ハイレベル君も解散したようなので、後々のためにまとめておく
>227みたいなのが誤解の典型だが、発射反動は、砲耳から砲支筒、船体と静的に伝播していくのではない

実際は互いに独立した構造物である砲塔旋回部が、船体の中で瞬間的に暴れる話

【砲塔旋回部】発射→駐退器→砲塔機構いろいろ→砲塔旋回盤後端

と伝わった衝撃力は、砲塔と船体の唯一の接点であるリングサポートのローラーパス数個に全量が伝わり、

【船体】
砲支筒→甲板→船体→最終的に船体を海中で動揺させて分散する

砲塔から船体に衝撃力が抜ける過程で、リングサポートのローラーパスが構造的なボトルネックになっている
そのための耐久力が要求されるところ、松本氏は2門分の3,468トンに耐えると言っている

この力は発射反動だけじゃなくて、画像>205の砲塔旋回部全体がマル部分を支点にして船体内で倒れようとする力
なので当然、砲塔旋回部の重心高さや重量が問題になる
これは部外者には計算できない
だから、松本説が正しいとか間違いとかではなく、その真偽を名無し部外者が検証することは不可能と言っている

なお、>205はAmazonから拝借したプラモデルの写真だが誤りがある
砲塔構造を知らないから誰も指摘しないのだろうが、リングサポートのローラーベアリングは砲塔ではなくて船体側の機構
プラモデル映えするからそうしたんだろうが
いずれにしても、ここが同時発射の耐久力のキモ