>>701
主力艦同士の戦闘ならその通りだが、航空戦の観点からは完全に出し抜かれてる
>>702
アメリカは陸軍航空隊を計画的に配備してるんだ
しかもデハビランドの行動半径は100浬を超える
つまりマニラ湾のカビテはもう、1921年以降、安全に日本の軍艦や潜水艦が近寄れる場所じゃない
ここから潜水艦を出して日本を締めることができた
反対に、日本は琉球や台湾に、軍艦の侵入(または上陸)を強固に阻止できる飛行場群がない

そして航空機の進歩を見込めば、数年内には日本行きの航路を押さえる大型機が展開できる規模の飛行場を作ってるんだ
デハビランドで終わる気なんて全くない、中長期的な軍備の一環でフィリピンを航空基地化してる
航空要塞という言葉はともかく実態として1920年に揃えてみせてるんだ
要塞砲とかが無くても、マニラ湾の軍港はすごく安全だよ
それは1922年には護衛の必要ない、対艦攻撃にも実績あるデハビランドが行動圏内に収めてるからだ
ここに当時の日本が軍艦を突入させるなんて無理な話だ
それが1922年の状況で、航空機が進歩するにつれこの差はどんどんデカくなる
言うまでもなく商船の航路を、実際に抑えるところまで来るからだ