南雲忠一中将を再評価するスレ(散)
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
南雲長官はもっと評価されるべき(38代目)
前スレ
[37代]南雲忠一中将を再評価するスレ(阿)
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/army/1562598586/
(>>9〜霧中変針の章、>>517〜友永隊艦攻全力案の章)
過去スレとテンプレはまとめwikiを参照されたし
admiralnagumo@ウィキ
http://www10.atwiki.jp/admiralnagumo
戦史検証が中心になるので、雑談は支隊スレへどうぞ
【飛越し着艦】本日の南雲部隊司令部 1AF【離着艦】
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/army/1384660511/ >>128の続き
それは、舵が故障してから、約40分後のことだった。
こうしてビッグEは窮地を脱することができた。
一般に、第二次ソロモン海戦では、
艦爆隊のみの攻撃で、雷撃を伴わなかったことから、
中途半端な戦果で、エンタープライズを逃がしてしまったと
思われがちですが、 >>129の続き
実際の経過を振り返ると、ここでも改めて
通常爆弾の破壊力の大きさを知らされますね。
防御甲板を貫通できなくとも、艦深部での爆発は
機関や舵などの重要区画に損傷を与え、
船の”生死にかかわる”事態を引き起こす効果があるのです。 すみません、書き込みエラーが出たと思ったら、
ちゃんとできていましたね・・・orz >>130の続き
さて、舵が復旧したから良かったものの、
もし操舵不能の状態で、日本軍に攻撃されたら、
大変なことになっていたでしょう。
そして、その大変な事態が起こり得たことを
史実の経過が示しています。 >>132の続き
南雲長官は、第一次攻撃隊発進の1時間後、
1400時に、第二次攻撃隊を発進させます。
第二次攻撃隊(高橋定大尉)
艦戦9
艦爆27
今回も、艦攻は含まれず、
第三艦隊の新戦策>>33
「まず艦爆で敵空母の機能を喪失させ、艦攻の雷撃で撃沈する」
を反映した編制ですね。 >>133の続き
ところが・・・
「1400時の敵の位置を、
南緯9度30分・東経163度20分、針路130度・速力20節
として、1600時の予想位置を推定し、進撃進路を150度とした。
1543時、予定地点に到達したが、敵を見ず、
日没(1612時)まで捜索したが、遂に発見できなかった」
(公刊戦史)p571
むぅ、残念! >>134
敵空母を求めて1時間半飛んだら日没まで30分しかない。帰ってくるの夜じゃん。
この日はこれ以上攻撃隊を飛ばせないよね。
夜の間は敵艦隊を見失うのだからこの時間の攻撃なら艦攻を飛ばして
雷撃で大損害を与えて動きを止めるという決断もありなのかな? 一次攻撃隊と二次攻撃隊を時間差で出した意義ってなんなんだろう
一気に出してれば艦爆でエンプラもサラトガも発着不能にして
第二次攻撃隊で止め刺せそうな気がする あるいは、既に撃破したエンプラを仕留めるために艦攻もさっさと向かわせないのかな
日没まで待ったのは寧ろ夜間雷撃で損害を少なくしなかったか? >>135 そうなんです。
この日は第一段索敵で敵を発見できなかったことで、
午後からの第一次攻撃になってしまいましたからね。
>>136 おそらく、確実な索敵情報ではなかったので(>>13)
いっぺんに出して空振りに終わる危険を考慮してのことかと。
>>137 艦爆隊の戦果を確認してから出すつもりだったんですかねぇ >>138
索敵情報前からそれは決めていたことだから、索敵情報は無関係だよ
そういうのは想像してあれこれ考えちゃうと間違った想像しやすい >>139
第一次と第二次の攻撃隊を1時間差というのは
悪い意味でのミッドウェーショックの影響なんだろうか? >>140
第一次と第二次の攻撃隊は1時間くらい間隔があくもの >>141
それは甲板に飛行機が並びきらない場合
第二次ソロモン海戦の場合、第一次攻撃隊と第二次攻撃隊を合わせても同時に発進できる >>139 ありがとうございます。
「決めていた」というのは、時間差で出すことを決めていた
ということですか。敵情も分かってないのに?
>>140 格納庫から出して甲板に整列させていれば、
一時間くらいはかかるでしょう。
>>141 そうですね。しかも第一次攻撃隊発艦直後に
翔鶴が、エンタープライズの索敵SBD(2機)の急降下爆撃を
受けて混乱していますから。
結果は命中しなかったからよかったけど、また
ミッドウェーの再来になっていたかも・・・
>>142 艦戦9機+艦爆27機なら、真珠湾のときと同じですから
同時発艦自体は可能ですよね。 [第二次ソロモン海戦]
┓
┃ △米機動部隊
┗┓ (南緯8度30分・東経163度30分)
┃
┗┓
┃
┗┓
┃
┗┓
▼第二次攻撃隊
↓(高橋定大尉)
×索敵報告位置
(南緯9度30分・東経163度20分) >>145の続き
会敵がかなわなかった主な原因は、
索敵情報が間違っていたからですが、
上図の通り、実際の米空母の位置より
西に10分、南に1度ずれていた程度で、
距離にすれば60浬ほど。 >>147の続き
当時、エンタープライズは舵が故障して
旋回を続けていた頃ですが、
「しばらくして、レーダーの報告が艦橋に届いた。
”敵味方不明機の編隊、方位270度(真西)、距離80キロ(43浬)”
30機の九九艦爆機から成る翔鶴と瑞鶴の第二次攻撃隊だった」
(『空母エンタープライズ』上巻)p209 >>148の続き
通常、晴天時の視程は30浬程度ですが、附近を少し捜索すれば
発見できたと思われます。実に惜しい!
「翔鶴と瑞鶴の第二次攻撃隊は、間違いをおかした。
エンタープライズが攻撃には無力な状態でいる間、
日本の急降下爆撃機は、80キロ離れたところを南東へ飛んでいった。 >>149の続き
それからレーダーには、その編隊が引き返してくるのが映り、
やがて消えていった。
もし日本の編隊が北西ではなく、北へ向かって引き返していたなら、
10分後にはビッグEの真上に来ていただろう」p214 >>146 いえ、1隻あたりの話です。
第一次攻撃隊 艦戦9+艦爆27(>>32)
第一次攻撃隊 艦戦9+艦爆27(>>133)
史実では二度に分けていますが、
数字から言えば、同時発艦も可能だったということですね→>>142 >>144
南太平洋で瑞鳳がやられたように米艦爆の索敵爆撃って結構凶悪だよね。
一次二次での1時間差での艦爆発進は機数だけでみれば一度に飛ばせる数なんだけど、
最初から分けて飛ばす予定だったのか?
それとも準備中に敵索敵機にみつかったため飛ばせる機体だけすぐ発進させたのか? どうせ隊長が下痢便でトイレに籠っていつまでも出て来なかったとか
そんな下らん理由だろうな
天皇は現人神などとわめいて、わけのわからない宗教を振り回し、
やってる事はオウムやイスラム国と大差ないような卑怯で間抜けなクソジャップが
世界の警察アメリカ様に勝てるわけがねえよ
日本人以外の一体誰が天皇を崇めろとかいきなり言われて納得するんだよ >>152 そうなんです。
>索敵爆撃って結構凶悪だよね。
日本側が同じことやったら、兵力の分散やら、
敵にこちらの存在を気付かせた愚かな行為やら、
色々言われそうだけど・・・
>最初から分けて飛ばす予定だったのか?
敵が二手に分かれているという判断なら、それもありですがねぇ
>>153 それは、きんぺーちゃんのことですかな >>150の続き
このように、索敵位置がずれていたとは言うものの、
40浬程度なら、航空戦においては許容範囲と言えます。
公刊戦史で指摘されているのは、
「これが原因は、主として通信不良に起因するものであった」p571 >>155の続き
さらに「大東亜戦争戦訓」によると、
「列機ノ殆ド大部ハ完全ニ受信シ居リタルモ、翔鶴指揮官機ハ
受信洩レ多ク、又瑞鶴指揮官機ハ、敵機動部隊ノ地点ヲ誤受信
スル等、不良状況相当重ナリテ遂ニ敵ヲ逸セリ」 >>156の続き
母艦から敵艦位に関する最新情報が発信されたのだが、
どうやら指揮官機だけが受信できていなかったようだ。
ミッドウェー海戦では、第一次攻撃隊(小林艦爆隊)の帰投と
第二次攻撃隊(友永雷撃隊)の発艦が重なりましたが、
小林隊の機体から報告球を飛行甲板に落して、
敵位置の修正情報を伝えたと言われます。 >>157の続き
今回それを阻んだのは、通信状況の不良で、
この戦闘中だけではなく、前後数日間継続していたようで、
前日も通信不良のために前進部隊と連携がとれなかったり、
また、アメリカ側も悩まされていたようです。
お天道さまにはかなわないか。 途中からは攻撃隊出撃させる度に船のレーダーで
位置だけでなく高度もバレバレで迎撃機に待ち伏せされて大損害
飛行機が全滅してただの板になってから余裕で反撃されて船も沈没
この時代は船に高性能なレーダー積めても飛行機には積めないんだから
空母戦は先手を取ればいいとかいう思想そのものが実は大ウソ
卑怯で間抜けなクソジャップどもはミッドウエーで直上急降下で空母4つが
沈んだのを用意した航空兵力の不足や哨戒の技術の不備と思わずに先手取ることが
勝つことだと勘違いしたわけだ >>153
そりゃあ白人黒人メキシコ人プエルトリコ人から見れば天皇なんてただのオッサンw
たかが人間の分際で現人神を詐称している惨めさが悲しいだけw
日本が鎖国やっていた時は自分たちだけで自己満足に浸っていれば良かったけれども、
開国して国際社会と向き合ってみたら、そんな滑稽なことをしていると気付かされて、
精神が不安になって遂には発狂してしまい、その結果やらかしたのが
はなから負けるとわかっていた太平洋戦争ですからw .
.
.
.
遣ってみて! 見せてやらねば!!
.
.
ヽ〃 真珠湾奇襲プシュ!
( _)
| | シコシコ・・・ シコシコ・・・
| | /⌒⌒⌒ヽ/~ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
/⌒ヽ⌒ヽ___ | ∴ヽ 3 )
/ ゝ |
/ _ ゝ___)(9 (` ´) )j
/ 丿ヽ___,.───|彡ヽ ―◎-◎-| ハァハァ… 人は動かじ
/ ) (彡 |
/ _/ \____/
山本五十六を賛美して毎回射精w
ホラ吹きジジイ 自称歴史探偵団www
半藤一利wwww >>159 まぁ、一方的に敵に攻撃されるばかりで、
こちらは敵の位置も把握できていない、というのは、
相当にまずい戦さのやり方ですよね、タワーズさん?
>>160 江戸時代は禁中並びに公家諸法度というのがありましてな、
お前ら学問だけやってりゃええんじゃ、政治に口出すなよ(意訳)
>>161 今年もお世話になりました。よいお年を >>158の続き
この通信不良について、
アメリカ側は、さらに混乱していたようで、
「2機のエンタープライズのSBDが日本の空母を見つけて、
フレッチャーに報告を打電した。
しかしアメリカ側の通信は、ひどくお粗末だった。
電波は、激しい空電と、パイロットの無用のおしゃべりでふさがれ、
提督は一時間以上たつまで触接の報告を、全く受け取らなかった」
(『太平洋の試練』イアン・トール/著)第三巻p136 >>164の続き
空電とは、日本側にも共通する電波状況の不良ですが、
パイロットのおしゃべりの方は、解説が必要でしょう。
米飛行機が、良好な機上無線を装備していたことは有名ですが、
「エンタープライズの戦闘機管制官(FOD)は、無線交信網が
”見ろ、一機墜ちたぞ””ビル、どこにいる?”といった
味方パイロットたちのおしゃべりで混雑している中で、
必死に彼らに意思を伝えようとした。 >>165の続き
アーサー・デイビス艦長は、こう述べている。
”電波は、こうした不要の通信でいっぱいだったので、
パイロットたちを黙らせようと何度もやってみたが
我が軍の戦闘機には、ほとんど指示が届かなかったし、
戦闘機管制官も、ほとんど情報を受け取っていなかった”」
”良好すぎる”無線ならではの弊害と言えますね。 >>163 ミッドウェーまでのCXAM-1レーダーは、高度探知機能が
ありませんでしたが、改良型のSCレーダーから付加されました。
ソロモンではどっちだろう? >>164
サラトガ隊は別行動中の龍嬢を撃沈したけどエンタープライズ隊は何をしてたんだろ?
日本空母が二手に別れてると判断して本隊発見の報告があるまで母艦待機かな? >>168 エンタープライズは索敵機が翔鶴を見つけたので、
攻撃隊を発進しましたが、機動部隊本隊までたどり着けずに、
前進部隊(近藤長官の第二艦隊)を攻撃して、千歳に至近弾のみ
となっています。
東部ソロモンだけじゃないですが、米空母は出した攻撃隊の
半分しか、目標に到達できないというお粗末な航法ですね。 >>166の続き
もうひとつは、”残り時間”も関係していると思われる。
既述のとおり、本海戦では、第一段索敵では敵情を得られず、>>12
第二段索敵で、ようやく敵空母を発見したため、
第一次攻撃隊の発進時点(1255時−東京時間)で
すでに午後となっており、 >>170の続き
第二次攻撃隊が発進した1400時というのは、
現地時間で1600時に当たり、
日没が東京時間で1612時(現地時間1812時)に
なるので、あと2時間程度しか残されていない。
何もなくても、帰投は日没後となり、
夜間収容が前提となる出撃です。 >>171の続き
実際、第二次攻撃隊は、戦闘をせずにそのまま母艦に
帰り着きましたが、帰投時刻は1820〜2020時と分散し、
4機が未帰還となっていますね。
これが午前中の話なら、高橋隊長も、周囲を捜索する余裕が生まれ、
エンタープライズに第二撃を食らわしてやれたかもしれません。 >>172の続き
第二次攻撃隊が帰投して、双方が避退したため、
第二次ソロモン海戦は集結しました。
一般に艦攻の雷撃を伴わない、今回の攻撃は中途半端な印象を与え、
wikiには、村田少佐の言葉が紹介されています。
「艦爆ばかり出したから、折角やっつけた空母を逃がしたね」 >>173の続き
特に米空母のダメコン能力が優れていることから、
「ヨークタウン級が前半の諸海戦で、相当な強靭さを発揮してるのは
開放式格納庫の優位性や、米海軍の優れたダメージコントロール技術
と同時に、
この時期の日本海軍が多用した250kg爆弾の打撃力が不足していた
ためである」
(『世界の艦船米空母ヨークタウン級』小高正稔/著)p119 >>174の続き
ここで指摘されているとおり、25番では防御甲板を貫通することは
出来ていません。
しかし、だからと言って「打撃力不足」とは思いませんね。
4層の甲板を貫いて、防御甲板まで届く貫徹力を持つ通常爆弾の
威力は、機関部に少なからぬ損傷を与え、
それ以外にも煙路の破壊や、発電機の損傷による電力喪失、
さらには舵機の故障、リフトの停止など
艦の死命に直結する戦果につながることが明らかになりました。 >>175の続き
もちろん、雷爆同時攻撃が理想ではありますが、
艦爆隊のみの攻撃隊が、「飛行甲板に穴を開ける」程度の
一時的な打撃を与えるものではなく、
”本気で敵艦を沈めに行く”性格の攻撃と言う方が近いでしょう。
何かと批判を浴びがちな、日本海軍の兵器開発思想ですが、
ここは高く評価すべき点だと、本職は考えています。 紅白も始まったところで、大納会といきましょう。
住人のみなさまには、本年も大変お世話になりました。
東雲長官も戻って来てくれたことだし、長く続けていると
良いこともあるもんです。
いろは47文字で始めたスレも38代目
一年でだいたい3〜4スレを消費するので、
残り3年といったところか・・・確実に終わりませんなw
まぁ、その時になったら考えるとするかな。
みなさま、良いお年をノシ >>169
それ航法の問題か?
索敵機が正確な位置を報告して攻撃隊を飛ばしても
空母にたどり着く前に前衛艦隊がいて千歳はシルエットから空母に誤認されやすいから
報告にない別の空母だと攻撃目標にされたのかもしれないやん。 >>178 前進部隊は、機動部隊本隊の50浬以上前方に居たのだから、
索敵報告が正確ならば、別部隊だと気付くべきかと。
まぁ、日本側の第二次攻撃隊と同じく、日没が迫っていたので、
付近を捜索する余裕はなかったでしょうが、
基本的には航法の問題ですね。
それでは良いお年をノシ 難病の人でも生きるのに必死なのに健康な若者を詰まらん事で殺し合いさせるなよ
戦争反対! >>180 いぶきも間に合っていれば
>>181 そうですね。五輪の年ですし、平和な年になればと思います。
>>182 腐るほどあったかは知りませんが、米海兵隊は
日本軍の残した缶詰などで飢えをしのだようですね。
>>183 ちゅどーん 謹賀新年
旧年中は大変お世話になりました。
本年もよろしくお願い申し上げます。
新年初笑いは、
「私は今、レバノンに居る」
思わず、銭形のとっつぁんが空港で、
「今ここに、こういう顔の男が来なかったか?
バカモーン、そいつがゴーンだ!」
叫んでいる場面が思い浮かびました。
検察があれほど反対していたのに、保釈を許した地裁と
旅券も管理できない、自称最強wの”無能弁護士団”には、
記者会見で説明責任を果たしてもらいましょう。 >>184
カクタス戦闘隊のある朝の朝食は日本軍からの分捕品のビスケットとコーヒーという
メニュー。
ビスケットとは乾パン?
食料不足は三川艦隊の突入を怖れた輸送船団が物資を碌に荷揚げしない内にヌーメア
に退避してしまったからだそうです。
明けましておめでとうございます。 >>186
三川艦隊は船団攻撃には失敗したが、その船団は荷卸しを中止して逃げ帰ったんだよね。 >>184
司令部というより海岸の集積所には昭和17年末でさえ沢山あったんだよ
同じガダルカナルでも内陸の前線と海岸の後方だとまるで違う 明けましておめでとうございます。
久しぶりにスレを覗きにきました。今は第二次ソロモン海戦ですか。
個人的には南太平洋海戦に興味あるので、またしばらくお邪魔します。 >>186 トージョー・ボーナスとか言ってたんですかねぇ
>>187 そうですね、三川中将も再評価しなければ
>>188 海岸に置いといて陸攻隊に狙われないかな
>>189 今年もよろしくお願いします。
明日から南太平洋海戦開幕です!
>>190 ヘンダーソン飛行場そのものが海の近くですよね。 >>191
鼠輸送で日本軍がなんとか陸揚げできた物資は大半が米機に焼き払われてましたね
敵制空権下で海岸に物資置きっぱで帰れば当然そうなりますよねえ 本編は明日からとして、
今年は東京五輪ですし、昨年の大河も五輪関連でした。
幻となってしまった1940年の第12回東京大会ですが、
大河ドラマでもあった通り、1936年のベルリン大会開幕前日に
決定されました。 >>193の続き
そのベルリン大会は、ナチス全面支援の下、盛大に挙行され、
10万人収容の巨大スタジアム、
巨大なヒトラーの塔にオリンピックの鐘
元女優のレニ監督による記録映画「意思の勝利」など、
世界中の人を驚かせましたが、 >>194の続き
中でも注目されたのが、聖火リレーで、
ギリシャから7カ国を通って開会式の会場を目指すもので、
ベルリン大会で初めて行われました。
しかし、その実態はというと、
「第二次世界大戦勃発後、ドイツ軍はベルリン大会の聖火コース沿いに
ギリシャに進撃し、聖火リレーが周辺各国の情報収集に利用されたと
いわわれた」 (『幻の東京オリンピック』橋本一夫/著)p201
こういう見方もあるようですね。 >>195の続き
1940年の東京大会でも、壮大な聖火リレーが計画されており、
アテネ→イスタンブール→テヘラン→カブール→カルカッタ→マンダレー
→ハノイ→広東→漢口→天津→奉天→東京
の1万キロ以上に及ぶものです。
日本陸軍の「インド打通作戦」が実施されていれば、このときの
情報が役立って、テヘランあたりでロンメル将軍と握手できたかも・・・ >>191
>トージョー・ボーナスとか・・・
日本人としてはちょいと恐れ多いけどトージョーよりヒロヒトとか言いそうな気も・・・
明日から南太平洋海戦ですか。良いタイミングで覗かせてもらいました。
今年はついてるかな。明日から楽しみ。 5ちゃん的に、栗田中将や小沢中将を再評価するスレが立たないあたり、
南雲中将との差を感じてもうた。
いろいろあると思うが、真珠湾、ミッドウェイ、南太平洋と、3大海戦を戦ったのは凄いと思う。
インド洋作戦も指揮してるしさ・・・ >>196
独軍の中東進出をやるのならインド洋で南雲部隊が暴れまわるのが一番ラクかもね。
インド洋の英軍通称路を無効化し、ジプチが度々艦載機で空爆されたらスエズ運河ルートは使えなくなるから。
後はイタリア海軍が東地中海の制海権をとってくれさえすれば。 >>198
栗田中将はミッドウェイと南太平洋とマリアナ、緒戦の南方など戦歴は遜色無いと思うが
インド洋も指揮しているしさ
一応言えば、インド洋作戦のトップは近藤中将で栗田や南雲はその下だけど >>197 すみません、昨晩は正月呆けが抜けておらず、
仕事から帰って、そのまま寝てしまいました。
>>198 なにせ、米海軍艦艇を最も沈めた提督ですからね。
ナグモタスクフォース!
>>199 夢がふくらみますねぇ、南雲訪欧艦隊
>>200 レイテでも、ハルゼーをひと泡吹かせましたし >>176の続き
続いては、
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/army/1562598586/868
>(4)南太平洋海戦(10月26日)
例によって、戦闘経過は省いて、
攻撃隊の編制と米空母の被害に焦点を絞ります。 >>203の続き
(日)一航戦:翔鶴、瑞鶴、瑞鳳
二航戦:隼鷹
(米)エンタープライズ、ホーネット
今回、日本側は一・二航戦で合わせて5回もの
攻撃隊を出していますね。 >>204の続き
10月26日、黎明、機動部隊本隊から13機の艦攻が
索敵に発進し、0450時、米空母部隊を発見。
これを受けて、0525時、攻撃隊が発進した。
一航戦第一次攻撃隊(村田重治少佐)
艦戦21機
艦爆21機
艦攻20機(計62機) >>205の続き
途中、米攻撃隊とすれ違ったとき、
瑞鳳零戦9機が離脱して攻撃し、機銃弾を撃ち尽くしたため、
母艦に帰投しています。
米空母までたどり着いたのは、
艦戦12機
艦爆21機
艦攻20機(計53機)
になりました。 >>202 なあに、一流シェフのうまいパスタがあれば、
イタ水兵も真面目に戦いますよ!・・・たぶん >>206
南太平洋海戦では必ず話題になるエピソードですねー。
ところで細かい話で恐縮ですけど、私の読んだ本の一つには
瑞鳳戦闘機隊には誘導任務の艦爆が付いてたとしてるんですけど
その機はどうしたんでしょう? >>206 誘導任務の艦爆ですか?
叢書によると、艦爆全機は瑞鶴隊ということになっていますが・・・ >>206の続き
0655時、村田少佐はホーネットを発見します。
近くのエンタープライズはスコールの中に入ってしまったため、
全機ホーネットに向かった。
戦果は、
爆弾命中6以上、
魚雷命中4以上で撃沈
と報告されましたが、
実際は、
250kg爆弾命中3
魚雷命中2 [ヨークタウン級空母の機関配置]
━━┳━━━━┳━━━━┳━━━━┳━━━━┳━━━━┳
┃第三主機┃ ┃第八缶室┃第六缶室┃第二缶室┃
艦 ┃ ┃第一主機┣━━━━╋━━━━╋━━━━┫艦
尾 ┃ ┃ ┃第七缶室┃第四缶室┃第一缶室┃首
側 ┃ ┃第二主機┣━━━━╋━━━━╋━━━━┫側
┃第四主機┃ ┃第九缶室┃第五缶室┃第三缶室┃
━━┻━━━━┻━━━━┻━━━━┻━━━━┻━━━━┻
(『世界の艦船傑作軍艦アーカイブ8米空母ヨークタウン級』)p116 >>211の続き
1本目は、艦中央の前部機械室(上図の第一・第二主機の場所)
の右舷側、
2本目は、艦尾右舷側に命中しています。 >>208
飛行隊戦闘行動調書には瑞鳳艦攻1機が触接となっているな
Wikipediaでは「艦爆1機誘導です。ソースは瑞鳳飛行隊戦闘行動調書です!」とウィキペ編集者にありがちな文盲っぷりを披露しているけど >>213 ありがとうございます。
foだから艦攻ですね。九九艦爆に3名はきついw >>212の続き
このうち、致命傷となったのは1本目。
まさに機関部直撃ですね。
世艦のホーネット被害状況図によると、
魚雷が命中したのは、水線下の第一船艙甲板
防御甲板である第四甲板のもう一層下で、
缶室や機械室があるところ。 >>215の続き
ヨークタウン級の水中防御は、米戦艦などにも採用されている
多層式防御方式。
これは、舷側を何層かに区切って、海水を満たした液層と
空気だけの気層を交互に配置するというもの。
液層は、魚雷が爆発したときのスプリンター(弾片)の飛散を吸収し、
気層は、爆発の衝撃波を拡散させるという役割を担う。 >>216の続き
どの箇所を液層にするかは自由に選択することが出来て、
ホーネットの場合、命中箇所は4層に分かれていて、
外側から、
C−3−F(液層)
C−7−F(液層)
C−11−F(液層)
C−9−F(気層)
3層分の液層の中に1層だけ気層区画があり、
その内側が機械室となっていました。 >>217の続き
そこに魚雷が命中した。
水上艦艇用の九三式、潜水艦用の九五式と比較すると、
炸薬量の少ない九一式航空魚雷ですが、
この四層の防御を貫き、見事に機械室まで到達しました。 >>218の続き
この魚雷の命中により、前部機械室(>>211)はたちまち浸水
さらには、後部機械室との隔壁も破れて、完全に機関停止、
最後まで復旧することはありませんでした。 >>219の続き
これまでのヨークタウン級の被害状況を振り返ってみると、
珊瑚海→ヨークタウンに爆弾1命中
ミッドウェー→ヨークタウンに爆弾3命中し、速力低下したところで魚雷2命中
第二次ソロモン→エンタープライズに爆弾3命中
今回の南太平洋海戦では、ホーネットは”手負い”ではなく、
全力発揮できる状態での魚雷命中でしたが、
たった1本で、航行能力を奪われてしまったのです。 >>220の続き
一般に、ヨークタウン級空母は、魚雷に対して脆弱と言われますが、
設計計画時には、まだ軍縮条約の制限があったため、
排水量の関係から、水中防御は、
「対TNT火薬150kgの水中爆発に耐えられる」
せいぜい至近弾による浸水を防ぐ程度のものだった。 >>221の続き
その結果、
「この水中防御は、至近弾に対しては有効であったが、
魚雷防御としては不十分で、
日本の潜水艦用魚雷のみならず、弾頭炸薬の少ない
航空魚雷でも艦の主要区画に、重大な損傷が生じる
おそれがあった」
(『歴史群像太平洋戦史シリーズ(53)アメリカの空母』)p103
今回の戦闘で、その懸念が表面化してしまったわけですね。 >>222
エンガノの瑞鶴も艦尾付近に受けた一本の魚雷により速力は25ノットに低下し通信
も不能になる大損害を受けている。
まあ当時の米軍魚雷の炸薬はトーペックスだったから無理もなけど。
プリンス・オブ・ウェールズも九一式航空魚雷一本で大損害を受けていたので条約下
空母では仕方がないよね。 >>223 まぁ、大和や武蔵の方が、むしろ異常と言うべきでしょうねぇ >>222の続き
2本目の魚雷は、艦尾右舷側に命中。
平面図で言うと、後部リフトの前方付近に相当し、
ちょうど機械室と舵やスクリューとの中間付近です。
こちらも四層の防御区画を突き破って、船体の中心軸区画まで
浸水を許している。 >>225の続き
さらには艦尾付近は船体幅が狭いため、
命中箇所の第一船艙甲板だけでなく、
その上の第四甲板まで浸水した。
その結果、ホーネットは右舷側に7度傾斜。
この2本の魚雷命中で、ホーネットの作戦能力は完全に喪失した。 >>226の続き
これまで、珊瑚海、ミッドウェー、第二次ソロモンと、
日本海軍の通常爆弾の威力に注目してきましたが、
目標の機関や操舵能力に損傷を与えられるとはいっても、
所詮それは副次的、間接的な範囲にとどまり、
魚雷命中による直接的なダメージの大きさには、到底及ばない。
やはり米空母には雷爆同時攻撃で!と、力が入ってしまいますね。 ホーネットとヨークタウンが魚雷で行動不能になったことで沈没に追い込まれたことから
エンタープライズは1943年に水雷防御強化の改装を受けてたよね。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています