政府、国防当局、軍需産業の立場が違うことを理解できない奴が多い、というより理解したくない奴がいる
そして最終決定権は予算を編成する政府にあることを理解できない、又は理解したくない奴がいる
戦闘機は国家事業なので最終決定権は政府にある
次期戦闘機の輸出がどうとかを政治が議論するのは政府に決定権があり、軍需産業には決定権が無いから
英軍需産業がどんな見解を持っていようが、英政府が日本の次期戦闘機を共通プラットフォームにすると決定したら
軍需産業は政府の意向通りの仕事をするか、参加そのものを拒否するかの選択肢しか存在しない
だから軍需産業がどんな構想をブチ上げようとも、政府が事業として立案して予算を付けない限りは何も実現しない
どんなにIHIとRRが乗り気であっても、政府事業である日英エンジン共同実証は両国政府が立案して予算を付けないからスタートできてない
日本が機体やエンジンの設計開発を進め、英政府がそれを前提に共同開発すると決めてしまった以上は
BAEやRRが何をブチ上げようが、英軍需産業は政府の意向通りの仕事をするか、参加自体を拒否するかの二択しかない