入札制は、 >>469 で示したように、
対局者によって持ち時間減少の影響度合いが異なる、という場合では結構問題。
考察してみると、早く指せる(持ち時間の変化でレート変化が少ない)棋士が有利になる。
持ち時間減少の影響度合いも含めて棋士の強さである、という考え方は否定しないけど、
その性質は理解しておくべき。
あと、自分が最適な入札を行うためには、
自分の先後レートの違いの把握と持ち時間減少の影響度合いを把握しておくことは勿論のこと、
相手の先後レートの違い、持ち時間減少の影響度合いも把握する必要がある。
棋士が相手の得意戦法に対する対抗戦略を研究するのは棋士らしい活動と思うけども、
入札のために相手の先後レートや持ち時間減少の影響度合いを調査するのは棋士の活動としてやるべきことなのか、
という点については個人的には疑問がある。