素性の分かる原料が大量に手に入る事が重要。
HT,DSなどの高張力鋼にしても、砲弾、砲身、装甲材、魚雷気室にしても成分は細かく決められている。

平炉、電炉で成分調整する際にも素性の知れない物は使えない。
平炉電炉で溶かし取鍋試験して何が足りない、何が多いとなった時に一番困るのが何かが多い時
少なければその金属のインゴットを挿入して直接その成分を上げられるけど、
多いと希釈するしかなく、その際にも含まないと判っている原料しか使えない。
特に当時の日本では酸性平炉が主力で、P,Sの除去ができない。

一般鋼材に使うなら別に好きにすりゃいいが、ここは戦艦スレというのをお忘れなく。