>>883
大和武蔵の建造のためにどれほどの資源が犠牲になってると思ってるんだ
乗員だけで六千名、砲弾を作る金だけで各航空隊に爆弾魚雷が行き渡る、対空火器は基地や空母に付けられたろ?
船の本体だけでなくて砲熕関係の開発や製造の人員も資源も取られてるんだ、あの2隻のためだけに
その金で新しく工場作って零戦隊が20ミリ機銃で訓練したり、またはM2のライセンス買って13ミリ機銃への転換も早い時期にできたかもしれない

それに戦艦撃沈のための航空隊に熱中しちゃうのも大艦巨砲主義の変形だよ
敵の空母と航空隊を攻撃破壊すれば戦艦なんて逃げてくか一方的に砲雷爆撃を受けて沈むだけだ
無理して雷撃で戦艦を撃沈しよう、戦艦を撃沈できるかどうかを航空隊の価値の尺度にしてる時点で大艦巨砲主義の亜種に過ぎないのだ
戦艦大和も陸攻も敵機の跳梁下で活動できず、敵機を追い払ってくれない時点で贅沢な兵器だ
観測や偵察だけでも片方が一方的に行えばやられた側はろくに砲戦ができず各個撃破されるのみだ
九〇艦戦、八九艦攻、九四艦爆の時代から航空機が戦艦より遥かに強力な兵器だと気付いてなかったとしたら、まさにそれが欧州大戦の勉強不足、大艦巨砲主義そのものだよ

アメリカとか金持ちなら持っててもいいけど、日本の場合戦艦や陸攻が役に立つスタート地点に立ってるのがすごく大変だから百歩譲ってもとんでもない油断だ
案の定、敵機に撃滅されるか夜間攻撃で誤報を連発するか、大和型戦艦なんか絶対国防圏が破られてる時も逃げるか沈むかしてただけ