スウェーデンのサーブ社は「技術的にもコスト的にも困難な全く映らないステルス機を開発
するよりも、ステルス性が低くても搭載兵器が多く、敵機を早く発見するレーダー性能に
優れたリーズナブルな価格の機体を開発する方が輸出戦略からも望ましい」との方針を
採っていると聞きます。

その選択肢を選ぶことはトランプ政権との関係から考えても困難と言う他はありませんが、
旧ソ連と対峙しながらあの厳しい冷戦期を乗り切ったスウェーデンの防衛思想からは
学ぶべき点が多々あり、防衛庁・防衛省に居たときから是非とも一度きちんと学んでみたい
と考えていますが、まだ実現していないのは残念なことです。
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