日経サイエンス 2016年3月号
特集:子どもの脳と心
赤ちゃんの超言語力
P. K. クール(ワシントン大学)
http://www.nikkei-science.com/201603_044.html

これ読んでみ。書店で立ち読みでもいいから。
様々な言語の発音を聞き分ける能力の臨界期は生後の一定期間に限られる。
この間に外国語の正しい発音を身に付けないと、その能力は得られなくなる。
さらに重要なのは、録音テープや外国人が話す様子のビデオなどで聞かせたり見せたりしても効果はなく、
直接ネイティブが幼児と交わり接して教えないと効果がないそうだ。
人間の社会性は遺伝子レベルで備わっており、幼児は人の眼や身振りなどから汲み取って、学習する。
絵本の読み聞かせの意義もここからも理解できる。
これは外国語の学習に限らず、子供の学習全般にとって重要な研究と言える。