■ Apery(WCSC27)で使われている評価関数ファイルと、やねうら王2017Earlyで使われている評価関数ファイルとの相互変換について

以下では
「Apery(WCSC27)で使われている評価関数ファイル」のことを"kppt16"と呼びます。
「やねうら王2017Earlyで使われている評価関数ファイル」のことを"kppt32"と呼びます。
「ponanza(WCSC26)で使われているらしい評価関数ファイル」のことを"kpp_kkpt32"と呼びます。

これらの相互変換は "test evalconvert"というコマンドで行なうことが出来ます。

例)
> test evalconvert kppt16 eval/elmo_apery27 kppt32 eval/elmo_yane27
eval/elmo_apery27に格納されているkppt16の評価関数ファイルが、kppt32に変換されてeval/elmo_yane27に格納されます。
出力先のフォルダが存在しない場合は自動的に作成されます。

> test evalconvert kppt32 eval/elmo_yane27 kppt16 eval/elmo_apery27
eval/elmo_yane27に格納されているkppt32の評価関数ファイルが、kppt16に変換されてeval/elmo_apery27に格納されます。
出力先のフォルダが存在しない場合は自動的に作成されます。

備考)
変換に際して、isreadyコマンドが走るので、このときに評価関数ファイルがEvalDirにないといけないが、
このファイルを用意できていなくて読み込みに失敗する場合は、SkipLoadingEval true
(これにより、ファイルがないときにゼロクリアされたファイルを読み込んだことにする)としてから、この"test evalconvert"コマンドを実行すると良い。
SkipLoadingEvalオプションは、EVAL_LEARNをdefineしてビルドした実行ファイルでのみ使える隠しコマンド。