母機が敵艦のレーダ水平線下を這って接近し、誘導弾を最初からシースキミングで放つ
運用をする(敵に防空艦いればこうするしかない)ならLo-Lo-Loで50km強の射程で十分
それを越える射程は「あれば運用が楽になる余禄」みたいなものだが、情報公開請求勢の
分析でLo-Lo-Lo80km弱との値が出ている。この距離なら母機は高度200mくらいまで
レーダにひっかからないのでかなり余裕

これ以上の射程を求めて、もともとF-2にとってかなり大きめの弾をさらに大型化させる
なんて話には説得力が感じられない。時間も金もさらにかかるわけだし尚更

防空艦狙いの「銀の弾丸」扱いを止める。何もかも無差別にASM-3で撃つ。なのでPRHを
廃止したその分の体積重量が燃料に回って多少射程は延びるが寸法はいじってない……
ってのならまあ方向性は納得するけど、空自ってそれができるほどお大尽だっけ?