囲碁の方は 思考部のライブラリ使用は ずっと決勝進出無しの予選までルールで やってきたので、その風土の引継ぎだろうなんだぜ。
また、今までそもそも無かった、他者の行った機械学習の結果を利用することを 前もって制限したのが、新しい違い。
先行するコンピューター将棋が参考になったのではないか。

この縛りは 既大会の参加者には 急かすところがなく、秘伝のタレを煮込め、という方向性のよう。

その他 会場の風景の違いとしては、
コンピューター将棋の方は 対局中に開発していたり、読み筋が出てくることと、評価値が上がったり下がったり メイトが出たりするので 騒いだりしているが、
コンピューター囲碁の方は 勝率表示なんで見ても 55% とか 60% とか 強豪でもなければ盛り上がらないのと、
盤面に石が埋まってくると だいたい終わりなんで、それまでの間 おしゃべりしている感じだぜ。

あと、第9回、第10回まで 囲碁の方は プロ棋士の方が ほとんどのコンピューターソフトより強かったのと
ソフトが弱かったので 指し手が全然ダメダメだったのが 雰囲気の違いだぜ。
もう1つ大きな違いが 決勝の会場内で マシンと同じ部屋で 一般来場者を呼んでの 大盤解説 をしていたぜ。

両方出ると面白いんじゃないか。