「日本無線史」を簡単に確認してみました。恐らく他に見落としもあると思いますが。

・潜水艦の超長波利用はドイツからの情報によって検討、採用された。

・艦艇の方位測定機は一般に長波測定機で、
九三式一号は巡洋艦以上、九一式二号は駆逐艦以下に装備され、探知距離は共に50浬。

・空母のみは短波方位測定機を装備しているが、これは艦上機の誘導のため。
(演習で機位喪失による多くの殉職者を出した経験から)

・他の艦艇には短波方位測定機は精度の問題で装備されず、
地上基地に装備され測定情報を艦艇に通報する運用となった。