初はれっきとした戦闘機だったんだがね >>711
ドイツは戦略爆撃の関係で整備した(双発戦闘機が失敗したため、半端な爆撃機が主力に)軍備が対ソ陸戦に合わなかった
でも日本の場合、対ソ戦が主眼の軍備だったけど航空撃滅戦メインだから長距離機がほしい
でも航空戦の損害と野戦飛行場の負担が大きいことを考えると
本土を爆撃できる沿海州に照準を集中して
これを止めるために短距離機でもいいから一機でも多く数を揃える方に踏み切るべきだったのではないか
四式戦が襲撃機や軽爆を兼ねたように
昭和14年の時点からはキ43、キ61なども同じ方向性で考えていればあるいは
キ61へのハ112搭載も早まったかもしれない 襲撃機の戦隊まるごと戦闘機部隊に改編したりとかあるそうだから、一式や四式も五式も襲撃機や軽爆、重爆乗りが相当数混じってそうだが
滝沢聖峰先生の漫画にも出てくるな、一式戦で
そういった人達からはどっしりと安定した特性が好まれると思う >>713
太平洋戦線ではどうやったって迎撃機にしかならないよ
南進が盛んになって、遠距離戦闘機も軽爆撃機の双発化も行われている
「どうすべき」ってのが明確にあるのは結構だけどそれは史実の日本軍じゃないね 実のところ、いくら航空撃滅戦をやりたくても
飛行場の分散しかつ陸続きの満州や沿海州では
空陸一体の作戦を強いられてしまう
それがノモンハン事件で証明された以上
軍偵察機や襲撃機ならずとも陸戦支援と野戦飛行場の攻撃をやらねばならないし
キ43以降は超遠大な進出距離を見ていたのだから
これが増槽の代わりに爆弾を積み
かなりな進出半径までは爆撃機を兼ねるところまで見通せて欲しかった
単座機とはいえ、それこそ陸地ならば航法も簡単で済むし >>715
陸軍航空隊は対ソ戦が主眼の軍隊ですよ
むしろ太平洋で戦うなんて昭和16年になるまでわからなかったでしょう
軽爆の双発化も遠距離戦闘機も対米戦を考えての軍備じゃないです
対ソ航空撃滅戦なのですが
それが現実には難しい(陸戦支援に忙殺される)と判明したのがノモンハン事件で
そうとわかっても軍備を変えてしまうのには時間がかかってしまった >>717
南進論だから結果良かったじゃないか、が結果論なら航空撃滅戦失敗だったよねもじゅーーぶん結果論でしかなくない? >>718
航空撃滅戦が難しそうというのは
昭和14年にすでにわかったことなのですが
そしてその後でどうすべきだったかという話をしています >>719
現状じゃ難しそうだからより一層強化しようって流れになったんだろ史実の方向性としては
何度も言うけど、「陸軍航空隊かくあるべきよ」は結構なんだけど史実の日本軍じゃないのよねぇ?
単発爆撃機たくさん揃えてハッピーな陸軍航空隊は当時の陸さんの目指すところじゃないのよ
それだけ敵航空兵力にビビってたんだ
だから航空撃滅戦で縦横に闊歩する前にそれ摘んでおこうとしたんだろ
君の「こうすべき」に俺も異論は無いけどそれは架空戦記だよねー まず余りある単発単座戦闘機があるのに日独ともに制空戦闘も出来ないだけの中途半端な爆撃機なんてそこまでだったんだろ
ドイツ空軍のフォッケウルフはヤーボとして活躍してるし、日本陸軍の戦闘機はそもそも爆装運用がデフォで入っているんだな
まあ九九式襲撃機とかは割合としちゃかなり生産された方だし史実以上を望むなら戦闘機欲しくね? >>721
確かに爆装装備はあったがヤーボ的な運用には不熱心だったけどな
制空・迎撃戦に手一杯で欧米機のにヤーボやらせる余裕がなかったし
防弾、機体強度共に脆弱で繰り返しの爆装出撃には機体が耐えられなかった
アレが生きたのは1回使い捨ての特攻攻撃だけと言える >>722
防弾、機体強度共に脆弱とか日本軍機がみんな零戦だと思ってそう
陸海軍統合運用かな? LA 5は性能が飛躍的に上がったのに五式はそうではなかった。 太平洋でLa-5みたいな低空チューン機は使えませんし >>720
いやだから
ノモンハン事件を経験してなお方針を変換できず
昭和18年でずれ込んだのは惜しかったという話をしている
他の国に先んずるチャンスだったんだし
実際に航空撃滅戦への比重は減らされたけど戦闘機による爆撃はあまり進まなかった
そういう話をしてるわけで 昭和19年以降の戦闘機隊による爆撃の成果を見るに
これがもっと早く実施され、離脱のためだけの簡単な空戦訓練だけでもいいから
重爆からのてんかんが なされていたら
多少中途半端な訓練でも生存性、命中率を考慮した場合の攻撃力、数と稼働率は稼げた
少なくともビルマ(ベンガル)からニューギニアまでの戦域ならカバーできるし >>728
ノモンハンで航空撃滅を試みたのはタムスク飛行場の一回、それは概ね好結果に終わっている
それ以降は対地攻撃を主として行ったが敵戦闘機の妨害や地上との提携不足によりあまり成果は出ていないようだ
ノモンハンで航空撃滅戦法が失敗だったというのが認識されるとは考えにくい
むしろこの戦訓で大量にわんさか出るソ連機への対処としてまとめて破壊できる航空撃滅戦の考えを強めていったとみるべき
実際にそれ以降ほど単座軽爆撃機のウェイトは下がっているし君の批判する通りの性格を強めている
ノモンハンの戦訓として根拠にしているなら思い込みじゃないのか
そもそもそれ以降の航空軍備でノモンハンの戦訓を受けていない方が珍しいだろう
でなければ君よりもっと詳しい戦史家がそう批判しているはず 誤字
単発軽爆撃機ね
史実の流れではノモンハンで間違った方向に進むのは避けられないと思われる ハ112-Uの調子が良ければ五式戦が600Km/hオーバーとか新しい芸風の
やつが現れたもんだw 前々から思っていたが、確かに金星零戦もだが速度が出てなさ過ぎる
栄からあれだけパワーアップしているのに殆ど速力上がっていない
額面割れしていたのは四式戦や紫電改だけじゃない、大戦後半に登場した殆どの機体が本来のポテンシャルから1割引きぐらいした数字なのかもしれない 太平洋戦争後期の戦闘機で重要なのは最高速なのではなく加速力・上昇力・急降下耐久力な >>732
そうかな
戦闘機隊に爆撃銃撃もさせるという方針ならば
柔軟性を持たせることもできた
避けられないというものではないと思う
実際にも、航空撃滅戦を徹底できずに終わってしまってたわけだし
沿海州のソ連軍に対しても、戦力の不足から
襲撃機の空襲のみならず空陸一体の突破が必要という風に妥協してる 大戦末期だと水メタ付き発動機を搭載した機種は軒並み性能は低下してる
五式戦だけ例外なんて絶対ありえない
それと零戦六四型(まだA6M8)は最大速度325kt/hを見込まれ
また1300馬力の栄三一型搭載の零戦もまた315kt/hを予定されてた
五式戦と零戦六四型の性能を比較するに、本来ならば同じくらいかそれ以上の速度性能を見込めたはず
それとカタログ性能の上昇力もハ112の出力を考えると低いし、発動機の不調は大きいと思われ 末期だとレシプロ機でも700kmオーバーじゃないと話にならんな 最大速度は高度によるから
たとえばP-51が8000mから爆撃機に随伴して来たら
確かにその辺りの高度で最大速度700km/h越えじゃないと
もはや高射砲以外頼りにならない
でも高度6000mくらいだとそんなに速度出ないし
空戦機動をすれば速度は落ちるので、むしろ加速力、上昇力がものを言う
それでも325kt/hだと護衛とはなんとか空戦になっても爆撃機に手が届かない
ちょうどラバウル航空戦の末期みたいな感じ IFとしては敗北が決まってるような、海軍の無謀な航空攻勢による崩壊の尻拭いより
ビルマ方面で勝って蒋介石の戦争を終わらせた可能性が大事で
一式戦の2倍の火力の機体が同方面に揃ってたら
そして戦闘機超重点主義が史実より先行し、空冷のキ61の需要が高まっていたら
インパールにも勝機が十分ある P-51のパイロットが実際に700km/hも水平速度出せた事なんかないって話してただろう
B-29について行けなくて置いてけぼり食らうくらいなのに 戦後に米軍兵站部がテストした結果は四式戦が690km/h、マスタングが680km/h、P-47Dが650km/hと差は歴然であった
なおイギリス側のテストではマスタング最高速は590キロ程度となってる
P51が700キロだというのは、米軍兵站部が整備した疾風のように非武装でガソリンも少、エンジンは軽くチューンされ機体は円滑に
磨き上げられた特殊例だと考えて妥当
満載状態だとおそらく一流機でも600キロ以下というのは時に常識でF1マシンのように燃料が少なくなってくると速くなるはず 日本のカタログ計測は満載に近いから馬力低下していなきゃむしろ実戦ではカタログ超える以外あり得ない
戦闘時はいくらか満載より軽量な筈だろ 日本本土まで飛来したP-51は進出域によっては特大タンク捨てられなくてki-61でも余裕で振り切れたと
証言されてるくらいだしな なお爆撃機というものは重い爆弾を積んで離陸するため翼も大きくなりその分速度も低い
というふうに思われるが、それはその通りなのだが
敵にむかって高速爆撃機が一直線に殺到して爆弾を落としてから身軽になり高速で帰投
するだけなので、現在の大陸弾道弾ICBMのように物理的に迎撃不能、とされた
小型の戦闘機が迎撃に上がっても、高空に達するまでに時間がかかることから
物理的に捉えることは不可能なのである
英独のスピットファイアもBf109も基本は迎撃機、小型のインターセプターであるから
当時は爆撃機を阻止する任務で、性能が良ければ航続距離も短くていいと考えられていた
日中戦争で日本海軍航空隊はソ連のSB爆撃機によってそれをいたいほど知ったので
零戦は長い航続距離をもたされた。むしろ、逆の発想で
基地上空で長く滞空してSB爆撃機を捉え、そして遠距離まで、ことによったら
敵の本拠までSB爆撃機を送り狼して、着陸中にとどめをさす
そして敵の基地を銃撃するためである スピットファイアはゾーンファイター
「管区警戒機」かな和訳すると
管区を哨戒飛行して敵機を撃墜する海軍航空隊における母艦の警戒機と似た役割
しかし夜間の離着陸も想定されており、独特(なお実運用は普通の戦闘機として用いられた) スレ的にはなるたけ陸軍用語にしたいけど
陸軍航空隊では警戒機なんて用語はないか
だけどもスピットファイアの構想自体海軍の艦戦的だからそのイメージ 出来のいい双発爆撃機が捕捉難しいのは確か
モスキートとか昼間でも落とすのは結構苦労するし 陸軍ってニューギニアでかなり送り狼戦法使ってたな
ソースは滝沢漫画 SBの迎撃で苦労したのは高高度だから
特に標的が基地の場合、爆撃機は遥か手前から上昇に移ってしまえるから
爆撃機の機体の性能はどうあれ7000mとかから侵入してくる
九七戦や九六戦では初期は酸素瓶、それが揃っても高高度性能そしてそんな短い攻撃時間では火力で不足した ノモンハン以後も陸軍は航空撃滅戦全フリだろ。その正しさは緒戦で証明されてる。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています