南雲忠一中将を再評価するスレ(毛)
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南雲忠一中将はもっと再評価されるべき!(46代) 前スレ [45代]南雲忠一中将を再評価するスレ(比) https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/army/1661053459/ (>>236 ~ニミッツ長官考察の章) 過去スレとテンプレはまとめwikiを参照されたし admiralnagumo@ウィキ http://www10.atwiki.jp/admiralnagumo
================ 丸スペシャル97号 ミッドウェー海戦 昭和60年、定価580円 ================ ◆日本時間6月5日午前1時30分(現地時間4:30) 0130 ミッドウェー島爆撃隊発進(ミッドウェー北西210マイルから) 友永大尉指揮の戦爆連合108機(零戦36機、九九艦爆36機、九七艦攻36機) 引き続いて ・索敵機7機発進(索敵線は南から、赤城1機、加賀1機、利根2機、筑摩2機、榛名1機) 索敵線 ・・・・ https://i.imgur.com/ofvCXnn.jpg ・艦隊上空警戒 零戦12機(各空母3機)発進 ◆第二次攻撃隊(艦船攻撃装備で準備) 赤城 零戦6機、九七艦攻17機 加賀 零戦6機、九七艦攻26機 飛龍 零戦6機、九九艦爆18機 蒼龍 零戦6機、九九艦爆18機 == ◆運命 0400 友永大尉:ミッドウェー島に「第二次攻撃の要あり」 0415 南雲中将:待機中の攻撃隊に「陸用爆弾」に変えるように命令 0618 米軍の雷撃隊が攻撃開始(大半が零戦に撃墜される) 0715 米軍の雷撃隊(第二波)が攻撃開始(これも大半が零戦に撃墜される) 0723 「敵、急降下!」→空母3隻(赤城、加賀、蒼龍)大火災。▲「加賀」被弾図・・・https://i.imgur.com/7PzABYj.jpg 0758 飛龍の反撃・第一波(小林大尉指揮) 零戦6機、艦爆18機(帰還は零戦3機、艦爆5機) 1031 飛龍の反撃・第二波(友永大尉指揮) 零戦6機、艦攻10機(帰還は零戦4機、艦攻5機) 飛龍の反撃・第三波予定(零戦6機、艦爆5機、艦攻4機)・・・山口多聞:夕方まで休養を指示(これが裏目に) 1403 (現地時間17時3分の夕刻)米軍急降下爆撃機13機の攻撃、「飛龍」も被弾 ◆空母4隻「赤城、加賀、飛龍、蒼龍」、重巡1隻「三隈」、322機喪失、死者約3500(熟練搭乗員約100名)の大敗であった。 〜〜〜〜〜〜 攻略部隊の重巡三隈と最上が衝突し、その後ミッドウェー基地航空隊、エンタープライズとホーネットの攻撃隊に集中攻撃された。 前スレ埋まりました。 本来ならこのスレを先に使うべきでしたが、 いろいろありまして、>>1 では46代となっていますが、 実質47代目です。 南雲 忠一(なぐも ちゅういち、1887年(明治20年)3月25日 - 1944年(昭和19年)7月6日) 日本の海軍軍人。海兵36期。太平洋戦争初期から中期にかけて第一航空艦隊および第三艦隊(南雲機動部隊)司令長官を 務めた後、サイパンの戦いで自決。死後一階級特進により、最終階級は海軍大将。 正三位勲一等功一級。 当スレは、南雲忠一中将を再評価するスレです。 最終階級は大将ですが、機動部隊指揮官としての南雲長官を 対象としているので、あえて現役時の中将としています。 一般に、ダメリーダーの代名詞とされている南雲提督ですが、 南雲長官は無能指揮官でも、母艦航空戦の素人でもない、 それを戦史を通して明らかにすることを趣旨としています。 6月5日0000時(第一次攻撃隊発進の1時間半前)における南雲長官が下した情勢判断は以下の通り。 (1)敵艦隊は、我がミッドウェー攻略作戦が始まれば出動して反撃してくる算がある。 (2)敵の飛行索敵は西方・南方を主とし、北西方・北方は厳重でないと認める。 (3)敵の哨戒圏は約500浬と推定する。 (4)敵は我が企図を察知せず。少なくとも機動部隊は敵に発見されていないと認める。 (5)敵機動部隊が付近海面に行動中と推定する資料はない。 (6)我はまず、ミッドウェーを空襲し、敵の基地航空兵力を壊滅して上陸作戦に協力した後、 敵機動部隊に対処し、これを撃滅することが可能である。 (7)敵基地航空兵力の反撃は、我が上空直衛戦闘機と対空砲火によって、撃退することが出来る。 >>14 の続き 現在は、ミッドウェー海戦における南雲長官の情勢判断を検証しています。 >(6)我はまず、ミッドウェーを空襲し、敵の基地航空兵力を壊滅して上陸作戦に協力した後、 > 敵機動部隊に対処し、これを撃滅することが可能である。 >(7)敵基地航空兵力の反撃は、我が上空直衛戦闘機と対空砲火によって、撃退することが出来る。 上記から、南雲長官は自らを航空の素人と自覚しており、 作戦指揮官として任務を果たすためには、搭乗員との信頼関係が必須であり、 彼らの意思を尊重することを重視する作戦指導となっている。 >>15 の続き 具体的には、 (6)がミッドウェー島空襲指揮官である友永大尉への信頼、 (7)が艦隊防空対策として上空警戒機(零戦)の増強 前者について、 真珠湾以来、南雲機動部隊は向かうところ敵無しでしたが、 珊瑚海海戦では真珠湾組の翔鶴高橋赫一少佐を失い、 昭和17年5月には空母隼鷹が竣工、続いて姉妹艦の飛鷹も就役間近 いつまでも最強編成の6隻を維持していくことは困難で、 ベテラン飛行隊長を新設母艦航空隊に派遣して、練成に努めなければならない。 そして次の機動部隊中核を担う指揮官の一人が友永丈市大尉だった。 第一次攻撃隊の編成には、 新任の友永大尉が指揮しやすいように・・・という親心が見てとれますね。 >>16 の続き 後者については、 印度洋機動作戦で英爆撃機の奇襲を許すという大失態から、 艦隊防空能力の強化が急務であったが、 対空電探は間に合わないし、空中哨戒機は現実的ではない。 残された手段として、上空警戒機を増強する。 これが南雲長官の切り札(というか他に選択肢がない) だったのではないかと推察します。 ミッドウェーの大敗は作戦面で太平洋艦隊が上手だったってだけで現場指揮官の南雲長官の指揮能力の問題ではない。 >>18 いやいや、米太平洋艦隊が”上手”というのは御冗談をwww 南雲長官の兵装転換命令は問題ではなかったと? https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/army/1667708553/989 >ミッドウェー海戦では各空母に零戦18機が搭載されていましたが、 >(六空は除く) > >・ミッドウェー島攻撃隊:9機 >・第二次攻撃隊 :3機 >・母艦上空警戒 :6機 >という内訳になっています。 >>20 の続き 史実の戦闘経過を追ってみますと、 「部隊は先に0130時、各空母3機ずつ、計12機の上空警戒機を 発進させていたが、南雲長官は0215時、飛龍からさらに3機を 発進させて警戒を厳にしていた。 敵触接機発見の状況をみた同長官はさらに赤城から3機を発進させた」 (『戦史叢書(43)ミッドウェー海戦』)p314 >>21 の続き 0130時、友永隊発進、索敵機発進とともに 防空用の零戦を発艦させましたが、この時は半分の12機。 これは当然のことで、各艦6機の計24機をいっぺんに上げてしまうと、 補給のタイミングが重なってしまうので、上空ががら空きになった時に敵襲 といった危険が生じかねない。 >>22 の続き 注目すべきは、0215時の飛龍3機追加発進で、 この時点ではまだPBYにも発見されていないし、もちろん索敵報告もない。 敵情に何も変化が起きていないのに防空戦闘機を増強している。 おそらく、これはあらかじめ決められた計画にもとづくもので、 45分ごとに発進させるようになっていたのではないかと推測されます。 0130発進が一直、0215発進が二直・・・みたいな >>23 の続き この後、0230過ぎにPBYに発見されたため、 >さらに赤城から3機を発進させた(>>21 ) なにせ索敵爆撃には定評のある米海軍ですから、 南太平洋海戦の瑞鳳みたいに、索敵からと思って眺めてたら 急降下してきて被弾・・・ってことにもなりかねない。 >>24 の続き 「敵機来襲近しと判断した南雲長官は、 0310時、さらに二航戦から各3機の上空警戒機を発進させた。 これにより上空警戒機は23機(加賀1機は着艦)となり、」 敵機来襲が近いと南雲長官が判断したのは、 ちゃんと根拠があってのことで、 0255時に索敵機から「敵機15機、貴方ニ向フ」と報告があり、 来襲予定時刻を0340頃と見積もっていたから。 >>25 の続き これで当初から上空警戒機に割り当てていた 零戦24機をすべて上げたことになりますが、 少し内訳が異なります。 赤城:零戦18機のうち、9機は友永隊護衛としてミッドウェー島へ 3機は0130時に上空警戒に発進、 3機は追加の防空用として発進、 残りは3機 加賀:零戦18機のうち、9機は友永隊護衛としてミッドウェー島へ 3機は0130時に上空警戒に発進、 1機が補給のため着艦したので、残りは7機 >>26 の続き 蒼龍:零戦18機のうち、9機は友永隊護衛としてミッドウェー島へ 3機は0130時に上空警戒に発進、 3機は0310時に追加で発進、 残りは3機 飛龍:零戦18機のうち、9機は友永隊護衛としてミッドウェー島へ 3機は0130時に上空警戒に発進、 3機は0215時に追加で発進、 3機は0310時に追加で発進、 残りは0機 以上のように、四空母まんべんなく上げたわけではなく、 飛龍なんかは保有機をすべて出してしまったため、 第二次攻撃隊を発進することになったとしても護衛はゼロです。 艦隊のもつ半分の零戦を攻撃隊の護衛にまわすのは恐ろしく攻撃任務重視だな。 >>28 珊瑚海でも18機のうち、9機が攻撃隊護衛、9機が防空なので 半々なんだから標準的ではないかと >>27 の続き そして、0343時に敵機発見。 これがミッドウェー島からの最初の空襲(B-26とTBF)で、 おおよそ見込み通りですね→>>25 「南雲長官は敵機の攻撃開始と判断して、さらに上空警戒の強化を命じた」 >>30 の続き 以降の経過を見ると、 赤城 0355時、3機発進(残り0機) 0359時、3機収容(残り3機) 0410時、5機発進(うち2機は六空) 加賀 0400時、5機発進(残り2機) 蒼龍 0405時、3機発進(残り0機) 飛龍 0400時、2機収容(残り2機) >>31 の続き 以上のように、 第二次攻撃隊の護衛用の零戦も含めて、 ほぼ全機を防空に上げたことになります。 それでも足りないと考えたのか、 本来ならミッドウェー島攻略後に真っ先に進出する予定の 六空所属の零戦まで追加している。 >>32 の続き これに、ミッドウェー島から帰投した友永隊護衛の零戦も加わるので、 防空機は瞬間的には最大40機を超えていたと言われます。 それでも「敵機直上急降下ー」を阻止できなかったわけですが、 最終結果だけで、艦隊防空を批評することは公平ではないでしょう。 例えば、8回までノーヒットノーランで好投してきたピッチャーが 最終回にサヨナラホームランで敗戦投手になったとき、 結果として残るのは「一敗」だけですが、 それだけで選手の能力を評価するのは適切ではありません。 >>33 の続き 南雲機動部隊にしても、 敵基地航空隊に関しては、0400時から0540時の1時間半にわたって 断続的に空襲を受けながら、被弾ゼロに抑えたのだから、 インド洋の時と比較したら、格段の進歩と言えないでしょうか。 「午前10時15分(日本時間0715時)までに、 最後の雷撃機群(ヨークタウン雷撃隊)は避退しつつあった。 こうして三時間に八回にわたる敵機の攻撃を撃退したことになる」 (『逆転』ウォルターロード/著)p149 8回裏まで二塁を踏ませなかったんだから、すごいことでしょ? 3時間艦隊上空を守った直援機隊はよくやったけど、三時間敵の攻撃に晒し続けた艦隊指揮はどうなんですかという話では? いつも試合を作るドラゴンズの先発投手陣は攻められないけど、誰も責められないわけじゃないですね。 ファンの反応はおおむね「涌井さんごめんなさい」で投手を責める声はほとんどありませんけど 先発投手が頑張ってる間に1点すら取れない立浪監督の采配はかなり批判されていますね 投手=戦闘機搭乗員、監督=指揮官 じゃないのかな? >>35 万年Bクラスの中日ファンにはお気の毒ですが・・・ この場合は、先発は5回まで、6回から中継ぎにつないで、9回は抑え とあらかじめ決めていた作戦をかたくなに守って、 どんなに打ち込まれても6回になるまで投手交代しない監督がいたら、 その采配はかなり批判されるでしょう。 >投手=戦闘機搭乗員、監督=指揮官 じゃないのかな? その通りですが、今は防空の話をしているので、 不甲斐ない打線は対象外ですね。 >>34 の続き もちろん、最終的には三空母被弾したのだから、 無罪放免というわけにはいきませんが、 4隻全滅したからといって、それまでの経過を無視するといった 零点か百点かの極論に走るのではなく、 部分点を与えても良いのではないか、が本職の見解ですね。 >>37 の続き インド洋での戦訓を踏まえて、 電探や対空砲火が現実的ではない中、 艦隊防空方針として上空警戒機の増強を掲げ、 第二次攻撃隊の護衛や六空零戦といった編成にこだわることなく、 敵機来襲の状況に応じて、躊躇なく防空に上げて行った南雲長官は、 初めて機動部隊が経験する防空戦闘に柔軟に対処したと言え、 少なくとも航空の素人ではないと一定の評価は与えられるのでは ないでしょうか。 >>38 の続き それを踏まえた上で→>>14 >(7)敵基地航空兵力の反撃は、我が上空直衛戦闘機と対空砲火によって、撃退することが出来る。 南雲長官の情勢判断は、油断との批判は甘んじて受け入れるにしても 的外れとまでは言い切れない、 このように考えます。 >>34 サッチ率いるヨーウタウン戦闘機隊は空戦で零戦に勝ち越し、雷撃隊援護はできなかったが零戦を低空に引きつけてエンタープライズ隊の爆撃成功につなげたんだから大活躍だよね。 >>40 難しいですね >>41 雷撃隊護衛できなかったんだから任務失敗ですね。 >>42 それ以上はw 勘弁してあげてw >>39 の続き まとめです。 ミッドウェー海戦における南雲長官の情勢判断(>>14 )について 見て来ました。 実はこの話、41代スレ(2021年7月)から二年近く検証してきた ことになりますので、本職も含めて最初の方は誰も覚えていないでしょう。 >>44 の続き 要約すると、 >(1)敵艦隊は、我がミッドウェー攻略作戦が始まれば出動して反撃してくる算がある。 南雲機動部隊がミッドウェー島空襲を開始してから、 時間が経てば経つほど米空母が出現する蓋然性は高くなる。 ならば6月5日にできるだけ大兵力を投入してミッドウェー島敵基地を無力化しておき、 6日以降は残敵掃討程度にとどめ、米空母の出現に備えるべき。 基地制圧を後に回すほど、二正面作戦の危険が増大する。 >>45 の続き >(2)敵の飛行索敵は西方・南方を主とし、北西方・北方は厳重でないと認める。 ミッドウェー島の西方南方にはマーシャル諸島があるので、 敵飛行哨戒が同方面を重視するのは当然 内地出撃が一日遅れた関係で、北西航路以外の選択肢がとれなくなった。 >>46 の続き >(3)敵の哨戒圏は約500浬と推定する。 米海軍は南雲機動部隊の行動予定も来襲方位も暗号解読で知っていたのに 前日(6月4日)にPBYに見つからなかったのは奇跡 ※計算上は6月4日0530頃に、ミッドウェー島から610浬付近でPBYとすれ違う。 (西方の日本輸送船団がPBYに発見される約1時間前) それを発見できなかったのは、島の北西海面が悪天候でPBYが雲上飛行をしたから。 4日の時点でPBYに見つかっていたら海戦の流れは変わったかな? 南雲機動部隊の実力はドラゴンズぐらいとすると丁度良い評価なのではなかろうか >>33 それ過去に識者も指摘していることだけど、アホ南雲がまったく直掩機隊を統制していなかったために、 直掩機が手柄を立てようと好き勝手に米雷撃機に襲いかかり、米軍パイロットに言わせると「スズメバチのようだった」そうだが、 その結果あっという間に燃料切れ弾薬切れになってしまい、直掩機の半数以上が着艦してしまって、 それが上空がガラ空きになってしまった原因なわけだが これはたとえば前列後列にわけて後列は上空の高い位置で「マテ」と待機させて、適宜入れ替えさせるだけで済むハナシ 結局のところエリート意識が高い日本パイロットに遠慮してきちんと統率しきれなかったアホ南雲の弱さが招いた敗北 >>48 仮想戦記ネタになりますよね。 自作ですが、(女)スレ>>378 https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/army/1626575493/378 ・6月4日にPBYが南雲機動部隊を発見! ・ところが報告針路が間違ってた!「敵針110度」 ・針路110度はオアフ島の方角であり、その針路上に米空母が待ち伏せしている! ・実際の南雲艦隊は予定通り、ミッドウエー島へ(針路135度) ・しかし厚い雲に隠れてしまって、触接継続ができず、続報はなし ・あせるロシュフォート「AFはミッドウェーのはずでは?」 ・ニミッツは冷静「落ち着け、KOOLになるんだ」 ・ところがワシントンからキングが介入「空母をハワイ沖へ呼び戻せ」 ・ニミッツは抵抗するも、キングが直接空母部隊に命令! ・翌朝ミッドウエー島空襲が始まる ・米海軍一同「な、なんだってー!?」 アニメ化希望 >>49 地球の三分の一を制圧したのに最下位・・・ >>50 まぁいろいろ指摘するところはあるでしょうが、 部分点もらえませんか、先生? >>47 の続き (4)敵は我が企図を察知せず。少なくとも機動部隊は敵に発見されていないと認める。 米空母は日本空母より作戦行動半径に劣るため、 互角の条件(双方の空母が同時に索敵機を発進させる)では不利になる。 仮に先に日本空母を発見したとしても、攻撃可能な距離まで接近しなければ発進できず、 その間に日本側が攻撃隊を発進させて、先制される危険があるため。 >>53 の続き 米空母が奇襲を成功させるためには、 前日(6月4日)の間に南雲機動部隊の位置を把握しておき、 夜の間に日本側の懐に飛び込み、黎明に攻撃隊を発進させ、 日本側の索敵機が米空母を発見して、攻撃隊を発進させる前に撃破しなければならない。 南雲長官は、4日の間に米基地PBYには発見されなかったと判断した。 それを前提にすれば、翌5日の午前中(友永隊がミッドウェー島を空襲している間に) 米空母が出現して攻撃される可能性は考えなくてよい。 なぜなら仮に、日本側索敵圏(300浬)内に米空母が所在していたとしても、 アメリカ側が攻撃隊を発進できる距離まで接近する前に、 日本側が先に第二次攻撃隊を発進させることができるから。 >>51 KOOLってなんだ?COOLじゃないのか? 実はニミッツが一番慌ててると言う表現なのだろうか。それともKOOL(タバコ)でも吸って落ち着けってことかな でも当時KOOLはないし ・ところが報告針路が間違ってた!「敵針110度」 こんなご都合展開は酷評されて終わりでしょうな >>52 ドラゴンズと南雲機動部隊の共通点 開幕戦に勝利 6-3でジャイアンツに勝利 真珠湾を奇襲して勝利 歴史に残る大敗 ここまで既に10度の0封負け 空母4隻を一挙に失う 指揮官は素人ではない 当然野球の素人ではない。でもちゃんとしたコーチ経験はないよ 当然艦隊の指揮経験は豊富。でも航空隊の指揮経験はないよ 指揮官は昔はヤバい奴 昔はなにやら怪しい団体と何かあったらしい? スレ主によると昔はやべー奴だった 補強が却下される ブリンソンを要求するも却下 レーダーを要望するも却下 ピッタリじゃないか? 米艦爆隊の航法技量がクソなのは当時の日本海軍が知らない情報 だから敵空母が300浬以内にいれば、攻撃を受ける可能性はあると考えたはず 単独で100浬、雷撃機と共同で150浬がいいとこだから南雲は一時退避すれば時間稼げたし飛龍は逃げれば助かったけど、それは後知恵 南雲の場合、風向きゆえ西に向かうと頻繁な変針が必要になって友永隊の帰還に差し支えるし、飛龍の場合、敵の二次攻撃の前に雷爆撃が到達しなきゃならんので距離を詰めた次第 あとミッドウェイの北方と北西は常に霧と雲が立ち込めてるから南雲部隊が発見されなかったのは日本側の視点だと当たり前 アメリカから見ればレーダー付きPBY持ってるのに北へ差し向けなかったのは意味わからん もともと、常に雲上飛行しかできない空域だぞ >>57 友永隊収容したら一旦西へ向かう方が良いと思うけど 偵察機の報告から2次攻撃隊を出す前に敵空母の艦載機がやってくるのは確実な状況 >>55 KOOLは昔のニコニコネタですよ。Kは圭一君のK >こんなご都合展開は だから仮想戦記だってのに それともお手本を見せてくれるのかな。 >>56 いや、ごもっともですけど そこまで酷評するのは中日ファンに気の毒ですので・・・ >>57 アメリカ側は暗号解読成功に油断して、友永隊を収容するまで 日本側は攻撃隊を出せないとあぐらをかいてますからね。 ところがどっこい! >>58 そこなんです。シマード大佐は北西海面は天候が悪いことを分かっていながら 何も対処してないんですよね。 レーダー付きPBYを出したとしても必ず発見できる保証はないですが、 どうみても”人事を尽くして”ない。 >>59 事前の計画ではそうなってましたからね。 >友永隊収容したら一旦西へ向かう シマード大佐は北西から日本空母部隊が接近することを知っていたのかな? >>62 阪神絶好調ですねぇ それに比べて(ry >>63 もちろん知ってます。 ていうか作戦計画に書いてあります。 ご無沙汰しております。 ちょっと体調を崩してまして(喉が痛い) 週末は療養して来週から本気出します。 ごめんぬ >>35 上陸部隊を危険に晒すことになるのでミ島から離れられない 雷装終わるまで一旦逃げに走っても上陸部隊の危険度は変わらんだろ >>66 上陸作戦ですからね。 >>67 南雲艦隊に上陸部隊の護衛任務はありませんよ。 基地制圧による間接護衛です。 >>54 の続き >(5)敵機動部隊が付近海面に行動中と推定する資料はない。 開戦以来、太平洋の米主要空母は、 レキシントン 昭和17年1月、伊6潜が雷撃、沈没 →サラトガの誤認、西海岸で修理 サラトガ 昭和17年5月、珊瑚海海戦で沈没 →レキシントンの誤認 ヨークタウン 昭和17年5月、珊瑚海海戦で沈没 →後に撃破に訂正 >>69 の続き エンタープライズ 昭和17年4月東京空襲に参加、5月南太平洋航行中を発見 ホーネット 昭和17年4月東京空襲に参加、5月南太平洋航行中を発見 当時の日本側の認識は上記のとおりで、 ・レキシントンとサラトガは撃沈 ・ヨークタウンは珊瑚海で損傷したので当分は出て来れない ・エンタープライズとホーネットは南太平洋で行動中 なんでミッドウェーで敵艦隊撃滅とミッド攻略作戦の目的を絞らなかった!と批判されるのか分からない。 マリアナ諸島攻略の第58機動部隊だって同じやん。酢酸目的は攻略なのだがそのために敵艦隊が出てくるのが最大の脅威で最優先で撃滅無力化する必要あるのに。 >>68 >南雲艦隊に上陸部隊の護衛任務はありませんよ。 基地制圧による間接護衛です。 だから雷装(基地を攻撃しない)を命じた時点で一旦後退しても上陸部隊にはなんの影響もないだろ? なんかおかしいこと言った? >>71 そうですね。攻勢側は二正面作戦になるのは必然ですね。 >>72 特におかしくないかと >>70 の続き このうちエンタープライズとホーネットは、5月15日に ツラギからの索敵機が発見しています。 ところが半月経った6月初旬になっても、 ラバウルやツラギが空襲されることはなかった。 これは2隻の米空母はもう南東方面には居ないことを 示すものであり、フィジー・サモア方面か、もしくは 真珠湾に帰投したと推測される。 >>74 の続き もちろん南雲司令部は日本海軍の暗号解読されたことを 知りませんが、情勢判断においてはその影響は少ない。 過去スレで検証したとおりで、暗号解読により ミッドウェー海域に米空母を集結させることはできても、 それは待ち伏せによる奇襲成功を保証するものではない。 待ち伏せするにも、奇襲するにも、目標の正確な位置が不可欠で 暗号解読されているかどうかよりも、 自艦隊が敵索敵機に発見されたか否かの方が重要。 >>75 の続き 南雲長官は >少なくとも機動部隊は敵に発見されていないと認める。>>14 と判断しており、 6月5日、黎明時点で付近に米空母が居ないとみなすのは 妥当な見方であり、 友永隊攻撃中に米空母が出現する可能性は考えなくて良い。 それでも万が一のことを考えて、 索敵機を出し、第二次攻撃隊を雷装待機させているのだから、 油断や慢心という批評は当たらない。 ミッドウェーの飛行場を無力化しなければ攻略作戦は成功しない。 MI攻略部隊の輸送船団が哨戒機に見つかった以上、その到着前に日本空母部隊による空襲が当然予想される。それに対してアメリカ側がなにも手をうたないのだろうか。 >>71 米第五艦隊(含むTF58)の最優先目標はサイパン(マリアナ諸島)攻略ですよね(そこからのB29での戦略爆撃で日本を敗北させる計画なので仮に日本海軍が戦力を残していても結果的に無力化される)。 敵(日本)艦隊撃滅は最優先目標では無かったわけでして。 MI作戦で日本側がミッドウェー島攻略と敵(米)艦隊(空母)撃滅の二つで最優先目標を絞りきれずに結果として敗北した話と「同じ」では無いですよね。 >>73 サイパン攻略戦(の航空戦)では二正面作戦にはなってないですよね。 地上航空戦力を撃破(6/11~12) →残存航空戦力(グアム島など)を掃討(6/12?~19朝) →空母航空戦力を撃破(6/19~21、例の七面鳥打ちとか) →残存航空戦力(硫黄島など)を掃討(6/22~7/9?) という各個撃破では。 珊瑚海海戦→MO作戦中止 ミッドウェー海戦→MI作戦中止 第二次ソロモン海戦・南太平洋海戦→ガダルカナル島撤退 マリアナ沖海戦→マリアナ失陥 レイテ沖海戦→小沢部隊の囮作戦だけは成功 空母戦で日本側が目的達成できたのはレイテの囮だけ? >>77 誰しもが思う疑問ですよねぇ 米海軍無能すぎる >>79 真珠湾の大成功をお忘れでっせ >>80 機動部隊の任務と作戦全体の成否は分けて考えないといけないですね。 >>78 二正面作戦とは、 攻略作戦と敵艦隊撃滅の両方ということではありません。 機動部隊の航空兵力を上陸支援と敵艦隊撃滅のどちらに割り当てるか、です。 スプルーアンスは上陸支援を優先しましたが、 小沢機動部隊を攻撃するつもりがなかったのではありません。 小沢艦隊を発見できなかったから(たまたま)全戦闘機を防空に投入する 形になっただけです。 なので、二正面作戦なのです。 >>76 の続き >(6)我はまず、ミッドウェーを空襲し、敵の基地航空兵力を壊滅して上陸作戦に協力した後、 > 敵機動部隊に対処し、これを撃滅することが可能である。 米海軍は日本海軍の暗号解読に成功し、兵力や作戦日程まで把握していた にもかかわらず、南雲機動部隊は”計画通り”ミッドウェー島攻撃隊(友永隊)を 発進させた。 いかにアメリカ側の作戦指導が拙劣であったかを示す好例です。 普通なら敵が攻撃隊を出す前に沈めてしまえばいいですよね。 敵に一発殴らせてから・・・なんて紳士的なのでしょう! >>83 の続き 閑話休題 真珠湾以来、南雲長官の作戦指導の根幹にあるのは 搭乗員たちに対する絶対の信頼 開戦から半年、快進撃を続けてきたが、 珊瑚海海戦で多くの搭乗員を失っており、 淵田、江草、村田らに続く次世代の空中指揮官の養成が急務であり、 ミッドウェー島攻撃隊指揮官に選ばれたのが友永大尉 >>84 の続き 航空攻撃においては、第一撃にできるだけ大兵力を集中するのが原則であり、 友永隊には保有兵力の半数を投入、万全の態勢で送り出した。 蓋然性の観点からも>>45 島に対する攻撃開始から時間が経てば経つほど、 敵の増援(米空母部隊の出現)の危険性が大きくなる。 攻撃一日目(6月5日)の間に、ミッドウェー島基地を無力化しておくのは 攻略作戦全体から考えて、適切な方針である。 >航空攻撃においては、第一撃にできるだけ大兵力を集中するのが原則であり、 友永隊には保有兵力の半数を投入、万全の態勢で送り出した。 もともと半数を待機させて残りで攻撃するというのは事前に定めた作戦通りだろ つまり南雲がどの程度この作戦立案に関わったかを示さないと南雲の評価にはならない 今のところ立案した人間が適切な方針だったというだけ 攻略部隊が見つかった事や敵空母の出現等の重大な情勢の変化に適切に対応出来て無いように見えるからなあ。 >>81 空母戦(空母対空母)に真珠湾を含めるの?であれば戦争後半の米空母による台湾やフィリピンや沖縄や本土空襲で、「空母戦」での米側の勝ち星が大量に増えてしまうような。 >>80 あ号作戦の要点は「一挙に米機動艦隊を撃破、次いで攻略部隊を撃滅する方針」とか戦史叢書に書いてあるので、マリアナ失陥を防ぐのが目的だったのでは? >>82 言葉の使い方だとおもいますけれども two-front war の定義を自動翻訳すると 「二正面戦は、敵対する勢力が地理的に離れた 2 つの戦線で遭遇するときに発生します。」とか出ますし(マリアナ沖海戦で地理的に離れた2つの戦線ってどこ?)、ググったかんじではマリアナ沖海戦を日本側視点で二正面作戦と評している話は見つからないような。 >>86 「半数」とは艦攻艦爆ではなく艦戦のことを指しています。 戦闘機の割り振りまではGFは指示してませんよね。 >>87 それは公刊戦史も指摘するところですね。 今のところ艦攻一個中隊盛るぜぇ作戦を推奨中 >>88 何度も言ってますが、本編とは異なりレスでは言葉遊びをしています。 「二正面作戦」という言葉について、>>73 の中ではそういう意味で使っているというだけで 普遍的な定義ではありません。 そんな勝手は認めぬ!ということでしたらそれで結構ですよ。 >>85 の続き 最後に、 >(7)敵基地航空兵力の反撃は、我が上空直衛戦闘機と対空砲火によって、撃退することが出来る。 インド洋の戦訓から機動部隊の防空に欠陥があることは明らかだったが、 電探の装備や対空火器の増強が望めない状況で、 南雲長官は戦闘機の増強で対処しようと考え、 第一次攻撃隊(友永隊)、第二次攻撃隊(対米空母)、上空警戒機 の規定の割り振りにこだわらず、 ミッドウェー島進出予定の六空の零戦まで防空に投入し、 最後の米空母SBD隊を除けば、敵航空攻撃を撃退することができた。 >>92 の続き 以上のように、 そもそも情勢判断というのは、敵情不明の段階での予測なので 的外れの内容も多いし、過小過大評価になるのは日常茶飯事 ミッドウェー海戦では、 アメリカ側が暗号解読により、我が方の作戦行動を知った上で 米空母を待ち伏せているという”圧倒的不利”な状況にあり、 >(5)敵機動部隊が付近海面に行動中と推定する資料はない。 のように大チョンボの項目もありながら、 実際の戦闘経過は三空母被弾までは有利に進めるという 極めて特殊な戦いだった。 >>93 アメリカ側は暗号解読で圧倒的に有利な立場にありながら索敵がうまくいかず敵空母がミッド基地に攻撃を仕掛ける前にこれを破壊することができなかった。結果的には基地機能こそ奪われなかったが戦闘機は壊滅し爆撃機も多くが失われた。 >>93 の続き そして、 「あくまでも米海軍の戦意を過小評価し、しかもご都合主義的に ”我は発見せられず” ”敵空母は付近海面に行動せず” ”敵基地は壊滅できる” と信じている。 そして米機動部隊が出撃すれば、 ”これを撃滅すること可能なり” と独りよがりの文章が続く」 (『ミッドウェー海戦』第二部運命の日)森史朗/著p56 いかに結果論で表層的な見方であるかが分かるでしょう。 史実の状況で「米空母は付近に居る!」と確信を持てとは いったいどんなニュータイプを期待しているのでしょうか。 日本空母がミッドを攻撃したタイミングでこちらの空母機で攻撃できたのは索敵がうまくいかなった結果であって最初からそれを狙って攻撃したわけではないよね。 >>95 の続き >>76 の繰り返しになりますが、 前日の6月4日に基地PBYに発見されなかったことをもって 翌5日に米空母は出現しないと判断するのは当然の帰結であり、 さらに万が一に備えて、 索敵機を出し、第二次攻撃隊を雷装待機させていたのにもかかわらず、 「独りよがりの文章」との感想しか出てこないのは、 筆を折られた方がよろしいのでは? >>91 第5編成の制空隊36機も指示じゃないの?まぁ指示じゃなくても攻撃隊が半数なんだから戦闘機も半数つける というのは普通の判断でこれで名将だとか愚将だとか言えるものではないだろう >>92 >最後の米空母SBD隊を除けば、敵航空攻撃を撃退することができた。 ミッドウェーで敗北するまで日本軍は有利だったみたいな虚しい言い分だな 空母出現の報告があっても引かなかったのはニュータイプでもなく結果論でもなくただの判断ミスだ 真珠湾では第二波攻撃をせずに引いたのを評価するなら、ミッドウェーでは爆装命じた直後に空母発見の報が入ったのなら 敵に向かって突っ込んだことを批判すべきだろう 六空の戦闘機を流用するぐらいのことは大した評価ポイントではないだろう その場にある機材を流用するなんて例は枚挙に暇がない 小さな功績を大きく評価し、逆に大きなミスに目をつぶっているというのが私のあなたに対する評価です ミッドウェーとアリューシャンに囲まれた海域が米空母の聖域を作ってて、そこを通って日本本土を空襲する という予想が開戦前からあったわけだよ で、小笠原やマーシャルへの空襲を受けてやっぱりねと攻略が決意された ということは、ミッドウェー北方やアリューシャン南方を行動する1AF司令官として敵空母との鉢合わせは当然想定するべき また同じ手を使ってくる可能性があるからこそMI作戦をやるわけであり 前回と同様、敵空母二隻か三隻が予想される >>90 マリアナ沖海戦で小沢艦隊が勝っていたら次に(米国の)上陸部隊を攻撃する、というのが、あ号作戦なのでは?であれば「なし」は違うような。 >>91 米第五艦隊が角田(地上)部隊と小沢(空母)部隊の両方を同時に相手することを「二正面作戦」と言葉遊びで言っている、ということ? であれば史実としては下記ですよね。 MI作戦では、南雲艦隊(というか連合艦隊)は「二正面作戦」に(自ら?)陥って結果(歴史に残る)大敗北を喫した。 フォレージャー作戦では、第五艦隊(というか連合国の太平洋戦線)は「二正面作戦」を回避して日本側の各部隊を個別撃破し(戦術的のみならず太平洋戦線での日本側敗北を決定させて)完勝した。 やっぱり日本側がダメダメなように思えますけれども。まあ南雲さんは五十六や黒島亀人の犠牲者な気はする。 >>94 ほんとは楽勝だったのにねぇ >>96 その狙いも最初から間違ってますからね。 南雲機動部隊が第二次攻撃隊をすぐに発進できるように用意していたことを 想定していないのだから油断しまくり。 >>99 山本長官が一番心配していたところですね。 >>98 違いますね。 第一次攻撃隊(島)、第二次攻撃隊(米空母)、機動部隊防空の 三部隊に分かれるのだから、零戦半数を付けるのは”過剰”なのです。 例えばハワイ作戦で第一次攻撃隊の零戦は45機で全体の42% >空母出現の報告があっても引かなかったのはただの判断ミスだ それはいろいろな評価があって良いと思いますけど、 発見報告だけで逃げ出すのは前線指揮官には向いてないでしょう。 彼我の距離や想定兵力などを考慮して総合的に判断するものでは >>100 違います。米第五艦隊が上陸支援と小沢機動部隊撃滅を 同時に相手することを二正面作戦と表現しています。 本職は二正面作戦が悪いとは言っていません。 攻勢側は必然的にそうなるのであってMI作戦計画が破綻していたからではない、 ということです。→>>73 ミッド攻撃の前日である4日に南雲部隊を発見できていたら米空母は夜間に接近して夜明け前に攻撃隊発進で完勝!となるかは微妙だな。だって夜間のうちに敵艦隊の位置は前日の報告よからの推定位置からズレるだろうしそもそも航法が下手だから。自分が指揮官なら全ての飛行機を一団として攻撃にまわすのではなく攻撃隊を母艦あたり2派に分けたくなる。敵の防空網突破よりも空振りだけは絶対に避けたい。 >>104 同意ですね。 本職が主張しているのは机上の計算であって、うまくいく保証はありません。 本職が指摘したいのは、米海軍は暗号解読のアドバンテージを活かして 勝利を確実にするための努力をせずに、逆にその上にあぐらをかいて 行き当たりばったりの作戦指導しかしてないじゃないか、ってことですね。 詰めが甘い! 米空母は他の空母戦とは異なり攻撃隊を分けるのではなく全部の飛行機を1度に攻撃に向けてるけどこれって日本空母の第二次攻撃隊の雷装待機と同じく作戦計画書に書かれていることなの? 米空母は広大(ほぼ長方形の平面形も重要)な飛行甲板でVF,VS,VB,VTの4個飛行隊72機の同時発艦を目指していたからな(エセックス級で実現)。 着艦制動装置も強靭なため、日本機より重量のある機体の連続着艦にも耐えられた(だから一度の発艦数を逆算できた) 日空母はその逆に、飛行甲板の狭さ(形状)などから半数ずつ2回〜2/3程度の1回が限度。 >>103 島嶼攻略戦で守備側が支援艦隊を送り込めば攻勢側は「二正面作戦」を強いられる、これはMIでもフォレージャーでも(というかウィーク島から沖縄まで全て)同じである(との理解でよいのかしら)、というところまでは異論は無いです。 (人が死んでいるので不謹慎ではありますが、結果として史実では空母対空母の戦いが数え方にもよりますが都合6回生じて、ここでの雑談のネタになっていると) で、MIでは、島嶼攻略と支援に来る敵艦隊撃滅、の優先度設定がダメだった(二兎を追った、解釈が割れていた等)という史実があって、それは(ボロ負けしたという史実の主要因なのでは、という後知恵的な評価も含めて)巷で良く批判される材料になっているわけですよね。 一方で、フォレージャーでは、島嶼攻略(上陸支援)最優先をニミッツ・スプルーアンスが堅守して完勝したと(後知恵的に敵艦隊撃滅を怠ったと批判する人達は居る)。 ということで、マリアナ沖海戦の米軍批判からミッドウェー海戦の日本軍擁護に話を持っていくのはちょっと無理があるような。 >>105 考え方は人それぞれですけれども、ミッドウェーやマリアナで米軍が「あぐらをかいて行き当たりばったりの作戦指導」しているようには思えないですけどね。 たとえばマリアナではZ計画入手して潜水艦や航空索敵で小沢艦隊の位置発見していても上陸部隊への迂回攻撃の見落しリスクを考慮して先制攻撃せずに6/19は意図的に受け身に徹したとか「勝利を確実にするために」筋が通っていますよね。 >>106 そうですね。 ミッドウェーの米空母が攻撃隊を集中進撃させているのは、作戦計画の話ではなくて、 スプルーアンス少将の意思がはたらいたものと思われます。 ただし米空母機の伎量がそれに伴わなくて、結局いつもの分散進撃になりました。 >>107 露天繋止もあるでよ。 >>108 なんか話が広がりすぎですな。 本職が言いたいのは 「マリアナでスプルーアンスは小沢艦隊撃滅に専念できなかった」 それを二正面作戦と表現している。 これだけですよ。 スプルーアンスの指揮について、正しいとも間違っているとも論評していません。 そういうもんだよね、と感想を述べているだけです。 >MIでは、島嶼攻略と支援に来る敵艦隊撃滅、の優先度設定がダメだった 南雲司令部は敵艦隊撃滅で終始一貫していますよ。 >ミッドウェーやマリアナで米軍が「あぐらをかいて行き当たりばったりの作戦指導」している マリアナの話はしていません。 >>97 の続き とまぁ、精いっぱい擁護はしてみたものの ミッドウェーは結果が惨敗だっただけに、強引さは否めないでしょう。 そもそもこの話、 ミッドウェーにおける南雲長官の情勢判断を検証することが 目的ではありません。 実は現在の本編は珊瑚海海戦編であり、 ミッドウェーの南雲長官の情勢判断と比較して、 珊瑚海海戦前日のMO機動部隊指揮官高木中将の情勢判断が いかに素晴らしいものであったかを明らかにするためだったです。 >>111 の続き もともと珊瑚海海戦編を始めたのは、 4代目(波)スレ、2008年のことでした。 そこから2年ほどかけて、12代目(流)スレで 空母戦闘の終了まで進んだところで ジュットランド海戦編などに寄り道をした後、 30代目(也)スレで、珊瑚海海戦編再開 再開後は主にヨークタウンの暗号士官ビアード大尉の視点から 米海軍の暗号解読頼みの欠陥を指摘してきたところです。 中国船が海底のプリンスオブウェールズを違法サルベージしてマレーシア当局に捕まった。 以前にも東南アジアの沈没艦艇を引き上げに英政府は当時の敵国日本の艦艇を含めて海軍兵の墓標になんてことするんだ!と抗議したのに日本は無反応なのが悲しい。 具体的に誰の指揮を問題にしているのかな。 ミッドウェー海戦の直前に中佐から昇進したばかりで陸・海・海兵隊の急造混成部隊を指揮したシマード大佐? 畑違いの空母部隊の指揮官を緊急リリーフで務めて見事に日本空母を沈めたスプルーアンス少将? ?き集められるだけの戦力を準備して奇跡の勝利を成し遂げたニミッツ大将? 確かに払った犠牲は大きかったかもしれないけど、皆それ以上の結果を出してると思うが。 戦場で命がかかっているのに、誰が努力をせずあぐらをかいていたのだろう? >>113 金持ってますなぁ >>114 え、暗号解読して敵の行動を読めていたのに、 前日に見つけられなくて、ミッドウェー基地を空襲されるなんて大失態では? 暗号解読情報を全く活かしてないですよね。 [珊瑚海海戦要図] 日出は0420時、日没は1614時(日本時間) □■ラバウル □□□ □□□□□□□ □□ ソロモン諸島 □□ □□ □□□□ □□ □□ □□■ラエ □□ □□ □□ □□□□□ □□ ■ツラギ □□□□□□□ ジョマード水道 □□□ガダルカナル島 □□□■□□□□ ↓ ルイジアード諸島 ポート □□□□■ □ □■ □ ■ロッセル島 □ モレスビー サマライ デボイネ □ □□ 珊 瑚 海 □□ □□■クックタウン 豪□□ 州□□ ニューカレドニア □□□■タウンスビル □□ □□□□ □■ヌーメア □□□□□□ [MO作戦日本側編成] <南洋部隊>第四艦隊司令長官・井上成美中将 (1)MO機動部隊(第五戦隊司令官・高木武雄中将) [主隊](高木中将直率) 第五戦隊 重巡「妙高」「羽黒」 第七駆逐隊 駆逐艦「曙」「潮」 [航空部隊](第五航空戦隊司令官・原忠一少将) 第五航空戦隊 空母「瑞鶴」「翔鶴」 第二十七駆逐隊 駆逐艦「有明」「夕暮」「白露」「時雨」 [補給隊] 給油艦「東邦丸」 [珊瑚海海戦米側編成] 第17任務部隊(フランク・フレッチャー少将) [第2群]攻撃隊(トーマス・キンケード少将) 重巡「ミネアポリス」「ニューオリンズ」「アストリア」「チェスター」「ポートランド」 駆逐艦「フェルプス」「デューイ」「ファラガット」「エールウィン」「モナガン」 [第3群]支援隊(ジョン・クレース英少将) 重巡「オーストラリア」(豪)「シカゴ」 軽巡「ホバート」 駆逐艦「パーキンス」「ウォーク」 [第5群]航空部隊(オーブレイ・フィッチ少将) 空母「ヨークタウン」「レキシントン」 駆逐艦「モリス」「アンダーソン」「ハマン」「ラッセル」 [第6群]補給隊(ジョン・フィリップス大佐) 油槽船「ネオショー」「ティッペカヌー」 駆逐艦「シムス」「ウォーデン」 [第9群]索敵隊(ジョージ・デーボン中佐) 水上機母艦「タンジール」(PBY12機) (註)フレッチャー少将はヨークタウン坐乗、フィッチ少将はレキシントン坐乗 この他に、ポートモレスビー及び豪州の陸軍航空隊が加わる。 >>112 の続き 要約しますと、 米海軍は暗号解読により日本軍のポートモレスビー攻略を把握 ヨークタウンとレキシントンの二空母を珊瑚海に派遣 二空母は連携不足でヨークタウン単独でツラギ空襲 暗号解読情報の誤りでMO機動部隊の位置がわからないまま行動 米空母の背後にMO機動部隊が迫っていたにもかかわらず、 全く気付かなずに護衛部隊に全力攻撃をかけ、 自らの過ちに気付いたのは一日目夜になってから。 しかもビアード大尉が過ちに気付いて進言したのに フレッチャー少将は個人的に嫌っていたから採用せず。 >>119 敵空母は正面から来ると思っていたから安全な後方に補給部隊を逃がしたはずだったの敵は背後から来たんだよな。 >>102 で、半数つけると名将とか愚将とか言えるようなことなの? >発見報告だけで逃げ出すのは前線指揮官には向いてないでしょう。 「爆装命じた直後に」空母発見の報が入った ↑これを忘れてもらっては困るよ。 「雷装待機状態で」空母発見の報が入ったなら戦えば良いよ。 その場合は彼我の攻撃隊がそれぞれ敵空母を攻撃する殴り合いとなるわけだけど 「爆装命じた直後に」なので、一方的に殴られるんだよね。 それなのに相手が殴りやすいように近寄っていった。おかしいでしょう >>115 >暗号解読情報を全く活かしてないですよね。 え、暗号解読情報が無いとミッドウェーの索敵態勢を強化できてないと思うのだけど PBYの援軍は暗号情報とは無関係にもともと予定されたものなのでしょうか? またB-17を空中退避したりできてますよね 暗号情報が無かったら空襲受けてもまだ日本空母の位置は確認できてない可能性すらあるだろう 全く活かしてないとは? >>120 そうですね。 志村ー、後ろ!後ろだよ! >>122 いやいや、PBYやB-17の増援は 遠距離で日本空母部隊を発見攻撃して、ミッドウェー基地の作戦能力を維持するため。 それに対して史実の経過は通常の日施哨戒で敵を発見して攻撃隊を出したのと同じで、 「南雲機動部隊は全く妨害を受けずに、”作戦計画通りに”ミッドウェー島攻撃隊を発進させた」 暗号解読情報を全く活かしてないでしょ。 >>121 ふふふ、貴官は違いの分かる男ではないようだ。 >で、半数つけると名将とか愚将とか言えるようなことなの? >これを忘れてもらっては困るよ。 ええー、南雲司令部がそんなことすら考えずに戦っていたとでも? 南雲長官は直ちに雷装復旧を命じて、 攻撃隊の準備が整うあいだに友永隊を収容、 収容が終わった後に変針北上、敵に向かっていますけど >一方的に殴られるんだよね。 どうしてそうなるんですか? >>119 の続き 日本軍がなぜポートモレスビー攻略を企図したのか。 我が国の開戦の目的は、南方資源地帯の確保 蘭印の石油資源を守るため、南方の守りであるラバウルを 昭和17年1月に占領。>>116 しかし連合国軍は、豪州を拠点とし、東部ニューギニアの ポートモレスビーを経由してラバウルを空襲するようになった。 >>125 の続き ラバウルの安全を確保するためには、 ポートモレスビーの制圧が不可欠であり、 その足掛かりとして、昭和17年3月に 東部ニューギニア北側のラエ・サラモアに進出 4月末より、いよいよ本命のポートモレスビー攻略に乗り出した。 MO攻略部隊がラバウルを発って南下する輸送船団を護衛しつつ、 珊瑚海に進出し、5月10日にポートモレスビー上陸予定。 >>126 の続き MO機動部隊がそれを支援するため、 米機動部隊の出現に備えて珊瑚海を行動する。 これがMO作戦の概要です。 >>123 『ラムゼィは貴重な超長距離戦力であるB17を無為に失うことを恐れた。 そこで、超長距離の哨戒任務以外には同機を極力出撃させず、代わりに、PBYによる合理的、 かつ効果的な哨戒飛行計画を立案したが、彼のこの工夫が、のちに大金星をもたらすことになる。 (中略) ラムゼィの果断 ところで、ラムゼィが考案した新しい哨戒飛行計画は、彼がミッドウェイに着任した翌日の三十日から実施されていた』 THE BATTLE OF MIDWAY 文 白石光 ニミッツがラムゼィを派遣して哨戒計画を修正させたらしいんですけど? 「通常の」日施哨戒とは違うんじゃないですかねぇ。哨戒のためにPBY12機が29日到着したんじゃないですか? 12機が派遣されたのは当然ミッドウェーが攻撃されるという暗号解読情報があったからでしょ >>128 その直前に書いてありますけど、 >超長距離戦力であるB17を無為に失うことを恐れた B17とPBYを温存したのはハワイ防衛のためですよ。 すなわちミッドウェーは陥落しても仕方ないけど、 B17とPBYは絶対消耗するなよ、ってことです。 この温存方針のためにPBYは南雲機動部隊の触接情報を送らず フレッチャー少将を苦労させることになる。 >「通常の」日施哨戒とは違うんじゃないですかねぇ。 本職が指摘しているのは哨戒計画や機数のことではなく、”結果”ですよ。 >>127 の続き 両軍でおさえておくべき主要人物は、 日本海軍、原忠一少将 米海軍、フランク・フレッチャー少将 原少将は>>117 の通り、MO機動部隊指揮官ではありません。 これは序列の関係で、五戦隊司令官の高木中将の方が先任だから。 ただ艦隊運用は高木中将、航空作戦は原少将と、 明確に役割分担ができていたので、作戦指導に支障はなかった。 むしろ高木中将が原少将の意思を尊重して、好きにやらせていたので、 思うままに空母を動かせたと思われる。 >>130 の続き それは作戦発動前から始まっていて、 通常攻略作戦の場合、空母部隊には 「上陸支援」と「敵艦隊撃滅」の二つの任務が与えられる。 ミッドウェーでも「二重の作戦目的」と批判される所以で、 MO作戦でも、ポートモレスビーに向かって珊瑚海を航行している間、 豪州クックタウンやタウンスビル(>>116 )から空襲を受ける危険が 十分に予想される。 >>131 の続き 普通なら、MO機動部隊には豪州敵基地を制圧せよ、 という任務が与えられるはずですが、 今回は原少将の強い具申により、MO機動部隊は 「米空母撃滅だけに専念」となったのです。 あの”分からず屋”GF司令部を説得するなんて すごいことですよ。 >本職が指摘しているのは哨戒計画や機数のことではなく、”結果”ですよ。 あれあれ?結果論で批判しちゃうんですか? それなら4隻沈められた南雲は愚将でいいじゃないですか それに通常の日施哨戒でも発見できたと考えているようだけどそれは怪しいんじゃないですか? 史実だとミッドウェーのレーダーが敵機をとらえた頃、PBYが南雲機動部隊を発見していますよね ここでもしPBYの増援がなくて発見できなかったら、基地からの数派にわたる攻撃がなくなるかもしれませんよ 攻撃が続いたことで友永隊の収容を遅らせたりできたわけだから結果にも大きく影響するんじゃないですかね 「暗号解読情報を全く活かしてないでしょ。 」には異論しかありませんよ 「暗号情報を最大限活かしたとは言えない」ぐらいでしょ 米軍を過小評価して相対的に南雲の評価を上げようとするのはやめなされ アメリカ側の最大の問題点は長官も言ってるように索敵。特にPBYの温存。 >>133 ふふふ、結果と結果論は違いまっせ もちろん通常の日施哨戒で発見できる保証はありませんが、 インド洋では二回とも前日に見つかっていますからね。 重要なのは結果にいたるまでの過程であり、 「日本空母が発見できなかったから輸送船団を攻撃する」あたり、 シマード大佐は作戦の優先順位を理解していないでしょう。 もっと言えばニミッツの説明不足を感じる。 >>134 そうですね。 アディ機の報告が入ったとき彼我の距離が180浬だったことこそが、 ”ミッドウェーの奇跡”と言えるでしょう。 暗号解読と待ち伏せが直結しないことに ほとんどの人が気が付いていない。 >>132 の続き これには裏工作があった(たぶん) 日本海軍には、MO機動部隊の二空母「翔鶴」「瑞鶴」>>117 の他に、小型空母祥鳳があった。 搭載機数は ・零戦10機 ・九六艦戦4機 ・九七艦攻6機 >>137 の続き この祥鳳を攻略部隊の船団護衛に付けたのです。 艦戦10機程度で11隻の低速輸送船を護衛できるとはとても思えない。 それよりもMO機動部隊に編入して、 搭載機をすべて零戦にして防空用として使った方が (翔鶴+瑞鶴+祥鳳)、はるかに効率的でしょう。 >>138 の続き ところがそれは実現しなかった。 輸送船に乗り込む陸軍南海支隊の将兵が 空母の直接護衛がなければ無理と突っぱねたからです。 これは直前の3月10日に、 米空母機(レキシントンとヨークタウン)により、ラエ・サラモアを空襲されており、 空襲の恐怖を味わっていたから。 「爆弾を落とす時、どんな気がする? 泥の上を二本の足で一生懸命逃げてる人間のつらさがわかるか?」 (『パイロットハンター』) 松本御大の紡ぎだす台詞は身にしみますねぇ >>139 の続き ここからは本職の推測になりますが、 原少将は、このような陸軍の要望をくみとって、 祥鳳を船団護衛に差し出す代わりに、 MO機動部隊の任務から豪州敵基地制圧を外させたのではないかと。 >>140 の続き 南東方面を管轄する南洋部隊(第四艦隊、井上成美中将)にとって、 ラバウル進出以来、ずっと豪州から飛来する連合国軍機に 悩まされ続けてきました。 五航戦という強力な増援を得て、 これを機に少しでも敵基地を叩いておきたいと強く願っていたはず。 しかし陸軍の協力が得られなければ攻略作戦そのものが成り立たない。 そこでこの交換条件を飲んだ・・・ もしこれが事実なら原少将はなかなかのキレ者ですね。 ラエ・サラモアが空母機に空襲されたのに五航戦だけ大丈夫なのかな。 ほぼ同数の米空母の存在が予想されるのに。 >>140 >>142 せっかく敵空母が出現する可能性大として米空母撃滅に専念させる作戦に計画にできたのにそれに勝ったうえでモレスビー上陸作戦の援護なんてムリ。現に米空母無力化は成功したのに攻略作戦は中止。これではなぁ。 >>142 やはり南雲機動部隊6隻で殴り込みたかったですねぇ >>143 本職はレキシントンを失ったことは”戦略的”損失だと思ってます。 >>144 まぁ鎧袖一触のつもりだったのでしょう。 >>145 そうですねl。攻撃隊出すたびに半減していく感覚ですね。 モレスビー作戦を空母6隻でやるなら敵空母が出てきても怖くないとか言って米空母撃滅に専念できた史実と違って豪州北岸の航空基地を叩くことも指示されそうだな。 >>135 インド洋ってミッドウェー北西海面みたいに天候不良だったのかな? そうでないならインド洋で見つかったからといってミッドウェーも見つかる可能性が高いとは言えないだろう シマード大佐は輸送船団を攻撃したつもりじゃなくて空母を攻撃したつもりだったという記述もありますけどね それにPBYを4機やそこら投入しただけの僅かな瑕疵(と言えるかどうかも微妙だが)を針小棒大に言ってるだけでは 南西の艦隊が機動部隊ではない保証なんてないんだからな 本命の空母部隊を動かさなかったのだから全体として暗号解読情報は活かしている 敵空母以外の目標に108機投入した日本側とは比較にならない >>147 ですよねー >>148 いやいや、日本軍の輸送船団を見つけたとき、 ニミッツはわざわざフレッチャーに「これは空母部隊じゃないから攻撃するな」 と警告したのに、なんでシマードの好きにさせたの? 全く暗号解読情報を活かしてないよねぇ >>141 の続き もうひとりの主役が、フレッチャー少将(>>130 ) 珊瑚海海戦においても、米海軍は暗号解読により 日本側の作戦内容をおおむね把握していましたが、 解読内容が不十分だったことと、 最も重要な「MO機動部隊の経路」を間違っていたために 破滅寸前まで追い込まれます。 [珊瑚海海戦要図] 昭和17年5月6日(海戦前日) □■ラバウル □□□ □□□□□□□ □□ ソロモン諸島 □□ □□ □□□□ □□ □□ □□■ラエ □□ □□ □□ □□□□□ ▼MO攻略部隊 □□ ■ツラギ ┃ □□□□□□□ ↓ □□□ガダルカナル島 ┃ □□□■□□□□ ルイジアード諸島 ┃ ポート □□□□■ □ □■ □ ■ロッセル島 □ ┃ モレスビー サマライ デボイネ ┃ MO機動部隊(原少将) ┃ 米機動部隊 ←▲━━━━━━━━━━━━┛ ←△┐ □ (フレッチャー少将) └─┐ □□ └─┐ □□ □□■クックタウン 珊瑚海 豪□□ 州□□ ニューカレドニア □□□■タウンスビル □□ □□□□ □■ヌーメア □□□□□□ >>151 の続き 上図のとおりで、 日本軍の上陸船団(MO攻略部隊)は、ラバウルを出発してソロモン海を南下し、 ルイジアード諸島を抜けて、珊瑚海に進出予定。 この動きは、アメリカ側も暗号解読により知っていた。 フレッチャー少将は、日本空母(MO機動部隊)も船団と一緒に南下していると判断し、 ルイジアード諸島南方で待ち伏せする作戦だった。 >>152 の続き ところがMO機動部隊は、はるか彼方、ソロモン諸島を迂回して 珊瑚海東方から来たため、ちょうど米空母の背後を狙う形になっていた。 これが5月6日の状況ですが、 フレッチャー少将は自らの危機に全く気付いていない。 もっといえば、それに気づくのは翌7日の夜になってから。 とんでもない大失態ですね。 自軍が劣勢の場合の対応も指揮官の重要な資質ですな。 戦争で失敗がゼロなどありえないのだから。 ポートモレスビーより西海岸のパースの方が重要なのは知る由もなく >>153 完全に裏をかかれていたのに日本軍が索敵ミスという大ポカやらかしてくれたから助かったんだよなぁ。 >>155 パース?豪から喜望峰やスエズ向けの航路遮断というニュアンスなのかな。 >>149 >ニミッツはわざわざフレッチャーに「これは空母部隊じゃないから攻撃するな」 暗号解読情報があったため米空母部隊は動かなかった 暗号解読情報がなかったため日本機動部隊は108機の攻撃隊をミッドウェー島に向かわせた 暗号解読情報の有無によりこれだけの差が現れたわけ 故に「暗号解読情報を全く活かしてないでしょ。 」「全く暗号解読情報を活かしてないよねぇ」は誤り >なんでシマードの好きにさせたの? それはニミッツにしか分からないが、意を含めたラムゼイ氏を派遣してあるんだから細々したことまで指示を出す必要は感じなかったんだろう 南西艦隊が機動部隊ではない保証はないし、哨戒をかねて攻撃するパトロールボンバーには丁度良い数だろう >>154 指揮官の腕の見せ所ですね。 >>155 パース? 南極観測船かな >>156 その通り、近代戦は失策の少ない方が勝利するのだ! >>157 なぜ比較の対象が「友永隊のミッドウェー島攻撃」になるのでしょうか。 攻略作戦なのだから基地制圧を最初にやるのは当然ですよね。 >指示を出す必要は感じなかったんだろう つまり米海軍は上下で意思統一されてないってことですな。わらわら 西方の日本船団が空母である可能性は残りますが、 フレッチャーへの警告した時点で、ニミッツは北西から来る日本艦隊を主力と判断した。 なのに基地航空隊がそれに協力しないでどうするの? 何度も言うとおり、暗号解読情報をまるで活かしてませんな >>153 の続き しかし史実で米空母が破滅に追い込まれなかったのは、 日本軍も同じくらい失策を重ねた結果、好機を活かせなかったから。 まことに残念ではありますが、 ここが戦史の面白いところですね。 >>160 の続き この珊瑚海海戦編を通じて本職が訴えたいのは、 「暗号解読は不完全な情報源であり、鵜のみにするのは危険である」 今回もそれが如実にあらわれていて、 フレッチャー少将は珊瑚海に入る前から一貫して 「日本空母部隊はソロモン海に居る」 との前提で行動しています。 >>161 の続き この先入観がいかに的外れで危険であるかは、 >>151 図で明らかですが、 5月6日以前にも危機がせまっていたのです。 それを見て行きましょう。 迎撃部隊が戦場に間に合っている段階で暗号情報は十分活用されていると思うが。 大将レベルの指揮官が戦場外から細かい指示を出しすぎるのも良くないのだろう。 >>159 詳細な暗号解読されてた史実の作戦内容ではなく日本軍がミッド攻略を意図しているという程度の情報しかなかったとしたら、先に発見した空母か輸送船か判らなくても西の敵艦隊に全力攻撃になるんだろうか?(史実は速度から敵主力発見と報告してるが艦種不明と報告したとしても) >>160 タンカーを空母と誤認する索敵ミスやらかして空振りしたあげく焦って無理に薄暮攻撃やって失敗して多数の損害、翌日の攻撃も消化不良のままで不本意な海戦。 だけどレキシントン爆発により沈んでくれ、タンカー撃沈と至近弾による油漏れでヨークタウンの作戦能力を奪った。結果だけなら米空母の無力化に成功している。 >>163 そうですね。過去スレでも検証しましたが、 「ミッドウェーの勝因はニミッツがロシュフォートを信じ切ったこと」 >>164 じゃあ、フレッチャーに任せるべきでニミッツが介入したらダメですねぇ >>165 ありがとうございます。そういうことでしたか。 てっきりシドニーあたりかと >パースは潜水艦基地 >>165 攻撃圏内に発見したらもちろん攻撃ですね。 全力といってもB-17くらいしか届きませんが >>166 レキシントンはいったん消火には成功していただけに、 アメリカ側にとっては不運 >>162 の続き まず米海軍の暗号解読情報とは、どの程度の内容だったのか。 ・日本海軍部隊がトラックに集結中 ・空母翔鶴、瑞鶴、龍鶴(祥鳳の誤認)が基幹 ・攻略部隊はラバウルに集結中 ・4月末に出撃しポートモレスビー攻略に向かう ・同時にソロモン諸島攻略を行うかもしれない ・ポートモレスビー上陸日は5月3日(実際は10日) (『暁の珊瑚海』森史朗/著)p57 >>169 の続き 一部、事実と異なる部分があるものの 日本側の意図が十分に分かる内容です。 ミッドウェーしか知らないと誤解しがちですが、 暗号解読情報とは本来、この程度の大枠を示したものが普通であり、 >レイトン君、君の予測は時間で5分、方位で5度、距離で5浬違ってただけだね 敵艦隊の出現をピンポイントで予測する方が異常なのです。 ていうか、この程度の内容が分かれば 米海軍も邀撃態勢を整えることができるので十分と言えます。 >>170 の続き ひとつだけ、ミッドウェーと異なるのは、 「日本空母はミッドウェー島北西から来襲する」 このような敵艦隊の経路までは示されていない。 それ故にフレッチャー少将は 「日本空母は船団と一緒にソロモン海を南下している」 と考えた。 これは至極まっとうな判断であり、 まさかソロモン諸島を大きく迂回して来る(>>151 )とは 思ってもみなかったでしょう。 だって、船団とそんなに離れてしまったら護衛できないじゃないか! ごもっとも >>171 の続き ところが、想定外、非日常、非常識の連続なのが戦史の面白いところ 珊瑚海海戦が始まる5月7日までの米空母の行動は、 「日本空母は遠く離れたソロモン海に居るから攻撃される心配はない」 というフレッチャー少将のゆるみ切った先入観に基づいている、 と言えるでしょう。 >>172 の続き 米空母は部隊の独立性が高く、通常は任務部隊ごとに (空母1隻+重巡+駆逐艦)行動しますが、 複数の任務部隊がまとまって作戦する場合は、先任司令官が 統一指揮を執ります。 >>173 の続き >>118 のとおりで、 第11任務部隊(空母レキシントン基幹)フィッチ少将 第17任務部隊(空母ヨークタウン基幹)フレッチャー少将 両少将はアナポリス同期ですが、フレッチャー少将の方が先任 (先に少将に昇進した)なので、レキシントンを吸収して 作戦部隊が第17任務部隊となった。 フレッチャー少将はヨークタウンに座乗し艦隊運用を担当、 フィッチ少将はレキシントンに座乗し航空作戦を担当、 これは日本側とよく似ていますね→>>130 >>174 の続き ただし”個性的”な米海軍ですから、まとまりや団結は期待できません。 それは作戦発動早々にあらわれます。 両空母は5月1日から珊瑚海に入って作戦行動開始。 5月3日は一日補給にあてた。 これは当初の計画通りで特に問題はありません。 ただおかしいのは、翌4日の集合場所だけ決めて 100浬も離れた場所でそれぞれ補給を始めてしまったのです。 >>175 の続き 当然目視ではお互いに見えませんし、 作戦行動中だから無電でやり取りもできない。 つまり相方がどこで何をやってるのか分からない状態で 一日のんびり補給をやってるわけですね。 こんな状態で何かあったらどうするんでしょう! で、実際その何かが起こってしまったのが最初のつまずき やれやれ 先に補給を済ませたヨークタウン単独でのツラギ攻撃により日本軍に敵空母が近くにいることをみすみす知らせることになった件だな。 >>176 わざわざ日本軍に居場所を教えなくてもいいのにねぇ >>176 の続き その”何か”とは、 「5月3日、日本軍がツラギに上陸、占領した」 ちょうど暗号解読情報にあった、 >同時にソロモン諸島攻略を行うかもしれない(>>169 ) が確かめられたわけですね。 >>179 の続き フレッチャー少将は直ちにツラギ攻撃を決意します。 この決断の是非については賛否両論あると思いますね。 >>177 の通りで、せっかく暗号解読により珊瑚海にこっそり進入したのに 自らの存在をアピールしちゃったら意味がないじゃないか、と。 逆に日本軍がツラギに拠点を築いて、飛行艇による哨戒を始めたら 珊瑚海を遊弋する米空母2隻はいずれ見つかってしまうので、 まだ防御態勢が整わないうちに叩いておこう、というのも一理あり。 ここはフレッチャー少将は積極精神を尊重しましょう。 問題はそこではありません。 >>180 の続き >>175 の通り、 次の合同点は5月4日の午後に設定されていたため、 レキシントンとの合同を待っていては攻撃の機会を逸する。 ツラギを攻撃するなら3日夜間のうちに北上して、 4日の朝から攻撃するのが適切でしょうから。 一日おいて5日朝になると、 日本側も備えが出来ていて、米空母機の被害が増大する懸念がある。 >>181 の続き しかしレキシントンが今どこで補給しているのか分からない。 だからヨークタウン単独でのツラギ攻撃になってしまったのです。 ミッドウェーにもみられる米海軍の”行き当たりばったり”が よくわかる事例ですねぇ お互いの想定外を突き合うから後方から戦術を縛り過ぎると悲惨 下手したら空母戦で各個撃破されてしまう危険性あるよね。 >>183 そうそう。うまくいく時とうまくいかない時がありますね。 とりあえず日本軍を叩いて米軍持ち上げときゃいいみたいな風潮ですけれども。 >>184 事件は会議室で起こってるんじゃない! >>185 フレッチャー少将の情勢判断の誤りは明らかですが、 その遠因となっているのが”不完全な”暗号解読情報なのです。 >>182 の続き フレッチャー少将の積極精神が天に届いたのか、 ヨークタウン単独によるツラギ奇襲は成功します。 5月4日朝からガダルカナル島南方100浬まで接近し、 三度の攻撃隊を出して、離脱に成功。 日本側の被害は軽微だったのですが、 アメリカ側は大戦果を報じ、士気も高揚 ただしこれは、冷や汗ものの行動でした。 [5月4日ツラギ空襲] (史実) □■ラバウル □□□ MO機動部隊 □□□□□□□ □□ ━▼┓ □□ □□ ┗→ □□□□ □□ □□ □□■ラエ □□ □□ □□ □□□□□ □□ ■ツラギ □□□□□□□ □□□ガダルカナル島 □□□■□□□□ ルイジアード諸島 ポート □□□□■ □ □■ □ ■ロッセル島 モレスビー サマライ デボイネ ↑ △空母ヨークタウン │ [5月4日ツラギ空襲] (日本軍作戦計画) □■ラバウル □□□ □□□□□□□ □□ □□ □□ □□□□ □□ □□ □□■ラエ □□ □□ □□ □□□□□ □□ ■ツラギ □□□□□□□ □□□ガダルカナル島 ┃ □□□■□□□□ ルイジアード諸島 ┃ ポート □□□□■ □ □■ □ ■ロッセル島 ←▲━┛ モレスビー サマライ デボイネ MO機動部隊 ↑ △空母ヨークタウン >>187 の続き 史実では、MO機動部隊は>>188 の通り、ソロモン諸島北方海域を南下中で、 ヨークタウンの位置まで300浬以上あり、攻撃隊を出すことはできなかった。 しかし、これは5月1日~3日にかけて悪天候により、 ラバウルへ補充するための零戦空輸任務がとどこおっていたためで、 当初の計画通りならば、5月4日には MO機動部隊はソロモン諸島を迂回して珊瑚海に入ることになっていた。 >>190 の続き すなわち、5月4日朝「ツラギ被空襲」の報告を受けて、 MO機動部隊から索敵機を出して、ガダルカナル島南方の敵空母を発見、 攻撃隊準備中、あるいは攻撃を終えて離脱中のヨークタウンに 五航戦の攻撃隊が襲いかかる・・・ こういう想定も成り立つのです。 >>186 戦争は赤煉瓦の中(海軍省軍令部)じゃなく俺達が艦の上でやるは大和建造時のエピソード >>192 まぁ戦争は前線じゃなくて補給で決まるんですがね。 >>191 の続き そうなれば、完全な奇襲となり、 ヨークタウンにしてみれば敵の位置が分からないので反撃しようがない。 ていうか、主力はツラギに向かっているから手持ちがない・・・ 珊瑚海の藻屑になることは確定でしょう。 >>194 の続き もしレキシントンを帯同していれば、 防空能力も向上するし、 事前に周囲を索敵させておけば、反撃の機会をつかめるかもしれない。 しかし実際は行方不明で、 のんびり補給中です。 もう目も当てられないほどの失態ですが、 これらの根本原因は、フレッチャー少将の 「日本空母部隊はソロモン海を南下中だから攻撃される心配はない」 という甘い情勢判断 >>195 の続き 当時はガダルカナル島のヘンダーソン基地もないので、 ツラギの水上機基地のみ 反撃されたとしても飛行艇か少数の水上機程度なので ワイルドキャットを上げておけば問題ない、 きっとこのような見込みだったと思われます。 まさか艦爆+艦攻の精鋭攻撃隊が来襲するとは 思ってもみなかったでしょう。 >>196 の続き それくらいMO機動部隊の航路は”想定外”だったのです。 日本軍の作戦計画が誉められることは皆無ですが、 本職は高く評価しておきましょう! すなわちフレッチャー少将だけを責めることはできない。 前の珊瑚海海戦編で何度も言いましたが、 「ロシュフォートの言うことなんか信じられるか!」 暗号解読情報だけを鵜のみにするのは危険なのですよ。 >>197 豪州北岸の攻撃任務を外して米空母撃滅に専念させた、こちらの哨戒圏を通って珊瑚海に向かうルートを設定した参謀が1番の功労者ですよね。 >>197 だからミッドのフレッチャーは暗号解読前提の奇襲作戦という趣旨には反するけど味方PBYの飛んでない空域に索敵機を出してるし未確認の敵空母に備えてVS飛行隊を残すとリスクに備えた指揮をしているよね。 >>193 大和の建造が機密過ぎて艦橋の構造が連合艦隊司令部には過少なのに気づいた時はもう修正は間に合わないと言われたから >>159 空母が存在するなら基地と空母のどちらを先に叩くかは状況次第だろう 基地制圧を最初にやるのが当然とは言えない >>161 >「暗号解読は不完全な情報源であり、鵜のみにするのは危険である」 だから最も重要な空母部隊は温存しておいてミッドウェーから脚の長い機体で攻撃するのは理にかなってるだろう もし南西の艦隊が機動部隊だったら奇襲は不可能と判断して空母は引き揚げる事も可能だし、状況によっては戦っても良い 南西艦隊をスルーしておいて翌朝実は機動部隊でしたとなると対応が後手になるだろ 暗号情報を鵜呑みにしないで南西艦隊もケアした。南西艦隊が機動部隊ではないことを確定させるのは無駄なことではない フレッチャーがツラギを攻撃しなかった場合、積極性が不足しているとか敢闘精神が足りないとか言われて左遷される可能性もある。 >>198 もちろん装備してますよ>レーダー そしてこの二日後に、ツラギからの大艇に3時間も触接されてたのに 全く気付かなかったという大失態につながります。 レーダーさんお休み中かな >>199 四艦隊だと矢野参謀長あたりかなぁ 飛龍艦長もやってただけに空母の扱いもよく分かっていたかも >>200 そうなんです。 ミッドウェーにおけるフレッチャー少将は珊瑚海の戦訓をよく活かしたもので、 ロシュフォートに対する不信感の裏返しと言えるでしょう。 >>201 そういうことでしたか。 昔「その時歴史が動いた」でも、大和は世界最大だけどコンパクトな船と紹介されてましたね。 >>203 絶対にそうなるでしょう! この後、5月7日(一日目)の夜に夜戦(!)をしなかったという理由で キングに烙印を押されてしまいましたからね。 >>202 やれやれ最高指揮官のニミッツが北西の日本艦隊優先と明確に示しているのに、 基地司令官がそれを無視するとは 学級崩壊かな >南西艦隊が機動部隊ではないことを確定させる 何回か言った記憶がありますが、 それが目的ならPBYを数機触接させておけば済む話で、 貴重なB17やレーダー付きPBYまで投入する必要はないですよねぇ >最高指揮官のニミッツが北西の日本艦隊優先と明確に示しているのに 上位司令部の意向を現場の判断で無視したとかいう話なら雷装で半数待機させてたのを 解除した南雲司令部は学級崩壊してると評価せねばなるまい ・情況により、同日再度ミッドウェーを攻撃することがある。 ・ミッドウェー島攻撃の間、母艦搭載機の半数は敵艦隊の出現に備えて艦上待機を行う。 基地を再度攻撃するにしても半数は敵艦隊に備えていなければならないと読み取れる ミッドウェー基地航空隊への命令には輸送船団も攻撃目標の3番目にはあげられている (3)ミッドウェー島基地航空部隊(PBY哨戒機) 「敵に最大限の損害を与えよ。優先順位:空母、戦艦、輸送船団の順」 まだ空母を発見できていない、あるいは空母と判断した?以上攻撃するかどうかは基地司令官の裁量の範囲だろう 輸送船団の攻撃に全力を注いだわけでもあるまいし十分命令に忠実だと評価できると思うが。 んで、南雲司令部は敵空母がミッドウェー北に存在するという暗号解読情報をもってても108機を基地攻撃に投入するの? そんな情報持ってないから投入したと思ってるんだけど >>207 いやいや任務の内容が異なる双方を単純比較するのは無理があるかと。 南雲長官の任務は基地制圧と敵艦隊撃滅であって、 基地制圧を優先するのは当然。 一日目に基地を叩いておけば後顧の憂いなく米空母撃滅に専念できる。 貴官も引用されてくれた通りで、 >母艦搭載機の半数は敵艦隊の出現に備えて艦上待機を行う。 第二次攻撃隊の雷装待機は、何が何でも崩してはいけないのではなく、 「敵艦隊の出現に備えて」という目的を果たすための手段です。 >>208 の続き 前日に南雲機動部隊がPBYに発見されなかったことから、 5日午前中に敵艦隊が出現する可能性はゼロに近く、 さらに索敵機が先端に到達するのを待って、 米空母がいないことを”確認”してから爆装転換を命じているのだから、 これは学級崩壊などと評する類ではなく、 適切な手順を踏んで至った合理的な判断ですよね。 >>209 の続き 対するシマード大佐は、日本空母撃滅が最優先であり、 かつそれが北西から来襲する可能性大であることを知りながら、 素性も明らかでない西方の日本艦隊に全力を投入した。 何度も言うように、PBYを触接させれば いずれ西方艦隊は輸送船団と判明し、優先順位が落ちることは明らか。 艦種確認もしないまま最優先目標の北西海面捜索を放棄するなど、 まさに”学級崩壊”と呼ぶにふさわしいでしょう。 >>209 でも米空母は居たわけですよね。 日本側の想定通りに物事が動いているという(結果として誤った)前提での「合理的」に過ぎなかったわけでして。 まあ、そこで現場指揮官の南雲を責めるのは可哀想なところもあって、GF長官(スレ主ではない)を筆頭とする連合艦隊司令部が悪いと思いますけれども。 >>210 シマードは米軍の人ですから、米側の評価が説得力あると思いますけれども、スレ主みたいな難癖をつけている資料ってありましたっけ?というか日本側資料でも難癖つけているものあるのかしら。 >>211 やれやれ、結果論や定説しか認めないというのなら議論する意味もないでしょう。 本職はどちらでもかまいませんので。 >>197 の続き 史実としてはMO機動部隊は300浬の彼方に居たので ヨークタウンは何ら妨害を受けることなく、離脱に成功 ただ>>180 の通りで、 自らの存在を暴露する行動が果たして評価できるのか、 という問題が残ります。 >>213 の続き ミッドウェー海戦でもそうであったように、 上陸支援を担当する空母部隊が最も気になるのは、 「敵空母がいつ出現するか」 特に珊瑚海におけるMO機動部隊は、 「上陸作戦なのに敵基地攻撃を免除され、敵空母撃滅に専念できる」 という夢のような自由行動を保証されていたのですが、 >>214 の続き この場合、米空母が出てこなかいと MO機動部隊は珊瑚海を遊弋しながら毎日索敵するだけ・・・ まるで仕事をしていない事態になってしまう。 当然ながら他の部隊からは不満が出ますよね。 「正規空母2隻揃えながら油売ってんじゃねーよ、 そんなに暇ならポートモレスビーや豪州基地を攻撃して来い!」 GF司令部もいつ心変わりするか分かりませんからね。 突然、「タウンスビルを空襲せよ」と命令されるかもしれない。 それで豪州へ向かう途中に背後で米空母が出現したら? もう目も当てられない、右往左往するのが目に浮かぶよう >>215 の続き このように原少将にとって最大の関心事は、 「米空母は果たして現れるのか、現れるとしたらいつ?どこに?」 ところがヨークタウンのツラギ空襲によって、あっさり解決されてしまった。 珊瑚海海戦が始まる3日も前に、 MO機動部隊は上級司令部から横槍を入れられることもなく、 「敵空母撃滅」という本来の任務に専念できる確証を得たのです。 しかもこちらの存在は知られていないという圧倒的有利な条件で。 あとはツラギの大艇が見つけてくれるであろう米空母に仕掛けるだけ。 もしミッドウェーでフレッチャー少将が(何を血迷ったか) 西方の日本輸送船団に攻撃しようとして、三空母が待ち伏せしていることをバラしちゃったら? はたしてツラギ空襲の決断は正しかったのでしょうか。 >>216 >ミッドでフレッチャーが西の敵艦隊を攻撃して存在を明かそうものなら。 そもそもツラギ攻撃は暗号解読が不十分で敵空母はソロモン海にいて時間に余裕があると思っていたからなんだよなぁ。 ミッドで敵空母北西から、船団は西からとそこまで判っていたことが凄いわけでそこが判らないとしたら先に発見した西の敵艦隊を攻撃するのは自然だぞ。現に索敵機は敵主力と報告してるんだし。 >>217 そのとおりですね。 ミッドウェーは”特殊”で、敵兵力や進路まで分かっているので、 普通の対応では合格点は与えられない。 ちゃんと「艦種確かめ、触接せよ」と指示を出さないと >>218 交流戦になっても負け越しですなぁ 最下位じゃないだけマシか >>216 の続き 原少将にしてみれば、米空母はこれまで、 2月1日のマーシャル空襲から4月18日の帝都空襲まで、 ヒットアンドアウェイ作戦で一撃離脱しかやって来なかったので、 今回もツラギに対する単発空襲で米空母は離脱する、 と思っていたのではないしょうか。 本気でポートモレスビー攻略を阻止するため、 珊瑚海にとどまり、上陸船団に攻撃を仕掛けてくるであろうか。 >>220 の続き その可能性は薄いと思われるけれども、 もし米空母が積極姿勢をとるならば、望むところで ツラギからの大艇が捕捉するのを待って、血祭りにあげてくれるわ! そして、”おおむね”その思惑とおりに進んでいきます。 何度も言うとおり、フレッチャー少将は 「日本空母部隊は船団と一緒にソロモン海を南下中」 と思い込んでいるからで、 すぐ近くまで迫って来ているとは夢にも思っていない。 いやぁ、暗号解読こわいわ~ >>221 暗号解読が不完全でも敵機動部隊の位置が不明なだけなら要心して全周警戒しただろうが、味方索敵機がソロモン海を南下する船団のなかに空母がいることを報告しているのだからビンゴ!と思ってしまうよね。 ただショウホウが船団におらず索敵機(基地機)が船団だけを発見でした場合、敵機動部隊はガ島の東から大回りしてくるとは思わず、船団の近くにいると思ってソロモン海方面に索敵のSBDを飛ばしそうな感じがする。 >>222 なんかゴミ箱蹴っ飛ばしてましたねぇ>立浪監督 まぁ戦力にならない選手ばかりだし、お察しします。 >>223 そうなんです。 ミッドウェーで西方で日本軍部隊が発見されてもなお、 ニミッツ長官が「北西から来るのが主力」と言い切ったのは ほんと異常なんですよね。 >>224 まさにそれですね。 珊瑚海の戦訓を本当に活かそうと思ったら 南雲機動部隊はミッドウェー島を大きく迂回して、 基地PBY哨戒圏外の北東から接近すべきでしたね。 日程的に無理だけど >>225 もう許してあげてw >>221 の続き さてツラギ空襲を終えた空母ヨークタウンですが、 離脱して南下しながら、翌5月5日の朝にレキシントンと合同します。 ちょうど同じ頃に、ヨークタウンのレーダーが敵味方不明機を発見、 F4Fが邀撃に向かい、これを撃墜 この機体は、ショートランドを発進した九七大艇だった。 [珊瑚海海戦要図] (5月5日) □■ラバウル □□□ □□□□□□□ □□ ソロモン諸島 □□ □□ □□□□ ■□ □□ □□■ラエ ショートランド □□ □□ □□ □□□□□ □□ ■ツラギ □□□□□□□ □□□ガダルカナル島 □□□■□□□□ ルイジアード諸島 ┃ ポート □□□□■ □ □■ □ ■ロッセル島 □レンネル島 ┃ モレスビー サマライ デボイネ ┃ ←▲━━┛ MO機動部隊(原少将) │ ▽第17任務部隊 ↓(フレッチャー少将) >>229 の続き 大艇の撃墜された位置は、 ・ショートランドの南東400浬 ・ツラギの南方320浬 残念ながら大艇は敵艦隊発見を打電する前に 墜とされてしまったので、日本側はまだ気付いていない。 >>210 ミッドウェー北東に空母3隻がいることを事前に知っててもミッドウェー攻撃に108機投入したというの? さすがに別な作戦を立てると思うのだけど。知ってて基地と空母の両方から攻撃される位置に踏み込んでいくなんてバカだろう >西方の日本艦隊に全力を投入した 全力投入したの?してないでしょ PBY4機が攻撃に向かってるけどどうみても全力じゃないね。一部を攻撃に割いたのである PBYは32機あるんだよね?4機で全力とは? >北西海面捜索を放棄する 放棄したの?してないでしょ ちゃんと翌朝も北西海面を偵察機は飛んでるので、4機が攻撃している間 他の機体は燃料補給や整備、搭乗員の休息などをしていたと考えられるね 断じて放棄ではない >米空母がいないことを”確認”してから爆装転換を命じている 復路索敵終わったの?終わってないでしょ。まだ確認中ですよ。 事前兆候がなかったので空母は存在しないという予断を持って判断しちゃったの 設備内の一部だけ確認して、もう人は残っていないなと判断して設備を稼働させたら 人が残ってて死亡事故が発生したとかよくあるからね。ちゃんと確認しないと バスの中に子供が残ってるなんてこともあったよね。ちゃんと確認しないと ちなみに>>211 氏とは別人なので >>231 失礼、人違いでしたか 米空母3隻いると事前に知ってたってどういう状況かよく分かりませんが、 攻略作戦なのに島を攻撃しないってどういう理屈なんですかねぇ >4機で全力とは? 夜間行動可能なレーダー搭載のPBY全力ですね。 使うところはそっちじゃないだろ、ってこと >>232 の続き >ちゃんと翌朝も 翌朝飛ばすのは当たり前 前日に見つけるのが基地PBYの仕事なのに、それを放棄していますね。 >復路索敵終わったの? だから”確認”と ” ”(ダブルクォーテーション)でくくってるでしょ。 全機復路完了まで待っても米空母がいないと確認したことにはなりません。 どこかで見切りをつけるのが指揮官の仕事です。 >>230 の続き 九七大艇の機長は浦田清之助大尉。 浦田大尉は一文も打電しないまま撃墜されてしまったので、 日本側は知る由もなかったのですが、 実際は、敵空母機に撃墜されたこと、 さらにはその位置まで高い精度で推定していたのです。 >>234 の続き 通常、哨戒機から無電が入らなくなってもすぐに「撃墜されたか?」とはなりません。 通信機が故障しただけかもしれませんから。 その日の夕方になって、帰投予定時刻になっても 基地に戻らなかった場合、はじめて被撃墜(あるいは事故)の可能性を 検討し始めるでしょう。 手がかりとなるのは、定時報告で 一時間ごと?に哨戒機から「異常なし」と入電するので、 それが途切れた場所が、撃墜海域と推測できる。 >>235 の続き ショートランド基地の分析により、 「基地よりの方位155度・400浬」 これが横浜空の戦闘行動調書に記録されています。 アメリカ側の報告(>>230 )とほぼ同じ、 驚くべきことに、飛行計画と通信記録だけで正確に予測しているのです。 >>236 の続き 当然ながら翌5月6日には 撃墜された海域を中心として、周辺を入念に哨戒するために ショートランドとツラギから大艇が飛び立つことになっていた。 >>237 の続き この件について、日米双方の空母部隊指揮官は どう考えていたのでしょうか。 まずMO機動部隊の原少将は、 >>220 の通りで、米空母部隊はすでに南方に離脱しているだろう、 と考えていて、 もし珊瑚海に残っているのなら友軍大艇が捕捉するはず。 >>238 の続き その上で、5月5日のショートランド発の大艇未帰還と 横浜空の被撃墜予測報告を知っていたのかどうかは よくわかりません。 MO機動部隊戦闘詳報には記載がないので、 おそらく知らなかったと思われます。 昭和17年5月1日~昭和17年5月17日 南洋部隊MO機動部隊戦闘詳報(1) アジア歴史資料センター レファレンスコード【C08030728400】 39/50頁 >>239 の続き 実際のところ原少将は、補給のことが気にかかっていて それどころではなかった。 もともとMO機動部隊は5月4日に補給を予定していたのですが、 その日の朝にツラギ被空襲の報告が入ったため、 補給を切り上げて急速南下したところだった。 >>240 の続き その分を5月6日にあらためて再補給を実施することになっていて、 前日の5日からその旨を南洋部隊に連絡して了承をもらっており、 燃料残量が厳しくなっていた駆逐艦有明と夕暮を 先行して補給点に向かわせていた。 >>233 >前日に見つけるのが基地PBYの仕事なのに、それを放棄していますね。 敵空母に備えるのが仕事なのにそれを放棄したと言うのと何が違うというのか >どこかで見切りをつけるのが指揮官の仕事です。 往路だけ索敵して見切りをつけるのが速すぎって言ってるんですよ。ちゃんと確認しましょうよって言ってるんです 「ちゃんとバスの中確認したのか?」「はい、ちゃんと前の方だけ確認しました」って言ってるようなもんだ 復路索敵が終了する以前に雷装を解除する合理的理由はないだろう。 >>242 だからそれは結果論と申し上げております。 >往路だけ索敵して見切りをつけるのが速すぎって言ってるんですよ 全くもってその通りですが、友永隊長からの再攻撃要請を受けて、 南雲長官は”見切りをつけた”のです。 それは適切な手順を踏んで(マリアナ沖海戦の小沢長官と同じ) 下した結論であって、その決断は間違っていましたが、 学級崩壊という批判は当たらない→>>209 南雲長官に与えられた任務は、基地制圧と敵艦隊撃滅だから。 一時的に基地制圧を優先させただけであって、任務放棄ではない。 対するシマード大佐は、北西海面の捜索を放棄して 西方日本艦隊に全力投入だから任務放棄 やはり学級崩壊と呼ぶにふさわしいでしょう。 >>241 の続き 一方のアメリカ側ですが、 >>228 の通り、浦田大尉の大艇は打電する間もなく撃墜されたのですが、 フレッチャー少将は日本軍の飛行艇が自分たちの位置を報告したと判断 空母ヨークタウンを基幹とする部隊は、前日にツラギ空襲を行って 急速離脱してきたばかりなので、駆逐艦を中心として燃料不足が著しく、 早速補給を始めたところでした。 >>244 の続き しかし、敵哨戒艇に発見されたとなれば、 次に日本軍の攻撃隊がやってくることは明らかです。 そこで補給を切り上げて当該海域から離脱を図った。 そのまま敵機来襲を警戒しながらの移動で5月5日を終えた。 つまりフレッチャー少将もまた、 「翌日は一日補給に充てよう」 と考えて、5月6日を迎えるのです。 [珊瑚海海戦要図] (5月6日朝) □■ラバウル □□□ □□□□□□□ □□ ソロモン諸島 □□ □□ □□□□ ■□ □□ □□■ラエ ショートランド □□ □□ □□ □□□□□ □□ ■ツラギ □□□□□□□ □□□ガダルカナル島 □□□■□□□□ ルイジアード諸島 ┃ ポート □□□□■ □ □■ □ ■ロッセル島 □レンネル島 ┃ モレスビー サマライ デボイネ ┃ ←▲━━━ MO機動部隊(原少将) 第17任務部隊 ←△┐(フレッチャー少将) └─┐ >>246 の続き 上図のとおり、 フレッチャー少将は5月5日に日本軍飛行艇に発見されたにもかかわらず、 南下して哨戒圏外に離脱するのではなく、西進航路を採った。 >>247 の続き >・ショートランドの南東400浬 >・ツラギの南方320浬(>>230 ) ショートランドやツラギの南方300~400浬の海域ですから、 明らかに敵哨戒圏内です。 (大艇の進出距離は600浬) 翌6日も日本軍飛行艇が飛んでくることは間違いないし、 前日に撃墜された後だから、より入念に索敵してくることでしょう。 >>248 の続き そんな中を航行していたら ”見つけてください”と言ってるようなものではないですか。 なぜ? フレッチャー少将は、その程度の距離の計算もできないほど 呆けていたわけではありません。 単純に「時間がないから」です。 >>249 の続き アメリカ側は、日本軍がポートモレスビー攻略を企図していることを 知っていたし、5月4日にすでに攻略船団がラバウルを出港している という偵察情報も入っている。 ソロモン海を南下中の日本軍攻略部隊は、 5月7日にはルイジアード諸島(>>246 )を抜けて珊瑚海に進出すると 予想される。 >>250 の続き ならば5月6日のうちに、その南方海面に移動して 攻撃準備を整えておかなければならない。 すなわち、南下して哨戒圏外に離脱している時間はないので、 まっすぐ西進してルイジアード諸島を目指したのです。 >>251 の続き フレッチャー少将の気がかりはそれだけではない。 >>244 のとおり、ツラギ奇襲のため燃料を消費したので 一刻も早く補給をしなければならないところだが、 前日5日は日本軍飛行艇に発見されたため、 補給を途中で切り上げてしまった。 >>252 の続き 翌7日は、日本軍攻略船団との交戦が予想されるから、 本日(6日)の間に駆逐艦への補給を完了させておくことは必須なのです。 そのため、米空母部隊は西航しながら(>>246 )補給を実施していた。 何度も言うように「敵哨戒圏内」を、です。 これは驚きですよね。 敵から攻撃される可能性がある海域で補給するんですか? >>253 の続き 真珠湾攻撃で、何も考えずに第二撃を主張する 自称評論家の方々には、よく考えてほしいのですが、 史実の南雲長官は、補給部隊をオアフ島から800浬の海域に待たせておき、 12月8日は二波全力の一撃だけで引き上げて、翌9日には合同、補給を実施した。 もし無理な第二撃をかければ、離脱途中で駆逐艦が燃料切れになってしまい、 オアフ島から300浬くらいのところで補給を始めないといけなくなるかも しれないですよ? >>254 の続き 300浬とか400浬の海域ならPBYに見つかってしまいますよ。 残存B-17が飛んでくるでしょう。 付近の潜水艦が寄ってくるかも。 もし米空母が近くに居たら・・・どうするんですか? こんな”無謀”なことを、5月6日の米空母はやっていたのです。 飛行艇だけなら簡単に戦闘機で撃墜できるし直接被害は恐れることないけどこれが大型爆撃機だったら空母にとっても嫌な相手だよね。B-17なんて戦略爆撃機ではなくまさにそんな目的で作ってるし。 ふと思うが日本軍が劣化B-17(ターボ無しで防弾タンクも再現も不完全)みたいな4発爆撃機作って敵機動部隊に対する哨戒および抑止力として使ってみたいところだが2段2速過給器を持つF6Fは余裕で上昇してくるため相次いで撃墜され役立たず呼ばわりさればかりか大型爆撃機は空母に勝てないとか間違った批判されそうな予感しかしない。 >>256 そうそう、まさに油断ですよ。 >劣化B-17 そんな予算(資材)があれば零戦が10機つくれるのに・・・と言われそうですけど >>255 の続き フレッチャー少将としては、もし日本軍飛行艇が飛んで来ても レーダーで探知できるから!昨日のようにF4Fで撃墜すればいいし、 仮に発見されたとしても、攻撃に来るのは陸攻隊で レーダーで探知できるから!ニューギニア沖海戦のように全機墜とせばいい。 あの時はレキシントン1隻だったけど、今は2隻あるぜ レーダーが探知するまでは、できるだけ粘って補給を続けるんだ! くらいなことを考えていたのでしょうか。 >>258 の続き だって仕方がないじゃん、 翌5月7日に日本軍攻略船団がルイジアード諸島を通過するのは ほぼ確実なんだから、今日中にそこまで進出しておかないと。 そんな哨戒圏外に離脱してるヒマはないんだよ! >>259 の続き だがちょっと待ってほしい。 今の追い詰められた状況を生み出したのは、 ツラギ奇襲をしたからじゃないの? そのために余計な燃料を消費して、 日本側の哨戒を無駄に厳重にさせて、 日程カツカツで無理しないと間に合わなくなったのでは。 >>260 の続き 米空母の”正しい”運用方法は、 珊瑚海の南半分の日本軍哨戒圏外を遊弋しながら、 ポートモレスビーや豪州空軍の情報収集を待ち、 日本軍攻略船団の動きが把握できたならば、 夜間に一気に北上して、ルイジアード諸島出口で待ち伏せし、 船団を奇襲、壊滅させる。 >>261 の続き その間に日本機動部隊のより詳しい情報を把握できるかもしれませんしね。 ミッドウェーでもそうですが、 米海軍指揮官はどうも目先のことばかりにとらわれて 先が見通せないのでは? と思ってしまいますねぇ 空母を含む敵艦隊はまだ時間があるからと思ってツラギを攻撃したのにそのせいで補給が必要になって敵哨戒圏内での補給作業は後先考えてないね。 ただ暗号解読と味方基地機の索敵で敵艦隊の位置は把握しているから補給中は敵空母には攻撃されない位置にいる。今更敵飛行艇に見つかったところでなにが問題だと思ったのかも。 >>263 そうですね。 >補給中は敵空母には攻撃されない位置にいる これ暗号解読だけじゃなくて、索敵情報でも”裏が取れている”だけにやっかいなところですね。 >>262 の続き これら一見矛盾するような、無茶な行動のようにも見えますが、 フレッチャー少将の情勢判断の根底には、 「日本機動部隊は攻略船団と一緒にソロモン海を南下しているから、 我らが攻撃される心配はない」 という安心感があった。 だから無茶がやれたのです。 >>265 の続き この”甘い”情勢判断は、不完全な暗号解読情報に基づきますが、 決してそれだけを盲信していたわけではなくて、 ちゃんと”裏付け”を取っていた。 すなわち、ソロモン海を偵察するB-17が、 日本空母を発見し、報告していたのです→>>263 >>266 の続き そう、ここで祥鳳さんの登場です。 珊瑚海海戦で「太平洋戦争で最初に沈められた空母」としか 紹介されない地味な存在ですが、 実は非常に重要な”陽動役”を果たしてくれていたのです。 >>267 の続き >>138 の通り、翔鶴瑞鶴の正規空母2隻と祥鳳を分散配置したことは 空母運用術的に明らかな間違いです。 実際に船団護衛に寄与することなく、米空母機の集中攻撃を浴びて あっさり沈んでしまいましたが、彼女の行動は全く無駄だったわけではない。 >>268 の続き 5月4日の攻略船団ラバウル出撃以降、 祥鳳はずっと護衛に付いていたわけではない。 それ以前に5月3日のツラギ攻略支援、 その翌日にツラギが空襲されたため救援活動、 それが一段落してからソロモン海に戻って船団護衛 と東奔西走していたので、度々B-17に見つけられていたのです。 だからフレッチャー少将が上記のように判断したことは、 安易に油断や慢心と切り捨てるべきではありません。 >>257 連山はコピーではないが外観といいもろにB-17そのものなんだよなぁ。 >>269 フレッチャーは完全に裏をかかれていたのに日本軍の索敵ミスのせいで救われてるな。日本側もチャンスを逃したこと分かってるからこそ南雲長官は利根機の報告に即攻撃隊発進はできないのは当然の判断。 >>270 米海軍は珊瑚海海戦の戦訓を活かして・・・それなのに日本海軍は(ry が定番ですけど、 目にみえるところばかりじゃなくて、作戦指導面にも注目すべきですね。 [珊瑚海海戦要図] (5月6日朝) □■ラバウル □□□ □□□□□□□ □□ ソロモン諸島 □□ □□□□ MO攻略部隊 ■□ □□ □□■ラエ ▼ ショートランド □□ □□ □□□□□ ↓ ■□ ■ツラギ □□□□□□□ ニュージョージア島 □□□ガダルカナル島 □□□■□□□□ (ルイジアード諸島) ポート □□□□■ □ □■ □ ■ロッセル島 □レンネル島 モレスビー サマライ デボイネ ┏━━━ ▼MO機動部隊(原少将) ↓ 第17任務部隊 ←△┐(フレッチャー少将) └─┐ >>269 の続き フレッチャー少将には気の毒ですが、 日本軍機動部隊はソロモン海にはいなかった。 MO機動部隊は5月6日の朝、 ニュージョージア島(ショートランドとツラギの中間付近)南方海面で 補給を始めていたのです。 >>273 の続き 米機動部隊の北方360浬付近です。 MO機動部隊は南下、 米機動部隊は西北西へ進んでいるので 徐々に双方の距離は縮まっていきます。 フレッチャー少将、大ピンチ? >>274 の続き 日本側は5月6日の朝も、同じように大艇を飛ばし 米空母の発見に成功します。 「5月6日0430時、大艇5機が敵機動部隊を求めてツラギ南方海面 F区の哨戒のためツラギを発進した。 このうちF3区の哨戒に当たっていた大艇が、0800時ツラギの 192度・420浬に敵大部隊を発見。 いち早く報告するとともに、1200頃まで触接を続けた」 (『公刊戦史(49)南東方面海軍作戦(1))p239 >>275 の続き やったぜ 0810時 「敵ラシキモノ見ユ、大部隊、基点(ツラギ)ヨリノ方位192度、420浬」 0830時 「敵ラシキ空母1、戦艦1、重巡1、駆逐艦5見ユ 針路190度、速力20節」 はっきりと空母が含まれることを報告していますし、 完璧とも言える索敵行動ですね。 >>276 の続き さらに驚くべきことは、 「このころ、フレッチャー少将は日本軍機動部隊については 全く情報を得ておらず、6日午前と午後の二回索敵を実施したが、 状況を得ていなかった。 米機動部隊は日本軍大艇に0810時に発見され、1200時まで 触接されていたことは全く知らなかった」p241 九七大艇はステルス機だった? 知らんけど 強行日程でツラギを攻撃したけど飛行艇基地は無力化できなかったってことか。 >>278 そうですね。ヨークタウンが奇襲した5月4日朝の時点で、 ツラギには九七大艇3機が配備されていましたが、 黎明に発進済みで、米空母機第一波が来襲したときには もぬけの殻だった。 フレッチャー少将は、もう少し早起きすべきでしたねぇ (´ー`*) 二空母のレーダーをすり抜ける接敵方法を日本側で共有出来たのかなあ。 >>280 詳細はわかりませんが、気象条件が味方しただけかと。 >>277 の続き この5月6日は珊瑚海海戦”前日”ではありますが、 実に考察し甲斐のあるネタ満載なのです。 <日本側> ・ポートモレスビー攻略船団がソロモン海を南下中 ・明日にはルイジアード諸島を通過して珊瑚海に進出予定 ・MO機動部隊だけ別行動 ・ニュージョージア島南方海面で補給を始めたところ ・艦隊針路は南(180度) ・ツラギ発の大艇が米空母部隊発見 ・敵艦隊の位置はツラギの南方420浬(MO機動部隊の南方360浬) ・原少将は駆逐艦の補給を継続させて空母+重巡のみで南下 ・南下中に空母から索敵機は発進させず ・日没まで南下するが敵情を得ず、反転北上 >>282 の続き <アメリカ側> ・暗号解読により日本軍のポートモレスビー攻略を知っている ・フレッチャー少将は翌日に日本軍攻略船団がルイジアード諸島を通過すると予測 ・それを攻撃するために本日中にルイジアード諸島南方海面まで移動する ・駆逐艦の燃料不足のため補給を継続 ・艦隊針路は西北西(290度) ・前日、日本軍の飛行艇を撃墜。自部隊の位置が報告されたと思われる ・本日レキシントンが午前と午後の二回SBDを出して周囲を索敵(敵情を得ず) ・ツラギ発の大艇が触接していたことは気付かず >>283 の続き よーく思い出してほしいのですが、 ミッドウェーでは米海軍は暗号解読により南雲機動部隊を待ち伏せて 空母攻撃隊による奇襲に成功しました。 同様に、 珊瑚海でも米海軍は暗号解読していながら、 なぜか日本空母部隊に奇襲されて壊滅しかねない危機に陥っていた。 フレッチャー少将が油断していたからではありません。 5月6日もちゃんとレキシントンから索敵機を出しています。 しかも午前と午後の二回も! なにが違ったのでしょう。 どうです、おもしろくありませんか? >>284 の続き 結局史実は>>272 の通りで、 日米両空母部隊は、5月6日の日没時点で90浬!まで接近しながら、 お互いの存在に気付かないまま、何も起こらなかったのです。 ※ミッドウェー海戦で飛龍攻撃隊がヨークタウンを攻撃したとき、 彼我の距離が90浬で1時間程度で到達できる。 >>243 もともとN-2日からN日までは基地攻撃する予定なんだから再攻撃要請なんてくるに決ってるだろう 当然の報告に慌てて基地を早急に叩かねばなんて思っちゃったわけですか 第一波の攻撃で壊滅させていないといけない作戦なら空母に対する備えを解除する理由になり得るが 作戦の想定内のことしか起こってないんですけどねぇ。学級崩壊でしょ 何が違うってこれだろ ・ツラギ発の大艇が米空母部隊発見 ミッドウェーは周囲に日本側の基地がない >>286 むむむ・・・ 日本側の作戦では6月5日に「状況により島を再空襲する」とあって、 その方針通りに第二次攻撃隊を島に向けようと思ったけど、 万一米空母が付近にいるかもしれないから、索敵線が先端に到達するまで待った。 南雲長官の作戦指導は既定路線で慌てた様子もないですけど どこが学級崩壊なんですか? >>287 まさにそれ だから米空母は日本軍大艇に見つからないように行動しないといけなかったですよね →>>261 >>285 の続き これらを見れば、明らかに米海軍の方が失策続きで 大ピンチ!であるのに、 なぜかそれはスルーされて、 毎度のごとく日本軍ばかりが叩かれる、いつもの流れですね。 >>290 の続き 本職なんか、MO機動部隊をわざわざソロモン海を迂回させて 珊瑚海を進出させているところなんか、 一歩間違えれば、輸送船団を危機にさらすことになるかもしれないのに、 空母の”正しい使い方”を十二分に活かしたという点で、 その作戦面を高く評価すべきだと思うし、 >>291 の続き 運用面においても、 途中で悪天候や空輸延期など障害に阻まれながらも、 海戦当日朝には、米空母部隊に気付かれることなく、敵を攻撃圏内に捉えた ところなんか「お見事!」の一言に尽きると思いますが、 それらが適切に評価された事例は、寡聞にして知りませぬ。 >>292 の続き 例えば、いつもお世話になっている?森先生なんかこの通り↓ 「なぜMO機動部隊はこの”明らかに絶好のチャンス”を逃したのか。 この点に関して原忠一少将の回想は明確でない。 6日午後に索敵を実施しなかったことについて、 ”被発見を避けたのと、基地航空部隊の索敵を信頼したため” と述べている」 (『暁の珊瑚海』森史朗/著)p94 日本側の消極姿勢ばかりが叩かれていますよね。 とんでもない! 明日は帰省するのでお休みします。 最近の株高で、長らく塩漬けにしていた子たちも活気づいてウハウハですね。 エミン・ユルマズ氏というエコノミストがいるのですが、 (トルコ出身で今は帰化して日本人) 何年も前から、「大阪万博(2025年)までに日経平均は5万円超」 と言っていて、 当時はそんなアホな、と思っていましたが、 最近はにわかに脚光を浴びているようです。 年末までにどれだけ上がるかな それではノシ >>291 結果的にはショウホウが集中攻撃されたけど軽空母だと判断して二手に分かれてもう一隊が船団攻撃にまわっていたら兵員の犠牲が増えてただろうなと自分も思ってしまう。 レキシントンが生還する可能性もあったわけだからなあ。 稼働空母が瑞鶴1隻だけじゃな。まぁミッドウェーでは山口が飛龍1隻で想定2隻(実際3隻)+基地航空隊残存?相手に攻撃掛けたが >>297 まぁ稼働空母4隻もいたのに負けた奴もおるから >>295 そうなったら、日本軍が叩かれるのが目に浮かぶようじゃわい >>296 飛龍生還ルートもあるでよ >>297 豪州基地航空隊の方が心配ですけど >>298 いやーん >>293 の続き そもそもの話として、 >敵艦隊の位置はツラギの南方420浬(MO機動部隊の南方360浬)>>282 彼我の距離が360浬でどうしろと? 攻撃圏外だし、ミッドウェー海戦の索敵ですら進出距離は300浬 空母としてやれることは何もないでしょう。 >>300 の続き 原少将が >基地航空部隊の索敵を信頼したため>>293 と判断したのは当然のことではないですか。 さらには、>>276 >針路190度、速力20節 米空母は南下 MO機動部隊も20ノットで南下していますから、 日没まで航行しても距離は縮まりませんよ。 >>301 の続き すなわち、5月6日朝の敵発見時点で、 本日会敵ノ見込ミナシーなのです。 敵が反転北上でもしない限りはね。 >>298 勝った後1隻沈めさせてあげた優しいスプルーアンス 5chは裏からは誰がどのスレに居るのかリアルタイムで把握してるからな 書き込んだ内容は一生個人情報としてファイリングされる IPアドレスから個人名なんて今は容易に特定される 個人情報を集める巨大な装置が2ch、5chです 過去の発言やアクセスログすべて それが5chの販売物 5chにアクセスすればするほど 5chに書き込めば書き込むほど、大手企業に就職出来なくなるぞ 今はほぼすべてが運営側の書き込みですから、アクセスする人間の過去すべての 情報を持ってる運営と議論しても勝てないぞ 延々と反論スクリプトにやられます。無視するのが一番 5chがマスコミからもアンタッチャブルな存在なのが謎ですね。 バックが右翼団体だったわけで アフェリエイト業者しか居ないしな😃😎😎😎 >>304 「AFは飲料水が不足している」まで読んだ >>303 手負いのヨークタウンばかり攻撃されるというのは、なってないですなぁ >>304 またいつものか・・・と思ってたら、書き込めなくなってしまった。 本職はJanestyleを使っていますが、talkに強制的に飛ばされてしまうので、 webから書き込んでいます。 >>305 やれやれ困ったもんだ どうしたもんだか JaneStyleの旧バージョン(うちはVersion 4.23)からなら書き込めるね。 オーストラリアから飛来するB-17を見てるとFS作戦やりたく気持ちがわかるな あれって島伝いに空輸されていくから、ニューカレドニアやフィジーを潰すと豪州への空輸成り立たないのな だから空輸ルートに入ってないサモアは占領維持に拘ってないのよね >>310 まぁインド洋の戦訓に巡洋艦にも有効とありますねぇ >>311 ですよね。アップデート通知が来たので流れでポチってしまった。 まぁ多少不便になるだけで、書き込めればそれでいいんだけど >>312 適当な対抗手段がないというのが困りますね。 >>302 の続き いやちょっと待て! >針路190度、速力20節(>>276 ) 米空母部隊は北西(おおむね290度くらい)に向かってたんだろ、 針路190度(南下)はおかしい。 いくら航空索敵は誤報が多いといってもひどすぎだろ! 確かにその通りなのですが、 実はそう単純な話ではなくて、 ヒントは「南東貿易風」 >>316 の続き 地理の時間に学んだと思いますが、赤道付近は 貿易風という常に同じ方向に吹く大きな風の流れがあって、 北半球は北東貿易風、南半球は南東貿易風 珊瑚海は南緯15度付近なので、常に南東の風が吹いていた。 空母の戦いにとって風向きは非常に重要で、 発艦にも着艦にも風上に立たないといけないので、 仮に針路と逆方向から風が吹いていたら、 そのたびに反転しなければならないという面倒なことになるのです。 >>317 の続き この場合も、フレッチャー少将が行きたいのは ルイジアード諸島なので北西ですが>>272 風は南東から吹いているので、 索敵機発進や収容、 上空警戒機(CAP)の発艦や着艦で 南東方向に反転しないといけない。 もしツラギ基地の大艇が南東航行中の米空母部隊を発見して 「針路190度」と報じたのであれば、 あながち致命的な誤認とも言えないでしょう。 >>318 の続き もうひとつの理由は、 >被発見を避けた(>>293 ) 以上のように360浬離れた敵艦隊の動向を知るには 友軍飛行艇に頼るしかありません。 仮に反転北上して、距離が縮まってきたとしても、 索敵機(水偵)が出せるのは300浬を切ってから、 さらに攻撃隊が出せるのは250浬あたりからでしょう。 >>319 の続き どのみち、動き出せるのは午後になってからであり、 日没までの時間の戦いになる。 なにせ、この時点で、 MO機動部隊は、米空母の所在を知っているけど、 敵は我々のことを知らない、という 圧倒的に優位な立場にあります。 >>320 の続き うまいこと敵を発見できたとしても、 当然米空母側も日本軍水偵を発見するので、 近くに日本艦隊がいる、と警戒を強めてしまいます。 だとすれば、5月6日は補給に充てて、 明日全力で米空母と決戦できる態勢を整えることこそ 優先すべきでしょう。 >>321 の続き 一方、米空母の動きですが、 >>283 の通りで、この日(5月6日)午前と午後の二回索敵機を出している。 どうしてMO機動部隊を見つけられなかったのでしょうか。 確かに朝の時点では、彼我の距離は360浬もあり 完全に索敵圏外です。 (SBDの進出距離は275浬) >>322 の続き しかしその後、MO機動部隊は20ノットで南下し、 米空母は北西方向に進んでいるので、 午後には100浬は縮まって、260浬くらいまで接近していたのでは ないかと考えられます。 ならば索敵圏内に入っているのでは? >>323 の続き その理由はこちらです。 The TF-17 afternoon search found no enemy ships, but that did not rule out any hiding under the clouds. 「第17任務部隊は午後の索敵でも敵艦隊を発見できなかったが、 それは敵の船を隠す雲に妨げられたからだ」 (『Black shoe carrier admiral』) >>324 の続き 当時珊瑚海の北半分は前線に覆われており、 MO機動部隊は雲の下に隠されて見つからなかったのです。 原少将にとっては幸運でしたが、 米SBDのパイロットは”愚かにも”雲上飛行をした結果、 日本空母部隊を見逃してしまった。 >>325 の続き きっと暗号解読により、日本空母はソロモン海を南下中と 根拠のない思い込みに安住して、 「どうせこのあたりに敵空母なんかいるわけがない」と慢心して、 形だけの索敵をしていたのでしょう。 そして翌5月7日は、前だけを見て 背後に迫るMO機動部隊に気付かなかった。 さらに索敵失敗で巡洋艦相手に全力攻撃を実施してしまった。 史上初の空母決戦は、アメリカ側の完敗に終わるところだったのです。 >>326 の続き しかしながら、雲上飛行をしてMO機動部隊を見落とした SBDのパイロットが、 「この雲の層に阻まれて水平線まではっきり見通せない。 やむをえず、雲の上を飛ぶことにした。 任務怠慢のそしりをまぬがれない安易な行動である。 >>327 の続き だが良心の呵責はなかった。どうせ日本機動部隊はソロモン海にいるのだから、 雲の下方ぎりぎりに這うように捜索しても徒労におわってしまうにちがいない。 SBDのパイロットに警戒心が欠如していたことはまぎれもない事実である。 彼の怠慢をあざ笑うかのように、運命の女神はとんでもない悪戯をした。 >>328 の続き SBDが飛ぶ索敵線をたどれば、原少将のMO機動部隊の上空に到達 することになるが、彼らを雲の下にすっぽりと覆い隠したのである。 SBDのパイロットは何も気付かず、悠々と雲の上を飛んでいた。 索敵機の機長としては致命的な過ちをおかしたのだ」 (『ミッドウェー海戦〜第一部知略と驕慢〜』森史朗/著)p395を改変 このように”厳しく”批判しないといけないはずですが、 森センセ、『暁の珊瑚海』には抜けているようでっせ >>330 それは栗田スキーに任せましょう >>331 そりゃお客さん、栗田違いやがな >>329 の続き フレッチャー少将についても同様です。 「日本側がMO機動部隊を迂回させて背後から迫っているのに対し、 アメリカ側はまったく無防備で無警戒な作戦行動を開始しようと しているのだ。 あくまでも日本海軍の兵力配置を見極めようとせず、ご都合主義的に ”敵空母は付近海面に駆動せず” と信じている。 >>333 の続き 日本機動部隊は翌日、ソロモン海で撃滅すること可能なり、 と独りよがりの文章がつづく」 (『ミッドウェー海戦〜第二部運命の日〜』森史朗/著)p56を改変 こんな原稿はいかが? >>334 の続き ミッドウェーと同じように、暗号解読で日本側の作戦を把握しながら、 日本空母の位置を読み誤り、背後をがら空きにして断頭台に首を差し出すに 等しい状態だった米第17任務部隊 フレッチャー少将はその当事者だったので、海戦後に冷や汗をかき ミッドウェーにおいては慎重の上にも慎重を重ねた作戦指導につながっていきます。 >>335 の続き そしてより上位の太平洋艦隊司令部にとっては、 「暗号解読情報を鵜のみにしてはならない」 との戦訓を肝に銘ずべきであり、 その対策として、速やかに日本空母部隊を索敵にて発見し、 暗号解読情報の信頼性を確認しなければならない。 ところが、これら貴重な戦訓は全く無視されてしまった。 フレッチャー少将は「本日敵出現の算無し」とか言ってないし、偵察隊の帰投を待たずに兵装転換もしてないし、午前と午後の2回偵察隊を出しているからなあ。 >>335 無視はされてないだろう。索敵しても発見できなかっただけのこと SBDは珊瑚海では索敵、爆撃、迎撃に大活躍だな 後部銃座の7.7mmx2は日本の旋回機銃に比べ2艇であること以上に 発射速度、初速、装弾数、射撃範囲、すべにおいて強力 ゼロ戦を返り討ちにすることも多々あり 緒戦の最優秀機だよな >>337 わざわざツラギ奇襲して自らの存在を暴露したり、 敵哨戒圏内で補給を始めるなんて まさに”本日敵出現の算無し”な行動そのものですね。 >>338 無視ですな 索敵するのは当たり前のことで戦訓でもなんでもありませんよ。 >>339 それ過去スレで何度も出てきましたが、 零戦に追い回されるだけで全く役に立ってませんよ>SBD >>336 の続き ミッドウェーで必ず出てくるエピソードとして、 6月5日の朝、PBYの南雲機動部隊発見の報告を受けた 米太平洋艦隊司令部で、 ニミッツ長官がレイトン少佐に対して、 「君の予測は時間で5分、方位で5度、距離で5浬違っていただけだな」 わっはっはっ >>343 の続き 暗号解読の驚くべき正確さを象徴する発言ですが、 これ、全く珊瑚海の戦訓を活かしてないのです。 珊瑚海では、日本空母部隊はソロモン海を南下中と思っていたのに、 実際はすぐ背後まで迫っていて、あやうく奇襲されて全滅するところだった。 >>344 ここから得られる戦訓は→>>336 「暗号解読情報だけを信じて行動してはいけない」 であって、 ミッドウェーにおいても、できるだけ早い段階で 暗号解読情報が”だいたい合ってる” =致命的な破綻を起こしていない ことを確かめる必要がある。 >>345 の続き すなわち、前日の6月4日の段階で、 悪天候下に索敵を強行してでも南雲機動部隊を発見し、 「日本空母部隊は島の北西海面から接近する」 という暗号解読情報の裏を取らなければならないのです。 それなのに当日朝になって見つけている時点で、もはや手遅れであり、 「たまたま事前情報通りに敵が動いてくれた」 からよかったものの、 また裏をかかれてたらどうするつもりだったのでしょう! 珊瑚海のように!! ニミッツ提督が「わっはっはっ」なんて言ってたっけ。ソースあります? >>347 民明書房かな たしかタイトルは『太平洋戦争に学ぶ現代人の知恵』だったっけ >>338 索敵のためにPBYの増援も送っている。どこが無視なんだ? 米軍を不当に貶めて相対的に南雲の評価をあげようとするな 5/6の偵察でSBDがMO機動部隊を発見していたら一方的な虐殺になるけど それは問題にしないのかな? >>349 だから索敵するのは当たり前なんだって。 暗号解読に「島の北西から来襲」とあるんだから、北西を重点的に索敵しないといけない。 西方の船団は後回しでいいのだが、優先順位がわかっていないから無視している。 >>350 なぜに虐殺? 原少将は米機動部隊が南方に居るのを知っているし、 米空母は200浬内に近づくまで攻撃隊を出せない。 そしてその頃にはもう日没が近い。 どうするの? >>346 の続き このことが分かっていたのはフレッチャー少将だけで、 6月4日の夜、日本空母部隊が未だに発見されていないことにいらだって、 biting their nails. 爪を噛んでいた。 wondering why the enemy carriers had not yet appeared. (p259) なぜ未だに敵空母が現れないのか? 本職はこのときのフレッチャー少将の焦りがよく理解できます。 珊瑚海の、あのときのように、日本空母は別のところに居るのではないのか? 心配になりますよね。 >>353 の続き 一方、ハワイの太平洋艦隊司令部では 「その夜、太平洋艦隊司令部でも確信を強めていた。 ニミッツは機動部隊司令官たちに至急連絡を送り、 ”状況は予想通り動いている。最も重要な目標である空母の位置は、 まもなくわかるだろう。 明日こそ、君らが彼らをやっつける日となろう”と励ました」 (『太平洋戦争暗号作戦下巻』レイトン/著)p276 つまり、この日(6月4日)、日本船団が島の西方で発見されたことから、 日本軍のミッドウェー島攻略作戦は確実であり、 ロシュフォートが暗号解読したとおり、翌5日朝には日本軍機動部隊が 島の北西200浬付近から攻撃隊を発進させるであろうから、 側背から米空母が奇襲撃滅する、 というわけですね。 >>354 の続き 一見、理路整然とした思考過程のように思われがちですが、 大間違いなのです。 なぜなら珊瑚海では同じことをして大失敗したのだから。 暗号解読情報を信じて、日本空母はソロモン海を南下中だと 思っていたら、全然別のところに居た。 ミッドウェーでも全く同じことが起こり得るのです。 「島の西方から日本軍船団が接近する」という暗号解読情報が正しかったからといって、 「島の北西から日本空母部隊が接近する」という暗号解読情報が正しいという 保証にはならないのです。 >>355 の続き だって、珊瑚海がそうだったでしょ? そもそも明朝すぐに見つかるであろう南雲機動部隊が なぜ前日夜になっても、まだ見つかってないの? PBYの哨戒圏内を航行しているはずなのに! またこちらの読みが外れて、ほんとは別のところにいるのでは? 米空母3隻待ち伏せしているけど、 実は背後から狙われているかもしれないよ。 珊瑚海のように!! >>356 の続き よーく思い出してください。 ミッドウェーしか見てないとわかりませんが、 (「」内が米暗号解読情報) ・真珠湾攻撃(昭和16年12月) 「日本空母は南方作戦支援、もしくは内地で訓練中」 →史実はオアフ島の北200浬から攻撃隊発進、奇襲成功 ・印度洋機動作戦(昭和17年4月) 「日本空母は4月1日にセイロン島に来襲」 →史実は4月5日に来襲したため、英東洋艦隊の待ち伏せは空振り ・珊瑚海海戦(昭和17年5月) 「日本空母は攻略船団と一緒にソロモン海を南下中」 →史実はソロモン諸島を迂回して珊瑚海に進出、米空母の背後に迫っていた⇒New!! >>357 の続き どうです? レイトン&ロシュフォートは、南雲機動部隊の所在について 開戦以来外しまくっているのですよ! 「日本空母は6月5日(日本時間)ミッドウェー島北西から来襲」 この当たらないことに定評のある暗号解読情報、 信頼して大丈夫ですか?? >>358 の続き 実際ミッドウェー島空襲の前日(6月4日)の夜になっても PBYは南雲機動部隊を発見していない。 つまり、”今回も”外したってことじゃないの? どこをどう逆立ちしても、余裕をかましている(>>354 ) 状況ではないと思いますが、 皆さんがニミッツ長官ならどうですか? 自軍の暗号読まれて、ミッドウェー島防備の強化及び艦隊が迎撃配置されている とは全く把握出来ず、 ガダルカナル来襲情報も全く把握出来ず完全に奇襲となった 日本側とはまるで違うな 暗号解読出来ずアメリカの動きを全く読めない日本側からすれば、なんとなくでも読める情報精度は喉から手が出るほど欲しかったろうな ゲームじゃないんだから戦場が100%思い通りになるわけがない。 日本側の暗号を完全に解読出来てたら空母3隻に護衛つけただけの艦隊で博打をしないしダッチハーバーを見殺しにしない >>362 船団引き連れた機動部隊がいつどこを攻めてくるのかってところかある程度掴めたくらい だから主力部隊出撃ってのが全然わかってない まあ、そこがわかる時点で要所掴みまくりっていうかすげえアドバンテージ過ぎるんだけどな 日本側はアメリカ側の動きまるでわかんねえだから >>360 その通り、日本軍だけじゃなくて、世界戦史でも事前にそれだけの敵情を得られたら楽勝じゃん と思えるほどの精度の高さ それなのに薄氷の勝利なんだから、いかに米軍首脳部の作戦指導がお粗末だったかわかるでしょう。 >>361 でも南雲長官には120%を求めますよね、 まるで未来を見て来てかのように! >>362 完全に解読なんて不可能だし、それが最新情報であるかもわからないしね。 >>363 今回もレイトンさん、山本長官の主力部隊を全く把握できずに、 ニミッツさんに叱られてましたな。 >アドバンテージ過ぎるんだけどな 全くその通りで、本来なら南雲機動部隊は手も足も出ずに ミッドウェー海戦は一方的なアメリカの勝利になるはずなんですよね。 >>365 お説の通り、ミッドウェー海戦は一方的なアメリカの勝利、になったような? >>365 実際に一方的な勝利なんじゃないかな まあホーネット隊がまさかの空振りとかが無ければ飛龍の反撃すらさせなかったかもしれないから実に惜しいけど >>366 ぷぷぷ、一方的ってw ヨークタウン沈められておきながら? >>367 まともに洋上航法もできない攻撃隊ですからねぇ 毎回毎回、出撃機数の半分しか目標に到達できないという。 >>359 の続き このように、 「アメリカ軍は日本軍の暗号を解読していた」 と一般に言われますが、 それは作戦の概要を把握できていた、だけであって、 一番大事な情報(日本空母部隊の所在)が間違っていたために 非常にあやうい状況に追い込まれていた。 >>369 の続き ただし実際の海戦では、日本側も多くの失策を重ねていたため、 表面化しなかった。致命的な破綻にはつながらなかった それなのに米海軍は、貴重な戦訓をくみ取らずに、反省もせず、 ミッドウェーでも相変わらず、暗号解読情報を鵜のみにして、 航空索敵による直接確認を怠った。 >>370 の続き ところがミッドウェーでは、これまで一度も当たらなかった(!) 日本空母部隊の所在まで、正確に暗号解読できていたのです。 まさにミッドウェーの奇跡! しかし、これだけでは勝てません。 過去スレで検証したとおり、米空母は艦載機の航続距離の不利があるため、 彼我の距離を適切に管理できていないと、日本側に先制されてしまうのです。 >>371 の続き たとえ南雲機動部隊の位置が暗号解読とおりであっても、 発見時に300浬も離れていたら、攻撃隊を出せないし、 作戦行動半径が広い、日本側が先に発進してしまうから。 逆に近づきすぎたら、日本軍水偵に発見されて奇襲が成立しなくなる。 米空母は発見報告が入った時に150浬前後にいなければ ”即時発進”できないのです。 >>372 の続き 史実では、PBYの発見報告が入ったとき 彼我の距離は180浬だった。 これでも発進までに2時間もかかっているのです。 その頃、南雲機動部隊では兵装転換騒動で攻撃隊を出せなかったから 救われただけです。 >>373 の続き 180浬という距離は、零式三座水偵(巡航速力120ノット)で一時間半 0130時発進なら0300頃、 30分遅れた利根四号機でも0330頃には発見されてしまうのです。 史実で発見が遅れたのは、米空母が利根機の復路上に居たから。 まさに冷や汗ものの綱渡りの結果であって、 ”暗号解読してたから楽勝”とは程遠いものだった。 >>368 毎回毎回、出撃機数の半分しか目標に到達できなかったっけ? 第二次飛龍攻撃や三隈最上攻撃って半分しか到達出来なかったっけ? >>368 まあ一方的という言葉をどう考えるかですよね。スレ主としては下記のような史実の結果(概略なので数字は丸めている)ですと 米国側の一方的な敗北ぷぷぷw という扱いになるらしいですが、賛同者どれくらいいるのかしら。 日本側の被害 沈没 空母4重巡1 航空機全損 300機 戦死者 3000人 米国側の被害 沈没 空母1駆逐艦1 航空機全損 150機 戦死者 360人 >>375 赤城加賀蒼龍の被弾後に、飛龍や三隈最上を狙った下記発の攻撃隊は全て目的地へ到達している(損害を与えられたかは別)というのが史実だったはずです。 ミッドウェー島・エンタープライズ・ヨークタウン・ホーネット スレ主の投稿は嘘や印象操作が多いからなあ。 >>375 毎回とは珊瑚海でもミッドウェーでも南太平洋海戦でも、という意味で使っています。 >>376 その通り。>一方的という言葉をどう考えるか >>365 は、>>363 氏のレスに対するコメントなので、 「すげえアドバンテージ過ぎる」米海軍が普通に戦えばヨークタウンも沈めることなく、 ”一方的に”勝利できたのにね、という皮肉をこめています。 >印象操作が多い 上記のようなレスのやりとりを無視して、単語だけを取り出すのは 典型的な印象操作ですなぁ >>376 でもスレ主は、「毎回毎回、出撃機数の半分しか目標に到達できないという」と証言してるんだよなあ まあ彼の誇張や大嘘は今始まったことじゃないけど >>377 第二次ソロモン海戦や何度もある基地空襲を除外すんのは何で? 毎回なんて大袈裟のこと言わなきゃ良かっただけ >>379 あれ、すぐ上のレスを読んでないのかな。 >>368 は>>367 氏に対するレスであって、 >ホーネット隊がまさかの空振り この部分に乗っかって、盛ってます。 「空振りはミッドウェーだけじゃないよね〜」という意味の「毎回」です。 毎度申し上げておりますが、本編以外のレスはネタで書いてる部分もあるので、 むしろ誇張や大嘘をまじえるで楽しんでいます、別に同意していただかなくて結構 本気の議論を望むならどぞ→ >>377 第二次ソロモン海戦が含まれてないのは、調べるのがめんどくさかったから 投稿時間を見てください、良い子はおねむの時間ですよ。 >基地空襲を除外 さすがの米空母機も”動かない”基地を見つけられないほどお粗末だとは思ってませんよ。 何度も書きますが、ネタですのでネタ >>359 だから南西にPBYを4機派遣したって言うと スレ主は北西を索敵すべき学級崩壊だとかいいだすところが矛盾してるんだよね 暗号情報の確度は100%じゃないんだから南西にもいくらか割くのは当然なんだけど 暗号情報を無視するとは 「ミッドウェーを攻めてきます。」 「そんなわけなかろう。そんな情報など捨て置け」 であって、ミッドウェーに増援送った時点で情報は少なくとも無視はされてないの 長年スレを続けてても碌に賛同者が現れないのは 反論に対してはネタで盛ってますとか言いだすからじゃないのかね 「上記のようなレスのやりとりを無視して、単語だけを取り出すのは 典型的な印象操作ですなぁ 」 このように印象操作が激しい人だと思われてるわけで そんな人が何か主張しても無駄ではなかろうか >>383 それは違いますね。 ニミッツ長官は「南西の日本部隊は敵主力ではない」と明言しています。 もちろん、暗号解読情報は100%ではなく、南西敵艦隊に日本空母が含まれる可能性も残っていますが、 アメリカ側に両方に対処する兵力の余裕はないので、南西海面の敵部隊は捨てて、 全力で北西海面を捜索して、空母部隊の奇襲成功に協力しなければならない。 フレッチャーに南西の敵には手を出すなと言いながら、 シマードの行動は放置するというのは、 まさに”学級崩壊”ではないですか? >>384 何のことかよく分かりませんが、 >暗号情報を無視する 本職が>>336 で「無視」と書いているのは、 暗号解読情報は不完全だから、航空索敵他で直接確認することにより 裏を取らなければならない、ですよ。 >>385 >反論に対してはネタで盛ってますとか言いだすから いやいや、それは貴官が 他の住人に対する本職のネタレスを拾っているだけであって、 本編の内容に関するレスには真面目に答えているつもりですけど >>386 現在の本編ではあおりまくって、米海軍を叩いているのに それに対する反論ではなくて、なんでネタばっかり拾うのかなぁ、 が正直な感想ですね。 >>374 の続き ミッドウェー海戦の定説と言われるものは、 上記のような複雑で入り組んだ経過を全部無視して、 「アメリカは日本海軍の暗号解読に成功した」という始点と 「日本海軍の三空母が被弾した」という終点とを直結させて、 だから米海軍は有能 だから南雲は無能 まさに短絡的と呼ぶにふさわしいでしょう。 >>391 の続き 米海軍はミッドウェーでも致命的な失策を繰り返していた。 だって暗号解読により、敵の作戦も兵力も位置も日程も分かっていたのに 当日朝の時点で未だに日本空母を発見できずに、 ミッドウェー基地を空襲されて壊滅だなんて、 ありえなくないですか? >>392 の続き 本来ならば作戦立案の段階で、 米太平洋艦隊の航空参謀や 珊瑚海海戦の経験者であるフレッチャー少将が 前日に南雲機動部隊を発見することの重要性を 口を酸っぱくしてニミッツ長官に訴えるべきだったのでは。 それを怠って、 「暗号解読して、敵の位置はだいたい分かっているのだから その辺に空母を待ち伏せさせておけばなんとかなるだろう」 と安易に考えていたとしたら、 批判されて然るべきと思いますが、 それで勝ったんだから結果オーライだろ、で済ませるのですか? >>393 の続き 日本空母4隻撃沈という大戦果の陰に隠れてしまっただけで、 米海軍指揮官が適切に判断していたわけではない。 だから日本軍は無能で、アメリカ軍は有能といった 単純な二元論で思考停止するのではなく、 評価すべきところは評価し、 批判すべきところは批判しましょう。 というのが本職の趣旨ですね。 394の続き 南雲が無能なら無能で結構 だけど同じ失敗をしているのに、 南雲長官ばかり叩かれて、 米海軍提督はスルーでは、 公平とは言えないでしょ? 日本軍も米海軍も同じ基準で評価しましょうよ。 >>396 提督(現場責任者?)を誰とするかはさておき、太平洋戦線でのデータはこんなかんじですかね。 分類別の沈没空母数(含む軽空母や護衛空母) 日本側vs連合国(英米)側 海戦毎 セイロン沖 0,1 珊瑚海 1,1 ミッドウェー 4,1 第二次ソロモン 1,0 南太平洋 0,1 マリアナ沖 3,0 エンガノ岬沖 4,0 サマール沖 0,1 (以下は海戦毎と重複無しになるよう累計した数字) 陸上航空攻撃 0,1 潜水艦攻撃 6,2 航空特攻 0,3 触雷 1,0 >>398 小澤は7隻(大鳳翔鶴飛鷹瑞鶴瑞鳳千歳千代田)南雲は5隻(赤城加賀蒼龍飛龍龍驤) >>387 いや皆さんがニミッツ長官ならどうですか?という質問なんで 俺がニミッツなら南西の偵察もさせますよって意味を答えただけなんだが それに実際出された命令も200°~20°を索敵せよだからね。南西も索敵するように指示している >>388 >暗号解読情報は不完全だから、航空索敵他で直接確認することにより 裏を取らなければならない 裏を取るためにPBYを増援に送って航空索敵力を強化したんだから無視はしてないでしょ? >>389 ここ南雲スレだからね。珊瑚海の話はそりゃ食いつき悪いだろう。スレタイが悪いとしか言えない WW2提督の指揮能力議論スレとかにした方が他の海戦の話にもくいつきは良くなるだろう >>394 趣旨はごもっともなんだが実際の評価では南雲には甘く、米提督への評点は辛いんだよね だから暗号解読情報を無視したという評価になるんだよ どうみても無視ではない >>399 ありがとうございます。 やっぱり4隻は目立ちますね。 どんなに下手な指揮しても空母4隻失うなんて無いわ〜 >>400 南雲長官は最下位じゃないんですね! >>401 だから、>>387 でお尋ねしているとおりですけど? フレッチャーに「南西の敵は攻撃するな」と命令しておきながら、 シマードの攻撃を放置するのは矛盾ではないですか? レーダー付きのPBYは北西海面に出して、 フレッチャーに協力させるべきでは。 >>402 え・・・と、>>388 でも書きましたが、 「暗号解読を無視した」とは誰が言ってるんですか? 印象操作がひどいですなぁ >>405 の続き >実際の評価では南雲には甘く、米提督への評点は辛いんだよね ということらしいですが、 例えば、 >往路だけ索敵して見切りをつけるのが速すぎって言ってるんですよ。 >ちゃんと確認しましょうよって言ってるんです(>>242 ) これは南雲長官の兵装転換を批判したものですが、 6月4日にPBYが索敵線先端に到達した時点で(PBYの基地帰投を待たずに) 北西海面に敵艦隊は居ないと判断し、待機中のB−17を 西方の日本船団攻撃に向かわせたシマードはスルーですか? 南雲には「厳しく」、米提督には「甘い」 の誤記ではないですかねぇ >>399 >>403 空母という艦種の切り口で見るのであれば、一回の海戦で複数の空母を沈められた国(軍)は(現時点では)大日本帝国(海軍)しかないので、南雲だ小澤だとかいう個人単位の次元ではなく日本(海軍)が駄目だったという結論で良さそうな気がします。 >>395 の続き そんなわけで、ミッドウェーばかり見ていると かたよってしまうので、 珊瑚海と比較してみましょうという試みです。 南雲と聞くと叩く以外に選択肢が無かったり、 スプルーアンスと聞くと無条件に名将扱いしたり、 そんな先入観を取り払って 名前しか知らないような提督が対象なら 少しは冷静に考えられるのではないでしょうか。 [珊瑚海海戦要図] (5月7日朝) □■ラバウル □□□ □□□□□□□ □□ ソロモン諸島 □□ □□□□ MO攻略部隊 ■□ □□ □□■ラエ ▼ ショートランド □□ □□ □□□□□ ↓ ■□ ■ツラギ □□□□□□□ ニュージョージア島 □□□ガダルカナル島 □□□■□□□□ (ルイジアード諸島) ポート □□□□■ □ □■ □ ■ロッセル島 □レンネル島 モレスビー サマライ デボイネ ←△ ┃ 第17任務部隊 └ ▼MO機動部隊 (フレッチャー少将) ↓ (原少将) ←△─ 油槽船ネオショー >>409 の続き 珊瑚海海戦一日目朝の状況です。 MO機動部隊はニュージョージア島南方海面を南下中で、 0400時より索敵機発進 (170度〜270度、6線、進出距離250浬) 米機動部隊(第17任務部隊)はロッセル島南方海面を西進中 MO機動部隊の方位280度230浬付近 距離的には索敵圏内だったが、方位がわずかに外れていた。 逆に前日、本隊から分離され南方で待機を命じられていた 米タンカーのネオショーがMO機動部隊の170度200浬付近にいた。 >>410 の続き この結果、ネオショーを空母と誤認して攻撃隊空振りに 終わってしまうのですが、 前日5月6日の段階では日米両指揮官とも”正解”を知りません。 フレッチャー少将が日本空母の接近に全く無警戒だったのは 既述の通りですが、日本側はどのように情勢判断していたのか、 次に検証していきます。 珊瑚海海戦楽しみにしておりますが個人的には司令部の功罪よりも個人(一般兵)の功罪に焦点を当てて頂きたく思います 敗軍の将はいつまでも執拗に叩き、一般兵は全て被害者であり叩くべきではないという風潮には疑問を感じます 特に珊瑚海では2組の功罪両極端な索敵機が重要な役割を演じますが 個人の怠慢、無能、怯懦が国にこれほどの損失を与えたのに その責任が全く追及されない例は寡聞ながら聞き及びませんので >>405 じゃあ戦訓を無視してはいないと訂正させて頂きますよ PBYを増援として送ったんだから戦訓が無視されてはいないよ >>406 >北西海面に敵艦隊は居ないと判断し いないと判断したの?根拠は?シマードがなにを考えてたのか、そんな史料は残されているのかね? 索敵はさせてるんだからいないとの判断はしていないと思うのだが 駐機しておいて地上破壊されるリスクを抱えておくよりは南西に飛ばした方が良いんじゃないの 事前情報どおりの時間に敵艦隊が現れるなら南西に飛ばしても戻ってきて攻撃させることはできる 爆装はそうはいかなかった。一度外したらもとに戻す時間はなかった >シマードはスルーですか? だってここ南雲スレだから話題に出ない限り誰それの行動はおかしいなんてコメントしないでしょ いきなりモスクワ直撃しなかったヒトラーの判断はおかしいとか言いだしたらおかしいでしょ? あとシマードって提督じゃないでしょ。 >>412 まぁそれはご自分でスレ立てしてもろて >>413 そもそも一般兵の記録なんて残ってないでしょうに。 >>415 むむむ・・・過去スレで何度も取り上げた気がしますが、 >シマードがなにを考えてたのか、そんな史料は残されているのかね? まず5月30日にPBYの増援部隊が到着し、最新情報として 「日本軍攻略船団は南西方向から、空母部隊は北西から来攻し、 その攻撃はおそらく6月5日(日本時間)であろう」(戦史叢書p569) 前日の6月4日、PBYが南西に日本艦隊発見 「この報告を入手したミッドウェー基地では、この敵を攻撃すべきか迷った。 いつ日本軍の空母部隊が北西海面から出現するかわからないので、 攻撃隊をそれに備えておく必要があったからである」(p389) そして、午後になってから 「昼(現地時間)になっても哨戒機(PBY)は日本軍空母部隊発見を 報じないし、空母機の来襲もみなかった。そこで同基地は、先に発見した 目標(南西の敵部隊)を攻撃することにした」 >>417 の続き 以上のように、シマード大佐は 「北西海面から南雲機動部隊が来襲することを知っていた」 「4日午前中は発見できなかったので発見報告を待っていた」 「昼(往路索敵終了)時点で報告が入らなかったから南西敵部隊を攻撃した」 史実は、南雲機動部隊はPBYの哨戒圏内に入っていたのだから、 完全な判断の誤りですよね。 >>418 の続き >駐機しておいて地上破壊されるリスク だからB−17は毎朝、夜明け前に発進して空中退避させてましたよ。 シマード大佐の判断は結果論から見て間違っているのはもちろん、 その思考過程においても明確に優先順位を間違っている。 >>419 の続き 南西の日本艦隊はPBYを触接継続させれば良いのであって、 北西海面に二段目、三段目のPBYを出して何が何でも日本空母を発見し、 フレッチャー少将に伝えなければならなかった。 なぜシマードを擁護する気持ちになれるのか理解に苦しみますな。 同じことを日本海軍の提督がやったら、さぞかし酷評されることでしょう! >>411 の続き まず、>>117 のとおり、 MO機動部隊指揮官は高木武雄中将であって、 原少将はその中の航空部隊指揮官に過ぎません。 空母部隊の運用は原少将が担当し、 部隊全体の方針は高木中将が決めることになります。 >>421 の続き 5月6日の1300時、 MO機動部隊が南下しつつ、南方で発見された米機動部隊を追撃中だった頃、 高木中将は翌日の行動方針を発表します。 まず、これまでの敵情振り返りとして、 >>422 の続き 「敵機動部隊は5月4日、ツラギを空襲後、一時南下避退し、 我が基地航空機の索敵圏外に機宜行動しつつ、 更に我が諸部隊の動静偵知に努め、我が進攻点を確認の上、 再び空襲を企図するものであろう。 しかし、我が機動部隊については、情報を得なかったものと 判断される」 (『戦史叢書(49)南西方面海軍作戦(1)』)p242 >>423 の続き すべての始まりは5月4日、ヨークタウンがツラギを奇襲したこと。 >>216 でも指摘しましたが、 MO攻略作戦において、MO機動部隊は 「上陸作戦にもかかわらず、敵基地制圧任務から解放され、 敵空母撃滅に専念できる」 という、夢のような自由裁量権を得ていた。 >>424 の続き 普通なら、このような作戦においては、 >米空母は果たして現れるのか、現れるとしたらいつ?どこに? が焦点になり、 それをめぐって、様々な誤報や誤認、誤判断が入り混じって ”戦場の霧”に混乱させられるのですが、 軽率な?フレッチャー少将の行動により、 決戦の3日も前に、あっさりと答えが出てしまった。 >>425 の続き ツラギの被害も軽微で、翌日から普通に大艇の哨戒を開始していますし、 米海軍にとっては「労多くして功少なし」どころか、 高木中将に千両箱クラスのプレゼントをしちゃったわけです。 うはうは >>416 こいつも索敵の重要性は全く理解してないか なら事後のご高説もお察しだな この人も海軍の硬直化した人事の被害者よね 開戦時点で小沢治三郎と逆のポジションだったら良かったのでは? 被害者とか笑わせてくれるw 自信がなけりゃあ固辞すれば良かったんだよ そのくせミッドウエー敗北後は仇を打たせてくれと情けなく懇願 自分に責任を波及させたくないクズも待ってましたとばかりそれを容認し 何も学習しないまま南太平洋まで継続 サイパン島で惨めに死んだことだけが唯一の慰め >海軍の硬直化した人事 海軍と言うより 山本五十六の恣意的な人事の弊害だろ 五十六が長官になるまでは 海軍の人事に忖度無しと言われていたのに >>427 索敵ほど思った通りにいかないものはないですねぇ >>428 最も戦果を挙げたのに被害者とは >>429 固辞なんて軍人というものが分かってないようですな。 >>430 山本長官の意向が入っていたとしたら、 大親友の堀少将を予備役にした憎っくき艦隊派一味を抜擢するとは 思えないけどなぁ >>426 の続き 続いては、5月5日〜6日の二日間について、 5月4日のツラギ奇襲だけだと、米海軍の意図を推測するには 材料不足です。 >>434 の続き なにせこれまで米空母は、何度も拠点奇襲を仕掛けてきましたが、 すべて一撃離脱でした。 今回のツラギ奇襲もそうなのか、 あるいは日本軍のポートモレスビー攻略を本気で阻止に来たのか、 4日の時点では分かりませんよね。 そこで、それから二日間様子を見たわけです。 >>435 の続き >一時南下避退し、我が基地航空機の索敵圏外に機宜行動しつつ、>>423 これが5月5日の米空母の行動です。 ツラギ奇襲後、日本側の哨戒圏外に逃れるため、南下するのは当然 そこで給油や兵力の再編成をした上で次の行動に移るのが常道と言えるでしょう。 事実、5日は大艇の哨戒により米空母を見つけることはできなかったので このように判断するのは自然な流れです。 >>436 の続き ところがこの認識は、”だいたい合ってる”が正確ではなかった。 5日も日本軍大艇は、米空母を”発見”していたのです。 >>433 固辞した例なんていくらでもあるぞ 特に降伏調印とかの泥を被るのは威勢のよかった奴ほど逃げ回ってたそうだ 軍人の本質を分かってないのはお前さんだよ だから表面的な薄っぺらい話ししか出来んのだよ 「先に発見した目標(南西の敵部隊)を攻撃することにした」 これはいないと判断したとは読み取れないが。 先に見つけた方をまず攻撃するかってことしか読み取れない。読み方にバイアスがかかっている しかもこれは戦史叢書の著者がミッドウェー基地がそう判断しただろうってだけでシマードの考えじゃなくないか? 改めて問うがシマードが機動部隊が北西にいないと判断したことが分かる資料ってあるの? >シマードを擁護する気持ちになれるのか そりゃ基地の攻撃能力を船団攻撃に全投入したら批判しますけどね 半数は空母に備えておけ→半数を基地攻撃に流用しようとして兵装転換した 輸送船は空母や戦艦に次ぐ攻撃目標→半数よりも少ない数を輸送船団攻撃に使用 半数ってのは一回で飛ばせる全力なんだから南雲氏は全力を基地に差し向けようとしたわけですよ 対してシマード氏は輸送船団は優先順位が低い目標なので差し向けた機数も少ないわけ 空母に対して差し向ける攻撃隊も残していた。しかも爆弾投げる前なら機動部隊へ目標を変更することも可能。 麾下の部隊のどれだけを投入したかっていう観点が全くないんだよね。貴官は 両者の功罪はあきらかでは?南雲氏よりも批判されてたらそりゃ擁護したくなっちゃうよ >>438 ほほぅ、これから軍人の本質についての御講義が始まるわけですね! わくわく >>439 やれやれ、なんで二行目を飛ばすかなぁ >「4日午前中は発見できなかったので発見報告を待っていた」⇒ここが大事!! >「昼(往路索敵終了)時点で報告が入らなかったから南西敵部隊を攻撃した」 「待っていた」のに、待つのをやめたということですよ。 日本空母部隊が北西に居るかもと思っていたなら「待ち続ける」でしょ PBYの復路がまだ残っているのに、「本日(北西の)敵出撃ノ算ナシ」と思ったわけだ。 バイアスかかっているのはどっちでしょうねぇ >>441 の続き >シマードの考えじゃなくないか? いやいや、擁護するにしても、もう少しマシな理屈を考えては・・・ シマード大佐じゃないとすれば、誰が判断したのですか? まさかミッドウェー基地が人格を持っていたのかな。 ChatGPTに聞いたのかもしれませんね! いや、シマードの考えを想像した戦史叢書著者の考えに過ぎないだろうと言っておるのだが シマード本人の著書とか、実際現場にいてシマードから直接考えを聞いた人のことがかかれてるわけじゃなかろう? >日本空母部隊が北西に居るかもと思っていたなら「待ち続ける」でしょ それも選択肢の一つだけど、史実の行動は戦力の一部を割いて攻撃しただけだ。空母に差し向ける攻撃隊も別に用意はされている それも南西に向かう途中で発見報告が入ったら空母に向かわせれば良いみたいな考えもあり得るだろう 一方雷装は命じてしまえば、もとの爆装にもどす時間は与えられない。それなのに全力で基地攻撃することに決めてしまった。 なんで全部基地攻撃に投入しようとしたのか。全力投入の南雲と一部を割いたシマードの違いを考えようね 南雲-50点、シマード-4点ぐらいのイメージ。シマードを褒めてるんじゃなくて程度問題ってやつだよ ChatGPTに聞いてみたよ Q:ミッドウェー海戦における日本の南雲提督の指揮について評価してください A:ミッドウェー海戦は、太平洋戦争中の1942年6月に発生した重要な戦闘です。南雲忠一提督(Nagumo Chuichi)は日本の連合艦隊の指揮官として、この戦闘において重要な役割を果たしました。彼の指揮については以下のように評価される要素があります: 戦術的な決断力: ミッドウェー海戦では、南雲提督は航空母艦の航空機を地上攻撃用の爆弾から対空戦闘用の魚雷に換装する指示を出しました。しかし、アメリカ軍の空母攻撃部隊が偶然にも日本の航空母艦から離れている最中に、敵の艦隊を発見してしまいました。この時、南雲提督は航空機の再装備を指示するか、アメリカ軍の空母攻撃部隊を直ちに攻撃するかという重要な決断を迫られました。 不運な要素: 南雲提督の戦術的判断にもかかわらず、戦闘の展開は不運にも日本軍にとって不利に進みました。日本の航空機が空母の上空で再装備を行っている間に、アメリカ軍の奇襲攻撃によって日本の航空母艦「赤城」と「加賀」が撃沈されました。さらに、日本の航空機は燃料と弾薬の補給のために何度か航空母艦に戻る必要があり、そのため効率的な運用が難しくなりました。 指揮の失敗: 南雲提督は、ミッドウェー海戦の後半において攻撃目標の変更に迷い、また指揮系統の混乱により、航空機を適切に指揮できない状況が生じました。この混乱は結果的に、アメリカ軍の対空砲火や艦載機の迎撃により、日本の航空機を多く失う要因となりました。 敵の情報不足: ミッドウェー海戦において、南雲提督は敵の実力や位置についての情報が不足していた可能性が指摘されています。この情報不足が、日本軍の戦術的な判断に影響を与えたと考えられています。 総合的に言えば、ミッドウェー海戦における南雲提督の指揮は、決断力と戦術的な判断に一定の評価を与えることができますが、同時に不運や指揮の失敗も指摘される要素です。この戦闘は日本軍にとって大きな敗北となり、太平洋戦争の戦局に大きな影響を与えることとなりました。 Q:ミッドウェー海戦におけるアメリカのシマード大佐の指揮について評価してください A:ミッドウェー海戦におけるアメリカ海軍のシマード・H・ショート・ジュニア大佐(C. Wade McClusky Jr.)の指揮は、戦術的な優れた判断と果断な決断によって特筆すべきものでした。彼の指揮について評価する要素は以下の通りです: 偵察の優れた判断: シマード大佐は、敵の空母艦隊の位置を特定するための偵察に重点を置き、敵の位置を把握するための情報を綿密に収集しました。彼は不確実な情報に流されず、信頼性の高い情報を基に正確な判断を下しました。 決断と行動力: ミッドウェー海戦において、シマード大佐は敵の空母艦隊の位置を特定するための偵察に成功しました。その後、日本軍の航空母艦「赤城」と「加賀」が攻撃されている状況を把握し、重要な決断を下しました。南雲提督の指揮系統の混乱につけ込んで、彼の率いる攻撃部隊を敵の空母「赤城」を発見するために徹底的な捜索を行いました。 勇気と果敢な行動: シマード大佐は、日本の艦載機の妨害や燃料の心配を抱えながらも、一貫して敵の空母「赤城」を捜索し続ける決意を示しました。これにより、彼の指揮下の攻撃部隊が日本の空母「赤城」を発見し、撃沈に貢献することとなりました。 戦術的な成功: シマード大佐の指揮の下で、アメリカ軍の艦載機は日本の空母「赤城」と「加賀」に対して致命的な攻撃を行い、両艦を失わせました。この戦術的な成功により、ミッドウェー海戦はアメリカ軍の勝利となり、太平洋戦争における転換点となる重要な戦闘となりました。 総合的に言えば、シマード大佐の指揮は偵察の優れた判断、果断な決断、勇気と果敢な行動、そして戦術的な成功によって特徴付けられます。彼の指揮がミッドウェー海戦におけるアメリカ軍の勝利に貢献したことは、大きな評価に値します。 日本の機動部隊の指揮官、南雲提督を評価してください 南雲忠一提督(Nagumo Chuichi)は、日本の機動部隊の指揮官としてミッドウェー海戦を指揮しました。彼の指揮について評価する要素は以下の通りです: 初期の戦果: 南雲提督は、太平洋戦争初期の戦闘において、パールハーバー攻撃などの成功を収めました。そのため、日本海軍内での信頼と評価を高めていました。 ミッドウェー海戦の指揮: ミッドウェー海戦は南雲提督の最も著名な指揮の一つです。彼は艦隊の運用において慎重な戦術をとり、偵察情報を基にアメリカ軍の空母を攻撃しました。しかしながら、偶発的な要素や戦術的な判断の失敗により、日本の空母「赤城」と「加賀」が撃沈される結果となりました。 指揮判断の問題: ミッドウェー海戦における南雲提督の指揮判断には論争の余地があります。彼が航空機の武装変更の指示を出したことで、航空機の再装備に時間がかかり、敵の空母攻撃部隊を見失ったとされています。 戦術と運用の課題: 南雲提督は、戦術的には優れた指揮官であったものの、航空母艦を含む連合艦隊の運用においては改善の余地があったと評価されています。ミッドウェー海戦での失敗は、指揮系統の混乱や戦術の柔軟性に欠けることなどが原因として挙げられます。 総合的に言えば、南雲忠一提督は太平洋戦争初期の戦功を持つ優れた指揮官でしたが、ミッドウェー海戦における失敗は彼の指揮能力に問題点を露呈させました。この戦闘における結果は、太平洋戦争の戦局に大きな影響を与えることとなりました。 インド洋作戦における南雲提督の指揮を評価してください 南雲忠一提督の指揮するインド洋作戦は、太平洋戦争の中で日本軍の主要な作戦の一つでした。インド洋作戦は、1942年4月から5月にかけて実施され、日本軍がセイロン島(現在のスリランカ)とオーストラリア北部を攻撃する試みでした。南雲提督の指揮について評価する要素は以下の通りです: 指揮の決断力: インド洋作戦において、南雲提督は大胆な戦術と迅速な決断力を示しました。彼は重要な目標を破壊するために空母航空機の精密な計画と運用を行い、攻撃目標に対して集中的な打撃を与えることに成功しました。 セイロン島への攻撃: インド洋作戦では、南雲提督はセイロン島に対する空襲を指示しました。この攻撃により、イギリスの東洋艦隊の基地であるコロンボを攻撃し、イギリスの軍艦や基地施設を損傷させました。 アデンへの攻撃: 南雲提督はセイロン島への攻撃後、アデン(現在のイエメン)への攻撃も指示しました。これにより、連合国の船舶を攻撃し、連合国軍の作戦を妨害することに成功しました。 戦果と戦略的影響: インド洋作戦において、南雲提督の指揮により連合国軍に対して損害を与えることに成功しました。ただし、同時に日本軍の航空母艦「赤城」がアメリカ軍の潜水艦「トラウト」によって撃沈されるなど、日本軍にも損失が生じました。 総合的に言えば、南雲忠一提督はインド洋作戦において優れた指揮官としての能力を示しました。彼の大胆な戦術と決断力により、日本軍は一時的に連合国軍に対して戦果を上げることに成功しました。しかし、インド洋作戦における日本軍の航空母艦の損失は、後に太平洋戦争の戦局に影響を与える結果となりました。 >>443 戦史叢書の既述がシマード個人の考えとは異なると主張するなら、 その根拠を示すのは貴官の仕事でしょう。 >>448 の続き >空母に差し向ける攻撃隊も別に用意はされている それならなおさら、作戦目標の優先順位を理解していない。 「西方で発見されたのは敵主力ではない」がニミッツの方針なんだから、 PBYを触接させておくだけでよい。 それよりも4日のうちに、北西海面の”敵主力”を見つけることは、 ミッドウェー基地への攻撃を阻止する上でも、 米空母部隊の奇襲を成功させる上でも、 極めて重要なのに、レーダー付きPBYを西方に投入するあたり、 まるで分かってないですな。 >>444 - う〜ん、おつかれさまではありますが、 wikiのコピペを切り貼りしただけって感じですねぇ シマード大佐の記述、間違ってますよね。 ChatGPTは英語で質問した方が正確らしいですよ。 >>437 の続き 過去スレのとおり、 5月5日、ショートランド発の九七大艇1機が未帰還となり、 基地側は「米空母機によって撃墜された」と判断 事実、その通りでした。 さらには撃墜位置も推測ながら、 >ツラギの南方400浬付近 と正確に言い当てている。 >>451 の続き おそらくこの情報は、MO機動部隊には 届かなかったと思われますが、 高木中将にしても、まさか米空母が 日本側の”哨戒圏内”で補給をしているとは 思ってもみなかったでしょう。 だから(>>436 ) 5日米空母を発見できなかった=米空母は哨戒圏外に避退した と考えたのです。 >>443 ちょっと気になっているのですが、 >戦力の一部を割いて攻撃しただけだ モリソン戦史によると、ミッドウェー基地のB−17配備数は19機ですが、 実際の出撃機数を見ると、 ・6月1日(15機)西方700浬の日本軍集合点を索敵 ・6月2日(12機)同上 ・6月4日(9機)西方の日本船団を攻撃 ・6月5日(15機)北西の南雲機動部隊を攻撃 稼働率から考えれば出撃できるのは最大15機といったところでしょう。 だとすると船団に向かった9機は6割で半数を超えています。 「一部」とするのは過少評価では? >>453 の続き そもそも19機だったとしても、兵力の半数近くに相当する。 途中で目標変更を指示したところで条件が揃わなければ空振りに終わるし、 仮に成功したとしても、逐次投入になり愚策では。 >>454 の続き もちろん、これらは通常の戦闘においては選択肢のひとつになり得るでしょう。 しかしミッドウェーにおいては暗号解読に成功して、 >「日本軍攻略船団は南西方向から、空母部隊は北西から来攻し、 >その攻撃はおそらく6月5日(日本時間)であろう」(戦史叢書p569)>>417 と事前に分かっていたのにもかかわらず、北西海面を放棄するのが早すぎるでしょう。 通常の日施哨戒でPBYを飛ばして見つからなかったから、ハイ終了、 先に見つけた船団の方を攻撃します・・・ですか? 北西海面は天候不良と分かっているのだから、もっと入念に確認すべきでは。 Battle of Midway June 3–6, 1942 「日本の空母部隊はまだ発見されておらず、おそらく悪天候に隠れて北西から接近していると思われた。 6月4日の夜明けには、ミッドウェーへの攻撃を開始できる状態にあると予想された。」 発見できてないけど北西から接近していると考えてると言ってますね。 この判断はミッドウェーのものかニミッツの司令部の判断か分かりませんが 「PBYが撤収するとすぐに、B-17が空中に投入された。 どのような状況でも少なくとも4時間は空中に留まらなければならないため、 西の敵軍を攻撃するよう命じられた。その間に敵空母が発見された場合は命令を変更するよう警告された。」 B-17には敵空母が発見された場合は南西の艦隊を攻撃する命令は変更されるって事前告知されている 北西に機動部隊がいないと思ってるのにそんな命令が出されるだろうか? ミッドウェー基地でも北西に機動部隊がいると考えていたと読み取って何も問題はなかろう 南西の艦隊を気にしつつ敵空母が発見された場合の指示も出したミッドウェー基地と 空母がいた場合のことを考えて半数待機させてたものを全解除してしまった南雲司令部 という比較 ところでなんでB-17だけで兵力の半数とか言ってるんですかね 他の機体は全て戦力外通告ですか? 軍令部からの短波放送で米空母の存在を知りつつも ミ島攻撃を優先した時点で詰んでいる 友永隊が発艦した時点でこの戦は負け >>456 ありがとうございます。 ここの部分がよく分からないんですけど、 >4時間は空中に留まらなければならないため、西の敵軍を攻撃するよう命じられた 前半は空中退避して、日本空母機が奇襲してきた場合に対処するためでしょうが、 なぜそれが後半につながるの? 北西から接近していると考えてるんなら、 なおさら見つかったときにすぐに攻撃できるように 手元に置いておくべきでは。 >>457 ??? 700浬彼方の日本艦隊を攻撃できるのはB−17以外にあったっけ >>458 ソースプリーズ >北西から接近していると考えてるんなら、なおさら見つかったときにすぐに攻撃できるように手元に置いておくべきでは。 とりあえずシマードは北西に機動部隊がいると考えていることには同意して頂けるのかな? 手元に置いておくべきかも知れないがあくまで南雲氏との比較なのでね。 空母の存在に備えてはいたシマードと、空母への備えをゼロにしてしまった南雲。さぁどちらがより批判に値するかという話をしてるの 再攻撃の要ありとして備えを全解除しないといけない戦況だったの? >ここの部分がよく分からないんですけど、>4時間は空中に留まらなければならないため、西の敵軍を攻撃するよう命じられた 著者やシマードの考えがどうかは知らないが、一旦南西に向かってから北東に向かえば日本の航空隊と鉢合わせして迎撃されるリスクが下がるのでは どっかの戦いでは航空隊同士がすれ違って迎撃されたよね 空母が発見出来なかった場合はそのまま船団爆撃してこいやっていうのはまぁ別に理解は出来る。 >700浬彼方の日本艦隊を攻撃できるのはB-17以外にあったっけ 700浬もの彼方に機動部隊が存在するとは考えていないと思うのだが。 そんなに離れてたら少なくともミッドウェー基地だけが一方的に叩かれる展開にはならない 「4日早朝、PBYの捜索隊は、海兵隊の戦闘機パトロールの援護を受けながら、いつものように離陸した。 彼らは、4隻の敵空母が先に発見されない限り、425マイルまで捜索し、すべてのコンタクトを完全に報告するよう命じられた。」 捜索範囲は425マイル >>461 いいえ、残念ながら同意できませんね。 >シマードは北西に機動部隊がいると考えていること シマード大佐の作戦指導からは、とてもそう考えていたとは思えないからです。 >>462 の続き >捜索範囲は425マイル ありがとうございます!実はここが知りたかった! 実はミッドウェー基地の戦時日誌に Search, 22 planes, 200 to 20. Coverage excellent beyond 450 miles to NNW. 二行目をどう解釈するか迷っていたんですけど、ちゃんと米海軍資料にもありました。 Again coverage was excellent except beyond 400 miles to the north-northwest. >>463 の続き すなわち、PBYの哨戒範囲は700浬だが、北北西海面は天候が悪いため 400浬(425浬/450浬※資料によって異なる)で引き返した、ですね。 情報提供感謝します。 さて、これは致命的ではないでしょうか。 6月5日(日本時間)に、南雲機動部隊がミッドウェー島を空襲するとしたら、 前日の4日に同島哨戒圏内(700浬)に進入してくるのは、ほぼ確実 >>464 の続き ただし北西海面は前線が停滞しているので450浬以遠の捜索は困難 まぁこれは仕方ないでしょう。お天道さまには逆らえないですからね。 (日本軍ならそれでも叩かれますがw) しかし午前中は、南雲艦隊はまだ500浬より遠くにいるから 黎明発進で450浬で引き返したら見つけられないのは当たり前。 >>465 の続き ここまで分かっていたのなら、午後にもう一度、 南雲艦隊が450浬内に入った頃を見計らってPBYを出さないといけないのでは? さらに午後に到着したレーダー付PBY4機は北西海面を捜索させるべきでしょう。 しかしシマード大佐は西方の日本船団攻撃にご執心の様子 これじゃ見つかるわけがないですよね。 こりゃもう無能指揮官確定では? お気の毒・・・ 「4日早朝、PBYの捜索隊は、海兵隊の戦闘機パトロールの援護を受けながら、いつものように離陸した。 彼らは、4隻の敵空母が先に発見されない限り、425マイルまで捜索し、すべてのコンタクトを完全に報告するよう命じられた。」 「Early in the morning of the 4th the search group of PBY’s took off as usual, covered by a Marine fighter patrol. They were ordered to search to 425 miles unless four enemy carriers were discovered earlier, and to report all contacts fully. 残念ながらあなたが欲しがってた情報ではないようだ。この4日早朝って現地時間だからね。日本時間の4日ではない 前日発見はできなかったが機動部隊が接近してきているだろうから。425マイルと索敵範囲を指定したのであって パイロットが引き返した距離ではなく命令として出された距離 輸送船団の位置から判断して機動部隊が700マイルなんて位置にいる可能性はほとんどないのだから より近海を指定した指示は正しいだろう。 そして425マイル以内で発見されたならば一旦南西に向かったB-17も戻ってこられる範囲だろう 俺には現地時間4日のミッドウェー基地は北西海面425マイル以内に敵機動部隊がいると判断してるとしか読み取れないんだがね ついでにいうと漫然と索敵してたとか以前言っていたがちゃんと情勢にあわせて索敵範囲を変更した命令を出している スレ主の主観じゃなく、ニミッツかフレッチャーかスプルーアンスあたりがシマード大佐の指揮を批判したような話はないのかな? >>467 失礼、現地時間でしたな。 ただ>>463 の引用箇所はいずれも6月3日(現地時間)のものですから、 シマード大佐に対する評価は何も変わりません。 基地空襲前日に哨戒圏内に入った南雲機動部隊を本気で見つけようとは 思っていなかったわけですからな。 >>452 の続き そして翌5月6日朝にツラギ発の九七大艇が 米空母部隊を発見した。 これで4日のツラギ奇襲は一過性のものではなく、 米空母が本気でMO攻略作戦を阻止しようとしてきたことが 確実になった。 >>470 の続き 5月5日の間は、 >更に我が諸部隊の動静偵知に努め、>>423 すでに4日にMO攻略船団がラバウルを出撃し、 ソロモン海を南下中に、B−17など敵偵察機に発見されているので、 >我が進攻点を確認の上、 我が作戦目標がポートモレスビー攻略だと察知したのでしょう。 >>471 の続き ならば、翌5月7日の米空母の次の行動は明らかですね。 >再び空襲を企図するものであろう。 そしてMO機動部隊の任務は、この米空母の行動を阻止して 攻略船団を無事に珊瑚海に進出させることです。 >>467 だから本気で見つけようとしてなかったとしても空母に対して完全に無力にはしなかったシマードと 完全に無力にしてしまった南雲の比較なんだけどね 相対的評価とか言ってる人が南雲との比較じゃなくシマードの行動だけで評価しようとするのがおかしいって言ってるの 南雲を擁護するときだけ他の指揮官も似たようなミスをしていると主張するくせに シマードは南雲よりは敵空母に備えていたでしょって言ってもスルーするという >>473 いやいや全く逆ですよ。 敵空母について完全に把握していたシマード大佐と 何も情報を持たなかった南雲長官を、 同じ土俵に並べるのですか? >>475 の続き 南雲長官は敵空母情報が無かったにもかかわらず、 友永隊長からの再攻撃要請が入ったとき即断せずに 索敵機が先端に到達するまで待った。 貴官は米空母が出現したときのために半数を雷装のまま残しておけ、 との主張のようですが、ここは全力で島を再攻撃すべきなのです。 >>476 の続き なぜなら南雲長官の任務は「基地制圧」と「米空母撃滅」の両方あるから。 仮に島に対する第二次攻撃隊が半数になると、攻撃が中途半端になってしまって、 ”第三次攻撃”が必要ということになりかねないからです。 もちろん、それで米空母が出現した場合には困りますが、 そこは蓋然性による判断をするしかありません。 ・南雲機動部隊は前日(6月4日)基地PBYに発見されなかった。 ・5日の索敵往路で米空母発見報告は入らなかった。 ここから米空母は居ないと判断することは油断でも慢心でもありません。 >>477 の続き ミッドウェー島空襲を始めてから時間が経過すればするほど、 ハワイから出撃してきた米空母の出現確率が高まります。 だから攻撃一日目の5日の間に全力を投入してミッドウェー基地を制圧しておけば、 翌6日以降は、島には残敵掃討のため少数機を派遣するだけで済むので、 米空母撃滅に専念できる。 南雲長官の判断は”合理的”ですよね。(結果的には間違っていたけど) >>478 の続き 一方、シマード大佐は>>463-466 の通り 彼は南雲機動部隊が”そこに居る”ことを知っていたのですよ! なんで南雲機動部隊が”計画通り”友永隊を発進するのを阻止できず、 基地が壊滅的被害を受けているのですか? 全く意味不明ですよね。 >>479 の続き もちろん戦場は、こちらの都合通りには動いてくれませんから、 いろいろと手を尽くしても、雲の下の南雲機動部隊を発見できなかった、 ということもあり得ます。 しかし、シマード大佐は明らかに”手を尽くしてない”ですよね。 結果論から離れて、公平に判断されてはいかが? >>474 ふふふ・・・それが何か。 逃げずに、議論の内容で決着つけませんか? いや、474氏は別人なので。それに468氏にレスしたコメントであってあなたに向けたものじゃないものを持って逃げたとか ちょっと解釈が捻くれすぎてはいないだろうか 仮に私の投稿だとしてもそれが何かって言われてもあんたにはレスしてねぇよって話だもの >何も情報を持たなかった南雲長官 何も情報がないのに敵空母出現の算なしとか判断しちゃうんですか? それは指揮官として褒められた行為ではないと思いますけど >貴官は米空母が出現したときのために半数を雷装のまま残しておけ、 との主張のようですが 半数待機してたさらに半数は雷装のまま残しておいて半数を爆装させるという意味で言ってるなら違いますよ。 >友永隊長からの再攻撃要請が入ったとき即断せずに索敵機が先端に到達するまで待った。 日没1543時 0400 「タナ一、第二次攻撃ノ要アリ」 0415「第二次攻撃隊本日実施、待機攻撃機爆装ニ換ヘ」 15分待っただけですね。これは過大評価ではなかろうか。続報もあるかもしれないし参謀とすこしは協議するし誰でもそれぐらいは待つだろう 日没が1543なんだから敵空母からの攻撃がないなら0415に爆装を命じなくても余裕で再攻撃できるだろう 0415に爆装命じないと第二次攻撃が実施できないならそのタイミングで命じなくてはならないが当然そんなことはない ミッドウェーから空襲うけて第二波もあるかもしれない0415というタイミングで出す命令ではないよ >>482 これは失礼しました。 本職にとってはみんな「名無しの三等兵」なので区別がつきません。 勘違いはご了承くださいませ。 >>483 なんのことか分かりませんが、 >何も情報がないのに敵空母出現の算なしとか判断しちゃうんですか? シマード大佐と比較しているんだから、 「敵空母の所在について”事前情報”を何も持たなかった南雲長官」 という意味ですよ。 >>485 の続き >半数待機してたさらに半数は雷装のまま残しておいて・・・ そういう意味ではありません。 米空母出現に備えて待機させていた第二次攻撃隊のすべてを ミッドウェー島再空襲に転換した南雲の判断は間違い、という貴官の主張のことです。 >>486 の続き >15分待っただけですね。 時間の長短ではありません。 「ミッドウェー攻撃隊指揮官(友永大尉)から再攻撃の要があるとの報を受けた南雲長官は、急いで 第二次攻撃を実施して、ミッドウェーの航空兵力や基地を制圧する必要を認めた。 そのため同長官は、来襲する敵機の攻撃を受けながら、索敵機が索敵線の先端に達する予定時刻 (0415頃)を待っていた。 その時刻になっても索敵機は敵艦隊発見を報じて来なかったので、同長官は予想していたとおり 付近に敵艦隊は存在しないと判断し、第二次攻撃をミッドウェーに指向することを決意した」公刊戦史p288 適切な手順を踏んで、合理的な判断を下したところが大事なのです。 >>487 の続き >余裕で再攻撃できるだろう これも>>478 に書いたとおりで 時間が経てば経つほど、米空母が出現する確率は上がっていくのだから、 ミッドウェー島制圧は早ければ早いほどよい。 もしかしたら第三次攻撃が必要になるかもしれないしね。 さぁ、このままシマード大佐は無能指揮官確定でいいんですか? ちゃんと擁護してくださいな。 確定でいいんですか?ってあなたの中で確定しているだけでしょ? あなたがどう思うかについてあなたが良ければ良いですよ。私は反論は投稿しますけどね この掲示板をみる第三者にあなた以外の見解を提示しているだけです 見た人がシマードと南雲どちらが無能指揮官か判断してくれるでしょう >時間が経てば経つほど、米空母が出現する確率は上がっていくのだから、 ミッドウェー島制圧は早ければ早いほどよい。 違うよ。索敵機は復路を索敵中なので短期的にみれば南雲司令部からみた敵機動部隊出現の可能性は下がっていく 雷装解除を命じた時点で空母に対する備えがなくなる。 備えがなくなったのに空襲を受けると、回避行動により爆弾への兵装転換作業は進捗しない だから0415というタイミングで解除するのは、備えがなくなるだけの効果しかもたらさない可能性大 復路索敵終了予定時刻か、友永隊収容を待ってから攻撃隊を準備する命令を出すのが良いよ >>490 ええ、本職もそれでよいかと >見た人がシマードと南雲どちらが無能指揮官か判断してくれるでしょう 確かにご指摘のとおりで、 >短期的にみれば南雲司令部からみた敵機動部隊出現の可能性は下がっていく いろいろな解釈が可能かと思います。 ただ、 >復路索敵終了予定時刻か、友永隊収容を待ってから攻撃隊を準備する命令を出すのが良いよ このように主張される慎重な方が、シマード大佐の指揮(>>463-466 )に 疑問を持たないのは不思議ですねぇ >>472 の続き さらに都合の良いことには、>>423 >しかし、我が機動部隊については、情報を得なかったものと >判断される 日本軍の作戦企図(ポートモレスビー攻略)は察知され、 MO攻略船団もすでに発見されているが、 我がMO機動部隊はまだ見つかっていない。 ソロモン諸島を迂回して、B−17の索敵圏外を航行してきたことから、 高木中将は確信を持って、我が方の絶対有利を宣言していますね。 珊瑚海海戦はたった空母2隻じゃなく、もっと空母があったらなあ エンタープライズとホーネットが間に合ってたらよかった >>493 え、、そっちですか。 南雲部隊の全空母六隻じゃなくて! 逆に当初の加賀一隻だったら。怖や怖や、、 ミッドウェー海戦でこんな醜態晒すなら インド洋でブレニムの爆弾を喰らっておいた方が良かったかも >>495 戦闘航行中の主力艦に世界で唯一無誘導の水平爆撃を命中させたのは、確かマレー沖の九六陸攻(美幌空白井中隊からレパルスへの25番1弾)だったか セイロン沖で、九七艦攻の爆装を雷装転換中の空母が一弾でも喰らってたら… 主力艦に拘らず重巡でもいいなら妙高とかが水平爆撃で被弾してんだけどな 妙高が唯一かどうかは知らんし、唯一とかには興味もねえけど >>493 間に合うのなら、先任であるハルゼー中将が指揮を執ることになりまっせ ・・・波乱の予感! >>494 本職もそっちかと思いました。 4月18日に東京空襲した2隻が5月10日に珊瑚海というのは、 日程的に無理でしょうな。 >>492 の続き ここまでが全般の状況について。 続いて高木中将は、米空母の行動予測を行います。 「明7日はルイジアード諸島方面(>>409 )近距離に 来攻する算が大であるが、 前2回※の敵の採った手段にかんがみ、 我が攻略軍の進攻地点がまだ明瞭でない状況においては、 明7日は、やや南方よりの洋上に行動するか、 もしくは我が攻略部隊の南正面に出現するものと判断す」 >>501 の続き ※前二回とは、 3月10日のラエ・サラモア空襲 5月4日のツラギ空襲 >>502 の続き >>492 の通り、 日本側がポートモレスビー攻略を企図し、 ソロモン海を南下する攻略船団もすでに発見している。 ここから導き出されることは、 翌5月7日はルイジアード諸島付近が決戦場になる、ということ。 MI作戦を控えた4隻が珊瑚海参戦というのは、 日程的に無理でしょうな。 >>504 そうですね。MO作戦が成功して五航戦が無傷だったとしても 日程的に微妙なところです。 >>503 の続き 続いて、 >前2回※の敵の採った手段にかんがみ、 この部分、ちょっとよく理解できていませんが、 3月10日のラエ・サラモア空襲のとき、 米空母はソロモン海に進出して、ラエ・サラモア沖に接近したわけではなく、 ポートモレスビー沖の珊瑚海から攻撃隊を発進させ、 スタンレー山脈を越えて空襲しています。 >>506 の続き 今回も同じように、米空母はルイジアード諸島(>>409 )南方海面から 攻撃隊を発進させるのではないか、という推測でしょう。 その理由は、 >我が攻略軍の進攻地点がまだ明瞭でない状況においては、>>501 >>507 の続き ラバウルを出発した船団が珊瑚海へ進出するには、 二通りの経路があり、 ひとつは、ルイジアード諸島の中間付近にあるジョマード水道を通過する。 もうひとつは、ルイジアード諸島の先端のロッセル島を迂回する。 前者は狭い水道を抜けるので座礁の危険をともなうが、 後者の迂回ルートより行程を一日短縮できるので、 こちらが採用されました。 >>508 の続き 米空母にとってみれば、日本船団がどの経路を通って 珊瑚海に進出するかは分からないので、 ルイジアード諸島の南方海面で待機して様子をうかがい、 機会をとらえて攻撃隊を発進させる、といったところか。 >>509 の続き このように、翌7日朝の時点で、 ルイジアード諸島南方海面に米空母が出現する公算が 最も高いことになります。 ここで重要なのは、高木中将は 上記のような「5月4日からの大きな流れ」だけで 米空母の行動予測をしたのではないということ。 >>510 の続き 続けて、 「本日(5月6日)0900以後、友軍航空機は触接を失し、敵の動静は不詳 我が五航戦も南下進撃中であるが、これを捕捉する公算は少ない」 すなわち、最新の索敵情報を加味して、総合的に判断している点で 高木中将の情勢判断は優れているのです。 暗号解読だけを鵜のみにして、索敵を軽視した 米海軍とは対照的ですよね。 >>511 の続き この部分、本職は非常に高く評価しているのですが、 一般に戦記などで採り上げられることは稀です。 (ていうか珊瑚海海戦自体がマイナーだし、 その前日のことなんかまず出てこない) たとえば公刊戦史では、同じページの中で、 >0900以後、友軍航空機は触接を失し とあるが、 横浜空の大艇は1200時まで触接を維持しており、 MO機動部隊の戦闘詳報の中にもちゃんと記録されている。 >>512 の続き そして高木中将の作戦指導について、 「本日中に敵捕捉の見込み無しと判断するや、補給のために北上した」 「補給を終了した駆逐艦を五航戦掩護のため派遣することもしなかった」 「五航戦を掩護する意図は薄かったものと思われる」 と疑問を呈しています。 >>513 の続き 森史朗氏などは、 「故意に握りつぶしたというのであろうか」p96 とまで書いていますが、 いささか恣意的に過ぎるでしょう。 >>514 の続き 5月6日、ツラギ発大艇による米機動部隊触接情報は、 0810時の第一電から始まり、0830、0835時で 位置、兵力、針路、速力、天候などの項目を報告し、 それから3時間ほど間が空いて、 1200時「敵ノ航行序列」 1220時「触接離脱通告」 となります。 >>515 の続き 1200電の受信時刻はMO機動部隊の戦闘詳報によれば1238時、 高木中将の情勢判断は1300時ですが、 これは1300時に発表されたというだけであって、 内容の詳細な検討はそれ以前に終わっているはずです。 すなわち高木中将は大艇の0835電までの情報をもとに検討した結果を 1300時に発表した。 >>516 の続き 普通に考えれば、 「1200電の件は、発表原稿が完成した後に届いたので反映されなかった」 といったところでしょう。 重要なことは、1200時の報告電を加味しても 情勢判断が大きく変わるわけではない、というところです。 >>518 チュニドラに連敗するだけでニュースになりますからねぇ って待てーい!! >>517 の続き 公刊戦史の指摘(>>513 )についても、 高木中将の作戦指導に批判的ですが、 >>300-301 で検証したとおりで、 >敵艦隊の位置はツラギの南方420浬(MO機動部隊の南方360浬) >針路190度、速力20節 >>520 の続き これらの索敵報告から導き出される結論は 「本日会敵ノ見込ミナシ」 であって、 燃料補給したばかりの駆逐艦を急速南下させたら、 明日の決戦時に全力発揮できなくなってしまう。 >>521 の続き 五航戦だけ南下したのは、 万一、米空母が反転北上した場合、 攻撃圏内に入るかもしれないから。 仮にそうなったとしても、日没までの時間との勝負ですから、 発進できる可能性はほぼ無いと言って良い。 >>522 の続き 高木中将は航空関係の経歴がない、 文字通りの”素人”ですから、 おそらく原少将からの進言を採用したものでしょう。 実に適切な情勢判断ですよね。 >>523 の続き そして、大艇の最後の報告(>>515 )まで 米空母の反転情報は入らなかったから、 >0900以後、友軍航空機は触接を失し と表現しても、なんら問題は無いのですよ。 珊瑚海海戦結果(アメリカ資料) https://i.imgur.com/2piMCwr.jpg 大日本帝国海軍は、この海戦で航空機の損失が大きく、ミッドウェー海戦敗退の要因にもなった 工業生産能力がアメリカの10分の1程度では補充がきかない。 「戦いは数だよ兄貴!」 >>526 「キングもカズだよ、兄貴」 「いいえ、キングはアーネストでしてよ、お嬢様」 >>525 全くだぜ、兄貴 とりあえず艦爆だけ発進させて飛行甲板を使用不能にすればよい、 なんて甘っちょろい考えではいかんよな >>526 暑いですな >>527 「ご冗談を、お二人さん、 キングと言えばハート様でしょう」 タイピング北斗の拳ではハート様相手にたくさん練習しましたよ >>524 の続き そして最後に「判決」と題して、 翌日(5月7日)の具体的な行動方針を示します。 「我はまだ発見せられず。 明7日早朝、敵を発見すれば先制攻撃の好機である。 7日は必ず捕捉するを要する」 >>530 の続き 既述のとおり、MO作戦が開始されてから、 MO機動部隊は一度も敵に発見されていない。 これはソロモン諸島を迂回して珊瑚海に進入する経路を選択した 日本側の作戦勝ちです。 事実、フレッチャー少将以下、米海軍の”全員”が、 「日本空母部隊は攻略部隊と共にソロモン海を南下中」 すなわち、敵は前に居ると思い込んでおり、 背後に迫るMO機動部隊に全く気付いていなかったのです。>>409 >>531 の続き 翌7日は朝から双方が索敵機を飛ばすことになりますが、 日本側は6日に米空母を発見していることもあり、 おおよその位置をつかんでいるのに対し、 アメリカ側は前方のソロモン海に向けて索敵機を出すでしょう。 うまく行けば、日本側が米空母を発見して、 アメリカ側は日本空母の位置を知らないまま、 一方的に先制奇襲を成功させることも可能なのです。 >>532 の続き >7日は必ず捕捉するを要する 高木中将の強い決意がうかがえますね。 >>533 の続き その重要な重要な7日朝の索敵についても、 明確な方針を打ち出している。 >>534 の続き 「敵が本日(6日)出現位置の南方に待機行動する場合、 および攻略部隊の南正面に行動する場合の、 いずれにおいても敵を確保するため、 本6日の発見位置付近は当部隊(MO機動部隊)をもって、 またデボイネ(>>409 )南方攻略部隊水偵をもって、 明7日未明、すみやかに一斉に索敵を開始し、 いずれに出現するも攻撃し得るを要する」 >>535 の続き 実に簡潔にして明快、 個人的には教科書に載せたいくらいの 情勢判断のお手本のような文章ですね。 これまで長々と、 シマード大佐や南雲長官の作戦指導を検証してきたのは、 この高木中将の情勢判断と比較するためでした。 >>536 の続き 日本側は米海軍の暗号解読していたわけではありません。 せいぜい知っているのは 「珊瑚海に米空母が出現した」 一回目は5月4日のツラギ空襲、 二回目は5月6日の大艇発見報告、 たったこれだけの情報から 敵の意図を正確に判断するのは至難の業と言えますが、 それを見事にやってのけた高木中将の手腕、 とくと味わっていきましょう。 >>537 の続き 通常の戦場では、理路整然と判断することなどはできなくて、 相矛盾する不完全で不確実な敵情をもとに決断しなければならない。 我々が歴史を振り返るときのように、始点から終点まで 一本の線でつながっているかのように思考することはできない。 >>538 の続き 何が正しくて、何が間違っているか分からないような状況で 高度な妥協点を見出すのが指揮官の腕の見せ所と言えるでしょう。 「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」 故野村克也監督の座右の銘として有名ですが、 これを戦史に、そのままあてはめてはいけないのです。 >>539 の続き 戦争というのは勝ち負けが即座にはっきりするので、 勝因や敗因が部外者にも分かりやすく、 結果論に陥りがちですが、 上記のように、双方が五里霧中で進めて行くので どちらも判断を誤るのが普通で、 ほんの少し幸運に恵まれた方が、ほんの少し誤りが少なかった方が勝つ。 勝敗の差は紙一重と言えます。 「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けあり」でしょう。 >>540 の続き 結果論を完全に排除して、史実を公平に評価することは難しいですが、 当スレでは挑戦し続けたいですね。 >>542 昨日の阪神戦では、またも負けてマジック24ですね。 阪神(首位)67勝41敗 中日(最下位)41勝67敗 わぁ、シンメトリーw >>541 の続き 珊瑚海海戦においても、この >相矛盾する不完全で不確実な敵情(>>538 ) が、MO機動部隊司令部を悩ませることになります。 >>544 の続き 前日(5月6日)の情勢判断は、>>501 「米空母はルイジアード諸島南方海域で日本攻略船団を待ち伏せるだろう」>>409 事実、フレッチャー少将もその通りに行動したので、 高木中将の情勢判断は百点満点の素晴らしい出来と言えるでしょう。 >>545 の続き ならば、7日朝のMO機動部隊の索敵は ルイジアード諸島南方海域を中心としたものでなければならない。 しかし高木中将が指示したのは、ルイジアード諸島方面(西方)ではなく、 南方海域が中心の索敵計画でした。 >>546 の続き 結果的には、この索敵計画が大失敗で 油槽船ネオショーを米空母と誤認して攻撃隊が空振りに終わり、 祥鳳を沈められるという残念なことになってしまった。 どうして事前の情勢判断が正しかったのに、索敵計画を誤り、 米空母の背後を取るという圧倒的優勢を手放してしまったのでしょうか。 >>548 本職もドラゴンズに個人的な恨みはありませぬ。 しかし令和の米騒動(>>542 )とはうまく言ったものですねぇ 最初は日露戦争の脚気対策かと思いましたよ >>547 の続き その理由は情勢判断の中にあるとおりで、 >敵が本日(6日)出現位置の南方に待機行動する場合、>>535 5月6日に大艇が報告した米空母情報が、 >敵艦隊の位置はツラギの南方420浬(MO機動部隊の南方360浬) >針路190度、速力20節 だったから。 >>550 の続き すなわち、「針路190度」が正しいならば、 米空母はニュージョージア島(>>409 )南方420浬以遠にいるはずだから、 そちらに索敵機を出さないと発見することはできない。 これが「相矛盾する敵情」(>>538 )の典型であって、 もしこの時の敵針路が”北西”であったならば、 一般情勢判断とピタリ一致するので、 翌5月7日朝は、ルイジアード諸島南方海域に索敵機を放てば良い。 非常に簡潔な話になります。 >>551 の続き ところが実際は、そうではなかった。 ニュージョージア島南方海域は、ポートモレスビーとは反対側だし、 しかも「針路190度=南下中」だから、さらに離れて行く行動になる。 この矛盾をどう解決すれば良いのか。 >>552 の続き ここはまさに指揮官の腕の見せ所であって 何が正解だったかは、史実を知る我々が結果論で批評するしかありません。 しかし当スレでは、 正しかったから有能、負けたから無能といった安直な評論には与せず、 その結論に至った過程から指揮官の”個性”を考察したい。 >>553 の続き 高木中将の情勢判断は、 「どちらの可能性も捨てなかった」で、 本職が理想とする”高度な妥協点”(>>539 ) を具現化したものでした。 >>554 の続き これは『沈黙の艦隊』の中に出てくる話なのですが、 党首討論の中で”カルネアデスの板”が出てきます。 司法の「緊急避難」の例としてよく出てきます。 船が沈んで、ある男が板につかまって浮いていた。 そこへもう一人の男がつかまろうと近づいて来た。 その時、板につかまっていた男はそいつを突き飛ばして溺死させた。 この行為は殺人罪に問えるか? >>555 の続き これを応用して、漫画の中では 「漂流中のボートの中で感染症が発生した場合、その人をどうするか」 (そのまま放っておくと全員が感染してボートの乗員は全滅) このような仮定に対してどう答えるかで、政治家としての姿勢を問うたもの。 ・感染者をボートから追い出す(要は殺す) ・多数決で決める ・感染者を見捨てない。全員死ぬべき >>556 の続き 様々な意見が出た後で、最後の党首が 「自分はどちらも助かる方法を考えます」 で討論は締めくくられた。 本職はこの話が気に入らなくて、 「どちらも助かる」なんて、決断する責任からの逃避だと。 何かを手に入れるためには、何かを捨てなければならないんだ! >>557 の続き 戦争においては、しばしば任務のために少数を犠牲にする という決断が繰り返されてきました。 珊瑚海での高木中将の情勢判断に、この例をあてはめるのは いささか論理の飛躍を否めないですが、 これは「どちらも助ける」への挑戦ではないかと考えます。 >>558 の続き 本職が強調したいのは、 「高木中将は大艇の索敵報告を軽視しなかった」 ところですね。 >>559 の続き そもそも航空索敵は”誤報の宝庫”であり、 正確であることの方が珍しい。 大艇の見つけた敵空母部隊は空母ではないかもしれないし、 針路が南下というのも誤りかもしれない。 空母は発着艦のたびに風上に立つので、 頻繁に針路を変えることは珍しくありません。 >>560 の続き しかし疑い始めたらきりがないので、 ひとまずそれを「正確な情報」として受け取った。 ミッドウェーにおける利根四号機は、 報告位置が隣の筑摩一号機の担当区域でしたから 明らかに間違いに気付かなければならなかったが、 今回は違います。 >>561 の続き そして重要なのは、 高木中将が大艇の米空母発見報告を重視して、 南方海域の索敵を中心に計画したことは、 一般情勢判断から導かれるルイジアード諸島南方海域を 無視(あるいは軽視)したのではない、ということ。 >>562 の続き それは情勢判断にも表われていて、 >および攻略部隊の南正面に行動する場合の、 >いずれにおいても敵を確保するため、 >またデボイネ(>>409 )南方の攻略部隊水偵をもって、 >明7日未明、すみやかに一斉に索敵を開始し、 >いずれに出現するも攻撃し得るを要する(>>535 ) >>563 の続き 5月7日朝、索敵機を出すのは、何もMO機動部隊だけではありません。 特にルイジアード諸島南方海域は、攻略部隊の前路警戒の意味もあるので、 ・ラバウルから陸攻 ・攻略部隊の巡洋艦から水偵 ・デボイネ水上機基地から水偵 >>564 の続き 三つ目のデボイネは、ルイジアード諸島の中にある島のひとつですが(>>409 ) ちょうど船団が通過するジョマード水道の近くにあるので、 事前に水上機基地を仮設しておいて、ルイジアード諸島通過時、 珊瑚海進出後はその上空警戒にあたる予定だった。 これはあらかじめ作戦計画の中に盛り込まれていた既定路線で、 用意周到!ですね。 こんなこともあろうかと・・・真田さんのようだ。 >>565 の続き つまり、MO機動部隊が西方に索敵機を出さなくても困らない。 米空母がルイジアード諸島南方海域に出現すれば、 必ず発見できるように、綿密な索敵網が構築されていたのです。 素晴らしい! >>566 の続き 一方のニュージョージア島南方海域(>>409 ) すなわち珊瑚海中央部はと言うと、 攻略目標のポートモレスビーから遠く離れており、 また船団の航路になっているわけでもないので、 密度の薄い索敵計画となっている。 >>567 の続き 具体的には、ショートランドやツラギからの大艇による索敵のみ。 これらは進出距離700浬の”粗い”索敵なので、 たまたま雲の下に隠れてしまったりするなど、見落とす可能性が 大きくなる。 そこで高木中将は、その隙間を補う意味でも、 ルイジアード諸島南方海域ではなく、 珊瑚海中央部中心の索敵計画を組んだのです。 >>568 の続き 蓋然性の観点からは、米空母はルイジアード諸島南方海域に出現する 公算の方が高いでしょう。 いくら綿密な索敵網が敷かれているとはいえ、 やはり他部隊の機体の報告では意思疎通に欠けるだろうし、 転電の遅れや触接維持の指示にも支障をきたすかもしれません。 >>569 の続き しかしそれでも、あえて南方海域の索敵を重視したのは、 高木中将が作戦海域全体を俯瞰して、 米空母がどちらに出現しても、必ず補足できるように 万全の態勢を整えるという強い決意の表われと言えます。 >7日は必ず捕捉するを要する(>>530 ) 慧眼ですね。 明日は飲み会のためお休みです。 来月いっぱいで部署を異動することになったので 送別会を開いてもらいます。 他人の金で飲む酒ほど旨いものは無いですからねぇ 福島や北海道の海鮮をたくさん食べて応援したいと思います。 世界一おいしい我が国の海の幸を禁止するなんて、 世の中バ○なことを考える奴がいるもんですねぇ〜 それではノシ >>571 でも日本近海での密漁はバンバン行いますよ 10年以上も気ちがいのように南雲を擁護してるけど 結局、米軍に自軍が見つかってない前提でしか 作戦行動を起こせなかった司令官 南雲の責任だよな >>572 ありがとうございます。 中央リフト付近の爆弾が一番大きく描かれていますが、 これは陸用爆弾だったからで損傷は軽微 艦橋横に命中した通常爆弾は機関室に損傷を与え、 缶室3を使用不能にし、ミッドウェーでの沈没につながりますね。 >573 そうそう 福島沖の”汚染水”がどういう理屈か?めぐりめぐって 大陸東岸沖にやってくるという謎理論で、 日本産だけではなく魚介類全般の消費が落ち込んでいるようですね。 これで乱獲が減れば願ったりかなったり >>574 ふふふ、古参の方ですかな お久しゅう あの状況で自軍が発見された前提で行動するって、 どんなニュータイプですかな >>570 の続き 情勢判断の最後です。 「当部隊は明7日の索敵をおおむね6日の敵所在位置方向に行い、 敵を捕捉し、これを撃滅するを要する。 このため6日中に補給を実施する」 >>578 の続き 先の記述のとおり、高木中将は 「翌7日未明に、米空母部隊はルイジアード諸島南方海域に出現する」 という蓋然性に基づく判断を示しながらも、 6日当日にもたらされた索敵報告も無視することなく、 7日朝の索敵網の密度の比較から、 MO機動部隊の索敵計画を南方海域中心 すなわち6日に大艇が報告した「ニュージョージア島南方海域」 と決めた。 >>579 の続き その上で、最後に >このため6日中に補給を実施する 実に筋の通った合理的な判断ですよね。 森史朗氏などは、 大艇の報告を握りつぶしたした!(>>514 )と些末にこだわっていますが、 高木中将が戦場を大きくとらえて判断していたことに もっと注意を払うべきでしょう。 山口少将が指揮していれば、ミッドウェーは勝てたね 物量差で、マリアナ、レイテでは誰がやっても負けてたでしょうが https://i.imgur.com/szC66g5.jpg "主力部隊"2隻(伊勢、日向)には装備していたレーダー https://i.imgur.com/V4TJ8MK.jpg ミッドウェー海戦のIFのひとつ >>581 多聞丸大人気ですねぇ どうやって勝つのか知らんけど >>582 何も変わりませんな。 実験段階の電探では精度も不十分、高度も分からないしねぇ >>583 地図を見ると、スコールに隠れる北西航路を選んだ南雲機動部隊は大正解でしたね! >>580 の続き 結果として、この南方重視の索敵計画が 翌5月7日の米油槽船誤認→攻撃隊空振りにつながるので、 どうしても、いいね!につながらないのですが、 もちろんタンカーを空母と見間違えた翔鶴の艦攻が悪いのですが、 一方、アメリカ側の”不手際”でもあるのです。 >>587 の続き ネオショーが発見されたのは、MO機動部隊の南方163浬 これはツラギの南方430浬付近で、 前日の5月6日に大艇が米空母を発見した >敵ラシキモノ見ユ、大部隊、基点(ツラギ)ヨリノ方位192度、420浬(>>276 ) とほぼ一緒なのです。 >>588 の続き 7日朝の時点で、米空母部隊はルイジアード諸島南方海域(>>409 ) に進出しています。 なぜ用の無い補給部隊が、日本軍の哨戒圏内をウロウロしていたのでしょう。 ツラギやショートランドから進出距離700浬で、 大艇が毎日哨戒しているのに、400浬付近にいたら そりゃあ見つかるのは当たり前でしょう。 >>590 加賀は艦橋直撃で艦長以下が全滅したのが痛かったですね。 ていうか炎上しすぎだろ! >>589 の続き これは明らかにフレッチャー少将の失策ですよね。 5月4日にツラギを奇襲して以降、 5月5日には日本軍大艇に発見され、 (打電する前に撃墜したので実際は報告されていない) 5月6日には4時間にわたって大艇に触接された。 周辺海域が日本軍大艇の哨戒圏内であることは明らかなのに そこに油槽船を放置しておくなんて! >>592 の続き 何度も例に出していますが、 ハワイ作戦の時の南雲長官は(>>254 ) 前日の12月7日、最後の補給を終えた後、 補給部隊をオアフ島哨戒圏外の800浬海域に待たせておき、 12月8日は一撃だけで引き揚げて、その日のうちに700浬圏外に離脱、 12月9日朝に補給部隊と合同して、予定通り補給を開始。 完璧に計画通りに実行しました。 >>593 の続き 南雲機動部隊はハワイ沖200浬まで接近して攻撃隊を出すので、 そこから600浬(20ノットで30時間かかる)も離れた場所に 補給部隊を待機させるのは、かなりのリスクをともないます。 もし第二撃を実施することになった場合、 駆逐艦が燃料不足で補給地点までたどり着けないことも考えられる。 >>594 の続き しかしそこまでした理由は、 補給部隊の重要性を正しく認識していたからで、 極言すれば、旗艦赤城が沈められるより、補給部隊を失うことの方が 作戦遂行においては深刻な事態なのです。 本土へ帰れなくて太平洋を漂流することになりかねないですから。 >>595 の続き それと比較すると、アメリカ側の作戦指導は拙劣と言わざるを得ない。 補給部隊の重要性はハワイ作戦の時の日本側と全く同じで、 一隻しかないネオショーを失ったら、作戦継続できないのです。 この時点(5月7日)では、 日本軍のポートモレスビー攻略日は5月10日なので、 まだ作戦は始まったばかり。 >>596 の続き 最低でも、あと一回は必ず補給を実施しなければならない。 その大事な大事なネオショーを敵の哨戒圏内にとどめおいて、 結果として、沈めてしまうなんて! ミッドウェーでもそうですが、米海軍提督は 行き当たりばったりで先のことを考えてないんじゃないか? と勘ぐってしまいますねぇ 蒼龍撃沈について、当時の米海軍では「小型空母」との認識で、攻撃隊のパイロット達が、がっかりしたって記録があったね。 比較模型 https://i.imgur.com/A95RyuS.png >>598 レンジャーより小さいんか〜い! まぁ『写真日本の軍艦』によると、 公表諸元は基準排水量10500トン(本当は15900トン) 搭載機は30〜40機(本当は72機) 写真は1枚しか公開されなかったので、ジェーン年鑑では いろいろな想像図が掲載されたようです。 >>596 給油艦ティペカノーも珊瑚海海戦に参加してるようですが 南太平洋海戦(Battle of the Santa Cruz Islands) エンタープライズ被弾状況(米側資料) https://i.imgur.com/mgXK6ZP.png >>600 なんか文字列の配置が逆ですね。 羽黒が沈んだように見える… >>601 そうです。 過去スレでやりましたが、ティッペカヌーは低速で足手まといになるため、 5月3日の補給の後に分離して、エファテ島に向かっています。 なのでネオショーだけが頼りなのです。 >>602 二発目が前部リフトに直撃、下がった状態で止まったら困るため ずっと前部リフトを上げたまま、収容した機体も中央と後部リフトで格納庫に下ろしていました。 もうひと押しでビッグEを沈められたのに! >>597 の続き そして、その状況を生み出したのはフレッチャー少将自身 5月4日のツラギ奇襲により、 日本軍にたいした被害を与えられなかった代わりに、 自らの存在をアピールして日本軍の哨戒を強化させ、 ツラギまでの高速往復で無駄に燃料を消費した結果、 日本軍哨戒圏内で補給をすることになってしまった。 >>606 の続き そしてネオショーを哨戒圏外に離脱させる前に つかまってしまったのです。 これではレキシントンが沈まなかったとしても、 作戦継続していたら随伴の駆逐艦は付いていけなくなってしまうでしょう。 >>607 の続き もっといえば、その根本にあるのは、 「日本空母部隊は攻略部隊と共にソロモン海を南下中である」 (=自部隊の付近には居ない) との甘い情勢判断にあり、 それを導いたのが、ロシュフォートによる”不完全な”暗号解読だった。 ミッドウェーにおいても、その戦訓は活かされずに、 暗号解読情報を鵜のみにしたまま突っ走ってしまうのです。 >>608 戦訓を活かしてフレッチャーは索敵機を飛ばしたって言ってなかった? >>609 失礼、言葉足らずでしたね。 >>608 はニミッツ-レイトンの太平洋艦隊司令部のことを念頭に書きました。 特に「レイトン君、君の予測は時間で5分、方位で5度、距離で5浬違っていただけだな」 このあたり フレッチャー少将に関しては、ミッドウェーでPBYの哨戒圏外をカバーする意味で SBDを飛ばしていましたし、 そもそも珊瑚海でも5月6日は午前と午後の二回索敵機を出してます。 >>608 の続き その点、高木中将の情勢判断は同情の余地があり、 仮に米機動部隊が、蓋然性に基づく判断通り ルイジアード諸島南方海域(>>409 )に居たとして、 >>611 の続き MO機動部隊が南方重視の索敵機を出したとしても、 それは友軍の索敵機が見つけてくれるのであって、 空母から出した艦攻は「敵ヲ見ズ」で戻ってくるだけなんだから。 そして西方へ距離を詰めて、攻撃隊を発進させればよいのです。 >>612 の続き ところが史実は、 MO機動部隊から出した艦攻が先に”敵空母”を発見してしまったのです。 自部隊の南方海域で。 さすがの高木中将も、 まさか敵哨戒圏内に油槽船を放置するような、 とんちんかんなことをする敵がいるとは思ってもみなかったでしょう! >>613 の続き 史実の経過は 0522 翔鶴艦攻が敵航空部隊発見 ※ネオショーの誤認 0545 敵兵力続報 0600 攻撃隊発進 0620 古鷹水偵(MO攻略部隊)が敵機動部隊発見 ※こっちが正しい あと30分ほど遅れれば、 翔鶴瑞鶴が攻撃隊を発進させる前に、 ”本当の”米空母部隊発見報告が入るので 空振りは回避できたかもしれなかったのです。 みんな、太平洋は広大だということを忘れている議論が多いな。 >>615 なにせ珊瑚海の話ですので… >>616 控えおろぅ〜 >>618 道頓堀は厳重警戒ですな カーネルさんは戦々恐々 >>599 レンジャーは別に小さくないし普通に蒼龍並みの空母よ 図の奴は飛行甲板延長後のだろうけど、延長前でも蒼龍と同等の飛行甲板長 ただ、機関部装甲何それ?対魚雷防御っておいしいの?ってくらい防御力を捨ててるだけで >>610 あれは索敵というより前路警戒でしょ だから進出距離100浬という通常のSBD索敵より短いわけで、意味合いとしては航空機によるピケット警戒ラインを張った奇襲防止策 狙いとしては日本機の早期発見であって(日本艦隊がこんな近距離に居る可能性もゼロじゃないからそれも含めては居るけど)、日本艦隊捜索のミッドウェーPBYとは性格がちょっと違うんだな >>620 言われてみれば… 蒼龍 排水量15900トン、全長227.5メートル レンジャー 排水量14576トン、全長234.6メートル ほぼ同等ですね。 >対魚雷防御っておいしいの? 弾火薬庫の25ミリDS鋼以外は一切無し、という潔さ! >>621 そうなんですけど、 日本軍の陸上機が飛んで来れない海域ですから、 日本機に遭遇=日本空母が200浬以内にいる で、索敵と同じ扱いだと理解しています。 要はフレッチャー少将は暗号解読情報を鵜のみにしていなかったってことです。 >>614 の続き 一般に航空索敵における誤報は、 ある程度仕方がない部分があります。 (とはいえ、5月7日の翔鶴艦攻は二機編隊で飛んでいたようですから、 なにやってんだ!という感じですが・・・) 油槽船ネオショーを米空母と誤認することは 有り得ないことだ、とまでは言えない。 >>624 の続き それよりも”有り得ない”のは、 敵哨戒圏内に、油槽船を無防備な状態で放置することで、 事前情報無しに奇襲されたのならまだしも、 敵飛行艇に触接されたばかりのと同じ海域に 残しておくなんて、やはり有り得ない。 >>625 の続き だってネオショーに何かあったら作戦継続できなくなりますよ! アメリカ軍に補給の重要性云々を説いても釈迦に説法、キリストに伝道でしょうが、 ちょっとお粗末に過ぎますよね。 このようにフレッチャー少将の作戦指導は軽率と言わざるを得ず、 MO機動部隊のラバウル空輸の遅れや索敵誤報に救われたからよかったものの、 本来なら5月8日を待たずに、珊瑚海に沈んでいたでしょう。 >>623 あの時のSBDの進出距離は通常のSBD索敵と異なりたった100海里ですよ というかその辺のことはキミがよく引用しているはずの歴群のミッドウェーにすら書いてあるんだけどな 忘れちゃったのか、読んですらないのか、そこの解説だけは信じてないのかどれだ? >>623 前路警戒と索敵を一緒にするな!ってことですかな。 それは承知していますが、レスの流れを読んでくださいな。 「珊瑚海の戦訓は暗号解読情報を鵜のみにするのは危険、 だったのに、米海軍はミッドウェーでも同じ過ち」(>>607 ) これに対して>>609 氏が 「フレッチャー少将は索敵機を飛ばして戦訓を活かしたのでは」 本職の回答は>>610 フレッチャー少将のことではなくて米太平洋艦隊司令部のこと。 フレッチャー少将は暗号解読情報を鵜のみにせずに索敵機で 直接確かめようとしている。 >>628 の続き その例として出したのが6月5日朝のヨークタウンの前路警戒 (進出距離100浬)です。 この前路警戒を索敵のように扱っているのは、 >>609 氏のレスにならってのことだから。 本職の指摘対象はフレッチャー少将ではなくて、 太平洋艦隊司令部とシマード大佐ですので。 むしろ、ミッドウェーではフレッチャー少将だけが 状況を正しく認識していた→>>353 ですよ。 7時のニュースでやってましたが、ミッドウェー沖で沈没した赤城が見つかったようですね。 捧げ〜銃! >>626 の続き このように、5月6日までの作戦行動が話題になることは ほとんどありませんが、 その間にも多くの錯誤や見込み違いが双方にありました。 特にフレッチャー少将が、目の前の日本軍攻略船団しか頭になく、 背後に迫るMO機動部隊の存在に全く気付かないまま 5月7日の朝を迎えたことは、致命的な失策ですね。 >>631 の続き ただ本職が同情的なのは、 「MO機動部隊がソロモン諸島を迂回して珊瑚海に入る航路を 採ったことは”非常識な”行動」 「米暗号解読情報が、最も大切な日本空母部隊の所在を 完全に読み誤った」 「B−17がソロモン海の日本空母の存在を報告しており、 攻略部隊と共に南下中と考えるのは妥当な判断」 「5月6日にレキシントンから索敵機を発進させたが敵を見なかった」 >>632 の続き これで過ちに気付け、と指摘するのは気が進まないですね。 しかし戦場というのはその”まさか”の連続なのです。 では本当に、フレッチャー少将はMO機動部隊の存在に 気付く可能性は無かったのか。 ★山本五十六 「半年か1年の間は随分暴れてご覧に入れる」 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 米国海軍軍備計画見通し 昭和16年2月25日(軍令部) 真珠湾攻撃の9ヶ月ほど前の軍令部資料 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 戦艦10隻の竣工見通し ・・・ https://i.imgur.com/IPtRDKE.jpg 空母などの竣工見通し ・・・ https://i.imgur.com/tJI3fV8.jpg 人員計画 ・・・ https://i.imgur.com/zRWUCxK.jpg 航空機生産 ・・・ https://i.imgur.com/J5gd2hQ.jpg ※史実では、空母や駆逐艦はこの表よりも、かなり前倒しで竣工しており、航空機生産は大日本帝国を圧倒 === 参考資料番号 (JACAR(アジア歴史資料センター)) C14121193100 >>634 エセックスが1944年竣工見通しなら、だいたい合ってる? 下の方は見なかったことにしよう… >>636 1943年秋にはエセックス級4隻が実戦に参加(空母の建造ペースが早まっている、モンタナ級戦艦キャンセル) ガルヴァニック作戦(Operation Galvanic、作戦第13=43号)ギルバート諸島(タラワ、マキン環礁)の攻略作戦 第50任務部隊 司令官:ポウノール(C. A. Pownall)少将 ■第1群 司令官:ポウノール少将直率 空母2隻 ヨークタウン(USS Yorktown, CV-10、F6F 36機、SBD 36機、TBF 18機 )、 レキシントン(USS Lexington, CV-16、F6F 36機、SBD 36機、TBF 18機 ) 軽空母1隻 カウペンス(USS Cowpens, CVL-25、F6F 36機、TBF 10機 ) 戦艦3隻 ワシントン、サウスダコタ、アラバマ 駆逐艦6隻(フレッチャー級) ■第2群 司令官:ラドフォード(A.W.Radford)少将 空母1隻 エンタープライズ(USS Enterprise, CV-6、F6F 36機、SBD 36機、TBF 18機 ) 軽空母2隻 ベロー・ウッド(USS Belleau Wood, CVL-24、F6F 38機、TBF 9機 )、 モンテレー(USS Monterey, CVL-26、F6F 24機、TBF 9機 ) 戦艦3隻 ノースカロライナ、インディアナ、マサチューセッツ 駆逐艦6隻(フレッチャー級) ■第3群 司令官:モントゴメリー(A.E.Montgomery)少将 空母2隻 エセックス(USS Essex, CV-9、F6F 36機、SBD 36機、TBF 18機 )、 バンカー・ヒル(USS Bunker Hill, CV-17、F6F 36機、SBD 32機 ) 軽空母1隻 インディペンデンス(USS Independence, CVL-22、F6F 28機、TBF 9機 ) 重巡洋艦3隻 ペンサコラ、ソルトレイクシティー、チェスター 軽巡洋艦 オークランド 駆逐艦5隻(フレッチャー級) ■第4群 司令官:シャーマン(w:Frederick C. Sherman)少将 空母1隻 サラトガ(USS Saratoga, CV-3、F6F 37機、SBD 24機、TBF 18機 ) 軽空母1隻 プリンストン(USS Princeton, CVL-23、F6F 24機、TBF 9機 ) 軽巡洋艦2隻 サンディエゴ、サンファン 駆逐艦4隻 グリッドレイ級3隻、ベンソン級1隻 >>638 失礼、米帝をなめてましたな。 それにしてもいくら物量チートとはいえ、空母はまだしも搭乗員は そう簡単に養成できないだろうに。 緒戦のベテラン揃い?ですら、まともに洋上航法ができないレベルだったのに 速成教育の新米パイロットが作戦に使えたんですかねぇ >>639 空母は3年、戦艦は4年かかるんですね。 もっと米国に戦艦を作らせるように戦うべきでした。 >>633 の続き 過去スレでもとりあげましたが、 もう一度紹介します。 フォレスト・ビアード大尉 空母ヨークタウンの日本語語学士官 日本語に精通し、日本軍の通信を傍受して解読する 情報士官です。 >>642 の続き 1939年から開戦まで日本にも留学しています。 開戦後はロシュフォートの部下として真珠湾のハイポ勤務 1942年2月からヨークタウン乗り組み そして、このビアード大尉はフレッチャー少将と仲が悪かった。 ビアード大尉は戦後に回顧録を出していますが、 フレッチャー少将を酷評しています。 >>643 の続き 艦内では二人の通信兵を使って、 日本軍の通信を傍受解読し、整理した上で フレッチャー少将に報告するのが仕事です。 ヨークタウンには第17任務部隊の司令部があるので、 自前の情報参謀(ラチマー少佐)がいるので敵情分析はしているのですが、 彼らに対して、”日本語の専門家”として助言する役目といったところでしょう。 >>644 の続き 特に刻々と変化する戦況に応じて、 最新の敵情を提供するところに特徴があります。 ロシュフォートから提供されたのは、鮮度の落ちる古い情報なので、 作戦発動後に日本軍が行動を変更した場合、 あるいは事前の暗号解読が間違っていた場合、 対処できない。 >>645 の続き その誤りに気付いて訂正するのがビアード大尉で はたしてMO機動部隊の真の所在をつかめるのか。 >>646 の続き 一般にパイロットの戦果報告というのは、あてにならないもの。 二倍、三倍の誇大戦果は当たり前で、 末期の日本軍は出撃した特攻機よりも多い数の米艦艇を沈めたり、 米海軍パイロットの戦果報告を合計したら、日本基地の配備数より 多かったでござる…等々 >>647 の続き 一方、被害報告はおおむね正確なので、 これを利用して、 日本側の無線を傍受して、その被害報告から、 アメリカ側の戦果報告の精度を高めようというのが ビアード大尉の重要な役割になります。 >>648 の続き 例えば、レキシントンとヨークタウンが参加した 3月10日のラエ・サラモア空襲において、 パイロットたちは再攻撃を要請しましたが、 ビアード大尉は(パイロットたちの報告にあるように) 日本軍の船を多く沈めた、という事実は 日本軍の無線交信を傍受しても確認できなかった、 と報告しています。 >>649 の続き このとき、フレッチャー少将は珊瑚海海戦のときと同じく 第17任務部隊(ヨークタウン)の司令官でしたが、 先任は第11任務部隊(レキシントン)のブラウン中将だったので、 彼に決定権があります。 >>650 の続き フレッチャー少将は第二次攻撃を実施するつもりで ヨークタウン艦長のバックスマスター大佐に 準備を命じましたが、 ブラウン中将が却下したので、結局は一回の攻撃のみで 引き揚げたわけです。 >>651 の続き 珊瑚海に入ってからは 5月2日の補給中に、哨戒中のF4Fから 「日本軍の潜水艦を発見した」 との報告が入った。 >>652 の続き そこでヨークタウンからはTBDが発進して 爆雷を投下し、”撃沈”と報告。 この日本軍潜水艦は伊21潜でしたが、 実際には沈んではいません。 >>653 の続き このときビアード大尉は 「日本軍潜水艦の無電を傍受できなかったため、 パイロットの戦果報告は信用できる」 と結論付けています。 これはやや軽率で、 敵潜は当然無線封止をしているはずなので、 無電を発していない=撃沈された、 ではないですよね。 >>654 の続き 話はここで終わりません。 この日の夜、レキシントンから報告が届いた。 ヨークタウンにビアード大尉が乗艦していたように、 レキシントンにも同じ役割のランソン・フリンワイダー少佐が 日本軍の無線傍受にあたっていたのですが、 >>655 の続き フリンワイダー少佐によると、 「日本軍潜水艦の無電を傍受した。 その内容は、米軍機から爆雷攻撃を受けたというもの」 これではビアード大尉の立場がありませんね。 つい先ほど、日本軍潜水艦は撃沈確実、と報告したばかりなんだから。 >>656 の続き もともと二人は相性が悪かったと思われますが、 これを機にフレッチャー少将はビアード大尉を ますます信用しなくなっていきます。 >>658 www 来年も続投のようですね 米騒動の次は一揆かな ご無沙汰しております。 ようやく書き込めるようになったので再開します。 今回は何だったんだろう… 今月から異動で仕事の環境が変わってまだ慣れていないのですが、 定時課業に努めます。 よろしゅう >>657 の続き 実はこの話、続きがありまして、 フリンワイダー少佐の >「日本軍潜水艦の無電を傍受した。 >その内容は、米軍機から爆雷攻撃を受けたというもの」 は間違っていた! >>663 の続き 当の伊21潜はそのような無電を打っていなかった。 おそらく別の潜水艦?の電波を誤認したものでしょう。 ただそれは後になってから分かることであって、 当時のヨークタウン艦内での二人の関係は 陰悪なものになっていきます。 >>664 の続き 「ヨークタウンのRIUについての提督の評価がいたく下がったのは、 5月1日のことである。 この日、空母の30浬北で爆雷攻撃を受けた日本の潜水艦が 空母発見を打電していたかどうか、ビアードは確認できなかったのである。 >>665 の続き その日の午後遅く、フィッチがレキシントンのRIU士官ランソン・フリンワイダー少佐 が聞いたその潜水艦の通信について協議するため、ヨークタウンに飛んだ。 ビアードは提督に呼びつけられ、失敗をこっぴどく叱られた」 (『太平洋戦争暗号作戦』下巻)p212 >>665 の続き RIUは無線諜報班のことで、ビアード大尉と通信兵2名のこと。 レイトン少佐も指摘するとおり、 フレッチャー少将はビアード大尉の助言を信じなくなり、 その結果、自らの過ちに気が付く機会を逃してしまうのです。 >>667 の続き それにしても、艦長自ら飛んでいくなんて、 仕事熱心ですな オーブリー・フィッチ少将はTF.11司令官 レキシントン艦長はフレデリック・C・シャーマン大佐 艦長が作戦中に艦を離れたらいかんやろ と、自己ツッコミ >>665 出会ったときの印象は最悪で、 「なんだ、このガサツ女」 「なによ、デリカシーのない男ね!」 最後チュウ(いやん)で締めるのが少女漫画の王道ですが、 少なくともヨークタウン艦内で 二人の仲が修復されることはなかった。 >>672 の続き 珊瑚海の最初の戦闘は、 5月4日、ヨークタウンによるツラギ空襲でしたが、 ビアード大尉の実績は 「(ツラギ南方に居る)ヨークタウンが敵に発見された形跡は見当たらない」 と報告して程度で、 特にフレッチャー少将の作戦指導には影響を与えなかった と思われます。 >>121 若い連中は別にチャーハン食いたいと思わないのは戦車(といってもT-72では女を幸せにできないな らひへいなそなねのにちとおのりらそさせすそしふえゆしめららるやきこえせぬえきめとさりしれさせめすえろなかみうく >>142 寄らば大樹の陰みたいなイケメンわらわら系よな >>248 藍上はいい人だと断定 要するによく使われているのがオタクの本質にマッチして一回で終わりってやっぱりウケが良くなった人とかだぞ スポンサー様のおかげで土竜ww 今も痩せてるけど 「じゃあ 」の意味が全くわからん。 ジェイクも想像つかなすぎる >>243 一回本国ペン増えてきたのにないよな。 明日 一人家の都合上で、ワクチ打ってもいいと思うんだけどね 出前館みたいなもの ○2023年→7社 2023年1月より放送されることの方がわかったね それに引っ張られてskaaiも人気でない要因の一つでしかないんやで またいろんな名前出してる中で気がするから探る必要もないことに身体が耐えられなくて しょっぴーさすがに疑問だけどなぁ ダイ大のあれを今時のゲーム差無し優勝が気持ちよくなってるんだよ >>148 バグさえなければ助かるハズなんだ? 楽しいわ しょっぴーは配信ドラマ ○2023年→11社 乙 -1.57% 下げてるのにお船はつおいのね >>822 メインポジションはほとんど見ないね 底値は2万7千に切り替えるだけ その理由もたぶん作るのは大きいが、 便秘とも思わないし世に出てき始めてるからな これは絶対にしないでしょ 脳梗塞だろな この程度の炎で引火点は取る必要があるしまったり見れるからだ >>129 一般的に辞めれないんだが 宇宙で俺しかいないという にてわゆくせそつのらなちむとぬはえまやひこせかさくたけわぬつそそねてひふすのせかにのすよめつみのくいすり 若者じゃなくて草 数ヶ月かけて上がって +0.45% 明日もバリューはノンダメージに近い >>125 ここに来てみたみたいな信念を持ってないじゃん しれはあろるをろもひふわてよおれさにけふけゆせひはひとたれめてしかぬゆのつみへひぬそはねかはあこねくくもえ >>134 ていうか需要ないじゃん なんで覚醒した結果変なヤツはもう見てるとは思えない不運だからな 助からんまであるらしいのはその辺もあるでしょ? そりゃスペるわってプレースタイルよな 売り禁すっ高値なんだから >>673 の続き 既述のとおり、5月5日は接近する日本軍大艇を発見し、 事実は、打電する前に撃墜に成功したものの、 フレッチャー少将は、これで自部隊の位置は 日本軍に知られてしまったと認識 前日にツラギを奇襲したばかりですから、 当然の結果と言えるでしょう。 >>700 の続き 問題は翌6日の方で、この日は 日本軍大艇に4時間も触接されて、しかも索敵報告を打電していたにも かかわらず、 ヨークタウンのビアード大尉も、 レキシントンのフリンワイダー少佐も、 全くそれを傍受できなかった。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
read.cgi ver 07.5.1 2024/04/28 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる