>>442
その方式の欠点はミサイルが100基あったらそれのためだけに300人もの人員がその装備の
発射のためだけにとられるってことになるぞ。
旧式戦艦だが山城を例に上げると兵員数1,447名 のうちの300人だから、いくら対空防御のため
とはいえ組打ちをさせるためだけに、防護装備も用意させなければならないとするなら既存の対空防御
システムとの連携訓練も必要になる。
直掩機が上がっていたらそれとの連携・共同訓練もしなければならない(パイロットにも周知徹底させた上で)。
限られたスペース、限られた人員しかいない(士官、兵員も含めて)艦艇でこんなにもの人数を
拘束させる装備って命中率が非常に高いとしても一発で一機しか落とせないのに人員の無駄遣い
だと思わんか?
他の作業と兼業させるにしても平時は兎も角対空戦闘が始まったらお互いに行き来させながらこんな
ことさせてる余裕があるとは思えないよ。一人がミサイル発射して誘導中には他の二人は入れ替え
と装填作業以外は何してるの? 他の対空班の作業を手伝う? 人が行き交って鉄火場になってる現場で?
そのミサイル班を守るためだけに艦に小なりとはいえ改装が必要で、それも破片防御程度、いざ敵
艦載機などの爆撃などを受けたらその班の人員は全滅する可能性もありうると。

>>435
これは禁句かもしれんが、元々陸自(陸軍)向けの装備である91式携帯地対空誘導弾を無理矢理
艦艇それも既存の対空防蟻システムがちゃんと備わった艦で使うことに無理があると思う。
連動して効率的に動かしたいのなら携帯式なんてせずにミサイル発射機の無人化だったり装甲化
が可能なシステムの方が連動させやすいし、撃ちっぱなしも可能なら尚の事良い。
携帯式地対空ミサイルは使用する側に碌な対空戦闘能力が無いか、あってもしょぼい装備しか無い
ような場合に有効な装備なので既に対空戦闘システムが確立されているところに捩じ込むから無理
が生じるのよ。
91式携帯地対空誘導弾は陸軍向けの装備なのだから活躍させたいのなら島嶼戦闘で滅茶苦茶
苦労している当時の日本陸軍に渡せばいいじゃない。84mm無反動砲(B)型ともセットで渡せば
喜ばれるよ。