>>645
強いソフトで解析できるようになったので、事前研究から離れたところでの真の実力が計れるようになった
その結果、今の棋士が強いというよりは、天彦豊島広瀬にしても大事なところで間違えることが多いし、間違えているのに相手も間違えてセーフといったケースがしばしばあることがわかってきた

とくに対抗形の将棋に悪手が多いというのもわかってきた
歴代棋士の棋譜を解析したら大山、加藤、中原より谷川、森内、渡辺、羽生の数値のほうがよいという結果になったのもこれが原因のようだ
大山はもとより、加藤、中原は大山とのタイトル戦が多かったから対抗形の将棋を多く指している
谷川以降は相居飛車のタイトル戦が多い

それでも、谷川、森内、渡辺より羽生のほうがよいことは説明できない
二日制のタイトル戦では羽生は少しも抜きん出ていないのにレートで200ほどの差を付けている
これはレートが間違っているわけだが、つまるところ、レートの根拠にした平均悪手の計算が間違っているわけだ
しょせん、互いに悪手を指していてはどっちが強いとは言い切れない

今一番ソフトに近い棋士は藤井七段だ
深く読んだ手がソフトと一致しているから強くないわけがない
歴代の棋士の中ではソフトをなぞっていないのに一致率が高いことがわかった大山が強い